【初心者向け】20年スレた野池でバス釣りやったので、春夏秋冬ごとの攻略法・釣れた方法を紹介する。

野池のバス釣りを初めてから20年ほど経つので、基本的な戦略を経験談も含めながら紹介していきます。

ここに書いてあることは超個人的な経験に基づくことのみなので、ダム湖やデカい釣り場には当てはまらないかもしれません。
しかし野池ならほとんどの場合有効活用できると思うので、この記事が野池好きな人の参考になると嬉しいです。

まずは攻略法を説明する前に、攻略するにあたっての大前提となる予備知識を紹介していきます。
※季節ごとの攻略法のみを知りたい人は「もくじ」をクリックすると簡単に飛ぶことができます※

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20年野池に通い続けたので、春夏秋冬ごとの釣れた方法をまとめてみました。

まずは、僕が個人的に思う「野池を攻略する上で大切になるいくつかの要素」を紹介していきます。

■野池攻略で大切になる要素
・ベイトフィッシュ(バスのエサとなるもの)の種類
・餌の動き方に合わせる
・天候の変化・水が動くタイミング

■メインベイトは何か?を知る

野池の釣りを成立させるためには、バスが普段どんな餌を捕食しているのか見極めることが大切になります。

・ザリガニ、エビ、カニなどの甲殻類
・ゴリ、ハゼなどの底にいる小魚
・ギル、小バスなどの魚類
・小亀
・クモやミミズなどの虫系

僕が通っている野池はこういったベイトを捕食していて、季節ごとに食べるものが変わっていきます。

春はギルや小バス、夏はザリガニ、秋は混在、冬は稚ギルや小バスがベイトとなっているようです(あくまで人間の憶測に過ぎないのですが…)。

野池でバス釣りをする際は、何となく博打的に好きなルアーを投げるよりかは、ベイトの種類に合わせてルアーを選択することも釣果を伸ばす上では大切になってきます。

■野池のバスの大まかな傾向(ベイトの動きの方向性)

ほとんどのフィールドに言えることでもあるのですが、ブラックバスは捕食対象となるエサが底の方にあればボトムに意識が行き、ベイトが表層にいるなら表層を意識する傾向があります。

必ずしもベイトの存在に合わせなければならないわけではないのですが、野池攻略を簡単にする上では「バスの捕食対象の位置」を把握することは大切な要素になってきます。

甲殻類を捕食しているバスは、意識が「下」を向いている。「地を這うもの」に関心を示す傾向が高い。
小魚、ギルや小バスを捕食しているバスは、「中層付近を横方向に動くもの」に関心を示す傾向が高い。
クモなどの虫やカエルをメインに捕食しているなら、「表層を動く物」に反応を示す(季節問わず)。

このように、「時期によってバスが何を食べているか」を見極めることが野池攻略には欠かせない要素だと僕は思っています。

このことから、野池のバスを釣るためのルアー選択で大事になることとしては、

・「底を這う」ルアーに関心を示すのか、「中層を横に動く」のが良いのか、「表層」に浮いているものがいいのか?
・「縦方向」に「高速」に落ちるものに反応するのか?それとも「ゆっくり落下」するものに反応するのか?

こういったことを(大まかでいいので)把握していくことが、野池攻略では大事になってきます。

まずは自分が通っている野池のバスが、「何を食べているのか?捕食対象となっているベイト(餌)がどういったタイプであるのか」を大まかに見極めていくことが大切だと僕は考えています。

また、野池で釣りをする場合は、パターンとかセオリーみたいな難しいことはあまり考えず、シンプルな選択を心がけると良い結果が生まれやすいとも感じています。

ルアーを選ぶ際にも、極めてシンプルにこんな感じで考えていきます。

■野池のバスを狙うときのルアー選択とアクションの目安
レンジ(タナ・層)を決める→トップ・中層、ボトムか?
ルアーの速度を決める→速い、中くらい、遅いな、など。
ルアーの動く方向性を決める→縦移動か、横移動か?など。

野池のバスの釣り方がまだよくわからないうちは、このくらい大まかな感じで考えていくと迷いが少なく済むので良いかと思います。

ただ、バスの行動パターンは知らないより知っているほうが良いので、気になる人はこちらもチェックしてみてください↓

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■水が動くタイミングを逃さない

野池の水は流れが無いところが多いので、水が動くような変化が起きると一気にバスの活性が上がる傾向があります。
強い風が吹いていたり、雨が降ったり…といった天候の変化に野池バスは非常に敏感です。

風が当たる場所、水質が良い場所、捕食場所(フィーディングスポット)…これらが合わさったとき、野池のバスは口を使う傾向があるので、そういった瞬間(いわゆる”タイミング”)を狙って釣行することも大事です。

スレた魚になればなるほど、そのタイミング(口を使う瞬間)の時間が短く、そしてバイトも激しいと感じています。
バスが口を使うタイミングのピークを狙って釣行することは、野池のバスを攻略する上で重要だと僕は考えています。

また、僕個人としては野池のバスはそこまで季節的なセオリーに当てはめて考えなくても、「水質、天候、水温」くらいだけ気にしておけば釣果を得やすいとも感じています。

参考までに、僕が個人的に感じている「野池のバスが口を使う瞬間」をまとめてみると…

【スレた野池バスが口を使うタイミングリスト】
・長期間、水が停滞していた際の天候の変化が起きたとき。
・雨や風が吹いて水が動き、水中の酸素量が増えたとき。
・(人通りがある野池の場合)人の気配が感じられなくなった朝・夕マズメ。

こういったタイミングは、どれだけスレたバスであろうと比較的容易にルアーに口を使ってきます。

しかし、時期によっても差があるので、攻略したい野池に自身で何度も足を運んで経験を積むことが、野池攻略では大切になってきます。

この「タイミング」は、その野池のバスがスレていればスレているほど、より「短時間」に集約されるように思います。
これは関東のスレたフィールド全体にも言えることだと思うのですが、そのタイミングをどれだけ「狙って釣行するか?」が、野池攻略の基本になると僕は思っています。

■季節による野池の攻略法

ここでは、季節ごとに異なる大まかな野池バスの傾向を、僕個人の体験談をふまえて紹介していきます。

■冬から春
冬〜春は小魚、ギル、小バスを食べている。

魚が表層にいるような状況ならトップでも出る。水深が1m程度しかない皿池ならトップでも食わせられる可能性がある。

野池は「風や雨などの天候変化」で好転しやすい釣り場だが、冬に関してはネガティブな要素になりやすいと感じる。しかし、冷たい雨ではなく「暖かい風、暖かい雨」なら状況が好転する可能性があるので、そういったときには積極的に足を運んでみてもらいたい。

攻略法としては、皿池ならシャッドの速巻き、クランクでボトムノック、バイブレーションで高速巻き、スピナーベイトのシェイク&ゴー…といった、反射・リアクションを狙った釣りが主となる。

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■春〜夏
春〜夏にかけてはザリガニなどの甲殻類が増えてきて、それをバスが捕食する傾向が高まる。
特に、梅雨時の雨にラバージグやホッグワームでピュッピュッと動かしたりして、まるでザリガニがバスから逃げるかのようなアクションを演出してやると効果的。

このタイミングならザリガニとかベイトの活性も上がっているな…と感じるようなシーンで、「ザリ系、ボトム系」のアプローチをするのも良い。

また、春のスポーニング期は少々複雑のように思えるが、「3つ」にわけて考えると春の時期の攻略法が理解しやすい。

この時期の攻略法については、↓この記事でも解説しているので目を通してみてほしい↓

■3〜5月くらいの春は、バスの産卵の時期。
水温が10〜15℃くらいになると、産卵を意識したメスのデカバスが釣れる。
50cmを超えるような野池のメスバスは、水温が13~15℃くらいになるとドシャローにいることが多い。

水深が1mに満たないような場所で、なおかつ餌となるベイトが溜まるような条件が揃っているなら、そこがホットスポットになり得るので、狙ってみる価値はある。
風が当たって水が巻いている場所、風下側にあるヘビーカバー…こういった一等地をデカいメスバスが陣取っている。

そういったスポットには、小型ワームなど食わせ系なルアーではなく、パワフルでボリューミーなルアーを投げ込んで行くと良い。
この時期のデカバスは産卵に向けて食い気が高まっているが、僕個人としては小さなワームでネチネチと誘うよりは、デカいルアー・デカいワームで威嚇を狙うようなアプローチが効果的だと考えている。

・ボリュームのあるラバージグで何度も同じポイントに投げ込んだり、シェイクし続ける。
・バスの外敵になりやすい、ブルーギルを模した6インチ程度のギル型ワームやデカいスピナーベイトなど。

こういったボリュームのあるルアーを使うことが、春の野池のデカバスを狙う秘訣であると感じている。

■地獄のアフタースポーン、5月
産卵が終わった5月くらいはパタっと反応がなくなる。
バス達は産卵行動に疲弊しており、食性・威嚇どちらのアプローチに対しても反応が得られにくい時期。
風が吹いたり雨が降ったりして水が動けばルアーに食わせられる確率が上がる。
5月は忍耐の時期である。
産卵行動に参加しなかった小バスを狙う、という方法もある。

5〜7月の野池攻略法については、以下の記事も参考になると思うので、合わせてチェックしてみて欲しい↓

■夏
スポーニング後、6〜9月頃の野池は、「日陰(シェード)」の釣りが中心となる。
木々が作り出す日陰に集まる傾向が高くなるので、曇りの日よりもむしろカンカン照りの日中くらいのほうがバスの居場所を絞り込めて簡単(これは春夏秋冬の野池の攻め方の基本的な攻め方になるため、非常に大事なポイント)

そういった場所でバスは上から落下してくる物に関心を示しやすく、ワームのノーシンカーリグでゆっくりフォールさせてやると食わせやすい。

例えば、以下の記事でインプレした、ゲーリーヤマモト「4インチヤマセンコー」などの超鉄板系ワームを使ったノーシンカーリグなどは、夏のセオリー的なアプローチである。

バスは夏は水面に対する意識が高まっているので、ポッパーやペンシルベイト、クローラーベイトなどのトップウォータープラグで攻めるのも面白い。

■秋
10〜11月くらいの秋も、野池の攻略法自体はほとんど夏と同じでよい。
秋は巻物!と言われるが、あれは比較的大きな釣り場でバスもベイトも散ってしまい、ポイントが絞れないから巻物が有効…という意味である。
そのため、規模が狭い野池でバス釣りを行う場合、秋は巻物!は当てはまらないと考えて良い。

じゃあ秋はどんな攻め方がいいの?となるが、基本的には夏場と同じ「日陰、カバー、障害物」を狙うのがこの時期の野池攻略のキーとなる。
通い込んでいけば、どんな場所でバスが捕食をするのか(フィーディングスポットと言う)わかってくるので、朝夕のマズメどきはフィーディングスポットの要素も大事にしたい。

この時期は全てのルアーが「釣れるルアー」になり得る時期なので、自分の好きなルアーで楽しい釣りができる時期とも言える。

■冬
12〜2月の寒い時期は難しい。しかし魚が溜まるピンスポットを見つけられれば、毎年そのポイントでバスが越冬している可能性が高い。

ただ、オダなどの沈んだ木々に寄り添って越冬している場合、台風などでポイントが流されてしまったり、地形が変わってしまったりするので、小規模の野池の場合はやや絞りにくい。

この時期のバスは、シャッドや小型クランクで高速巻きで反射的に食わすか、メタルバイブで反射的に食わすのが一般的。あるいは小型ワームを使ったダウンショットリグでネチネチ誘うというのも有効である。

しかし、僕個人としてはハードルアーで反射食いを狙う方が、まだ確率が高いと思う。が、冬は難しい。
冬の野池のバス釣りは、「その野池にバスがどれだけ数多く生息しているか」と「スレ具合」によって釣果がわかれやすいと感じている。

バスの生息数が少ない野池はマジで(季節に関わらず)釣れにくいので、冬はキャスト練習と割り切って、春からの釣りのためのトレーニングをするのも良い。

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20年野池に通い続けたので、春夏秋冬ごとの釣れた方法をまとめてみました。|まとめ

今回は、僕が20年以上野池に通いつめて得た知識をまとめてみました。

僕個人が思う「春夏秋冬の野池のバスを狙う大まかな攻略法」を書いたつもりですが、これから野池のバスを狙ってみたいと考えている初心者アングラーの参考になると嬉しいです。

・野池は止水であることが多いので、キーになるのは「水が動くタイミング(天候の変化)」。

野池のバス釣り初心者の人は、まず最初はこういった、「天候の変化が起きた瞬間〜2・3時間経った後」に、バスが餌を捕食するエリアで釣りをしてみてほしいと思います。

風が吹いたり雨が降るなどして、少しでも水が動いているのなら良い釣りが出来るチャンスタイム。

プレッシャーが高い野池ほどこの傾向が顕著なので、野池のバスを狙うときは天候の変化に注意しながら釣りをすると、より釣果を伸ばすことに繋がる、と僕は考えています。


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