【インプレ】究極の名作!ノリーズ「エスケープツイン」は100年後も生き残る名作ホッグワームだと断言する。

エスケープツインを使わずしてホッグワームは語れない。

ノリーズ「エスケープツイン」は、テキサスリグや直リグ、ラバージグのトレーラーなどに人気のホッグワームだ。

2020年12月現在も品薄状態が続いているが、僕はこのワームを20年ほど使い続けているおり、今も溺愛中。

エスケープツインの魅力について、個人的な体験談を含めたインプレをしていこうと思う。

品薄で人気、強いアピールで誘うノリーズの『エスケープツイン』のインプレ

ノリーズ「エスケープツイン」は、発売されてから10年以上経つベストセラー商品。

4.5インチとやや強めなアピール力、用途を問わないマルチな使い方、そして実釣性能に優れたホッグワームとして多くの釣り人から支持されている。

補足:アメリカでも販売され始めた

現在、アメリカのトーナメントで伊藤巧(taku ito)氏が活躍中。

その影響もあり、アメリカの超有名通販サイト「タックルウェアハウス」でもエスケープツインが取り扱われ始めた。


(画像:タックルウェアハウス

エスケープツインは日米問わず、今後も愛用されるルアーになるだろう。

●タックルウェアハウスのエスケープツインのページはコチラからチェックできます。

ノリーズ「エスケープツイン」の外観、重さなどのインプレ

エスケープツインの外観インプレ

(グリパンブルーフレーク)

エスケープツインは、4.5インチとややバルキー。

このボリューム感のおかげで水を動かす力が強く、デカバスを惹きつける力が強い。

(ゴマエビ)

大きく作られたアーム部が、着底後にブワンッと水をかき回す。

「着底後はかならずポーズをとる時間を設けてください」と伊藤巧氏が言っていたが、確かに着底後のポーズ中(あるいはその後の1アクション)に出ることが多い。

●あらゆるベイトに化けるフォルム

ぱっと見、エスケープツインはエビっぽい。

がしかし、バスが小魚などの魚類を捕食しているような状況でも、使い方次第で小魚に化けてくれるようなフォルムになっている。

スイミングさせるとスーっと水を切るようなアクションをしてくれるため、バスが魚類を偏食しているような状況でも出番があるワームなのだ。

●他のワームとサイズを比較

写真上から、ゲーリーヤマモト「モコリークロー」、ディスタイル「ウイニングクロー」、O.S.P「ドライブクロー4インチ」、ノリーズ「エスケープツイン」。

近年のテキサスリグでよく使われるワームと比較すると、エスケープツインは大きめサイズであることがわかる。

僕個人としてはエスケープツインのようなバルキーなワームは、フィールドが濁ったときやバスの活性が高いとき、デカい魚を釣りたいときなどに投入することが多い。

補足:デカバス狙い専用のワームでもない

エスケープツインはやや大きいワーム。そのわりは小さいバスも普通に食ってくるので、出番はとても多いワームだ。

カバーに入った魚は、ワームが大きくても結構簡単に口を使ったりすることを覚えられたのはエスケープツインのおかげである。

広大なフィールドをテンポよく探っていくのには、エスケープツインくらいボリュームがあったほうが楽だったりする。サーチベイトとしても使いやすい。

ノリーズ「エスケープツイン」を20年以上使って感じた感想・インプレ

かれこれ20年以上も愛用しているが、実際に使ってみて感じる「ここが好き!」というポイントを挙げてみる。

個人的に好きなところは、以下の部分。

■ノリーズ『エスケープツイン』の好きなトコロ

●デカバスが釣れる!
●重量感があってキャストが快適。
●汎用性が高く、用途に優れる。

デカバスキラー!釣れるサイズがデカい

釣れるバスのサイズがデカい。

これがエスケープツインを愛用し続ける最大の理由である。

4.5インチと全体的なボリューム感があるため、釣れるバスのサイズが大きめ。

もちろん30cm台のアベレージサイズも食ってくるが、平均して大体40オーバークラスがよく食ってくる印象。

近年よく使われる3~3.8インチくらいのホッグワームに慣れている人からすると、「ちょっとデカすぎじゃない?」と感じられるかもしれないため、使い始めは抵抗があるかもしれない。

しかし、デカバスを狙っているのなら、ぜひ使用してみてもらいたいホッグワームだ。

キャストしやすい!やや重めだから扱いやすい

エスケープツインの重さは約11gあるため、キャストがしやすいのが魅力だ。

テキサスリグや直リグ、ジグのトレーラーで出番が多いワームだから、ピッチングを快適に行うことができる重量感がお気に入り。

近年のロッドに多い”超高感度なキンキンの硬いヘビーロッド”でピッチングしていても、エスケープツインの重量によるキャストのしやすさはありがたいと感じている。

”カメレオン”みたいなワーム!?用途が豊富なのでマルチに使える

エスケープツインはやや横長のフォルムなので、使い方次第ではエビにも魚に化けてくれる器用なワーム。

テキサスリグや直リグだけでなく、ラバージグのトレーラー、ネコリグ、ヘビダン、キャロライナリグ、スピナーベイトのトレーラーなど、使い方が豊富なのが特徴。

スイミングをすれば小魚に。

ボトムズル引きでゴリ・ハゼに。

ボトムバンプでザリっぽく。

エスケープツインは、どんなベイトにも化けてくれる”カメレオン”のようなホッグワームなのだ。

品薄で人気、強いアピールで誘うノリーズの『エスケープツイン』のインプレ|まとめ

僕が20年以上前から愛用している、ノリーズ『エスケープツイン』をインプレしてみた。

●デカバスが釣れる!
●重量感があってキャストが快適。
●汎用性が高く、用途に優れる。

などなど、テキサスリグやジグを使用した「フリッピング」の釣りにおいて、なくてはならない要素をこれでもかと詰め込まれたワーム。

エスケープツインは100年後も間違いなく生き残る。

そう言い切れるほど、たくさんの魅力を感じさせる良作ワームだ。

最近は少しずつではあるが入手しやすくなってきたと感じているので、まだ使ったことがない人はぜひチェックしてみてほしい。

【こちらもお役に立つかもしれません】

●底物・打ち物系ルアーに関する豆知識、テクニック記事はこちら

●おすすめタックルについて書いた記事はこちら