【釣行記】8月の夏の野池。クランクベイトで51cmと42cm。適当に”ただ巻き”して釣れる時代は、すでに終わっているのかもしれません。

久しぶりに野池のオカッパリを短時間だけやってきました。

釣果は51cmと42cmの2本。どちらもクランクベイトを使って釣りました。

1時間半の釣行でこの釣果なら、十分満足です。

しかし相変わらずこの野池はパターンフィシングなど通用せず、ルアーの使い方も工夫しないと口を使わせることが難しい。

「夏だからトップ」

「ハイプレッシャーだからワーム」

「〇〇ルアーの正しい使い方はコレ」

こういったセオリー”外”のアプローチをとってあげないと、スレた野池を攻略するのは困難だと感じた釣行になりました。

【釣行記】8月の夏の野池で51cmと42cm。適当に”ただ巻き”して釣れる時代は、すでに終わっているのかもしれません/L.C1.5ってヤバいルアーなのかも

当時の状況と立ち回り

状況的には、8月のお盆シーズン真っ盛り&晴天無風、水はやや悪し…といった悪状況です。

引っかかっているワームなどが結構あったので、人的なプレッシャーも普段より高くなっているような印象。

最初はテキサスリグでカバーを打ちつつ様子見をしながら、バスの状態を確認していきました。

朝マズメということでカバーに執着した魚は少ないように感じたので、一応トップウォーターで動いている魚&表層を意識した魚を狙ってみるもノーバイト。

朝から見えバスも見かけることもなかったし、表層に浮いているような印象もなかったため、納得のノーバイト。

そこで、野池バスの大好きなラッキークラフト「L.C1.5」を投入。

水はステインだったので、高速リトリーブで反射バイトを狙います。

この直前にフィーディングエリアに入ってきたバスを見かけたので、クランクベイトを”食わせ”ルアーとして投げるとバイト。

51cmのナイスサイズです。

以前にもクランクで57cmを釣りましたが、1年間の内で3本も50アップを釣ったのは初めてです。

テキサス(レイドジャパン「ビッグ2ウェイ」)のワームで反応させることが出来なかったデカバスを、いい感じに食わすことができました。

その後、違うエリア(こちらもフィーディングエリア)でもう1本追加。

このドヤ顔。

この野池の釣行において、40アップを2本以上も同日に釣り上げたのは人生初。

ドヤ顔したくもなります。

この表情。驚きを隠せていません。

運勢を使い切ってしまっているんじゃないかとさえ感じる釣果なので、もしかしたらそろそろ事故で死ぬかもしれませんw

2本とも同じような地形と、同じような食い方をしてきました。

完全にパターンというか、この日の”当たり”の釣りだったと感じます。

テンプレ的なルアーの使い方から脱却したほうが良いこともある

「クランクベイトって、本当はこういうルアーなんじゃないか?」と試行錯誤した結果が出始めているのかもしれません。

とりあえず思ったのは、適当にただ巻きして釣れるような時代はすでに終わっている、ということ。

メジャーフィールドのような広大な釣り場ではまだまだ有効なアプローチだと思いますが、野池のスレバス相手にそれが効くかと言われると、疑問に思います。

クランクベイトをどう使ったの?

今回釣った方法は、ラッキークラフト「L.C1.5」を使った高速リトリーブ。

この釣り方に関しては以前にも記事にしたので、

「ハードルアーで釣れない!」

「クランクベイトが苦手!」

こんな悩みがあるのなら、以下の記事を参考にしてみてください↓

クランクベイトは速く巻くルアー?

クランクベイトというと「一定の速度で巻き取る」というのが一般的な使い方だと思いますが、おこがましくも僕の体験談から言わせて頂くと、クランクベイトは適当にテロテロ巻いているだけでは効果を発揮しにくいルアーなんじゃないかと考えています。

バス自体も多くのアングラー達が巻くスピード感にスレている印象があるため、今回訪れたハイプレッシャー野池のようなスレまくりフィールドでは、ミディアムリトリーブ(中速)の出番は減っているのかなぁと。

もちろん水が濁っていたり、狙うポイントやタイミング等々によってはその限りではありません。

しかしスレた野池の釣りに関しては、他のアングラーがテロテロ適当に巻いているようなスピードで巻き取っていても、スレた魚に口を使わせることは難しいと感じます。

クランクベイトを「サーチルアー」として扱う方法と、「目の前にいるであろうと想定して、口を使わせようとする使い方」では、方向性がまるで違う。

クランクベイトのリトリーブスピードに関しては、この記事で解説しているので、よかったらチェックしてみてください。

クランクは高速巻きで”チドる”

今日気づいたのですが、ラッキークラフト「L.C1.5」は、ハイギアリールを使って高速でリトリーブすると”チドる”ことを知りました。

ハイギアリールを使用して高速リトリーブをすると、L.C1.5が泳いでいる最中にフラっとイレギュラーにアクションする瞬間があります。

多くのアングラーはクランクベイトをミディアムリトリーブで使用していますが、中速でL.C1.5を巻いてもチドらないし、棒引きのようになって単調になりがち。

しかしハイギアリールで高速リトリーブをすると、5cmくらいの幅でイレギュラーに”チドる”ような動きが発生していることに気づきました。

”チドり”アクションが今回の釣果と直接関係があるのかは定かではありません。

しかし、ラッキークラフト「L.C1.5」というルアーは、スレた野池のバスに口を使わせる”何かしらの能力”を秘めているルアーだと感じました。

ラッキークラフトUSA LC1.5
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ラッキークラフトUSA

【関連記事】

まとめ:スレた野池でデカい魚を釣るなら、テンプレ的なルアーの使い方から脱却する必要があります。

ただテロテロとミディアムリトリーブで棒引きして釣れるような魚は減ってきていると薄々感じていましたが…

前回の57cmや今回の2本の釣れ方を見ると、クランクを適当に棒引きして釣れる時代はとっくに過ぎている(スレた野池のオカッパリにおいては)と感じざるを得ません。

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