バス釣りのオカッパリでは上記のようなことで悩まされることもありますが、そんなときに役立つのが「ランディングネット」。
当記事では、バス釣りのオカッパリで人気・評価が高いランディングネットを紹介しています。
また、記事前半では「ランディングネットの選び方」も紹介しているので、何を選べばいいか迷っている人は参考にしてみてください。
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もくじ
- 1 バス釣りのオカッパリ用ランディングネットの選び方
- 2 1:足場の高さ(ポール長)を目安にする
- 3 2:ネットサイズ(魚体)を考慮する
- 4 3:ポール素材を考慮する
- 5 補足:ランディングネットは根がかり回収器にもなる
- 6 バス釣りのおかっぱり用ランディングネット、安く済ませるには
- 7 各パーツを別途購入すると安上がりになる
- 8 ランディングネットを安く買う組み合わせ例
- 9 オカッパリ用ランディングネット:アクセサリーの選び方
- 10 ランディングネットの持ち運びには「マグネット」か「ホルダー」が必須
- 11 落下しない&両手が空く「ホルダー」
- 12 補足:オカッパリバッグによってはアクセサリー不要な場合も
- 13 ネットの折りたたみ収納に必須!タモジョイント
- 14 ランディングネット選びで失敗した筆者の体験談
- 15 ランディングポール長が足りなかった
- 16 ネット(縦・横幅)がデカすぎた
- 17 ポールの強度が弱すぎた
- 18 補足:ランディングネット・ポールを使用した”正しい”キャッチ方法
- 19 バス釣りのオカッパリ用ランディングネットのおすすめ5選
- 20 ジャクソン「スーパートリックスターネット」
- 21 フーターズ「ランディングネット」
- 22 トーマス「ランディングネット コンプリート」
- 23 タカミヤ「H.B concept ラストウィニング ランガンシャフト」
- 24 プロックス 「玉の柄 オールインワンミニ AIOM330」
- 25 まとめ:バス釣りのオカッパリ用ランディングネットの選び方&オススメ5選
バス釣りのオカッパリ用ランディングネットの選び方
この項目では、バス釣りのオカッパリ用に使うランディングネットの選び方について紹介します。
オカッパリ用ランディングネットを選ぶ際は、以下の要素に注目しましょう。
2:ネットサイズ(魚体サイズ)を考慮する
3:素材を考慮する
1:足場の高さ(ポール長)を目安にする
ランディングネットを選ぶときは、通う釣り場の足場の高さを目安にランディングポール長を決めていきましょう。
ランディングポールにはいくつかのサイズがあり、足場の高さを目安に選ぶのが基本になります。
足場が高い位置から魚を掬い上げなければならない場合は、最低でも2.8mは欲しいところ。
霞ヶ浦の牛堀エリアや護岸された野池など、足場がやや高い場所で使うなら3.5mくらいあると便利です。
ちなみに僕は野池や霞ヶ浦、高滝ダムなどのオカッパリには3.6mのポール長を使用していますが、今のところ不満はありません。
2:ネットサイズ(魚体)を考慮する
ランディングネットを選ぶときは、ネットの幅も意識したいところ。
ブラックバス用で使用する場合、「横35cm程度、縦40cm程度」あれば十分です。
「横35cm、縦40cm」ほどあれば、40~50cmのバスでもしっかりキャッチできます。
50オーバーだとちょい窮屈かな?という感じですが、普通にイケる。
もしシーバスにも使うのであれば、もうちょいサイズがあったほうが使いやすいですね。
上記の写真は60cm程度のシーバスですが、横幅35cmだとランディングに苦労しました。
シーバスやアオリイカなどにも使うのであれば、サイズ違いのランディングネットだけを別途購入すれば大丈夫。
ランディングポールだけは淡水・海水両方で使用し、ネットはバス用に横幅35cm、シーバスには45cm…と使い分けるのが良いかと思います。
ブラックバス専用のネットは、横幅35~40cm程度、縦幅40~45cm程度のものを選ぶとベストなサイズ感になります。
不安であれば、40×45くらいのものを選びましょう。大は小を兼ねる!
3:ポール素材を考慮する
バス釣りのオカッパリに使うランディングポールには、主に2つの素材が使われています。
2:カーボン素材
グラス素材は安価ではありますが、やや重たい。
カーボンは軽量ではありますが、やや高価。
オカッパリでの疲労感を軽減したいのであればカーボン素材のランディングポールを選びたいところです。
ちなみに僕は安価なグラス素材のランディングポールを使用していますが、今のところ特に問題もなく快適にランディングできています。
補足:ランディングネットは根がかり回収器にもなる
これはちょっとした小ネタです。
ランディングネット(ポール)はルアー回収器としての役目も果たしてくれるため、1本持っておいて損はありません。
↓ネットを取り外して以下のようなアイテムを取り付けるだけで、即座にルアーリトリーバーになってくれるので便利!
また、上記のアイテムを使用せずともネットをルアーフックに絡ませるだけで回収できる…といった小ネタもあります。
…が、ネットがズタボロになるリスクもあるため、アタッチメントアクセサリーは持っておいてもいいかと思います。
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バス釣りのおかっぱり用ランディングネット、安く済ませるには
セット品はやや割高なものが多いのが悩みどころ。
この項目では「とにかくコスパ重視!」という人に向けて、バス釣りのオカッパリで使うランディングネットを安く買うテクニックを紹介してみます。
各パーツを別途購入すると安上がりになる
ネット、ポール、アタッチメントはそれぞれ別に購入すると安上がりです。
たとえば、人気のランディングネット「スーパートリックスターネット」は実売価格が¥15,000とやや割高であるため、人によっては”手が出にくい”と感じることもあるかと思います。
そんなときは、「安いランディングポール、ネット、ジョイント」の3点を別途購入することで、コストをアンダー一万円に抑えることも可能です。
ランディングネットを安く買う組み合わせ例
ランディングネットを高品質で安く揃えたい人におすすめの例を紹介してみます。
たとえばこの網と、
このポールと、
このジョイントを組み合わせてみる。
この3点セットだと、そこそこ良いクオリティでアンダー一万円で構築できます。
というか僕が使用していたネットの組み合わせです(笑)
予算が許す&面倒ならセット品が楽だと思いますが、アンダー一万で済ませたいなら3点(あるいは2点だけでも良い)別途購入すると安く揃えられます。
オカッパリ用ランディングネット:アクセサリーの選び方
バス釣りのオカッパリでランディングネットを持ち歩くのは億劫。
そんなときに役立つのが持ち運び用アクセサリーです。
ランディングネットの持ち運びには「マグネット」か「ホルダー」が必須
バス釣りのオカッパリでランディングネットを持ち歩くのに便利なアクセサリーは、「マグネット」と「ホルダー」の2つ。
カラビナとマグネットがセットになっているアイテム。
ランディング時に素早く脱着が可能になるのが魅力。
…が、歩いていると急にマグネットが外れたりすることもあるので、個人的にはあまりオススメできません。
ランディングポールにボルトで締め込んで固定するホルダー。
ベルトや大きめのD環などに差し込んで持ち運ぶためのアイテムです。
個人的にはマグネットよりもコチラをおすすめしたい。
落下しない&両手が空く「ホルダー」
ホルダー式だと落下する危険性もないので安心して釣りに集中できるのが嬉しいポイント。
最近だと、プロックス「 タモホルダーライト」一強といったところでしょうか。僕もこれ使ってます。
ブランド品が良いなら、ダイワ「 ランディングネットステー」がおすすめ!
補足:オカッパリバッグによってはアクセサリー不要な場合も
バッグによっては、ランディングネットを収納するスペースが設けられているので、必ずしもホルダーやマグネットが必要になるわけでもありません。
たとえば、以下のバッグにはランディングポール収納スペースが設けられています。
いちいちアクセサリーを用意するのが面倒だという人は、ランディングネット収納に対応したバッグを選ぶのもアリだと思います。
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ネットの折りたたみ収納に必須!タモジョイント
ランディングネットを折りたたんで収納するためには、別売りのジョイントアクセサリーを購入する必要があります。
人気・定番なのは、サンライク「タモジョイント」や、昌栄「フレックスアーム」です。
僕は昌栄を使っています。
かれこれ10年ほど使ってますが、今だに壊れていません。
安くて人気なのは、コレとかもおすすめです↓
アマゾンで高評価を得ているジョイント。
検討しているネットにジョイントが搭載されていない場合は、タモジョイントを必ず購入しましょう。
ランディングネット選びで失敗した筆者の体験談
この項目では、ランディングネットの購入で失敗した僕の体験談を紹介。
僕の失敗談を反面教師にしてもらえれば、購入で失敗しにくくなるハズです。
ランディングポール長が足りなかった
足場が高い野池のオカッパリ用に、2.8mサイズのランディングネットセットを購入したことがあるのですが、ポール長が足りずにキャッチできない…といった失敗談があります。
「さすがに2.8mあれば届くだろ」と考えていた自分が甘かった。全然届かないの。
ランディングネットのポール長を検討する際は、「ベスト・ギリギリ届く長さ」ではなく、『少し長め、ちょっと余裕がありすぎかな?』くらいの長さを選ぶことをおすすめします。
大は小を兼ねる!
迷ったときは「やや長め」を選びましょう。
3.6mあればほとんどのフィールドに対応するので、迷ったら3mちょいを選ぶのもおすすめ!
ネット(縦・横幅)がデカすぎた
ブラックバスとシーバスで兼用しようと思い、やや大きめのネット(横幅50cmくらい)を購入したのですが、バス用にはあまりにもデカすぎた…という失敗談もあります。
バス釣りのオカッパリではヤブ漕ぎすることも多く、大きいネットは移動の邪魔になりがち。
バス用なら横幅35~40cm程度あれば十分ですが、バスの体長が50オーバーになると横幅35cmではやや窮屈に感じやすいです。
アベレージサイズが大きい釣り場では、最低でも横幅35cmくらいは欲しいところ。
「ソルトルアー用」や「磯用」などと記載されているネットは、縦・横幅が大きめのものが多いので注意しましょう。
当記事では、ブラックバス釣りに使いやすいサイズのランディングネットを後述にて紹介していきます。
ポールの強度が弱すぎた
グラス素材の激安ランディングポールを購入し、ランディング時にバキっと折れた…という失敗談も。
僕のランディング方法が悪かったということもありますが、魚を掬ってから水平に持ち上げたら折れてしまいました。
また、ルアーの根がかりを回収しようと水中に突っ込み、ガシガシと探っていたらバキっと折れたという失敗もあります。
グラス素材でできている激安ランディングポールは耐久性に難がある場合もありますので、ランディングネット初心者の方は「カーボン素材」で作られたランディングポールを選ぶと失敗しにくくなります。
補足:ランディングネット・ポールを使用した”正しい”キャッチ方法
ランディングネットは”正しい”使い方があります。
魚をキャッチしたら、ランディングポールを垂直の状態で収納していくと折れにくいです。
水平に持ち上げると、ポールが魚体の重さに耐えきれずにバキっと折れやすい。
ランディングネットを使用する際は、水平に持ち上げるのではなく、垂直に!
バス釣りのオカッパリ用ランディングネットのおすすめ5選
ここからは、ブラックバス釣りのオカッパリで使いやすい、人気のランディングネットを紹介していきます。
どのアイテムも通販サイトで人気・定番のものばかりなので、気に入ったものがあればチェックしてみてください。
ジャクソン「スーパートリックスターネット」
●人気・実力No.1なランディングネット
●JB TOP50プロ・レイドジャパンプロスタッフ 江口俊介氏が監修
●クロスカーボンで補強された強靭なシャフト
(画像:Amazon)
バスプロ・江口俊介氏が監修したランディングネット。
オカッパリアングラーから絶大な支持を集める超人気アイテムで、スペックとデザイン性に優れているのが特徴です。
使用時に滑りにくいメッシュラバーグリップ、クロスカーボンで補強されたタフなシャフト、強度に優れたワンピースオーバルフレームのネットなど、豪華な仕様になっています。
また、カラーラインナップが3種とデザイン性に優れている点も見逃せないポイント。
本アイテムは「横30cm、縦36cm 仕舞い寸法42cm」とややコンパクトな仕様となっており、オカッパリでの機動力に長けた作りになっています。
魚のアベレージが大きい釣り場の場合、横30cmだと小さすぎるので、別売りの「スーパートリックスター ラージフレーム」も検討してみてください。
●ビッグネットはこちらからチェックできます↓
フーターズ「ランディングネット」
●スタイリッシュなデザイン性
●「トリックスターネットは定番すぎるからちょっと…」という人に!
●楽天ランキング2位獲得商品
ここ最近の楽天でめちゃくちゃ売れているランディングネットが、フーターズ「ランディングネット」です。
スタイリッシュなデザイン性でありながら、ラバーグリップや軽量アルミフレームなど実用的な性能が詰め込まれているアイテムです。
(画像:バックラッシュ)
「横幅35cm、縦45cm、深さ40cm/シャフト仕舞い寸法45cm」とバス釣りのオカッパリにベストなサイズ感なので、ランディングネット初心者にもおすすめ!
また、ネット専用バッグ付きなので、濡れたままでも車への積み込みOKなのが嬉しいポイント。
「スーパートリックスターネットはみんな使ってるから他のが欲しい」という人にも!
トーマス「ランディングネット コンプリート」
●アンダー¥10,000
●仕舞い寸法42cm
●タモ、ジョイント、カラビナのお得なセット
アンダー¥10,000のランディングネットセットをお探しならコチラもおすすめです。
トーマス「ランディングネット」は仕舞い寸法が42cmと非常にコンパクトであるのが特徴。
くわえて、『タモ、ジョイント、カラビナ』がセットになっているため、コスパ的にお得なアイテムです。
アンダー¥10,000以下のランディングネットは安価なグラス素材が使われていることも多いですが、当アイテムはカーボンシャフトが採用されており、強度面においても抜かりない作りになっています。
ただ、タモは交換不可なのでネット交換をする人にはおすすめできません。
ネットは縦45cm、横35cm、深さ30cmとバス釣りに使いやすい仕様なので、ソルトへの使い回しをしない人におすすめのアイテム。
タカミヤ「H.B concept ラストウィニング ランガンシャフト」
●アンダー¥5,000
●バス釣りにベストなネットサイズ
「とにかく安く揃えたい!」という人におすすめなのが、タカミヤ『ラストウィニング ランガンシャフト』です。
とにかくコスパ!実売価格がアンダー¥5,000(アマゾン)と安価なので、バス釣り初心者にもおすすめ。
ただ、ネックジョイントがついておらず、シャフトが安価なグラス素材で作られているため、「とりあえずランディングネットを試してみたい」という人向けな商品だと言えます。
横35cm、縦40cmのスタンダードな作りなので、バス釣りでの使用におすすめ!
プロックス 「玉の柄 オールインワンミニ AIOM330」
●ネックジョイント、ホルダーがセット
●プロックス製
●買ってからすぐ使える
「安くて便利な釣具メーカー」として有名なプロックスが手がけたランディングネット。
ネックジョイントとホルダーがセットになっており、買ったその場ですぐに使えるのが嬉しいポイント。
「横33cm、縦38cm/仕舞い寸法45cm」という程よいサイズ感もバス釣りのオカッパリにはピッタリ。
ただ、ネットの網が細かいため、キャッチ時に水の抵抗を受けやすい作りになっているのが気になるかも。
しかしタモ網交換可能なので、「ランディング時にもっとスムーズにキャッチしたい」という人にも対応してくれます。
「ランディングネットとかアクセサリーとか別々に揃えるの面倒!買ってすぐ使えるヤツが欲しい!」という人におすすめ!
まとめ:バス釣りのオカッパリ用ランディングネットの選び方&オススメ5選
バス釣りのオカッパリにおすすめのランディングネット5選と、僕の体験談を元にした”ランディングネットの選び方”を紹介してみました。
ランディングネット選びで迷ったときは、当記事に書かれていることを参考にしつつ、ピックアップした5選の中から選んでもらえれば失敗しないハズ!
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