バス釣りにおすすめのスピニングロッドまとめ & 選びかたのコツ

バス釣りをするときは、1本でなんでも投げられるスピニングロッドを持ち歩くと便利です。
しかし、近年はさまざまなスピニングロッドが発売されているため、どれを選べばいいのか迷ってしまいがち…。
そこで当記事では、「バス釣りにおすすめのスピニングロッド」を紹介します。
オカッパリ用スピニングロッドを探している人は要チェック!

もくじ

バス釣りのスピニングロッド選び:大前提として知っておくべき”たった1つ”のこと

バスロッド選びには「100%絶対的な正解」はありません

バスロッドを選ぶうえで忘れてはならないことがあります。
それは、「自分にとって使いやすいロッドを選ぶ」ということです。

人によって、身長・体格・筋力・性別・好み・使う環境…などが変わります。
そのため、ほかの人がすすめているロッドが自分にもマッチするかというと、かならずしもそうではないのです。

プロデモンストレーターの村田基氏は、自身の著書「もっとバスは釣れる!!」において、以下のように語っています。

ロッドというものは手の延長であるべきもので、使いやすいのが一番いいわけだよ。
よく、なんで村田基バージョンがないのって言われるんだけど、はっきり言って村田基バージョンを作ってよ、って言えば、どこのメーカーでも作ってくれる。
でも、オレは絶対にそれをやりたくない。なぜなら、それはオレにとって使いやすいロッドであって、みんなが使いやすいかっていうとそうじゃないわけ。

オレと全く同じ身長、腕力で、全く同じやり方で釣りをするというなら話は別。
でも、人それぞれ違うじゃない。
確かに背は小さくてもメチャクチャ力持ちという人もいるし、背が大きくてもあまり力のない人もいる。
つまり、その人その人によって、ロッドの調子というのがあってしかるべきなんだ。

(引用:村田基「もっとバスは釣れる!!-自分に合ったロッドを探せ!-34項より)

釣り人の体格にはそれぞれ違いがあるため、自分に合ったロッドは自分にしかわからない…と村田氏は語ります。
「自分と他人では”正解”がちがう」という部分を前提にしつつ、後述するロッド選びのコツを参考にしていくと、購入で成功する確率はグンとあがるはず…!

■見出し内 参考文献

バス釣り用スピニングロッド選びのコツ

この項目では、「スピニングロッド選びのコツ」を紹介します。

バス釣り用スピニングロッドを選ぶときは、まず以下のポイントに気をつけましょう。

スピニングロッド選びのコツ

●いろんなルアーを扱えるものを選ぶ
●長さに注目する(取り回し・使う場所を決める)
●1ピースか、2ピースか?
●どのメーカーを選ぶか?

いろんなルアーを扱えるものを選ぶ

はじめてのスピニングロッドには汎用性のあるものを選ぶのがおすすめです。

1本でいろいろなルアーを扱えるタイプを持っておくと、さまざまなシチュエーションに対応できるため、非常に便利!
オカッパリ・ボートとわず、1本でさまざまなルアーを扱えるスピニングロッドを選ぶことで、ブラックバスと出会える確率もあがります。

●スピニングタックルの基本は「軽いルアー担当」

オカッパリのスピニングの役割は、「ベイトタックルで投げにくい軽量のルアーを担当させる」というもの。
スピニングタックルは、ベイトタックルのように重いルアーを扱うのが苦手です。
しかし、ベイトタックルには扱えないような超軽量ルアーがあつかえるのが最大のメリット。
5gより軽い小型ワームリグを使うなら、スピニングタックルはぜひ持っておきたいところ。

●「使うルアーの重さから逆算」がシンプル!

自分に合ったスピニングロッドを選ぶときは、『使うルアーの重さから逆算する』というテクニックを使うとわかりやすいです。
たとえば、重いルアーを使うなら”硬いロッド”を選び、軽いルアーなら”やわらかいロッド”を…というような具合です。

以下の記事でもくわしく紹介していますので、こちらも参考にしてみてください↓

どんなルアーを投げられるロッドを選べばいい?

前述しましたが、スピニングロッドのおもな役割には、「軽めのルアーを投げる」というものがあります。

たとえば、バス釣りのオカッパリで使うスピニングロッドを選ぶときは、以下のようなルアーを投げられるとバッチリです。

●3g程度の軽量ルアー(虫ルアー、3インチワームのノーシンカーなど)

●3~5インチワームを使ったリグ
→ノーシンカーリグ、ネコリグ、ジグヘッドワッキーリグなど

●スモールラバージグ(スモラバ)

●5g前後のハードルアー
→シャッドプラグ、小型トップウォーターなど

●ロッドパワーは「L(ライト)」を選ぼう

スピニングロッドを選ぶときは、「ロッドパワー(硬さ)」に注目しましょう。
ブラックバス釣り用ロッドには”ロッドパワー”と呼ばれるものが設定されています。

硬さ(パワー・アクション)としては、L(ライト)パワーがもっとも汎用性にすぐれています。
Lパワーなら、使用頻度が高いとされている4~7gのルアーを一通り扱うことができるため、1本持っておくと便利です。

「バスロッドの”硬さ・パワー”をくわしく知りたい」という人は、以下の記事も参考にしてみてください↓

バスロッドは「取り回やすさ」で選ぶ

ロッドにはさまざまな長さがあります。
用途や目的によってえらぶべき長さも変わるため、それぞれの長さの特徴を知っておきたいところです。

ロッド長えらびで迷ったときは、まず以下のポイントを理解しておきましょう。

【ロングロッド(6.6~7フィート程度)のメリット】

●遠投性能がいい
●遠くでもフッキングしやすい

【ショート〜ミドルロッド(5.8~6.5フィート程度)のメリット】

●細かい操作がしやすい
●ピンスポットへのキャストが簡単
●周囲に障害物があるポイントでロッドを振りやすい(取りまわしが良い)

長いロッド(ロングロッド)は、遠投性能◎
しかし、細かい操作や近距離のポイントへキャストするのが苦手です。

たいして、短いロッド(ショートロッド)は、細かな操作やキャストが得意。
その反面、遠投性能は低く、中・遠距離戦でのフッキング性能は微妙です。

このように、ロッドの長短によって効果がかわってきます。

オカッパリなら6~6.5フィートが扱いやすい

ロッド選びで迷ったときは、6~6.5フィートくらいの短め〜中間的なものを選ぶといいでしょう。
スピニングロッドを使った釣りは、ワームなどの繊細な操作をもとめられることも多いため、長すぎるロッドを選んでしまうとストレスもうまれやすいです。
まず最初は6~6.5フィートを選んでおくと失敗しにくくなります。

●「どんな釣り場で釣りをするのか?」も目安になる

バスロッドの長さ選びで迷ったときは、『釣り場のシチュエーション』も目安になります。

たとえば、琵琶湖のような広大なフィールドで釣りをするなら、6フィートよりも6.5~7フィートくらいあったほうが快適です。
その一方、ちいさな野池やクリークなど、狭いフィールドで釣りをすることが多いのなら、6~6.5フィートほどのやや短いロッドのほうが扱いやすいです。

このように、釣り場のシチュエーションや環境によってベストなロッド長も変わるのです。

バスロッドの長さ選びについては、以下の記事でもくわしく紹介しています。コチラも参考にしてみてください。

1ピースか、2ピースか?

ワンアンドハーフ

スピニングロッドには、おもに1ピースモデルと2ピースモデルのがラインナップされていることが多いです。

”ピース”とは分割数のこと。
1ピースロッドは1本のままなので、分割して持ちはこぶことができません。
たいして、2ピースは2本に分割して持ちはこぶことができるため、運搬するときに邪魔になりません。

1ピースと2ピースのおも違いは、以下のようなもの。

【1ピースモデルの特徴】
●振り抜きがいい(鋭いスイングがしやすい)
●感度がいい

●分割できないため、運搬が面倒

 
【2ピースモデルの特徴】
●振り抜きがややダルい(スイングがもたつきやすい)
●分割されているため、1ピースより感度が悪いこともある
●持ち運びしやすい

個人的には1ピースをおすすめします。
1ピースロッドのほうが振り抜け感もよく、バランスも良いと思っているからです。
しかし、近年は技術の発達により、2ピースであってもすぐれたロッドが増えてきました。

「2ピースは微妙」は過去の話になりつつある

ひと昔前までは、「2ピースロッドは持ち運び重視で、性能はよくない」といわれていました。
が、近年の2ピースモデルは完成度が高く、あえて2ピースや5ピースを選ぶアングラーも少なくありません。
「本当にこれ2ピースなの?」と感じさせてくれる優秀なアイテムが増えているのです。

僕はバイク釣行をしたり、旅先で釣りをするときには2ピースロッドを選ぶこともありますが、近年の2ピースロッドの進化には驚かされてしまうほどです。

1ピースか2ピースか迷ったときは、自分の釣行スタイルに合わせて選んでみるとGOODですね。
たとえば、電車釣行や自転車、バイク釣行がメインなら2ピースを。
車釣行では1ピース…といった具合に。

メーカーを選ぶ

バスロッドは多くのメーカーから発売されており、選ぶときに迷いがち。
オカッパリで使うスピニングロッドを1本選ぶときは、各メーカーにどういった傾向があるのか?を大まかに理解しておくと、選ぶときに迷いにくくなるでしょう。

私感ではありますが、参考までに「各メーカーの大まかな傾向」を書いておきます。

■各メーカーの大まかな特徴

【シマノ】
やや硬くてシャキっとしたロッドが多い。
シリーズの区分が明確。
表記がわかりやすい。
安定志向。
ユーザー数が多い。
迷ったらこのメーカー。

【ダイワ】
しなやかなロッドが多い。冒険的。
チャレンジ精神旺盛なメーカー。
前衛的で尖ったスペックのものも多い。
表記がわかりにくい。
専門性の高いロッドが多い。
ロッドに関してはユーザー数がやや少なめ?

【アブガルシア】
→コスパが良い。
軽量化されたロッドが多い。
ユーザー数は少なめ。ソルトでは多い。

【レジットデザイン】
→硬くて曲げにくいロッドが多い。
専門性の高いロッドが多い。
立ち上げ手間もない新進気鋭のメーカー
中〜上級者アングラーに使い手が多い。

【メガバス】
甘美な装飾を施したロッドが多い。
硬いロッド(弾性率が高い、高弾性・超高弾性)が多い。
ロッドのシリーズカテゴリーが多い。
コアなファンに愛用されている。
グッドデザイン賞を連発するメーカー。


補足:汎用的(バーサタイルな)スピニングタックルの組み方

当記事ではおもに「スピニングロッドの選びかた」を紹介しました。
しかし、スピニングタックルを組むには、ロッドのほかに『リール・ライン』なども選ぶ必要があります。
以下の記事でもくわしく紹介していますので、スピニングタックル一式を組みたいという方は参考にしてみてください。

【おすすめ21選】バス釣りのオカッパリで「何でも投げられるスピニングロッド」まとめ

※クリックすると、すぐにその価格帯のロッドを見ることができます↓

 

☆エントリーモデル 〜15,000円☆

シマノ「バスワンXT 263L-2」

シマノロッドの伝統シリーズ、「バスワン」。
リーズナブルでありながらも高品質な作りになっているのが特徴です。

魚とのファイトに力を入れやすい”ファイティンググリップ”が採用されており、デカバスとのやりとりにも安心。
また、センターカット2ピース仕様なので、持ちはこびに便利なのもうれしいポイント。

バスワンXTは、これからバス釣りをはじめたいという初心者や、あらたにタックルを増やしたい中級者などにもおすすめ。

シマノ「ゾディアス 264L/264L-2」

バスフィッシングの本場、アメリカでテストが繰り返されて開発された「ゾディアス」シリーズ。
なかでも「ゾディアス264L」は、おかっぱり用スピニングロッドとして人気が高いです。

ネコリグやスモラバ・ジグヘッドワッキーといったフィネスリグなど、食わせ系の釣りなら一通りこなすことができる作り。
また、シャッドなどの小型ハードルアーも使える作りになっているため、「1本でなんでもやりたい!」という釣り人のワガママに対応してくれる1本。

さらに、感度ビンビン!な「カーボンモノコックグリップ」が搭載されているのも見逃せないポイント。はっきりいって、”お値段以上”なロッドだといえるでしょう。

シマノ「ゾディアス 264UL-S/264UL-S・2」

繊細な操作とフッキングにすぐれた「ソリッドティップ」が搭載されたスピニングロッド。
当ロッドは『UL(ウルトラライト)×ソリッドティップ』という構成で、繊細なワーミングに◎

たとえば、3インチ前後の小型ワームを使ったダウンショットリグやネコリグ、~1.8gのスモラバ、ホバスト・ミドスト…などなど、食わせ系の釣りに向いた作り。

「ボーっとしていたら、いつの間にかフッキング」みたいな全自動な向こうアワセも可能にする、対ハイプレッシャー兵器ともいえるでしょう。

「ライトリグを徹底的に練習したい!基本を学びたい!」というストイックな人にもおすすめの1本!

ダイワ「バスX 642LS・Y」

コストを抑えつつ、バス釣りのオカッパリでバーサタイルに立ち回りたいならダイワ「バスX 642LS・Y」もおすすめです。

1.3gのシンカーを使ったネコリグ、1.3〜2.8g程度のスモラバ、小型シャッドプラグなど、オカッパリでメインになるルアーを一通り扱うことができる作り。

また、低価格モデルでありながら、スタイリッシュなデザイン性もGOOD!
さらに、2ピースなので携行性もよく、電車釣行や自転車釣行、バイク釣行などでもかさばらないのがうれしいですね。

「ダイワのロッドが良さげ。とりあえずエントリーモデルを試したい!」という人におすすめの1本です。

ダイワ「21ブレイゾン S64L/S64L-2」

コルクグリップにレッドカラーが映えるデザインが目を引く、ダイワ「21ブレイゾン S64L/S62L-2」。
2021年から、感度にすぐれた「カーボンモノコックグリップ」が採用され、よりハイクオリティなロッドに進化しました。

「21ブレイゾン S64L/S62L-2」は、ノーシンカーやスモラバ、小型ハードプラグなどを幅広く使えるモデル。
ブレイゾンらしいしなやかさは残しつつも、より繊細な釣りがしやすいように作られています。

「ダイワの最新・人気シリーズを使いたい!」という人や、「コスパ重視!でもカーボンモノコックグリップの超感度を試してみたい!」という人におすすめの1本。
1ピース・2ピースともにラインナップされているので、用途に応じてチョイスしたい。

アブガルシア「バスフィールド BSFS-632L」

コスパ重視でオカッパリのバス釣りをスタートするなら、アブガルシア「バスフィールド」もおすすめです。
「手軽に使えるバスロッド」をコンセプトとして開発され、上品質でありながらもリーズナブルなのが魅力の1本

食い込みがいいソフトティップが搭載されているため、ワームを使った釣り全般にマッチ。
ダウンショットリグやスモラバ、ネコリグやノーシンカーなど、繊細な操作と食わせ込みが重視されるフィネスフィッシングに対応します。
もちろん、小型ハードルアーも使えるので、おかっぱりで重宝するロッドといえるでしょう。

アブガルシア「バスフィールド632L」は、これからバス釣りを始めてみたい初心者におすすめな1本。

アブガルシア「バスビートIII BBS-632L III」

アブガルシア「バスビートIII」は、『手ごろで、本格的なマルチロッド』がコンセプト。
オカッパリで1本だけ持ってカジュアルに…なんてスタイルにもピッタリです。

また、2~7gのワームやハードルアーを一通り扱えるので、使える幅が広いのも◎
ワームのノーシンカーリグやネコリグ、小型ハードルアーにも対応するロッド。

オカッパリで色んなルアーを使いたい初心者アングラーにおすすめ!

アブガルシア「ホーネットスティンガープラス HSPS-641L MGS」

オカッパリのオールラウンダーのスピニングロッドを探しているなら、アブ「ホーネットスティンガープラス 641L」もおすすめです。
ライトリグ全般に対応するバーサタイルなスピニングロッドで、オカッパリの1本として人気があります。

感度アップに貢献する「マイクロガイドシステム」搭載されているのは、あえて本ロッドをチョイスする理由にもなります。
ダウンショットや軽量のジグヘッドやスモラバ、ネコリグやノーシンカーなど、ワームの釣り全般にマッチする作り。

また、軽量ハードルアーにも対応しているため、便利な1本としておすすめ!
2ピースもラインナップされているので、持ちはこびが気になるアングラーにも◎

  

☆ミドルクラス 〜37,000円☆

シマノ「エクスプライド 264UL/264UL-2」

シマノのミドルクラスで人気の「エクスプライド」シリーズ。
「エクスプライド264UL」は、ライトリグスペシャルな仕様です。

3インチ前後の小型ワームを使ったダウンショットリグやスモラバ、ジグヘッドワッキーなどなど、ライトルアーを幅ひろく使える作りになっているのが特徴。
一般的なULスピニングロッドは、超軽量ルアーの扱いに特化されたものが多く、小型ハードルアーを扱えないことがほとんど。

しかし、エクスプライド264ULは全体的に”張り”があるため、5g前後のシャッドプラグなどにもピッタリ。
「超人気シリーズのウルトラライトスピンがほしい!でもたまに5gくらいのシャッドも投げたい!」という人におすすめの1本!

シマノ「エクスプライド 265UL+/265UL+-2」

当ロッドは、先述したエクスプライド264ULより1ランク強めのロッドです。
ライトリグだけではなく、シャッドや小型ミノーなどにも使えるので、オカッパリで使いやすい作り

適合ルアーウエイトが「2~10g」と幅広く、用途が多彩
「ULだとパワー不足。かといってLだと強すぎる」というジレンマが解消できるため、”痒い所に手が届くロッド”といえるでしょう。

ダウンショットなどの軽量ライトリグを繊細に操作するなら、264UL。
もう少しボリュームのあるワームを使っていきたいなら265UL+…といった感じで使い分けるのがおすすめ。

シマノ「スコーピオン 2651R-2/2651R-5」


「スコーピオン2651R-2」は、魚種をとわないフリースタイルなロッドとして、多くのアングラーから人気を得ています。
オカッパリで出番の多い5g前後のワーム・ライトリグから、10g前後の軽量ハードルアーまで幅広くこなせる作りなので、1本持っていると重宝するでしょう。

見逃せないポイントとしては、素材に旧上位機種である「ワールドシャウラ(ブルーモデル)」と同じものが使われている…という部分です。
ワールドシャウラの「適合上限の”倍”をブン投げられる」という特徴を引き継いでおり、1oz(28g)くらいまでならフルキャストが可能(実際の使用は自己責任で…)。

使える幅が異常に広いロッド。
「バス釣りにもボートシーバスにも使える便利なルアーロッドがほしい!」という人にもおすすめの1本!
ちなみに、スコーピオンシリーズは「ワンアンドハーフ」という2ピース構造なので、持ち運びに便利なのもうれしいポイント。

シマノ「ポイズンアドレナ 266L」

バス釣り雑誌「ルアーマガジン」において、ロッドランキングトップの常連シリーズ、『ポイズンアドレナ 』。
ラインナップ中、おかっぱりの便利な1本として人気なのが「266L」です。

フルカーボンモノコックグリップという仕様になっており、グリップ部全体がカーボンで作られている。
一般的なコルクやEVAグリップに比べ、より感度にすぐれた作りになっているといえるでしょう。

適合ルアーウエイトは3~10g。
オカッパリで使用頻度が高いとされている、ノーシンカーリグやネコリグ、スモラバや小型ハードルアーまで幅広く使える作りです。

「ほかのアングラーが感じ取れないレベルの小さなバイトを逃したくない!」という本格派アングラーにおすすめの1本。

ダイワ「リベリオン 661ML/LFS」

リベリオンとは「反逆者」という意。
革新的なグリップナット「リベリオンナット」が採用されていたり、ちょっと尖ったスペックのロッドも存在しているシリーズ
そのなかでも、「リベリオン 661ML/LFS」はオカッパリでバーサタイルに使いやすいロッドとしておすすめです。

「ティップがML(ミディアムライト)、バットがL(ライト)」と一風変わった作りになっているのが特徴。
一般的なフィネスロッドは、ティップが繊細すぎてパワー不足になることが多い。
しかし、当ロッドはティップがMLパワーでありながらも、全体的にしなやかに曲がってくれる作りです。
パワー不足が原因となるフッキングミスや、バスの急な潜りなどのトラブルに対応してくれるのがありがたい。

2ピースもあるので、ロッドの運搬を気にするアングラーにも◎

ダイワ「ブラックレーベルSG 641L +FS」

「余計な飾りなどいらない、質実剛健」がコンセプトのロッド。
シンプルなデザインと、誰にでも使いやすいクセのなさが特徴で、初心者からエキスパートまで多くのアングラーに人気があるシリーズです。
ラインナップ中、オカッパリの1本におすすめなのが「SG 641L+FS」。

適合ルアーウエイトは1.4~9gと幅広い。
ワームから小型ハードルアーまでさまざまな釣りスタイルに対応する作りです。
ダイワの最新技術がほどよい価格で堪能できるため、オカッパリからボートアングラーまで幅広く愛されているロッドです。

「バスフィッシングに派手さは必要ない」と考える硬派な人にもおすすめの1本!

レイドジャパン「グラディエーターアンチ GA-63LS ”ディフェンダー”」

人気アングラー・金森隆志が代表を務める「レイドジャパン」のバーサタイルスピニングロッド。
「誰にでも使いやすいロッドをリーズナブルな価格で」がコンセプトのグラディエーターアンチシリーズ。
ラインナップ中、オカッパリで便利なスピニングロッドにおすすめなのが「GA-63LS ”ディフェンダー”」です。

適合ルアーウエイトは1.8~7g。
ノーシンカーリグやネコリグ、スモラバといったライト系の釣りから、5g前後の小型ハードルアーまで幅広くマッチする作り。
スペシャリティな特化型ロッドではないものの、「汎用モデル」としてはそれが正解だともいえる。逆にいうと「なんでもできる」という意味でもあります。

金森氏のファンや、レイドジャパンのファンなら買ってみて損はないロッドだといえるでしょう。

レジットデザイン「ワイルドサイド WSS-61L」


「LEGIT(本物)」というテーマを掲げた新進気鋭のロッドメーカー、レジットデザイン。
ワイルドサイドシリーズには、防弾チョッキなどにも使われる強靭な素材「アラミド繊維」が使われているのが特徴です。軽くてタフ!

「ワイルドサイド WSS-61L」は、適合ルアーウエイト1.3~7g。
ワームから小型ハードルアーまで幅広く使いやすい作りになっており、オカッパリの1本としても人気があります。
しなやかなロッドというよりかは、どちらかと言うとシャッキリ目なタイプ。

「シュパっと鋭いキャスティングがしたい!」という人におすすめの1本。ある意味では”経験者向け”なロッドだといえるでしょう。

メガバス「F2-66XS」


バスロッドの常識を破壊すべく名付けられた、「デストロイヤー(破壊者)」。
90年代にリリースされたシリーズで、モデルチェンジを繰り返しつつ、いまでも多くのアングラーに人気のロッドです。
ラインナップ中、もっともバーサタイルに使える作りなのは「F2-66XS」。

0.9~7gまでのルアーを扱うことができるため、超フィネスな釣りから小型ハードルアーまで1本でカバーできるように作られています。
メガバス社はグッドデザイン賞を連発することでも有名。お酒のお供にもピッタリな美しいデザイン性も必見!

  

☆フラッグシップ 〜65,000円☆

シマノ「ワールドシャウラ 2651F-3」

シマノの最高級ロッド。ワールドシャウラは、世界中の魚を釣りあげるために作られたロッドです。
大きな魚にも対応するように作られているので、強靭な粘り強さとトルクが持ち味。
「2651FF-3」は5~15gのルアーに対応するため、オカッパリの1本として便利に使える作り。

ノーシンカーリグやネコリグなどのワームの釣りや、~15gまでのハードルアーなどなど、1本で多くの釣りスタイルにマッチします。
また、ブラックバスだけでなく、海のライトルアーゲームやボートシーバスなどにも使えるのも◎

魚種のターゲットを問わない、ドリームを抱くアングラーならぜひチェックしておきたい1本。

シマノ「ワールドシャウラ 2701FF-2」


美しい真紅のカラーが目を惹く、ワールドシャウラ2701FF-2。
感度にすぐれた「カーボンモノコックグリップ」が採用されており、それでいて並外れたパワーもあるロッドです。

適合ルアーは4~14gとなっていますが、1oz(28g)くらいまでならフルキャストしても問題ありません(自己責任でお願いします)。

また、べらぼうに汎用性が高いというところも見逃せないポイント。
たとえば、4~6インチクラスのワームを使ったダウンショットリグやネコリグ、ノーシンカーリグなどの釣りを幅広くこなせる作りです。とにかく用途が広いロッドです。

さらに、5~20gクラスのハードルアーを遠投できるので、ブラックバスだけでなくオカッパリシーバスにも使いまわせるのがGOOD。

1本持っておくと、堤防のエサ釣りからブラックバスまでなんでも楽しめるロッドだといえるでしょう。

シマノ「ポイズングロリアス 266L」

シマノの上位モデルに位置する「ポイズングロリアス」は、人気メーカー・ジャッカルと共同開発されているシリーズ。
超人気フィッシングメーカーと、世界のシマノがタッグを組むとこうなりました…的な超ハイクオリティロッドに仕上がっています。

ラインナップ中、「266L」は適合ルアーウエイトが3~10gとなっており、おかっぱり用ロッドとしても使いやすい作りです。

また、カーボンモノコックグリップが採用されているのも見逃せないポイント。
繊細なワーム操作から小型ハードルアーまで、1本でマルチに使えるロッドだといえるでしょう。

ノリーズ「ロードランナーストラクチャーNXS STN650LS」

トルクフルでしなやかな作りに定評のあるノリーズロッド。
シリーズ中、ワーミングに特化された「ロードランナーストラクチャー NXS」は、現代のワームフィッシングに対応すべく開発された最新モデルです。
なかでも「NXS STN650LS」は、フィネスリグ全般に対応し、オカッパリでも使いやすい作りです

適合ルアーウエイトは1.8~7g。
ネコリグやジグヘッドワッキー、ノーシンカーリグなど、軽量ルアーに合うように作り。
ハードルアーよりはワーム専門のシリーズなので、フィネス中心の釣りをしたい人におすすめのロッドといえます。

【価格別おすすめ21選】バス釣りのオカッパリで「何でも投げられるスピニングロッド」|まとめ

バス釣りにおすすめのスピニングロッドを紹介しました。
近年はさまざまなスピニングロッドが発売されて、購入で迷ってしまいがち。
しかし、当記事を参考にしつつチェックすれば買い物で失敗しにくくなるはず…!

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