バス釣りにおけるネコリグ最強ワームは「カットテール」なんじゃないかっていうお話。

カットテールは万能ワーム。

特に「ネコリグ」は良く釣れるので、カットテールはネコリグ最強ワームなんじゃないかと思ってます。

スワンプやドライブクローラーなども良く釣れるワームだけど、やっぱりカットテールだよねっていうお話をします。

カットテールがネコリグ最強ワームだと思う理由

トップトーナメンターから一般アングラーまで幅広く愛される、ゲーリーヤマモト「カットテール」。

ネット上の口コミでも「バス釣り初心者の人はまずコレ使え」的な感じでプッシュされることも多いですよね。

個人的にもかれこれ20年以上は使ってるワームですが、今だに愛用中。とにかくよく釣れるので、ついついカットテールばっかり使っちゃいます。

ネットでも紹介されまくって知れ渡っているにも関わらず釣れるって…どういうこと?

ネコリグにセットするワームとしては、やっぱりカットテールが「最強」なんじゃないかと思わされる日々です。

「ゲーリーヤマモトがスポンサーではないJBTOP50プロが、ガチの試合中に使用している」というのも”最強”であることを物語っているような?

ネコリグ最強?カットテールのネコは「小細工が無い」スタンダードな作り

カットテールはムダなパーツなどついておらず、ただ単にストレートな形状となっています。

小細工がないですよね。フォール中にウネウネと動く自発系アクションなんてのも無い。

パーツと言うと、カットされた平たいテール部のみ。コレが良い。

カットテールは、テール部以外においては「THE★シンプル」といった感じてスタンダードな作りだと言えます。

だからこそなのか、あるいは「そうじゃないと釣れない」のかは定かではありませんが、スレたフィールドでもよく釣れるのは事実。

発売されてから随分経つアイテムなのに、今もなお釣れ続く。どういうこと?

カットテールのネコリグは「動きすぎない」のが良し!?

カットテールはやや硬めっぽいマテリアルなので、ロッドワークに敏感に反応してくれるような柔軟さありません。

悪く言えば「エサっぽく動かない」。

良く言うと「動きすぎないから釣れる」。

個人的には、カットテールのネコが釣れる理由は後者なのではないかと考えています。

●「ウネウネ動かない」からこそ釣れる?

時として、スレたフィールドだとウネウネ動いちゃう系のワームに食ってこないことも。

シェイクしてもダメで、かといって柔らかすぎる素材のワームでもダメ。そんなときにカットテールを投入すると釣れる。こんな経験が何度もあった。

カットテールの”動きにくさ”はフィールドによっては長所として働くこともあるんじゃないか…というのが僕の持論です。

カットテールのネコリグが釣れる理由は、「動きすぎない」というところにあるのかもしれませんね。

咥えてる時間が長い?

カットテールのネコリグは、バスが口に咥えている時間が長いリグだとも感じます。

塩の影響なのか、それとも素材自体の力なのかはわかりませんが、たとえスレバスであっても咀嚼・咥えている時間が長いリグだと思う。

ゲーリーヤマモトのワーム素材は、「バスが好む」何かしらの要素が含まれているんじゃないかとすら感じることも。

魔法の粉的な何かが入っているのでは…と妄想してみたりするとややオモシロイ。

カットテールのネコリグはコスパ悪し。脆いのが弱点

ゲーリーヤマモト「カットテール」のネコリグはよく釣れる。

が、ワッキーチューブ無しでネコリグに使うと、高確率でふっ飛んでしまうため、コスパは悪いです。

1~2匹釣ったらふっ飛んでいくか、ボロボロになって終わるので、「耐久性が悪い」というのが唯一のデメリットだと言えますね。

良く釣れるのであまり気になりませんが、コスパ・耐久性に関してはそれほど優れていない印象です。

でも釣れるから使っちゃうんですよねぇ。

適度な重量感とバーサタイル性に優れている

軽すぎず、重すぎず、適度な重量感なので、カットテールのネコリグはバス釣り初心者でも扱いやすいセッティングです。

僕が初心者だった頃、4インチカットテールに何度も助けた思い出もあります。というか今も助けられてます。ありがたや。

●UL~Lパワーのロッドでカッ飛ぶ4インチワーム

カットテールのネコリグは、やや自重があって投げやすいんですよね。

4インチで3.0gほどあるので、1.3gのネイルシンカーと合わせたら4gを超え、非常にキャストしやすい。

「誰にでも投げやすい=キャストが決まりやすい=釣れる」という好循環を生み出してくれるリグなので、釣れないとお困りの人にこそ使ってみてもらいたい最強リグでございます。

ちなみに、5~6.5インチなら、ML~Mパワーのバーサタイルロッドでも十分扱える重さになります。

●5インチ(4.7g)+1.3gシンカー→6g

●6.5インチ(10g)+1.3gシンカー→11.3g

カットテールは、陸っぱりに1本持っていくベイトロッドとの相性も良いです。

まぁこれはどのストレートワームにも言えることなのですが…体感として他のストレートワームより良く釣れるんですよね。なぜや。

まとめ:ゲーリーヤマモト「カットテール」はネコリグ最強ワームだと思う

今のところ、僕の中でネコリグ最強ワームは「カットテール」ですよ、というお話でした。

O.S.P「ドライブクローラー」などもネコリグに優秀ですが、やっぱりカットテールを選んじゃうんだよなぁ。

カットテールのネコリグ用フックサイズは「ゲーリーヤマモト「カットテール 4インチ」のネコリグに合うフックサイズは?マスバリとスナッグレスネコリグのフックの大きさ。」で紹介しています。

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