【比較インプレ】ワールドシャウラ「1652R」と「1702R」の使い分け。なにが違う?どっちがオススメ?

ワールドシャウラ「1652R」と「1702R」、どちらを購入するかで迷う人もいるんじゃないでしょうか。

僕自身もどっちを買うかで迷いましたが、両方買ってみたところ、かなり違いがありました。

実際に「1652R」と「1702R」を使い込んでみたので、比較しつつインプレしていきます。

購入で迷っている人の参考になると幸いです。

※僕が使用していた1652Rは「赤シャウラ」です。現行モデル『スーパーレッド』の1652Rではありませんが、購入の検討材料としてお役立てください。

【比較】なにが違う?ワールドシャウラ「1652R」と「1702R」、おもな特徴と用途

ワールドシャウラ「1652R」と「1702R」、どちらもM(ミディアム)パワーのレギュラーテーパー。購入するときにどちらを選ぶべきか迷ってしまいやすいですよね。

まずはスペック表において、大まかな違いを確認していきます。

「1652R」と「1702R」のスペック比較は、以下のとおり。

  1652R 1702R
長さ(フィート/cm) 6’6″/1.98 7’/2.13
テーパー R(レギュラー) R(レギュラー)
自重(g) 115 150
適合ルアーウエイト(g) 7~28 7~28
適合ナイロンライン(lb) 12~22 12~25
先径(mm) 1.9 1.8
グリップ形状 ストレート セパレート
グリップ長(mm) 243 252
価格(円) 70,000 72,500

(スペック情報引用元:シマノ公式サイト「ワールドシャウラ」より)

もっとも大きな違いは「長さ、自重、グリップ周り」でしょうか。

1652Rは中間的な長さで、1702Rは7フィートとやや長めのロッドです。

さらに、1652Rの自重が「115g」であるのに対し、1702Rは「150g」。

グリップ長・デザイン・長さの違いが自重にも反映されているようですね。

ワールドシャウラ「1652R」の用途・特徴

 
ワールドシャウラ「1652R」は、6.6フィートのミディアムパワーロッド。

適合ルアーウエイトが7~28gとなっていますが、やや張りがあって硬い(というか強い)印象です。他メーカーでいうところの「M~M+ / MMH」くらいでしょうか。

Mパワーとしてはやや強く、かといってMHというほどでもない。

無茶をすれば2ozのビッグベイトまで背負えるので、オカッパリなどでは使い勝手がいいパワーだと感じさせます。

また、6.6フィートというミドルレングスもあって、ピンポイントへのキャストが行いやすいです。取り回しにすぐれた作り。

アングラーの頭上や左右に障害物があるポイントで釣りをするなら、1652Rのほうが使いやすかったです。

ジャークベイトやトップ系ルアーなどのロッドワークを使う釣りにも◎ 細かな操作は1702Rより優れます。

さらに、軽量ルアーに対応したベイトフィネスリールをセットすると、パワーベイトフィネスタックルとしても使えるという部分もGOODです。

シャロースプールを搭載したフィネス対応バーサタイルリールを載せると「おかっぱり超汎用性モンスター」に変貌します(笑)

瞬間的なフッキングパワーは1652Rのほうが強めなので、カバー撃ちなどにも対応します。

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【関連記事】

1652Rのインプレ記事はこちらで読むことができます↓

ワールドシャウラ「1702R」の用途・特徴

ワールドシャウラ「1702R」は、7フィートのミディアムパワーロッド。

適合ルアーウエイトが7~28gとなっており、他メーカーでいうところの「M~M+ / MMH」くらい。

パワー感や背負えるルアーは1652Rとほぼ同じです。

1652Rよりレングスがあるぶん、負荷がかかるとしなやかに曲がってくれます。

キャスト・ファイトともに、よく曲がるのは1702Rのほうだと感じます。

遠投性能は1702Rのほうが優れています。

グリップ長やロッド長が1652Rより長いため、遠投性能◎

広大なフィールドでのバス釣りや、シーバスのおかっぱりなら1702Rが使いやすいです。

レンタルボートで巻きモノをするなら、1702Rのほうが使いやすい。

クランクベイトなどのトレブルフック系ルアーのノリの良さは、1702Rのほうが優れている気がします。

1652Rはスピナベやチャターなどのシングルフックルアー寄りで、1702Rはクランクやビッグミノーなどのトレブルフック系ルアー寄り。

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【インプレ】実際に使ってみて感じた、1652Rと1702Rの違い

実際に、ワールドシャウラ「1652R」と「1702R」を使い込んでみました。

おもに「ここがめっちゃ違う!」と思った部分はこちらです↓

●長さ(レングス)
→遠投性能
→取り回し、ルアー操作感

●グリップデザイン
→セパレートorストレート

長さ(レングス):遠投性能・取り回し

  1652R 1702R
長さ(フィート/cm) 6’6″/1.98 7’/2.13

バスロッドは、長短によって得られるメリットが変わります。

バスロッド長による得られるメリットの違い

長い:遠投性能にすぐれる、フッキングストロークが広い

短い:細かい操作を行いやすい、近距離へのキャストが行いやすい

※同じパワーの場合、ロッドが長くなるほど柔らかく、短くなるほど硬くなる

「1652R」と「1702R」、長さの違いによる”差”がハッキリしています。

1652Rは6.6フィートという中間的な長さなので、取り回しにすぐれたロッドとして使いやすい。

しかし、だだっ広いエリアでバイブレーションやスピナベを遠投し続けるような使い方はやや不得意かなと。めっちゃ疲れる。

たいして、1702Rは広範囲に探る系の釣りにマッチします。

前述した使い方はもちろん、おかっぱりシーバスで使うビッグミノーを遠投したり、キャロライナリグでズル引いてくるような使い方にも合います。

1652Rは、どちらかというと近〜中距離戦に向いたロッドで、1702Rは遠距離戦に向いたロッド…という印象でした。

【関連記事】

「バスロッド長」についての詳しい解説はこちらでも読むことができます↓

遠投性能の違い

1652Rと1702R、ロッド長が違うため飛距離も結構変わります。

具体的に計ったわけではありませんが、「1652Rをシーバスのオカッパリに使う気にはなれないが、1702Rならイケる」といったイメージです。

1702Rだとソルトでもそこそこ飛距離が出せますが、1652Rだと微妙でした。1652Rを遠距離戦で使いたくはない。

大規模河川でのバス・シーバスのオカッパリや、山中湖・河口湖などの広大なフィールドでは1702Rのほうが使い勝手がいいです。

遠くにあるブレイク・ウィードエリア・潮目などを狙い撃つなら、1702Rの7フィートレングスが役立ってくれます。

遠いポイントを攻略するときはアタリも遠くで出やすいので、より確実にフッキングするならロングロッドのほうがフッキングストロークを稼げます。

遠いポイントへ遠投を繰り返す釣りをメインにするなら、1702Rのほうが使いやすいです。

霞ヶ浦

逆に、霞ヶ浦の流入河川、消波ブロック撃ち、水門や護岸撃ちなど、近・中距離戦がメインになるフィールドおいては、1652Rのほうが使いやすい。

たとえば、霞ヶ浦では水門や護岸際などの「足元を撃つ釣り」がメインになることもあります。

そのようなときは、7フィートよりも6.6フィートのほうが使い勝手がよかったです。

ベイトネコリグやヘビダンなどのフィネスリグを一点シェイク…なんて使い方には、1652Rのほうが便利。1702Rだとやや大雑把になってしまうんですよね。

「広いエリアでの釣りも狭いエリアも両方やる!ソルトもやる!」という場合は、1702Rを。

霞ヶ関や小・中規模の野池など、それほど遠投しなくてもいいフィールドのみで釣りをするなら、1652Rを。

こんな感じで選べば、まず大きな失敗はしないハズです。

取り回し

ジャークベイトやトップ系プラグを快適に扱うなら、1652R一択です。

1702Rでもロッドワーク系ルアーを使うことはできますが、快適ではありません。

「ベイトロッド1本で巻き・撃ち・ちょいフィネス・ロッドワーク系ルアーも使う!」という人には1652Rのほうがマッチするでしょう。

カバーベイトフィネス、護岸・消波ブロック・水門撃ちなど、近距離のポイントを撃つ釣りなら、1652Rが使いやすい。

川村光大郎氏のような「バーサタイル系リールにシャロースプールの載せて、ベイトフィネスから巻き・撃ちまでなんでも!」といったスタイルで遊ぶなら、個人的には1652Rをすすめたいですね。

1702Rでも一応は同じことができます。

ただ、1702Rでベイトフィネスの釣りをすると、シェイクするときにロッドがボヨンボヨンと跳ねてしまいやすく、細かな操作を行いにくいんですよね。

テキサスなどの底物ルアーを使ったときも、同じような印象です。1702Rでも使えますが、1652Rのほうがシャープに操作できます。

細かい操作性は1652Rのほうが優位…といったところでしょうか。

グリップ周り

(左画像引用:カニエのポパイ

  1652R 1702R
グリップ形状 ストレート セパレート
グリップ長(mm) 243 252

1652Rと1702R、グリップ周りにも違いがあります。

1652Rはフルコルクのストレートグリップで、1702Rはセパレートグリップで”紅グリップ”が搭載されています。

1702Rのほうがレングスとグリップ長があるぶん、遠投性能にすぐれています。

遠投するときに”引き手”に力をいれやすいので、ルアーを遠くに投げやすいです。

また、1702Rのグリップは特殊な加工が施されており、メリットもあります。

”紅グリップ”のメリット

個人的に「紅グリップ」と呼んでいる、とても便利なグリップ(正式名称がわかりません)。

”紅グリップ”を使っていて感じられたメリットは、以下のとおり。

●汚れがつきにくい

●コルクグリップのように黒ずまない

●滑りにくい

●美しい

1702Rには”紅グリップ”が搭載されています。ここは1652Rとの大きな違いですね。

ワールドシャウラ「1652R」と「1702R」、どっちがおすすめ?

1652Rはどんな人におすすめ?

ワールドシャウラ「1652R」は、以下のような人におすすめです。

「1652R」はこんな人におすすめ!

●近・中距離戦がメインの人

●取り回し重視(キャスタビリティ重視)の人

●ベイトネコ・カバーフィネスなど、パワーベイトフィネス系の釣りもやりたい人

6.5フィートという取り回しやすい長さは、近距離〜中距離戦において活躍してくれます。

巻き・撃ち・ちょいフィネスまで幅広く使えるので、オカッパリ用のなんでもロッドとしても使いやすいです。

ただ、1702Rよりレングスが短いぶん、全体的にやや硬め。クランクなどのトレブルフック系ルアーよりも、スピナベやチャターベイトにマッチする印象ですね。

クランクを使うなら、1/2oz以上のちょい重いものが◎

霞ヶ浦などのおかっぱりで、1本で巻き・撃ち・ちょいフィネスまでやり切るなら、個人的には1652Rをおすすめしたい。

「意外とカットテール5~6.5インチのスナッグレスネコ」などのやや強めのベイトネコもイケる…というのもおすすめポイントの1つです。

ワールドシャウラ「1652R」のインプレ記事は『【インプレ】1本で全てのルアーを投げられる!?シマノ ワールドシャウラ 1652R-2がヤバい。』で読むことができます。

●「1652R」はこちらで見ることができます↓

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1702Rはどんな人におすすめ?

ワールドシャウラ「1702R」は、以下のような人におすすめです。

「1702R」はこんな人におすすめ!

●中・遠距離戦がメインの人

●シーバスやキャットフィッシュなども釣りたい人

●「巻きモノ用なんでもロッド」を探している人

●”紅セパレートグリップ”に惹かれた人

7フィートのM-M+パワーロッドなので、巻物系のスペシャリストとして使いやすいロッドです。

1652Rよりもレングスがあるぶん、フッキングストロークもあるため、キャロライナリグやスローロールなどにもGOOD!

また、”紅グリップ”はデザイン性だけでなく、汚れにくい・滑りにくいなどのメリットもあります。

1702Rは「遠投性・巻きモノ性能・デザイン性」に惹かれた人におすすめしたい。

おかっぱりシーバスやキャットフィッシュなどにも使い回すなら、1702Rがおすすめ!

ワールドシャウラ「1702R」のインプレ記事は『【インプレ】シマノ『18 ワールドシャウラ1702R-2』はバス釣りからシーバスまで使える超万能ベイトロッド』で読むことができます。

●「1702R」はこちらで見ることができます↓

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【比較インプレ】ワールドシャウラ「1652R」と「1702R」の使い分け。なにが違う?どっちを選ぶ?|まとめ

ワールドシャウラ「1652R」と「1702R」の比較インプレを紹介してみました。

「ロッドとグリップ長・自重・取り回し」を目安に選べば、大きな失敗はしないハズ…!

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