バス釣りのおかっぱり。持ち歩くタックルの本数で迷う人もすくなくないハズ。
バス釣りのオカッパリで、タックル2本を持ち歩くメリット・デメリットはどんなものがあるだろうか?
個人的に思う「メリット・デメリット」を紹介していく。
もくじ
バス釣りのオカッパリでタックル2本を持ち歩くメリット・デメリット
バス釣りのオカッパリでは、持ち歩けるタックル本数に制限がある。
多くのアングラーは、1本でいろいろなルアーを投げられる「バーサタイル」な手法をとる。
あるいは、ベイトタックルとスピニングタックルの2本を持ち歩くアングラーもいる。
個人的にも、タックル2本でおかっぱりをすることがほとんど。1本よりは2本のほうがメリットを得られやすいと思っているからだ。
たとえば、2本持つことでうまれるメリット・デメリットは以下のような感じ。
☆オカッパリでタックル2本持つメリット
●扱えるルアーの幅が広がる
●さまざまな状況や環境に対応できる。
●嗜好性、趣味性を得られる
☆オカッパリでタックル2本持つデメリット
●荷物が増える
●トラブルが起こる率が上がる
→盗難、運搬時のロッド折れなど
オカッパリでタックル2本持つメリット
タックル2本のほうが扱えるルアーの幅が広がる
オカッパリはボートと違い、持ち歩けるタックル数に限りがある。
1本よりは2本持っておくほうが、扱えるルアーが多くなり、さまざまな状況に対応しやすくなる。結果的に「釣れる確率」がグンとあがるワケだ。
タックルを2本持つことによって、使えるルアーの幅が広がる。
たとえば、バーサタイルのM(ミディアム)パワーのロッド1本だけだと、UL(ウルトラライト)タックルで使うような超軽量のワームなどを扱えない。
しかし、2本持ち歩くことによってハイプレシャーな状況にも対応しやすくなり、釣れる魚の数がふえる。
1本のタックルでできないことを、もう1本のタックルで補う…というイメージでタックルを組むと、バス釣りはもっと楽しくなる。
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タックル本数が多いほど、さまざまな環境・状況に対応できる
オカッパリはさまざまな環境で釣りをすることが多い。
なにもないオープンなエリアから、障害物が多いカバー周り、杭やアシ、護岸際…などなど、釣りをするシチュエーションが様変わりしやすい。
そのため、1タックルに求められる要素が多くなりやすい。
しかし、タックルを2本持ち歩くことで、さまざまな状況・環境に対応することができるようになる。
●”超いい感じ”のいかにも美味しそうなカバーなのに、タックルが弱すぎて打つことができない(あるいは、掛けられても取り込むことができない)。
●ストロングタックル1本で来たけど、やっぱり魚の顔は見たいからライトリグを使いたい…。
●巻き物をやり通すつもりできたけど、バイトがなくて心折れそうだから打ち物をやりたい…。
●ライトリグじゃ打てないけど、M~MHタックルだとルアーが強すぎて食わない…ベイトフィネス…。
こんな悩みを解決するための、タックル2本という戦略なのだ。
上記のような悩みをカンタンに解消できるのは、オカッパリでタックル2本を持ち歩くメリットだといえるだろう。
タックル2本のおかっぱりは「嗜好性、趣味性」も関係している
オカッパリでタックル2本持ち歩くメリットは、”効率面”に限ったことだけではない。
バス釣りにはたくさんの道具がラインナップされている。そこに「趣味性・嗜好性」をもとめる人も少なくない。僕自身もタックル大好き人間のうちの1人だ(笑)
タックル1本よりも2本持ち歩くほうが、道具を使う・愛でる喜びを得られやすく、なにより楽しい。
タックル本数を極限までへらすのも合理的でいいかもしれないが、あえて本数を増やして「道具を愛でるアソビ」を楽しむのも、また趣があっていい。
近年は、実におおくのタックルが発売されている。
ビッグベイト専用タックルや、超高感度&軽量なベイトフィネスタックル、パワーフィネスタックルなど、「〇〇専用タックル」を持ち歩くのも面白い。
一般アングラーにとってのバス釣りとは、かならずしも効率や釣果だけがすべてではない。
おかっぱりにおいての「タックル2本」の戦略は、嗜好性・趣味性を満たすための、ごく個人的な喜びも得られるすばらしい取り組みなのだ。
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オカッパリでタックル2本持つデメリット
荷物が増え、疲労感が増す
バス釣りのオカッパリでタックルが2本になると、持ち歩く道具も増えていく。
たとえば、ルアーボックスの数が増えたり、フックやシンカー類の小物が増えたり。
荷物が多くなるにつれてバッグが重くなり、両手も塞がりやすい。
体力勝負ともいえるバス釣りのオカッパリの釣りにおいては、タックル2本を持ち歩くのは疲労感を増やす行為…ともいえるだろう。
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トラブルが起こる率が上がる
バス釣りのオカッパリでタックル2本を持ち歩くときに注意したいこと。それは”トラブル”だ。
タックル2本を持ち歩くと、移動するときに腰などにセットしている1タックルをどこかにぶつけてしまうリスクも増える。
たとえば、小さな橋脚をくぐるときや、頭上に覆い被さった木々などをくぐろうとしたときなどに、タックルをぶつけてしまいやすい。
おおきく移動するときはロッドホルダーから外して持ち歩くなどして対策をとればOK。
しかし、釣りに夢中になりすぎると、タックルをどこかにぶつけるリスクも増える。
タックルの盗難には注意!
タックル2本を持ち歩くときにもっとも注意したいのは『盗難』だ。
近年は、トイレに入った隙にタックルを盗まれたり、食事中に盗まれたりするといった事件も起きている。
【盗難:拡散願います】
知り合いが釣行中タックル盗まれる!
皆様も要注意!以下本文
五三川の愛岐サッシの横の橋で
メガバス ニューデストロイヤー F5-68X
ダイワ タトゥーラ 7.3左巻き
を目を離したすきにパクられました。
もし、見つけた方は養老署0584-34-0110
受理番号69
迄お電話お願いします pic.twitter.com/4xhLWvSKun— BASSHACK / バスハック (@basshack_com) May 16, 2019
昨日16:30ぐらいに江津湖広木公園で写真のタックル2本が盗難にあいました。
警察にも行き、盗難届も出しました。
些細な情報でも良いので何かありましたら教えて下さい。
宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/O2PbYMKiEN— B3O5X (@B3O5X) October 25, 2016
タックル1本だけ地面に置きっぱなしにして、取りに戻ったら時すでに遅し…というトラブルも。
愛用しているタックル2本が盗まれてしまうのは非常に残念なこと。
もしこれからタックル2本でオカッパリのバス釣りをしようかと検討している人は、【盗難】にはくれぐれも注意したいところだ。
バス釣りのオカッパリでタックル2本持ち歩くメリット・デメリット|まとめ
今回は、「バス釣りのオカッパリでタックル2本を持ち歩くメリット・デメリット」をまとめてみた。
「さすがに2本持ち歩くのはガチ勢すぎじゃないか?」と思う人もいるかもしれない。
しかし、2本持ち歩くようになると、オカッパリの釣りの幅がめちゃくちゃ広がるし、多くのメリットを得られる。
●リール比較
●ロッド比較