「オカッパリで巻物の釣りをやりたいんだけど、どんなロッドを使えばいいの?」
霞ヶ浦や野池などのオカッパリで巻物ロッドを選ぶ場合は、下記の3つの軸を参考にしてください。
2.長さ:フィールドの規模を目安に選ぶ。
3.弾性の違い:低・中・高弾性の用途を理解する。
ロッドによって様々な長さやパワーがあるため、巻物ロッドを選ぶときには上記のポイントを意識するのがおすすめです。
価格帯も安いものから高いものまでピンキリで、迷ってしまいがち。
この記事では、巻物ロッドを選ぶ際に見ておくべき3つの軸で比較したランキングと、実際に体験した失敗談、人気度合いを含めたおすすめの巻物ロッドを紹介してききます。
巻物におすすめのロッド
☆シマノ「ゾディアス166M」☆
もくじ
- 1 霞ヶ浦・野池などのオカッパリで巻物をやるのに適しているおすすめロッド10本
- 2 1位 シマノ「ゾディアス 166M」
- 3 2位 シマノ「ゾディアス 166ML」
- 4 3位 シマノ「ゾディアス 1610M」
- 5 4位 シマノ「ゾディアス 1610ML」
- 6 5位 シマノ「スコーピオン 1652R-2」
- 7 6位 ファルコン「ローライダーCLC-7M」
- 8 7位 ノリーズ「ロードランナー ltt650M」
- 9 8位 ノリーズ「ロードランナー LTT 680MH」
- 10 9位 アブガルシア「ホーネットスティンガープラス」
- 11 10位 アブガルシア「バスフィールド662M」
- 12 巻物ロッド選びでチェックするべき3つの比較軸
- 13 目的別に合ったおすすめロッドを管理人が厳選
- 14 実際に巻物ロッドを使ってみてわかった、3つの失敗談
- 15 1:ロッドパワー
- 16 2:長さ
- 17 3:弾性
- 18 巻物ロッドについてよくある質問【Q&A】
- 19 巻物ロッド選びで重視するべきポイントは?
- 20 価格によって違いはあるの?
- 21 バーサタイルロッドなら、巻物にも使えるんじゃないの?
- 22 ワームを使うロッドと、巻物のロッドは分けたほうが良い?
- 23 「クランクも使える」と書いてあったのに、硬すぎるんだけど…
- 24 スピナベやバズのフッキングが決まらない、バラしやすい
- 25 巻物でラインは何を使えばいいの?
霞ヶ浦・野池などのオカッパリで巻物をやるのに適しているおすすめロッド10本
1位 シマノ「ゾディアス 166M」
●コスパが良い
●しなやかで扱いやすい
●取り回しが良い
¥10,000台で買えるコスパの良さが魅力のロッド。
50オーバー程度の魚なら、主導権を握らせないトルクフルなブランクがおすすめポイント。
キャスティング時にもロッドがよく曲がってくれるので、キャスト感が良いのもGood。
6.6フィートという中間的な長さなので、小規模な野池から霞ヶ浦のような広大なフィールドまで、幅広い用途に使うことができる。
●野池も大規模のフィールドも、全部1本でやりきりたい人。
●クランクベイトもスピナーベイトも使いたい人。
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2位 シマノ「ゾディアス 166ML」
●クランクベイトにも最適
●強めのベイトフィネスにも使える
●コスパが良い
1位の「166M」のパワーを、もう1ランク下げたロッド。
どちらかというと、166Mはスピナベなどのワイヤーベイト寄りロッドであるのに対し、コチラはクランクベイト寄りのロッドです。
クランクベイトだけでなく、やや大きめのワームを使ったネコリグ、ライトテキサスリグやライトラバージグなどにも使えるので、オカッパリでも便利に使えると言えます。
●やや強いワーミング(ベイトフィネス)もやりたい人
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3位 シマノ「ゾディアス 1610M」
●遠投性能が高い
●投げられるルアーが多い
●コスパに優れる
遠投性能とコスパに優れたロッド。
2oz近くまで投げられるトルクがあるので、投げられるルアーの幅が広いのが特徴。
もちろん、巻物にも使えます。
ミディアムにしてはやや硬めでパワーがあるため、クランクベイトよりはスピナベ・バズベイト、チャターベイトなどのシングルフックルアー寄りのロッドです。
●巻物だけじゃなく、10g~40g程度のその他のルアーも使いたい人
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4位 シマノ「ゾディアス 1610ML」
●クランクベイトに向いている
●遠投性能も高い
●コスパが良い
3位「ゾディアス1610M」のパワーを、もう1ランク落としたロッド。
1610Mがスピナベなどシングルフックルアー向けなのに対し、こちらはクランクベイト寄り。
クランクベイトの釣りはカバーに投げることも多いので、ライン操作をしやすい6.10フィートという長さは有利に働きます。
ピンスポットへクランクを入れるなら、166ML。遠投したい・ライン操作もしっかり行いたいなら1610ML…と使い分けるのがおすすめです。
●クランクのコース取りにこだわりたい人
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5位 シマノ「スコーピオン 1652R-2」
●携帯性に優れる
●抜群のパワー
●旧ワールドシャウラと同じブランク
携帯性に優れた「ワンアンドハーフ」構造が特徴のロッド。
投げられる上限が高く、2oz近くのルアーも投げられるパワーを秘めている。
シマノのフラッグシップである「ワールドシャウラ」の旧モデルと同じブランクが採用されています。
実質、フラッグシップモデルといっても過言ではありません。
なのに低価格なのがスゴイ。
●1本で何でも投げたい人
6位 ファルコン「ローライダーCLC-7M」
●アメリカンロッド
●クランクベイト専用ロッド
●オカッパリでも使いやすい
バスフィッシングの本場アメリカで有名な、ファルコン社のロッド。
クランクベイト専用ロッドなので、ガチでクランクベイトの釣りをやり込みたい人におすすめ。
アメリカンロッドなので癖があるものの、使いこなせれば”超絶エクスタシー”なキャストフィールに酔うことができます。
●人とは違ったロッドを使いたい人
7位 ノリーズ「ロードランナー ltt650M」
●キャスト感が良い
●ワームにも使える
●クランク・スピナベ両方にイケる
バス釣りのレジェンドアングラー、「田辺哲男」氏が監修したロッド。
キャスティング時にしっかりロッドが曲がってくれるため、キャスト精度が飛躍的に向上するロッドです。
1/4~1/2ozくらいまでのスピナベやチャター、10g前後のクランクなどが使いやすいマルチなロッドとなっています。
巻物だけじゃなく、ライトテキサスやネコリグなどのワーミングもイケちゃいます。
●サイドキャストを多用する人
8位 ノリーズ「ロードランナー LTT 680MH」
●オカッパリでバーサタイルに使える
●ワイヤーベイト全般・チャターに向く
●ワームにも使いやすい
メディアで人気の伊藤巧氏が愛用するロッドとして知られている、LTT680MH。
クランクベイトよりかは、3/8~3/4oz程度のワイヤーベイト(スピナベ・バズ)に向いているロッドです。
スピナベやバズ、チャターベイト、デカめのクランクベイトやシャッドテールなどなど、多くの巻物に対応してくれる懐の深さがあるロッドとなっています。
テキサスリグやジグ、高比重ワームのノーシンカーにも使いやすいです。
●オカッパリで便利に使える1本が欲しい人
9位 アブガルシア「ホーネットスティンガープラス」
●コスパが良い
●ルアーが投げやすいブランクス
●ワームもOK
コスパが良くて性能が優れるため、アマゾンで売れ筋の人気ロッドです。
しなやかで良く曲がる作りになっているため、クランクやスピナベなどの巻物ルアーに適しています。
1ピース・2ピースの2種がラインナップされているため、選択肢が広いのも嬉しいポイント。
●コスパを重視したい人
●1ピースはコチラ
●2ピースはコチラ
10位 アブガルシア「バスフィールド662M」
●圧倒的なコスパ
●携帯性に優れる
●よく曲がるブランク
価格が¥5,000程とコスパに優れたロッド。
アマゾンでも人気のシリーズです。
2ピース仕様のため、携帯性にも優れているロッドとなっています。
クランクとワイヤーベイト両方に使えますが、ブランクがやや柔らかめなので、どちらかというとクランク主体のゲームにおすすめと言えるロッドです。
●とにかくコスパを重視したい人
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巻物ロッド選びでチェックするべき3つの比較軸
霞ヶ浦や野池などのバス釣りで使う巻物ロッドを選ぶときに大切なのが、「重要度の高い要素の比較軸」で検討する、というもの。
例えば、巻物ロッドを選ぶときに大切になるのは「ロッドパワー・長さ・扱いやすさ」の3つです。
これらの3つの要素は、オカッパリのバス釣りで巻物を行うときに大きな意味を持つ要素になります。
「とりあえず適当に、評判の良いロッドを買ってみた」みたいに適当に決めてしまうと、以下のような失敗につながってしまいます。
●【ロッドパワー】
「10gのクランクベイトを気持ち良く投げたかったのに、何か硬すぎてキャストが決まらない…」
→実は、適合ルアーが「7g〜21g」となっていても、下限に近い重量のルアーがめちゃくちゃ投げにくい…という失敗は、よくあるパターン。
ロッドパワーを選ぶときは、適合ルアーウエイトのみに左右されすぎないことも大切です。
●【長さ】
「霞ヶ浦で遠投したいのに、飛距離が出ない…」 「小さな野池で使うのには、長すぎてストレスが溜まる…」
→巻物ロッドを選ぶときは、通うフィールドの規模も選ぶときのポイントになります。 霞ヶ浦や琵琶湖、大規模な河川で遠投が必要なら、長めのロッドを。
上下・左右が木々に囲まれた、小規模な野池などで釣りをするなら、取り回しに優れた短めのものを。
●【扱いやすさ】
「巻物を中心に扱いたいのに、硬すぎてバイトを弾く(あるいはバレる)」 「ロッドが硬すぎて、キャストが決まらない」
→全てのロッドには「弾性」というものが設定されています。
「とりあえず人気のロッドだから」と、感度重視のキンキンな高弾性ロッドを選んでしまうと、キャストしにくかったり、バイトを弾いてしまいがち。
巻物ルアーを使うときは、中弾性〜低弾性がおすすめです。
目的別に合ったおすすめロッドを管理人が厳選
一口に”巻物ロッド”といっても、シングルフックのスピナーベイトをメインに使いたいのか、それともトレブルフックのついたクランクベイトなどをメインに使いたいのかで、選ぶべきロッドも変わってきます。
【過去記事】「最高の巻物ロッドについての考察」でも紹介しているように、現実問題として、1つのロッドで全ての巻物ルアーを完璧にこなすのは難しいのです。
しかし、近年のロッドは高性能なものが増えてきているため、購入時には両方を使えるかどうかしっかりと見極めるのが大事です。
●トレブルフックか?シングルフックか?
巻物ルアーの中でも、どのタイプのルアーを中心に使いたいのかを考えていくと、購入で失敗しにくくなります。
クランクベイトを中心に使いたいけど、たまにスピナベも…という感じで、クランク寄りのロッドを選ぶか?
それとも、スピナベをメインに使いたい!でもたまにクランクも…というのなら、スピナベ寄りのロッドを。
こんな感じで選んでいくと、バス釣りの巻物ロッド選びで失敗しにくくなります。
この記事で紹介したロッドを、クランクベイトなどトレブルフックルアー寄りのものと、シングルフック系寄りのロッドに分けると、以下のような感じになります。
【クランクベイトなどトレブルフックルアー寄りのロッド】
●シマノ「ゾディアス 166ML」
●シマノ「ゾディアス 1610ML」
●ノリーズ「ロードランナーLTT 650M」
●ファルコン「ローライダーCLC-7M」
●アブガルシア「バスフィールド 662M」
【スピナベ、チャター、バズなどシングルフックルアー寄りのロッド】
●シマノ「ゾディアス 166M」
●シマノ「ゾディアス 1610M」
●シマノ「スコーピオン 1652R-2」
●ノリーズ「ロードランナーLTT680MH」
●アブガルシア「アブホーネットスティンガープラス HSPC-661M MGS/HSPC-662M 」
もし「どちらもそこそこしっかり巻物やれるロッドはどれか?」と聞かれたら、この中からであれば僕だったらシマノ「ゾディアス166M・1610ML」、シマノ「スコーピオン1652R」をおすすめします。
この3本であれば、カスミや野池なので、やや強めのベイトフィネスの釣りも行えるため、オカッパリの便利な1本としておすすめです。
ちなみに、霞ヶ浦や野池でバーサタイルな1本におすすめのロッドは、以下の記事で紹介しているので、よかったらこちらもチェックしてみてください↓
実際に巻物ロッドを使ってみてわかった、3つの失敗談
ここからは、僕がこれまでに巻物ロッドを購入してきて体験した、3つの失敗談について解説していきます。
実際に巻物ロッドを何本も購入してきた経験も含めて、僕が学んだ失敗談を書いていきます。
僕が過去に巻物ロッド選びで失敗したと感じたのは、以下の3つ。
1:ロッドパワー
2:長さ
3:弾性
1:ロッドパワー
ロッドパワー選択は、巻物ロッド選びでは大切な要素です。
僕は過去に、クランクベイトの釣りをしっかりやりかたったのに、硬いロッドを選んでしまったり、スピナベをやりこみたいのに、柔らかすぎるロッドを選んでしまったりして、トラブルが起こりまくりでした。
このような失敗をしないためにも、巻物ロッドを選ぶときはロッドパワーは大切にしたいです。
例えば、同じ「M(ミディアム)パワー」でも、クランクベイトは扱いにくいけど、スピナーベイトは扱いやすい…というような感じで、使用感に若干の差があったりします。
クランクベイト専用のロッドは、トレブルフックルアーの「バラシにくさ・ノリのよさ」は一級品。
しかし、スピナーベイトのようなやや太めのシングルフックを、バスの口にしっかり貫通させれるパワーがあるのかというと、正直微妙です。
逆に、少し硬め・強めの巻物ロッドだと、スピナベはしっかり扱えるのに、クランクベイトを使うとノらなかったり、バラしやすかったり…というようなトラブルも起こります。
各メーカーの記載には「クランクやスピナベ、バイブレーションなどの巻物にも対応」と書かれていることもありますが、巻物ロッド購入前には、メインで使いたいルアーをしっかり扱えるのかをチェックしておくことをおすすめします。
2:長さ
巻物ロッドを選ぶときには、ロッドの長さも意識したいです。
僕は主に野池や霞ヶ浦などのオカッパリをやるのですが、フィールドの規模を考えずにロッドの長さを決めてしまって後悔したことがあります。
例えば、立ち位置の上下・左右が木々に囲まれた野池で、6.10フィートの長い巻物ロッドを選んでしまい、キャストが決まらなくなったりしました。
オカッパリでは6.10フィートのロッドが人気ですが、小規模の野池で使うにはあまりにも長すぎて、そもそもキャストが決まらないのです。
また、長すぎてクランクやスピナベなどの巻物ルアーを、思い通りのコースを通すことも難しい。
逆に、5.8~6.3フィートなどのやや短めなロッドを持って霞ヶ浦で釣りをすると、今度は飛距離が足らなくなったりします。
特に霞ヶ浦では、高い足場から釣りをしなければならないこともあるので、短いロッドだと巻物ルアーがすぐに浮いてきてしまいます。
このように、バス釣りの巻物ロッドを選ぶときは、使うフィールドに合わせた長さを選ぶことが大事になってくる、と感じた体験談・失敗談でした。
3:弾性
巻物ロッドを選ぶときは、「弾性」にも注意したいです。
全てのバスロッドには、「弾性」というものが存在します。
弾性には、低弾性・中弾性・高弾性・超高弾性などなど、様々な種類があります。
一般的に、高弾性〜超高弾性のロッドは、感度に優れていて、ワームを使った感度重視の釣りに向いていると言われています。
また、低弾性〜中弾性のロッドは、粘り強くてトルクがあり、しなやかさに長けているのが特徴です。
キャスト時にロッドがしっかり曲がってくれるので、キャスト精度が高いのも低〜中弾性のメリットです。
巻物ルアーを使った釣りは、ルアーが常にこちら側に向かって泳いでいるということもあり、ノリの良さが大切になります。
シングルフックのスピナーベイトなどはその限りではありませんが、クランクベイトなどのトレブルフック系ルアーを扱うときは、これを理解していないと、バラし&掛けられず…といったトラブルに泣かされてしまいます。
僕は過去にこのことを全く理解せず、高弾性ロッドでクランクベイトなどを使っていて、バラしまくったり、そもそもノらなかったりといった失敗を経験しました。
このように、買おうとしているロッドがどのような弾性なのか理解しないで購入してしまうと、失敗しやすくなります。
この記事で紹介しているロッドは、どれも低〜中弾性で巻物に向いている作りのロッドなので、気になったものがあったらチェックしてみてください。
巻物ロッドについてよくある質問【Q&A】
巻物ロッド選びで重視するべきポイントは?
価格・デザイン・弾性・長さ・1ピースか2ピースか…など、重視すべきポイントは人それぞれ。
10人いれば10通りの正解があるので、まずは幅広く巻物ロッドの基礎知識をインプットするのが大事です。
学んだものの中から、自分の巻物道には「何が譲れないポイントなのか」を考えるのが、正攻法だと言えます。
価格によって違いはあるの?
高級機・フラッグシップモデルのロッドは、使われている素材の質に違いがあります。
例えば、シマノのフラッグシップロッド「ワールドシャウラ」には、高級ジェット機などに使われる超高強度な素材が採用されています。
実釣性能にはそこまで関係はないものの、ちょっとした感度レベルの違いや、軽量化に優れているのが高級ロッドを使うメリット。
デザインもゴージャスだったりするものが多いので、デザイン性やブランド感で巻物ロッドを選ぶのも、趣味性があって面白いです。
これは僕個人の意見ですが、高いロッドだからといって、「魚が釣れやすくなる」なんてことは無いと考えています。
価格と実釣性能は、比例しないのが現実です。大切なことなので2回言いました。
ロッドの好みは十人十色なので、個人的に気になったロッドを選ぶことがおすすめです。
バーサタイルロッドなら、巻物にも使えるんじゃないの?
バーサタイルロッドでも巻物ルアーを十分使えます。
近年は、クランクベイトやスピナーベイトの両方をしっかり使える、高性能なロッドも増えてきました。
特にこの記事でおすすめしているシマノの「ゾディアス166M」などは、クランクベイトもしっかり掛けれますし、スピナベもしっかり掛けれるロッドです。
ただ、人によっては「バーサタイルだからって言われて買ったけど、このロッド硬すぎるんだよね」と感じる人がいるので、巻物ロッド選びは個人の好みによるところも大きいと言えます。
ちなみに過去、シマノ「ワールドシャウラ1652R」をクランクベイトなどの巻物の釣りに使っていたことがありましたが、クランクには硬すぎると感じて失敗したこともあります。
「バーサタイル=全てのルアーを高次元に使える」というわけでもないのが現実です。
クランクベイトのみを専門的にやり込みたいなら、グラスコンポジット・ピュアグラスロッドなどの専門6度を選ぶことをおすすめします。
グラスコンポジットロッドのインプレ記事もありますので、よかったらこちらもチェックしてみてください↓
ワームを使うロッドと、巻物のロッドは分けたほうが良い?
分けなくても大丈夫です。
近年のロッドは、巻物もワームの釣りもしっかりできるものが多いので、使い回しができるようになっています。
しかし、しっかりとワーミングの釣りと巻物の釣りを区別したいなら、別々のタックルを揃えるのも面白いです。
「クランクも使える」と書いてあったのに、硬すぎるんだけど…
「何でも使えるバーサタイルなミディアムロッド」と書かれているものは、扱えるルアー上限が高いものが多いです。
そのため、メーカーによってはやや硬めに作られているものもあります。
クランクベイトをメインに使うなら、14g程度が気持ち良く扱えそうなロッドを選びのがおすすめです。
適合ルアーの上限が20gを超えるようなロッドだと、クランクベイトを扱うには少し硬すぎます。
スピナベやバズのフッキングが決まらない、バラしやすい
ロッドが柔らかすぎる可能性があります。
あるいは、ライン選択を間違っているかのどちらの可能性があります。
ML(ミディアムライト)パワーはクランクベイトの扱いには長けていますが、1/2oz以上のワイヤーベイトを扱うには、やや弱すぎな傾向にあります。
もしMLでスピナーベイトを扱うなら、1/4~3/8oz、頑張って1/2ozまでに留めておいたほうが無難です。
巻物でラインは何を使えばいいの?
巻物用のライン選択は、クランクベイトならナイロン16~20lb、フロロなら12~16lb程度。
スピナベならナイロン16~22lb、フロロ14~16lbがおすすめです。
ナイロン14lb以下だと、フッキング時やファイト時に伸びすぎてしまうため、ロッドによってはバラシが多くなってしまうので注意したいところです。
ちなみに、オカッパリの巻物ラインとして使いやすいアイテムを以下の記事にまとめておいたので、よかったらこちらもチェックしてみてください。
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