【3年使ってみた】レンタルボート初心者でも魚探は必要?得られる学びが多すぎた…。

バス釣りのレンタルボートをはじめてから3年が経過した。

レンタルボートに乗るまえは「魚探なんてなくても余裕っしょ!シャローだけやっていればよし!」などと思っていたが、さすがに無理があった。

魚探ナシではダム湖ではまったく通用せず…。

ということで、ホンデックスの魚探を購入。

「レンタルボート初心者は魚探があると釣れる魚が増えるのか?」というテーマを持ちつつ、魚探を3年ほど使ってみた。体験談を紹介してみる。

【試験期間3年】レンタルボート初心者は魚探を使うと釣れる魚が増えるのか?3年ほど試した結果…

結論からお伝えすると、レンタルボート初心者であっても「魚探は必須」である。

レンタルボートをはじめた1~3ヶ月目は、魚探なしで釣りをしていた。

NO魚探でもシャローだけ撃っていけばポロポロと釣れるということもあって、魚探を買わなくてもなんとかなるのでは…と。

ただ、どうにも釣果が安定しない。

シャローしか撃つことができないし、地形やベイトもよくわからないまま、なんとなく当てずっぽうな釣りをすることになり、”博打・ギャンブル”的な釣りになちがちだった。

●さすがに「地形・ベイト」くらいは把握しておきたい

さらに、レンタルボートをやり込むにつれ、「もっと上手くなりたい!」っちゅー欲が生まれた。そこで、ホンデックスの魚探を購入したのだ。

さすがに水温やベイトフィッシュの有無、地形くらいは知りっておきたかったから。

3年ほど使ってみたところ、もう魚探なしではレンタルボートに乗りたくない。これが本音。

シャローレイクや岸撃ちアングラー(バンクビーター)を貫きたいなら話は別だ。

しかし、一般アングラーが週末のダム湖でそこそこ楽しみたいなら、魚探は必須だと思う。

魚探ナシ・岸撃ちアングラーは”ギャンブラー”?

魚探がなかったころは、水温も地形もベイトの有無もわからず、ただ当てずっぽうにシャローや岸際(バンク)を撃つしかなかった。

そんなとき、有名プロショップスタッフも認めるほどの上手いアングラーにいわれたのは、

魚探ナシでただバンク撃っているだけの釣りをしていると、交通事故(マグレ・出会い系)的な釣りでしか釣れなくなるよ。

というものだった。

そのときはイラっとしたが、今になってその言葉の意味が痛いほどわかる。

脱・交通事故アングラー。レンタルボート初心者こそ魚探に頼るべし

レンタルボート初心者のうちは、つい岸際(バンク)ばかり撃ってしまいがち。

それだけでもポロポロとは釣れるが、どうにもギャンブル感が強くなってしまう。

狭い日本のフィールドでは、魚探なしでバンクだけ撃っている釣りを続けていると、釣りが安定しない。

運よくシャローに入ってきたバスと、半ばバッティングするような形でしか釣果を出すことができないからだ。

経験値などがあれば必ずしも”運”ではないと思うが、月1回ボートに乗れるかどうかわからない一般アングラーにとっては、バンク撃ちオンリーの立ち回りはややギャンブル感が強い。

ビッグベイトや巻きモノでシャローを撃ちまくり、「どこかでヤル気のある魚と出会うっしょ」的なスタンスだと、釣りが安定せず、ほぼゼロワンゲームになりがち。

運ゲーを繰りかえすことで、「マズメ時や風が吹いたときは釣れるけど、それ以外はまるでダメ」というアングラーになってしまった…という失敗談である。

結果、釣れる魚がいつまで経っても増えず、釣りも上達しない…という負のループに陥ってしまった。

魚探を活用することで、釣りに安定感が生まれる。「自分のチカラ」で釣る

魚探を取り入れることで、湖底の地形やボトムカバーを意識できるようになった。

「〇〇の地形で反応するから、アッチの〇〇なポイントでこんな釣りをしたら食うんじゃないの?…ほら、やっぱりね!」なんていうことも出来るようになり、釣りの幅もひろがったように思う。

魚探を取りいれることで、「ヤル気のある魚(ルアーにバイトする可能性が高い魚)は、かならずしもシャロー・バンクに居るわけではないのだな」と学んだ。

ボトムカバーには、案外ヤル気がある魚がいる。これを知ることができたのは自分のなかで大きい。

魚探を意識できると、野池のオカッパリも上達する

魚探があると、水温・地形・ベイトを意識できるようになる。

その意識はレンタルボートにおいてだけではなく、野池のオカッパリにも応用できた。

たとえば、しばらくレンタルボートに乗ったあと、たまに野池のオカッパリをすると、無意識のうちに地形やらベイトなどを考えいてる自分がいることに気がつく。

結果、オカッパリでの釣果もかなり伸び、「博打・運ゲーの釣り」をすることがなくなってきた。

魚探を使うことで、どんなフィールでも”狙って釣るアングラー”になれるんだなぁと。

地形・ベイトの有無・水温などを意識できると、釣れるサカナが増える。これは間違いない。

旧ブログから読んでくださっている方ならお分かりかもしれないが、レンタルボートに乗るようになってから、野池のおかっぱりの釣果も伸びはじめた。

シャロー撃ちだけするアングラーに魚探は不要?

シャローエリアやバンク際だけ狙う「シャローマン」にとって、魚探は不要なものなのだろうか。

そういえば、以前、自称上級者っぽい人にこんなことを言われた。

魚探なんていらねぇよ!みんなベイトだとか何とか言ってるけど、そんなの関係ねぇからw

「ベイトが〜」とか「地形が〜」とか言っているヤツも、結局釣れてねぇじゃんw

彼は撃ち物のスペシャリスト(?)だった。

たしかにシャローフリップ中心のアングラーにとっては、魚探はそれほど重要ではないのかもしれない。

しかし、彼はマッディシャローレイクでの釣りが専門。

相模湖や津久井湖など、オープンなクリアレイクで釣れるかというと…。本人も相模湖はやらないと言っていたので…。

シャローやバンクだけを撃つ釣りスタイルなら、魚探は必要ないかもしれない。

ただ、もしバス釣りを上達させたいと思うなら、初心者であっても魚探は必要だと思う。

少なくとも、カバーがほとんど存在しない津久井湖では、魚探がないと通用しないだろう。

魚探を活用すると釣れる魚めっちゃ増える

最初のうちは魚探の見方や使いかたがイマイチよくわからなかった。

で、ひたすら鳴りまくるフィッシュアラーム(ON,OFF可)に左右されまくり…。

しかし、魚探の使い方がわかってくるにつれ、釣れる魚が増えていった。

魚探は、ただ単に「バスの魚影」を確認するものとして使うだけでなく、水温、地形、ベイトフィッシュの有無などを把握するためにも用いられる。

もちろん、「お!ここにバスがいるぞ!狙い打て!」とシューティングで釣れることもある。

が、バスの魚影以外の要素を知るためにも使われる。

ちなみに、僕がレンタルボート初心者だったころ、「魚探なんていらないっしょ!」といっていたのだが、今は魚探シューティングゲームがもっとも得意である。なんとも皮肉な話じゃ。

ゲーム世代は、たぶんみんな魚探シューティング上手いんじゃないかな。

どうしても釣れないときに、ボウズ逃れで「魚探シューティング+ダウンショットリグ」の組み合わせは鉄板だ(笑)

【3年使った感想】レンタルボート初心者は魚探を使うと釣れる魚が増えるのか?→めちゃくちゃ増えました|まとめ

レンタルボート”ガチ”初心者だった僕が、魚探を3年使ってみて感じた体験談を書いてみた。

魚探は必須。これがないとまるで釣りにならない。

マッディウォーターでシャロー撃ちに傾向するならその限りではないが、バンク撃ちが通用しないときのほうが多いので、やっぱり魚探は必要だと思う。

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