上記の考えかた…ある程度、バス釣りをやり込んだ人ならわかるハズ…!
バス釣り歴20年以上の僕が、「ぶっちゃけ、このルアーは小バスまで無差別に釣ってしまうからあえて封印している」っていうアイテムをこっそり紹介してみます。
「バスフィッシングはアングラーの実力で!狙って獲りたい!」という人にはまったく参考にならないかも?
もくじ
正直、釣れすぎるからむしろ逆に使いたくないルアーランキング TOP 10…
1位:ジャッカル「フリックシェイク」
できれば使いたくないNo.1。なぜならカンタンに釣れてしまうから。
このワームでジグヘッドワッキー(ノーシンカーワッキー)すれば、バス釣りの難易度を「ベリーハード」から「ノーマル、イージー」モードに変えられます。
あまりにも釣れすぎるので、できるだけ1軍には入れないようにしているんですよね。
フリック3.8~4.8を投げて釣れないなら、このスポットにバスは居ないと判断できる絶対的な指標になるワームです。
某ブルースギタリストは「ギターの悪魔に魂を売ったから上手くなった」などと言われたが、フリックシェイク使っちゃうと『釣果に魂を売った』みたいになっちゃうので、できる限り使わないようにしています。
…が、大抵は悪魔に魂を売ることになっちゃう。釣れるから。
2位:ゲーリーヤマモト「レッグワーム2.5」
ダウンショット用ワームの名作。
定番中の定番すぎるし、釣れすぎちゃうからできれば使いたくないルアーですね。
人的プレッシャーとかあんまり関係なく釣れるので、あえて1軍タックルボックスからは外すことも多いです。
ここぞというピンスポットでシェイクかませば高確率で食ってくる。
レッグワームに手を出しちゃうと、釣りがコレばっかになっちゃうので、できる限り使わないようにしていますが…結局使っちゃう。だって釣れるから。←だから成長しない。
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3位:O.S.P「HP シャッドテール」
ほぼレッグワームと同等に釣れるため、実質2位ですね。
ハイプレッシャーな釣り場でもよく釣れるため、釣りの難易度を下げてくれるワームだと感じています。
「これ使っちゃうと他のルアーを使いたくなくなる」という気持ちが湧いてくるため、「今日は絶対釣りたい!」というとき以外は、できるかぎり手を伸ばさないように心がけたり…。
4位:エバーグリーン「Dゾーンフライ」
小バスを無作為に乱獲してしまうので、あまり使いたくないスピナーベイトです。
「とりあえず投げて巻けばバイトを得られる」というお手軽さもあって、スピナーベイト入門者には超おすすめ。
ですが、スピナーベイト脱初心者を志すなら使わないほうがよいとも感じます。小バスを乱獲してしまうし、釣れた理由の分析が曖昧になりがちだから。
以前はオカッパリでボウズ逃れしたいときに使っていましたが、現在は封印中です。
5位:メガバス「ドッグX jr.コアユ」
コンパクトで”食わせ系”なペンシルベイト。
沖でボイル・ライズしてたらコレ投げれば高確率で食っちゃいます。
今現在、あまり使っている人を見ないので穴場的なルアーともいえますね。
トゥイッチだけでなく、タダ巻きしてi字系っぽく使うのにもよさげです。
コアユは当ブログでも意外とよく売れているんですよね。最近の若いアングラーには目新しさがあるのかも…?
ウエイトが6gくらいですが良く飛びます。バーサタイルロッドでも投げられるのもオススメポイントですね。
6位:デュオ「レアリススピン」
デュオのプロスタッフ、酒井氏に潮来釣具センターですすめられて購入したのですが、8月の猛暑、周りが1~5本の釣果だったにも関わらず、コレ使ったら25本釣れた…という逸話があります。
あまりにも小バスを乱獲してしまうため、僕は1軍ボックスから外すことにしたのでした。
サイズは伸びないルアーです。サイズを選べないため、デカバスを釣りたい人には全くおすすめできません。
霞ヶ浦のオカッパリでボウズ逃れしたいなら、レアリススピンは持っておいたほうがいいです。
ただ、キャットフィッシュも乱獲するし、キャット掛けるとフックが折れやすいので注意!
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7位:ジャッカル「デラクー」
こちらも小バス乱獲系スピンテール。
釣り場の有名度合いにかかわらず、高確率でバイトを得られるルアーですね。
めっちゃ釣れるけど、あまりにも小バス乱獲するため、現在は1軍ボックスから外しています。
サーチルアーとしても使いやすいです。ただ、「とりあえず釣れちゃう」感があるので、「自分の実力で釣りたい!」というタイプの釣り人にはおすすめできません。
レアリススピンよりもやや強めのアピール力で、フックもこちらのほうが耐久性があります。
カッ飛ぶ系ルアーです。バス釣り初心者や、小さなお子様などにはコレ投げさせておけばOK…みたいなところもあります。
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8位:O.S.P「ドライブビーバー3.5」
昨今の撃ち物系ワームのなかでも定番になりつつあるワーム。
よく釣れるし、みんな使っている…っちゅーことで、正直あまり使いたくないワームです。
スレまくりの野池でもよく釣れるので、現在はあえて1軍から外しています。
「テキサスリグ、リーダーレスダウンショットリグをイチから学びたい」という人におすすめですが、フリップをやり込んでいる人には向かないかも?
カンタンに釣れるし、オートマチックに”釣れるアクション”してくれるから操作感が薄く、人によっては飽きやすいかもしれません。
9位:ゲーリーヤマモト「3インチセンコー」
野池で新品パッケージを拾ったので試しに使ってみたところ、圧倒的に釣れました。それはもうあり得ないくらいに釣れてしまった。
小バス・ギル関わらず、あまりにもバイトを得られるため、「ちょっとつまらないかも」と感じて封印した…という経験があります。
これのノーシンカーをカバーや壁際にフォールさせれば、高確率でバイトを得られます。が、あまりにもお手軽すぎてつまらないかもしれません。
「狙って釣っている感」ではなく「ルアーパワーで釣らせてもらっている感」…といった印象ですね。
ちなみに、「3インチファットヤマセンコー」のテキサスリグは真冬でも釣らせてくれます。
10位:レイドジャパン「ビッグ2WAY」
フリップベイト(カバー撃ち用ワーム)としていろんな場所で使ってみましたが、かなり釣れるワームです。
カバーだけでなくオープンな場所でも釣れるので、釣りの難易度がかなり下がってしまい、逆にに使わなくなってきました。
2WAYはオリジナルサイズが人気で入手困難であるのに対し、ビッグ2WAYはわりと売れ残っているのを見かけます。
実はビッグ2WAYもかなり釣れるワームで、撃ち物系ワームとしても優秀だと感じます。
わりとカンタンに釣らせてくれるので、使う頻度が落ちてきたワームです。
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まとめ:あまりに釣れるルアーは、むしろ逆に1軍から外しがち
やや逆張り的な記事になってしまいました。
釣れるルアーは、最初は良いんですが、「コレ投げればだいたい釣れるのがイメージできるし、なんか進歩している気がしない…」みたいな気持ちになるので、あえて1軍から外したくなっちゃうんですよね。
バス釣り初心者の場合、この記事であげたルアーを使ってもらえれば、高確率で釣れるハズです。
ただ、中〜上級者など、「自分のチカラでバスを探して、意図的に食わせたい!」というストイックなアングラーにはまったくおすすめできません。
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