インプレ|ジャッカル「フリックシェイク 4.8」。はじめての50cmオーバーを釣らせてくれた爆釣神ワーム

「フリックシェイク」というワームをご存知でしょうか。

ジグヘッドワッキーリグで使うと、まるで本物のミミズのように動いて爆釣!…とブームになったことでも知られているワームです。

当ワームを10年以上くらいは使っているので、体験談や感想などをインプレしていきます。

インプレ|ジャッカル「フリックシェイク 4.8」

過去にブームを巻き起こした「フリックシェイク」

「フリックシェイクのジグヘッドワッキーがやべぇ!」

釣りの経験が長いアングラーなら、上記のような会話をしたことがあるはず。

フリックシェイクは、2004年ごろに秦拓馬氏がクセのついたワームを使った『ジグヘッドワッキー』で爆釣したのがキッカケで開発されたアイテム。

天才ルアーデザイナーとして有名な加藤誠司氏が手がけ、発売以降はさまざまなフィールドで爆釣報告があがりました。

僕自身もフリック×ジグヘッドワッキーを堪能させてもらったうちの1人で、あまりの釣れっぷりということもあり、「禁じ手」として封印したこともありましたw (^^;)

 

ウネウネアクションを作りだす『左右非対称ボディ』

フリックシェイクはボディ形状が左右非対称。

そのため、ワッキー状態でセットすると水中でウネウネと動き、その姿はまるでミミズさながら。

デザイナーの加藤誠司氏は、フリックシェイクの特徴について以下のように語っています。

フリックシェイクの最大の特徴は、その形状がはじめから曲がっていること。

2004年の6月に高滝ダムで行われたJBワールドのトーナメントで、秦プロが4位に入賞したのがきっかけで生まれたワームだ。

(引用:加藤誠司氏オフィシャル「加藤誠司倶楽部」より

一般的に、ワームの”クセ”はタブーとされていますが、フリックシェイクは意図的に左右非対称のデザインになっています。

あえて”クセ”をつけることで、水中で不規則にアクションするようになっているのは、さすが天才ルアーデザイナーといったところでしょうか。

また、フリックシェイクはジグヘッドワッキーだけでなく、ネコリグやノーシンカー(ワッキー)などでも使えるスグレモノ。

汎用性においてもすぐれたワームですね。

ひと目でわかる、ジグヘッドワッキーセットポイント

フリックシェイクのボディ中央部に、ジグヘッドをセットしやすいように”盛り”がデザインされています。

一般的なストレートワームはどの部分にフックを刺せばいいのか迷いがちですが、フリックシェイクはフックをセットしやすい形状になっています。

ほかのストレートワームと比較

写真上から、ズーム「スワンプクローラー」、レイドジャパン「ウィップクローラー4.9」、ジャッカル「フリックシェイク4.8」。

ほかのワームがほぼストレート形状であるのに対し、フリックシェイクはボディが曲がっていることがわかります。

秦拓馬氏が「クセがついたワームをジグヘッドワッキーで使うとヤバイ!」と気づいたことが、フリックの開発のキッカケになったらしいです。

ルアーデザイナーである加藤誠司氏のオフィシャルブログにて、フリックシェイクについての興味深い話を読むことができます↓

>>加藤誠司オフィシャルブログ「加藤誠司倶楽部」を見てみる

>>アマゾンで「フリックシェイク」の口コミ・価格を見てみる

インプレ|ジャッカル「フリックシェイク 4.8」を使ってみた感想

ジャッカル「フリックシェイク4.8」を使い続けて、どれくらいが経つでしょうか。

かれこれ10年以上は経つかと思いますが、いまだによく釣れるのでお気に入りです。

ということで、実際に使ってみたインプレを紹介します。

バイト数がやたら多い

(フリックで釣った初50オーバー。ジグヘッドワッキーでシェイクすれば釣れます)

小さな野池から霞ヶ浦などのメジャーフィールドまで、さまざまなシチュエーションで投げ続けてみました。

おおくの釣行を経験してて思ったことは、「フリックはやたらバイト数が多い」というもの。

近年はバスの個体数の減少やハイプレッシャー度合いが注目になりやすいですが、そんな状況でもまだまだ釣らせてくれるワームです。

さすがに10年前とくらべると威力は落ちたとも感じるものの、いまだにハイプレッシャーフィールドでも釣らせてくれるので重宝しています。

無人島にワームを1種類しか持っていけないとしたら、まず間違いなく候補にあげるワームです。

スレた野池でも釣らせてくれる神ワーム

『フリックシェイク×ジグヘッドワッキーリグ』のコンビネーションは、スレた野池にも◎

まるで「フリックシェイクのジグヘッドワッキーリグ」というカテゴリーが存在するのではないか、と思うほどです。

僕はスレた野池で釣りをしているのですが、そこではじめての50オーバーを釣らせてくれたのが、「フリックシェイク4.8のコーラカラー×ジグヘッドワッキーリグ」でした。

デカバスを選んで釣りたい人にはおすすめできない

フリックシェイク4.8は、バスのサイズにかかわらず無差別に釣りまくるタイプのワームです。

そのため、「デカバスのみを選んで釣りたい!」というビッグバスハンターにはおすすめできません。

個人的にもフリックは禁じ手としており、よほどのことがないかぎりは投入しないように心がけています。ついフリックのみに頼りすぎてしまうので(^ ^;)

しかし、バス釣りビギナーの人や、とにかくバイトを得たい!というストイックなアングラーにはピッタリかと思います。

【関連記事】

釣れすぎるから逆に封印したルアーを紹介した記事はこちらで読むことができます(フリックも紹介しています)↓

【インプレ】ジャッカル「フリックシェイク 4.8」。はじめての50cmオーバーを釣らせてくれた神ワーム|まとめ

フリックシェイクを10年以上使ってみたので、その体験談をもとにしつつインプレしてみました。

フリックは「対スレバスキラー」といった感じで、よく釣らせてくれる神ワームだと感じます。

デカバスハンターにはおすすめでないものの、バスを釣ったことがないビギナーなどにはぜひ使ってみてほしい優秀なワームです。

フリックシェイクの詳細は以下のリンクから見ることができます↓

 

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