「MHロッド+フロロ12ポンド」で5gフリーリグやったらいきなりデカバスが釣れた。ラインの太さとフック軸の関係について【セッティング考】

「MHロッド+フロロ12ポンド+バルキーワーム(フック#4/0)」

上記はノリーズプロスタッフ・城ノ上巧氏のセッティングだが、これを参考にしてみたところ、いきなりデカバスが釣れた。

城ノ上巧氏は、「フック軸が細いのなら、MHロッド+フロロ12ポンドでもいける」と語っている。

以下、ノリーズ公式ユーチューブチャンネルより、城ノ上氏のコメント引用↓

フックは細くなればなるほど貫通力があがる

その分、柔らかい竿が使える

柔らかい竿を使うメリットは、繊細なアクションが可能になるという部分

(引用:LureNEWS TV「亀山湖でロクマル登場!デカバス捕獲の切り札ビッグエスケープツインで攻略」8:46~辺りからコメント引用

↓再生すると上記コメントあたりから観ることができます

ダブルエッジ#3/0にMHはまだわかる。

が、フロロ12ポンドって細くない?なんでだろう…と疑問に思ったので、とりあえず参考にしてみたら、いきなり結果が出ましたわ。ありがたや。

「MHロッド+フロロ12ポンド」で5gフリーリグやったらいきなりデカバスが釣れた。ラインの太さとフック軸の関係について【セッティング考】

城ノ上氏はフットボールヘッドを使っているが手持ちになかったので、5gフリーリグで試してみた。

したら、数投でパックリ食っちゃうじゃあありませんか。

シェイクしているときに食ったので、もしかしたら「5gフリーリグ+フロロ12ポンド+MHロッド」っちゅーセッティングが良かったのかもしれない。

一般的には、#3/0クラスのオフセットフックには、ラインもそこそこ太いほうがいいと言われている。

今回のセッティングは「フロロ12ポンドにMH+#3/0(キロフックハイパー。やや太軸)」という”極キワ”なものだったので、フッキングに不安があった。

しっかりフッキングできたので驚きです。

「細いライン・弱いロッド」は繊細な操作がしやすい

試したロッドは7.2フィートのMH+パワー。

ややティップがしなやかなロッドなので、操作感もアバウトになってしまうんじゃないかと思っていたら、かなりいい感じではないか。

さすがにカバーにブチ込むとラインがボワンボワンと跳ねてしまい、NO感じで根がかりが多発。

ただ、オープン〜ライトカバーでの使用なら、かなり良い感じ。

オープン〜ライトカバーにリグを絡めて、シェイクして誘い、外して…という繊細な操作がやりやすいのが良いですな。

とくにシェイク。ここがキモなのかなぁと。

これまで底物系ルアーに使っていた「Hロッド+フロロ16~20LB」や「MHロッド+フロロ16LB」というセッティングでは、シェイク動作やズル引きが大雑把になりがちだった。

MHロッドを底物ルアーに使う場合は、16LBより14LBのほうが繊細に操作しやすいし、14LBより12LBのほうがより繊細に操作しやすいんだなぁと。

細いラインを使ったほうが、ボトムカバーを感知しやすくなり、ちょっとした小枝などに意図的にリグを引っかけてシェイク…みたいな小技も行いやすい。

いままでは、底物ルアーにはいつもフロロ16LBばかり使っていたが、これからは12~14lbも導入したほうがいいなと感じた。

「MHロッド+フロロ12ポンド」で#3/0(しかも太軸)は微妙かと思いきや、大丈夫だった

●使ったフックはコチラ↓

デコイ「キロフックハイパー(#3/0)」

ヘビーカバー対応のやや太軸なフック。

手持ちにリューギ「ダブルエッジ#3/0」がなかったので、とりあえず仮で出してみた。

「MHパワー(ティップしなやか)+フロロ12LB+太軸#3/0」というセッティングだと、フッキングパワーが足りないんじゃないかと不安だったが、意外とイケた。

一般的には、フック軸が太くなるほどロッドパワーが必要といわれている。

僕自身の体験においても、太いフックを載せたルアーに弱いロッドを合わせると、フッキングミスやバラシが増える…なんてことも。

でも大丈夫だった。

ペンチ使わないとフックを外せないレベルまでしっかりフッキングできたので、底物ルアーにはフロロ16ポンド!一辺倒な考えかたをあらためないとイカン。

フッキングがうまくいったのは、最近のフックが優秀だからなのか、ラインが優秀だからなのか、ロッドが優秀だからなのかはわからない。

もしかしたら、フリーリグはロッドとラインパワーは1段くらい落としてもOKなリグなのかもしれない。

とりあえず、「#3/0はフロロ12ポンドまで落として平気」ということがわかったので、ライン選択の幅がめっちゃ広がったぞ。城ノ上さん、ありがとうございます。

最近のフロロ12ポンドってめっちゃ強くない?

ひと昔前の12ポンドと、最近の12ポンド。

数値上は同じような印象だが、使ってみるとかなり違う。

とくに、最近のものは価格のわりにラインブレイクが起こりにくい。

以前、フロロ12ポンドを使って50オーバーがかかったときに、魚体がカバーに宙ずり状態になるという出来事があった。

このときもラインブレイクせずに済んだ。

最近のフロロは強い。ポンド数に対して考えかたを変えなきゃならんなぁ。

使ったラインは、ともにフロロマイスター12ポンド。

噂によると、プロのフィッシングテスターも使用するとのことで、その性能は折り紙つき。

最近のラインはコスパがよくてめっちゃ強い。マジで助かる。

ひと昔前なら14ポンドを使っていたシーンでも、令和の今なら12ポンドまで下げちゃってもいいのかもしれない。

「MHロッド+フロロ12ポンド」で5gフリーリグやったらいきなりデカバスが釣れた。ラインの太さとフック軸の関係について【セッティング考】|まとめ

5~10gテキサスやリーダーレスダウンショットリグ、フリーリグなどの底物ルアーには、フロロ14~16ポンド!…と決めつけずに、いろいろなポンド数やフックを使い分けることで、釣れる魚が増えるっちゅーワケですかね。

フックやポンド数にこだわると、バス釣りがより面白くなりますなぁ。

【こちらもお役に立つかもしれません】

おすすめラインに関する記事はこちら

カバー撃ち、底物ルアーに関する記事

●カバー撃ち用アイテムまとめ

MH(ミディアムヘビー)ロッドに関する記事

H(ヘビー)ロッドに関する記事

カバー撃ちノウハウに関する記事はこちら

カバー撃ち用ワームのインプレ記事はこちら

【リールカスタム楽しむなら!】

日本一のリールカスタムパーツ量を抱える人気ショップはこちらで見ることができます↓

日本最大級のカスタムパーツ品揃え!ヘッジホッグスタジオ