野池のオカッパリ。
シチュエーションはさまざまですが、スピナーベイトの重さの選び方で悩む人も少なくないハズ。
僕自身もかなり悩んだことがあり、たくさんのお金と時間を使って学んできました。
そこで今回は、野池のオカッパリにおける、スピナーベイトの重さの選び方を書いていきます。
「野池でオカッパリをやっているけど、スピナーベイトの重さの選び方がわからない…」という人のお役に立つとうれしいです。
もくじ
野池のオカッパリにおける、スピナーベイトの重さの選び方
スピナーベイトの重さの選び方のコツは、以下のようなものです。
1:水深(レンジ)を目安にする
2:スピード(リトリーブ速度)を目安にする
3:キャスタビリティ(キャストのしやすさ)を目安にする
1:「水深(レンジ)」を目安にする
スピナーベイトの重さを決めるときは、「狙うポイントの水深(レンジ)」を目安にするのが基本となります。
スピナーベイトは、重くなるほど深く潜るという特性があります。
そのため、水深が浅いポイントでは軽いウエイトを選び、深いポイントでは重いウエイトを選ぶのがコツとなります。
ウエイト選びには個人差がありますが、たとえば僕の場合は以下のようなカンジで重さをチョイスしています。
~60cm:1/4oz(7g)
90~1.5m:3/8oz(10g)
1.5~2.5m:1/2oz(14g)
2~4m:5/8oz~3/4oz(17~21g)
最大水深が2mくらいの野池であれば、3/8ozと1/2ozの2種類を持っておけば、一通りの釣りは問題なくおこなえる印象です。
どうしてもスローリトリーブで引きたいと思ったときは、1/4ozを使うこともありますが、1/4ozは使用頻度がすくないので、「3/8oz+ロッドを立ててリトリーブ」で対応することもあります。
2:「スピード(リトリーブ速度)」を目安にする
スピナーベイトのウエイト選びは、「スピード」も目安になります。
たとえば、スローで巻きたいときは1/4ozを選び、ハイスピードで巻きたいときは5/8~3/4ozを…というように、重さで巻きとりスピードを調整することも可能です。
同じ層を引く場合、軽いスピナーベイトは遅く巻く必要があり、重いウエイトになるほど速く巻かなければ一定のレンジを保ってリトリーブしてくることができません。
軽いスピナーベイトは浮き上がりやすく、重いスピナーベイトは速く沈むやすいからです。
大雑把な表現になってしまいますが、シンプルにいうなら、
速く巻きたきゃ、重いウエイトを。
遅く巻きたきゃ、軽いウエイトを。
こんなカンジです。
スピナーベイトの重さ選びで迷ったときは、「巻き取り速度」も目安になります。
3:「キャスタビリティ(キャストのしやすさ)」を目安にする
ルアーフィッシングにおける「キャスティング(ルアーを投げる行為)」は、ルアーの重さが軽くなるほど精度を保つのが難しい。
とくに、風が吹いているようなシーンでは、いつものウエイトだとキャストが決まりにくくなり、結果的に釣れなくなりやすいです。
そんなときは、1段階ほどスピナーベイトのウエイトを重くしてあげるのもテクニックの1つです。
ウエイトを重くすると、キャストするときにルアーが風に流されにくくなり、キャストが決まりやすくなります。
「風が強くてキャストが決まらない…」というときは、3/8oz→1/2oz…というように重さを変えるとキャスト精度が上がります。
バス釣りのオカッパリでは3/8ozしか使わない人も少なくないですが、1/2ozを持っておくと色々なシーンで役立ちます。
MH~Hパワーロッドを使った「ヘビーバーサタイル」では、3/8ozよりも1/2ozのほうがキャスタビリティを保ちやすいです。
ロッドが硬く(強く)なるにつれ、軽い重さだとキャストがしにくくなるからです。
「3/8ozしか持ってないから、ヘビーバーサタイルだとスピナーベイトを使えない」という考え方ではなく、「スピナベで釣りたい!だったら1/2oz~3/4ozで対応しよう!」というマインドに切り替えたいところです。
ただ、ルアーウエイトを重くするとアピール力やスピードも変わってきます。
そんなときは、ブレードの大きさや、ロッドの角度、ラインの太さなどで狙うレンジを微調整しましょう。
【重いスピナベでシャローを巻きたいときのテクニック】
※ブレードを大きくすると、水の抵抗を受けやすくなり、ルアーが浮き上がりやすくなります。
※ロッドを立ててリトリーブすることで、ルアーが浮き上がりやすくなり、より浅いレンジを巻いてくることができます。
※ラインが太くなるにつれて、ルアーは浮き上がりやすくなります。あえて細いラインを使うことで、ルアーを深く潜らせることも可能です。
野池のオカッパリにおける、スピナーベイトの重さの選び方|まとめ
スピナーベイトの重さの選び方について書いてみました。
野池のおかっぱりでは「3/8oz」がメインとなり、補助として1/4ozや1/2ozを選ぶのがキホン。
スピナベの重さを決めるときは、「狙う水深、スピード、キャスト精度」の3つを目安にすると迷いにくくなるハズ…!
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