夏のシーズン、使用することが多くなる「羽根モノ(ハネモノ、ハネ、羽根)」ルアー。
なかでも、レイドジャパン「ダッジ」が特に人気ですが、「ダッジを使いたいんだけど、どんなタックルを組めばいいのかわからない」という人も少なくないハズ…!
そこで今回は、【1ozの羽根モノ用タックルの組み方、タックルセッティング】を紹介してみます。
記事後半では、「ダッジ」を使うのにオススメのロッドとラインを紹介!
「レイドジャパンの”ダッジ”を使いたい!でもタックルセッティングがわからない!」という人のお役に立つとうれしいです。
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もくじ
- 1 レイドジャパン「ダッジ」の基礎知識
- 2 レイドジャパン「ダッジ」の使い方
- 3 レイドジャパン「ダッジ」のタックルセッティング。ロッド、リール、ラインの選び方のコツ
- 4 ダッジに合うロッドは?
- 5 ダッジはヘビータックルじゃムリ?
- 6 ダッジに使うロッド、長さは?
- 7 1ozの羽根モノに合うリールはどんなもの?ギア比は?
- 8 ダッジ(1ozの羽根モノ)に合うライン
- 9 「ダッジ」にフロロラインが適している理由
- 10 レイドジャパン「ダッジ」におすすめのラインは?
- 11 筆者おすすめのフロロライン
- 12 筆者おすすめのナイロンライン
- 13 【おすすめ6選】レイドジャパン「ダッジ」にマッチするおすすめロッドはコレ!
- 14 シマノロッド
- 15 ゾディアス 1610MH
- 16 ゾディアス 172MH
- 17 ダイワロッド
- 18 ダイワ「ブレイゾン C610MH」
- 19 レイドジャパンロッド
- 20 グラディエーターアンチ「GA-610MHC バルトロ」
- 21 グラディエーターマキシマム「GX-72MH+C ”バルトロヒート2”」
- 22 グラディエーターアンチ「GA-74XHC “ディヒューザー”」
- 23 レイドジャパン「ダッジ」(1ozの羽根モノ)用タックルの組み方、タックルセッティング|まとめ
レイドジャパン「ダッジ」の基礎知識
「ダッジ」は1ozの羽根モノルアーとして人気があり、現在(2021年6月)も品薄状態が続いている大ヒット商品です。
オールシーズン使えるトップ系ルアーですが、とくに夏場は出番がおおくなりやすいため、羽根モノで釣りたい人にとっては”必携ルアー”といえるでしょう。
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以下、レイドジャパン公式より「ダッジ」の解説文の引用です↓
ビッグクロウラーベイトDODGE(ダッジ)は、その外観とは裏腹に極めて実釣能力の高いフィネス的要素を持った一撃必釣のトップウォータープラグです。
中速リトリーブでも一般的なクロウラーベイトのように水面を撹拌し魚を魅了しますが、超低速域におけるハイピッチロールがDODGEの真骨頂。
DODGEは、従来の扁平ボディのビッグクロウラーベイトとは異なり、断面を真円に近い形状でデザイン。
低重心に配置したウェイトとの相乗効果で、姿勢復元力を高め、超低速リトリーブにおいてもスムーズかつ強力なロールアクションを実現しています。
(引用:レイドジャパン公式「DODGE」より)
以下、レイドジャパン公式ユーチューブチャンネルより、「ダッジ」のPVの引用です↓
ダッジは、デッドスローリトリーブ(超低速)にも対応するルアーです。
移動距離をおさえつつピンポイントでネチネチ…という”フィネス”な使い方ができるのが特徴ですね。
また、ウエイトも28g(1oz)と、一般的なM~MHパワーのバーサタイルタックルで扱えてしまうという点も、人気の理由かと思います。
発売からけっこう経ちますが、いまだに品薄で超人気!
アマゾンでたま〜〜に定価で売られていたりするので、こまめにチェック推奨でございます。
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レイドジャパン「ダッジ」の使い方
「ダッジ」は、巻いてくるだけでオートマチックに動いてくれる優秀なトップウォータープラグです。
いわゆる「ただ巻き」での使用が主ですね。
しかし、いくつかキモがあるので、注意したいポイントを書いておきます。
以下、レイドジャパン「ダッジ」を使う上で知っておきたい”キモ”になります↓
●「ただ巻き」での使用がメイン
●高速リトリーブで使うルアーではない
→釣りのテンポが遅めのルアー
●アピール力は低め
→水が濁っている状況では、「オープンなエリアをサーチ」に使いにくい(発見されにくい)
●「点と線」の意識はしっかり持っておきたい
→『ピンポイントでネチネチ(点)』or「中速リトリーブで広く(線)』の二択で使う
上記はあくまで僕個人の体験からきている考え方ですが、これらの”キモ”をわかっていないと、「超釣れるって噂だったから頑張って買ったのに、ぜんぜん釣れない…」なんてことに悩みがちです。
レイドジャパン「ダッジ」のタックルセッティング。ロッド、リール、ラインの選び方のコツ
「ダッジ」をはじめとする、1ozクラスの羽根モノルアーをストレスなく扱うには、どのようなセッティングを組めばいいのでしょうか。
ダッジを快適に扱うなら、以下のようなセッティグが基本となります。
リール:100~150番クラスの汎用機
ライン:フロロ14~16ポンド、ナイロン16~20ポンド
ダッジに合うロッドは?
ダッジを快適に使うなら、MHパワーロッドがおすすめです。
一応はM(ミディアム)パワーでも扱えるのですが、ここにちょいと”罠”がありまして…。
ダッジは1oz(28g)と、重すぎず軽すぎず…という絶妙なウエイトバランス。
そのため、一般的なM(ミディアム)クラスのバーサタイルタックルでも使うことが可能です。
ただ、Mパワーでの使用は、それなりのリスクやデメリットもあるため、注意が必要です。
Mパワーだと、遠くでフッキングしたときにパワー不足になりやすく、バラシなどのトラブルが起きやすくなります。
また、ダッジはボディとフックサイズが大きいため、より確実なフッキングを決めるためにはそれ相応のパワーが必要になってきます。
ダッジを快適に使うなら、最低でもMH(ミディアムヘビー)くらいはあったほうがストレスなく扱えます。
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ダッジはヘビータックルじゃムリ?
個人的には、H(ヘビー)タックルで使うこともあります。
ヘビーバーサタイルでの使用だと、カバー撃ちから2ozクラスのビッグベイトまで使えるので便利なんですよね。
フッキングロスも少ないですし、今のところバラシなどのトラブルも起きていません。
ただ、ジグロッドのようなガチガチ系ロッドだとNG。
使用する環境や個人のスタイルによっては、正直なところダッジに合わせるロッドのベストは「M~Hパワーロッド」という幅広いパワーレンジになっちゃう。
ただ、100%快適に使うのであれば、MH(ミディアムヘビー)のほうがバランスが良いといった印象です。
MHだと、キャストも決まりやすく、フックやボディサイズに適したパワーなので、バラシやキャストミスなどのトラブルも起きにくいです。
【関連記事】オカッパリのヘビーバーサタイルにおすすめのロッドまとめ記事はコチラ↓
ダッジに使うロッド、長さは?
ダッジを使うためのロッド長のベストは人によってさまざまですが、概ね6.8~7.2フィートくらいがバランスよく扱えます。
個人的には、ダッジ専用タックルを組むなら、7.2フィートのMH(ミディアムヘビー)がピッタリだと感じます。
参考までに、それぞれのロッド長の特徴を書いておきます。
6.6~6.8フィート:近距離、取りまわし重視
6.10~7フィート:遠投性能、フッキング力、取り回しのバランス◎ 最初の1本に良し
7.2フィート:ダッジ専用タックルならコレ。遠投性、ラインコントロール性能◎
●6.6~6.8フィート
6.6~6.8フィートは、アングラーの周囲を木々などが囲っているシーンで使いやすいです。
取り回しを重視したり、近距離のピンポイントを正確に打っていくようなスタイルに向いています。
小規模の野池やクリークなどでは、6.6から6.8フィートくらいのほうが使い勝手がいい。
●6.10~7フィート
6.10~7フィートは、中間的なバランス。
近距離から遠距離まではばひろく使いやすく、それでいてフッキングミスもしにくい。
迷ったときの定番レングスですね。
●7.2フィート
7.2フィートは、ダッジ専用タックルとしておすすめです。
7.2フィートあると、ラインをたるませつつ、ラインの重さのみでダッジをアクションさせることが可能になります。
ラインの重さのみでネチネチと誘うには、ロッドに長さがあるほうが有利。
遠投性能は7.2フィートがもっとも優れています。
ダッジ専用タックルを組むなら、7.2フィートのMH(ミディアムヘビー)がベストマッチだと感じます。
【関連記事】バスロッドの長さ選びについて解説した記事はコチラ↓
1ozの羽根モノに合うリールはどんなもの?ギア比は?
ダッジなどの1ozクラスの羽根モノを扱うには、どんなベイトリールが合うのか。
一般的な、100~150番クラスのベイトリールなら問題がありません。
たとえば、シマノ「SLX MGL」や「メタニウム」、ダイワ「19タトゥーラSV TW」や「ジリオンSV TW」などの、汎用機・バーサタイルモデルであれば快適に扱えます。
ギア比はハイギアがおすすめです。
ダッジはラインを弛ませて使うことが多いので、余分なラインスラックを素早く回収してフッキングモーションに移るためにはハイギアを選びましょう。
ベイトリールは、M(ミディアム)クラスのタックルに載せているものであれば、そのまま使いまわしできます。
ただ、ラインキャパはしっかり意識しましょう。
最低でも、フロロ14ポンドを80mくらい巻けるスプールが搭載されているリールを選べば、失敗しません。
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ダッジ(1ozの羽根モノ)に合うライン
トップウォータープラグの性能を最大限に引きだすためには、PEラインの使用がおすすめです。
以下、レイドジャパン公式による、ダッジに合わせるおすすめラインの解説文↓
DODGEの持つ真価を100%発揮させるには、前後フックのフェザーにしっかりと水を含ませた上、PEライン+スナップによる使用をおすすめします。
(引用:レイドジャパン公式「DODGE」より)
しかし、僕個人としては、フロロカーボンラインでも特に問題ないと思っています。
最近では、ほとんどフロロしか使っていません。
レイドジャパンプロスタッフの吉田遊氏も、フロロラインを使用しているようです↓
(画像スクリーンショット引用:釣りビジョン「BLACKBASSTAR」より)
ダッジは、フロロ14~16ポンド程度でもしっかりアクションするように作られています。
PEラインにすると「他のルアーが使えなくなる」などのデメリットも生まれやすいですが、フロロならバーサタイルな釣りができます。
「ダッジ」にフロロラインが適している理由
ダッジなどの羽根モノルアーは、ラインのたわみ・たるみを利用して、ゆっくり誘う…という使い方がメインになります。
ラインの重さを利用することで、よりスローにネチネチと誘うことができるため、フロロのほうが使い勝手がいいと感じます。
個人的には、ダッジなどの1ozクラスの羽根には、フロロカーボンがおすすめです。
また、ナイロンラインでもとくに問題はありません。
ナイロンラインなら16~20ポンド程度が扱いやすいかと思います。
ただ、巻物やワームなども兼用した「ヘビーバーサタイル」な釣りをするなら、フロロラインのほうが融通が効く…というのは見逃せないポイントでもあります。
●フロロカーボンなら、14~16lb
●ナイロンラインなら、16~20lb
☆筆者的には「フロロ16lb+6.10~7.2フィートのMHロッド」がベスト
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レイドジャパン「ダッジ」におすすめのラインは?
この項目では、「ダッジ」(1ozクラスの羽根モノルアー)におすすめのラインを紹介します。
「ダッジにはどんなラインがおすすめなのか知りたい!」という人の参考になるとうれしいです。
筆者おすすめのフロロライン
●シーガー「フロロマイスター」
コスパ良し!それでいて耐久性もある優秀なフロロカーボンライン。
某有名フィッシングメーカーのプロスタッフもテスト時に使うラインで、価格以上の仕上がりになっています。
●ポンド数はどれがおすすめ?
巻物系ルアーとの兼用や、まわりに障害物がなにもないオープンエリアで、なおかつ遠投したいならフロロ14lb。
まわりにカバーなどの障害物があったり、ヘビーロッドで扱うことを考慮するならフロロ16lb…と使いわけるのがオススメ!
【関連記事】フロロマイスターのインプレ記事はコチラで読めます↓
筆者おすすめのナイロンライン
●ユニチカ「シルバースレッド S.A.R」
ヒロ内藤氏が愛用していることでも知られるナイロンライン。
とてもしなやかなラインなので、バックラッシュなどのトラブルも起きにくいです。
糸巻き量も300mとなっているため、コスパも◎
●ポンド数はどれがおすすめ?
オープンなエリアや、遠投重視、巻物なども使いたいならナイロン16ポンド。
カバーまわりでの使用や、ヘビーロッドに合わせるならナイロン20ポンドがおすすめです。
【関連記事】シルバースレッドを紹介しているまとめ記事はコチラで読めます↓
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【おすすめ6選】レイドジャパン「ダッジ」にマッチするおすすめロッドはコレ!
この項目では、「ダッジ」などの1ozクラスの羽根モノに合う、おすすめバスロッドを紹介します。
「ダッジを使いたいんだけど、どんなロッドを選べばいいかわかならない」という人は参考にしてみてください。
シマノロッド
ゾディアス 1610MH
人気・定番のMHロッド。
オカッパリでヘビーバーサタイルな釣りを楽しむなら、まずはこの1本から入るのがおすすめ。
適合ルアーウエイトが10~30gとなっており、ダッジなどの羽根モノルアーを快適に扱うことが可能。
やや重めのハードルアーからテキサス・ジグなどのワーミングまで一通りこなせる作りになっているので、「オカッパリでヘビーバーサタイルな釣りを楽しみたい」という人におすすめのロッドです。
ゾディアス 172MH
前述した「ゾディアス 1610MH」のロングレングス版。
用途は1610MHとほとんど変わりませんが、長さがあるぶん、より遠投力があります。
また、ダッジはラインを弛ませながら使うこともありますが、そういったシーンでは7.2フィートあったほうが使いやすくなります。
7.2フィートのほうは、「オカッパリで遠投することが多い」という人や、「ピッチングもしっかりやる!カバー撃ちにも使いまわしたい」という人にオススメだといえます。
ダイワロッド
ダイワ「ブレイゾン C610MH」
2021年、感度にすぐれた「カーボンモノコックグリップ」が採用されたことで話題となったロッド。
しなやかでよく曲がるブランクスなので、キャスト時にしっかりロッドを曲げて気持ちよくルアーを投げたい人におすすめの1本。
適合ルアーは7~28gとなっており、ダッジなどの羽根モノからフリーリグなどのワーミングまで使いやすい作りになっています。
レイドジャパンロッド
グラディエーターアンチ「GA-610MHC バルトロ」
6.10フィートのミディアムヘビーロッド。
レイドロッドの中でもっとも人気があり、現在(2021年6月)でも入手困難なロッドです。
3.5gのスモラバから28gのダッジまで幅広く扱えるロッドなので、おかっぱりアングラーから絶大な支持を集めています。
レイドジャパンプロスタッフは、ダッジを使うときに当ロッドを使うことも多く、ダッジファンにも人気のロッドです。
【関連記事】バルトロを使ったインプレ記事はコチラから読めます(旧ブログです)↓
グラディエーターマキシマム「GX-72MH+C ”バルトロヒート2”」
前述した「アンチ バルトロ」の最上位モデル。
レングスが7.2フィートと長くなっており、全体的にしなやかでよく曲がるようなロッドに仕上がっています。
長さが7.2フィートあるので、ダッジを使ったときにライン操作がしやすく、「ダッジ専用ロッド」としてもおすすめです。
また、「アンチ バルトロ」よりも格段に感度がアップしており、巻き・撃ちどちらもしっかりこなせるロッドとして非常に優秀!
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【関連記事】バルトロヒート2のインプレ記事はコチラから読めます↓
グラディエーターアンチ「GA-74XHC “ディヒューザー”」
1/2〜2.1/2oz.まで対応するエキストラヘビーロッド。
エキストラヘビーロッド表記ではありますが、1oz前後の中・大型ハードルアーがとても使いやすいです。
キャストするときにロッド全体がしっかりと曲がってくれる作りになっているため、キャストがビシバシ決まります。
また、ダッジなどのハードルアーからテキサス・ジグなどのワーミングまで1本で幅広くこなせるので、「オカッパリでヘビーバーサタイルな釣りをしたい!」という人におすすめ!
【関連記事】ディヒューザーを使ったインプレ記事はコチラから読めます↓
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レイドジャパン「ダッジ」(1ozの羽根モノ)用タックルの組み方、タックルセッティング|まとめ
レイドジャパン「ダッジ」の使い方、タックルセッティング、おすすめのラインとロッドを紹介してみました。
当記事に書いたことをまとめると、以下のようになります↓
【使い方】
●ただ巻き
→低〜中速でゆっくり巻くのがキホン
【タックルセッティング】
●ロッドは、6.8~7.2フィートのMH(ミディアムヘビー)
●リールは、バーサタイル機(ハイギアが理想)ならなんでもアリ
●ラインは、フロロ14~16lb、ナイロン16~20lb
☆筆者的には「フロロ16lb+6.10~7.2フィートのMHロッド」がベスト!
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