5~6月は雨が降る日がふえるため、雨の中でバス釣りをしなければならないこともあります。
しかし、時と場合によっては大フィーバーチャンスになることもあるため、雨が降ったらできるかぎり釣りに出かけたい!
今回は、「梅雨。雨の中で野池バスを釣るための基本戦略」を書いていきます。
もくじ
【野池攻略:梅雨(5~6月)】雨が降っている野池でバスを釣るための基本戦略
5~6月、雨が降っている野池でバス釣りをするには、以下のポイントをチェックしておきたい。
●水質がクリアだと難しい
●ときには「強気」で攻めることも大事
5月はスポーニング後ということもあってやや気難しいですが、6月に入るとよく釣れるようになります。
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バスの活性は「やや高い」or「無」
5~6月の雨の日のバスは、「基本的にはやや活性が高い」と考えてもいいでしょう。
ただ、5月~6月の野池バスは、デカイ魚はアフター(産卵後)であったり、小バスは高活性であったりと、なかなかカオスの状態でもあります。
そのため、狙ってデカい魚を釣るのが難しいともいえます。
数を釣るならライトリグ(ワーム)を使えばOK。
しかし、雨の日はローライトの影響で、バスが池の全体を動きまわっていることもあるため、ときには巻物を使ってガンガン攻めるような意識も必要になります。
とくに水がクリアーな野池の場合、バスは回遊性が高くなります。
ときとして、「ライトリグでアベレージ狙い」が裏目に出ることもあるのです。
雨・風があるときは、アピール力が弱すぎるルアーだと、そもそも気づかれにくいんですよね。
雨の日こそ、スピナーベイトやクランクベイト、ラバージグといった強め(ハイアピール)なルアーをブチ込んでやるぜ!…という意識も大切だと感じます。
水質がクリアだと難しい
山間部の野池の場合、雨がふると新鮮な水が流れこんできます(インレットがある場合)。
そのため、雨の日はバスの活性があがりやすいです。
しかしその反面、「水が入れ替わりすぎて”どクリアー”な状態にも陥りやすい」というデメリットも発生しやすい。
とくに、水深が浅い皿池の場合は、水がクリアになるとバスの食い気が落ちやすい(というかルアーで騙しにくくなる)です。
濁りなら好釣果につながりやすいですが、水の絶対的濁度(普段の水の色)が高い野池の場合、水がクリアになりすぎるとバスの警戒心がチョー高くなってしまいます。
もし水がクリアーになっていたら、以下のような対処をとりたいところです。
●波動が弱いルアー(小さい、動かない、地味なカラー)を使う
●超高速リトリーブで”リアクションバイト”を狙う(食性以外の要素を引きだす)
水中で見切られるのなら、トップで「見上げさせてシルエットをボヤけさせる」的なイメージです。
6月の野池はハネモノやポッパーなど、トップウォーター系ルアーにヒットしやすい時期でもあるため、ボックスに1個は忍ばせておきたい。
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●水が透明になると、ハイアピールが効きにくくなる
また、水がクリアになると、ハイアピール系ルアーが嫌われてしまいます。
どうしてもハードルアーで釣りたいのなら、超高速リトリーブや、メタルバイブのリフト&フォールなどのリアクション要素があるテクニックでチャレンジするといいでしょう。
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ときには「強気」で攻めることも大事
5~6月の雨は、5~6月の野池においては良い影響をもたらすことが多いです。
ですが、「ライトリグでバカスカ釣りまくってやるぜ!」と考えていると、日によっては大外しすることも…。
バスの活性が高いときは、フィネスすぎると逆にスカされることもあるんですよね。
●「高活性=ライトリグで食う」というワケでもない
もし雨の影響で、バスが「食いやすそうなモノを見つけたら、なんでも食っちゃいます」モードに入っているのなら、ライトリグよりも巻物のほうがよかったりします。さじ加減がムズカシイところです。
とくに梅雨のシーズンは水が濁りやすくなるので、ネコリグやダウンショットリグなどのフィネス系ルアーよりも、テキサスリグやラバージグといった強波動な釣りがハマることもあります。
※雨が降っているからといって高活性とは限らない。
まずはその日のバスの状況を知ることが大事※
基本は上記のマインドを持ちながら、その日のベースを組み立てていく…という立ち回りをすると、釣りが安定するかと思います。
まとめ:【野池攻略:梅雨(5~6月)】雨が降っている野池でバスを釣るための基本戦略
5~6月(雨の日ver.)の野池でバスを釣るためのテクニックを、僕の体験をもとにしつつ書いてみました。
雨の日はバスの活性が高くなりやすいですが、5月はまだピーキーというか、やや難しめ。
6月中頃になってくると釣れるようになってくるので、いまのうちに「梅雨の基本戦略」を意識できるようにしておくと、良い結果に繋がりやすいかと思います。
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