津久井湖にいってきました。
さきに結論を書くと、先日購入した「サカマタ5インチ」が火を吹いたぞ…といった感じです。
もくじ
【釣行記】5月のハイプレッシャーな津久井湖でナイスバス釣ってきた
超満水の津久井湖
天候:晴れ、風3~4mほど
水質:クリア〜ステイン
水温:16~19℃
なぜか超満水の津久井湖。冬水位よりも水面は高く、岸沿いはオーバーハングが覆い被さっています。
冬水位ならバンクを狙えるけど、この満水だとバンク撃ちはムリゲー…。
※2022年5月15日に水位を減らすそうです
また、5月はゴールデンウィークの存在もあって、なにかと人が多くハイプレッシャーな状況になりがち。
さらに、スポーニングエリアをメインにするアングラーも多く、どうしてもバッティングしてしまう。
5月のフィールドは釣りにくい状況になりやすいけれども、逆に「超満水なシチュエーション」が一役買ってくれました。
デプス「サカマタシャッド5インチ」すげぇいい
先日、なにげなく買った「サカマタシャッド5インチ」。コイツがいい働きをしてくれました。
今の津久井湖は超満水のため、バンク(岸)にルアーを落としにくいです。
こういうシーンでは一般的なルアーだと奥を狙いにくくなりますが、サカマタはよくスキッピングしやすくていいですね。
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「サカマタ5インチを買ったときの話」はこちらで読むことができます↓
オーバーハングの奥にスキッピングし続けた結果…
超満水の津久井湖では、まるで相模湖や亀山ダムのようなシチュエーションが多く見られ、なかなか攻めにくい。
そこで、サカマタ5インチをノーシンカーリグのスキッピングで奥を打ち込もうと思い立つ。
奥の奥までスキッピングさせ、トゥイッチ・ジャークで誘っていると、45cmのバスを釣ることができました。
津久井湖のデカバスはコンディションがいいですね。体高があって美しい。ただ、あまり引きませんでした^^;
僕はトーナメンターではないので計測器は持っていませんが、たぶん1,500~2,000gくらいはあったんじゃなかろうか。
ミディアムパワータックルだと抜きあげることができないくらいには重かった。
お尻をみるがぎり、この個体はプリか半プリのメスだと思う。こういう魚はスポーニングエリアの表層〜中層に浮いていることが多いんですよね。
水深があるスポットの場合、ダウンショットやキャロだとやや狙いにくいのがネックですが、そんなときに役立つのがノーシンカーリグというワケですな。
アメリカではズーム「フルーク」のようなスティックベイトのトゥイッチ・ジャーキングは一般的らしく、パクってみたところ釣れました。
ベイトタックル×フロロ16ポンドというタックル構成で、スキッピングで奥を狙い撃つ。気分はアメリカン!
ワームのトゥイッチ・ジャークは野池でも有効なテクニックなので、もう少し練習したいなぁ。
サカマタはノーシンカーで使うとすげぇ良い動きをするんですよね。
アベレージ含め、とにかくチェイスが多いワームでした。クリア〜ステインレイク用のサーチルアーにも良さげですね。
●デプス「サカマタシャッド 5インチ」
ベイトタックルを使った「スキッピング」のコツ
ベイトタックルでのスキッピングを苦手とするアングラーは少なくないはず。
個人的にもそこまで得意なテクニックではありませんが、以下のポイントをおさえることでスキッピングしやすくなると感じます。
●シャッドテールワーム、スティックベイトを使う(スキップしやすいルアーを使う)
●ルアーをバウンドさせながら、ロッドティップを上にあげていく(ラインの放出量をロッドでも調整する)
●サミング量を親指で微調整しながらおこなう
●バックラッシュしにくい最新型リールを使う
デプス「サカマタシャッド5インチ」はスキッピングしやすいルアー。
ノーシンカーのみならず、フットボールヘッドと組み合わせてもスキッピングさせやすかったです。
スキッピングの練習をするなら、ズーム「スーパーフルーク」やゲーリーヤマモト「ハートテール」など、自重があり大きなワームを使うと◎
キャストさせてワンバウンド後に、ロッドティップを上げながらサミングをしっかりとおこなうことでバックラッシュしにくくもなります。
「跳ねやすいワームを使う」「ライン放出量の微調整」にくわえ、バックラッシュしにくい最新型のベイトリールを使うのもキモだといえるでしょう。
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「バックラッシュ改善法に関する記事」はこちらで読むことができます↓
フライガード個体もちらほら
スポーニングエリアのシャローで釣りをしていると、うまれたての稚魚を守る個体(フライガード)を見かけました。
フライガードはルアーに何度もアタックしてきますが、個人的にフライガード個体は避けることにしています。
ネスト狙いには賛否両論ありますが、個人的にはスルーです。シャロー撃っていると釣れちゃうこともあるけど…。
一番良いのは、フライガードの”ちょい噛みバイト”を拾うことができない大きなフックを使うことかなと。
デカいルアーなら威嚇のちょい噛みバイトも拾いにくいので。
サカマタ5インチはフライガード個体を避けつつも、デカイ魚にも口を使わせることができるので便利ですね。
補足:タックル構成(釣ったタックル)
釣ったタックルは以下のとおり。
ロッド:シマノ「ゾディアス 166M」
リール:シマノ「SLX MGL(カッ飛びチューニングキットカスタム)」
ライン:フロロマイスター16ポンド
ルアー:デプス「サカマタシャッド 5インチ」ノーシンカーリグ
フック:リューギ「スタンダード #3/0」
【釣行記】津久井湖でサカマタ5インチ使ったらナイスバス釣れた|まとめ
先日、なんとなく買ってみたサカマタ5インチが役立ってくれた釣行でした。
この時期はスポーニング絡みの釣りがメインとなりますが、さまざまな要素を読みながら釣りをおこなうことでグッドサイズを狙えるシーズンでもあります。
プリ・半プリ、アフターの魚は浮きやすく、それでいてハードルアーを使ったトップウォーターには反応しにくいことも少なくない。
そんなときは、サカマタなどのスティックベイトを投入すると良い魚が釣れるっちゅーわけでございました。
●デプス「サカマタシャッド 5インチ」
※津久井湖は2022年5月15日に水位を減らすそうです。超満水の津久井湖でサカマタを使おうと思った方はご注意ください。相模湖、房総リザーバー、野池なら◎