「ラバーグリップ」というアイテムをご存知でしょうか。
ラバーグリップは、オートバイやテニスグリップ、釣竿などのグリップ力アップに使われるアイテムなのですが、バスロッドにも非常にマッチします。
今回は、実際に使ってみて感じた「ラバーグリップを使うことで得られる4つのメリット」について書いていきます。
もくじ
バスロッドにラバーグリップ巻くと得られるメリット4つ
最近、個人的にハマり中の「ラバーグリップ」。
もともとはロッドバランス調整用(ロッドの先重り解消用)に備え置きしていたのですが、なんとなく巻いてみたらめちゃくちゃ良かったです。
バスロッドにラバーグリップを巻くことで、たくさんのメリットを得られると気づきました。
そういえば、ここ最近の川村光大郎氏もラバーグリップを巻いているようですね。
(画像引用:Ultimate BASS DAIWA「川村光大郎 Follow my F!!」より)
(画像引用:Ultimate BASS DAIWA「川村光大郎 Follow my F!!」より)
釣竿やテニスグリップ、バイクのグリップなどにも使われる「ラバーグリップ」ですが、バスプロ・メディアプロにも愛用されています。
実際に使ってみることで、マジでめっちゃ便利でした。もっと早く知りたかった…。
1:中古で高く売れる
ラバーグリップを巻いておくと、中古で売却ときに高く売りやすくなります。
下のグリップが保護されるため、汚れをガードしてくれるからです。
たとえば、コルクグリップは汚れやすくて売値が落ちやすいですが、買ってすぐにラバーグリップを巻いておくことで、グリップの汚れを気にせずに使える。
ロッドを売りたいときにラバーグリップを剥がせば、元のグリップは綺麗なままっちゅーことで、より高く売りやすいのです。
2:キャストが決まりやすくなる
ラバーグリップを巻くことで、かなりグリップ力がアップすると感じました。
とくにキャスティング時には、グリップのホールド力が上がるので、より鋭いキャストが可能になります。
なんとなく遠投性能もアップしたような気もするし、ピッチングも安定したような気がしますね。
僕は握力が低いほうなので、ラバーグリップの存在はかなり助かります。
僕が愛用中のグローブはめっちゃ滑りやすくて困っていたのですが、ラバーグリップを使うことでかなりホールド力があがりました。
また、魚を触ったあとは手がヌメヌメでキャストしにくかったりすることもありますよね。
そういったシーンでも、ラバーグリップが巻いてあると全然滑りません。
ラバーグリップは、「キャスト、手元のグリップ力、魚のヌメヌメ感の排除」に貢献してくれます。
3:ファイト時に踏ん張りがきく
バスロッドのグリップ力が上がることで、ファイト中にも踏ん張りがきくようにもなると感じます。
とくに50オーバーに潜られたときはその傾向が顕著で、かなり助けられました。
いつもなら手元がグラつくなど不安定なシーンにおいても、ラバーグリップを巻くことでファイト中もしっかりロッドをホールドできるんです。
個人的にこのメリットはかなりデカいな、と思いました。
ラバーグリップは、バス釣りだけでなく、シーバスやフラットフィッシュなど大物の魚を狙うときにも有効であるアイテムだといえます。
4:ビジュアルの変化(マンネリ防止)
ラバーグリップを釣竿に巻くことで、ビジュアルの変化も楽しめるようになりました。
新しくロッドを買ったときのワクワク感も、日が経つにつれてマンネリを感じがち。
しかし、ロッドのビジュアルが変わることで、気持ち的にフレッシュな感覚を得ることができました。
最近だとカラフルなラバーグリップも発売されているため、そういったアイテムを使用すればロッドの所有欲もくすぐられると言えるでしょう。
また、手元のフィーリングが変わることで、より新鮮な感覚を味わえるようにもなりました。
グリップの厚みが1mmでも変わると、キャスト感や操作感もかなり変わるため、所有ロッドのマンネリ感を消すためにもラバーグリップは有効です。
ラバーグリップは、ビジュアルの変化だけでなく、意識のマンネリ感も解消してくれる便利なアイテムだと感じました。
【関連記事】ラバーグリップを使用してロッドバランス調整をする方法↓
ラバーグリップ、バスロッド用のサイズの選び方
(画像:Amazon)
ラバーグリップにはさまざまなサイズがラインナップされているため、どれを選べばいいのか迷ってしまいがち。
基本的には「グリップ径よりも2~5mm上のサイズを選ぶ」という考え方でいいかと思います。
たとえば、ロッドのグリップ径30mmには、35mmを…といった感じです。
●デカすぎるとトラブル起きます
また、グリップ径にたいして大きすぎるラバーを選んでしまうと、熱収縮させたときに波打ってしまったり、隙間ができてしまうといったトラブルも起きやすいです。
ラバーグリップのサイズは、ロッドのグリップ径よりもやや大きめのサイズを選ぶと失敗しにくくなります。ですが、大きすぎてもよろしくない。
ベストなラバーグリップのサイズ(mm)は、ロッドグリップ径によって変わります。
たとえばシマノ「ゾディアス」なら30~35mmで大丈夫です。30mmだとキツキツで、ぎりぎり入る感じでした。挿入時がややキツいですが、グリップエンドさえ通過してしまえば手元までキレイに入りました。
旧ゾディアスなら30mmでもOKです。
20ゾディアスのカーボンモノコックグリップの場合は、30mmだとかなりムリをしなければ入らなかったです。一応入ります。が、ややキツい(挿入時が、です。グリップ自体・手元にはスムーズに入ります。)…。
ちなみに僕はコレを使っています↓
40mmあるとかなりゆったりめ。ヘビー系ロッドなどのグリップ径が大きなロッドでもしっかり入ってくれます。
また、板オモリなどを下に巻いてバランス調整したいなら、最低でも40mmはほしいところです。
グリップ径30mm(ルーミス、キスラーなど)に板オモリを巻いてバランスをとるときは、40mmラバーを使っています。
●カラーグリップも人気です
(画像:Amazon)
こちらのカラーラバーグリップは、加熱前の内径が表示されているアイテムです。
ロッドグリップが30mmなら、35mmを選ぶといいでしょう。
●ラバーグリップのデザインを重視したい人はこちらもおすすめ!
(画像:Amazon)
こちらは、最近人気のスタイリッシュなラバーグリップです。
クールなものから花柄デザインまで、さまざまなデザインがラインナップされています。
まとめ:バスロッドにラバーグリップ巻くとたくさんメリットあるよ!
ラバーグリップは、
●グリップ力・ホールド力のアップ
●ビジュアル感の変化(カスタム性)
上記のようなメリットを得られる優れたアイテムだと感じます。
ラバーグリップは価格的にもアンダー¥1,000とリーズナブルなので、誰にでも手が出しやすいお手軽カスタムだなと思いました。
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