霞ヶ浦や野池などで使いやすい「オカッパリで使いやすいべイトフィネスリール」を紹介していく。
完全にベイトフィネス特化されたモデルではなく、シャッドや小型クランク程度まで使えるリール(バーサタイル性もあるリール)をピックアップ。
おかっぱりでベイトフィネスを投入してみたい人や、ベイトフィネスに興味あるけど予算が…という人は参考にしてみてほしい。
記事後半では「ベイトフィネスリールの選び方」も紹介!
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もくじ
- 1 霞ヶ浦・野池などのオカッパリでおすすめのベイトフィネスリール
- 2 シマノ「アルデバランBFS」
- 3 シマノ「スコーピオンBFS 」
- 4 シマノ「SLX MGL」
- 5 シマノ「メタニウム(シャロースプール搭載)」
- 6 ダイワ「アルファスCT SV」
- 7 ダイワ「SSエア」
- 8 ダイワ「20タトゥーラSV TW」
- 9 ダイワ「ジリオンSV TW」
- 10 ダイワ「スティーズSV TW」
- 11 ダイワ「スティーズCT SV TW」
- 12 アブガルシア「ロキサーニBF8」
- 13 アブガルシア「レボ ディーズ8」
- 14 アブガルシア「レボ LTX-BF8」
- 15 アブガルシア「レボ ALC-BF7」
- 16 ピシファン「SAEX ELITE」
- 17 ベイトフィネスリールの選び方、3つのコツ
- 18 バス釣りにおけるベイトフィネスリールの選び方の基本3つ
- 19 1:ラインキャパ
- 20 2:自重
- 21 3:用途
- 22 まとめ:バス釣りのオカッパリでおすすめのベイトフィネスリール&選び方のコツ3つ
霞ヶ浦・野池などのオカッパリでおすすめのベイトフィネスリール
シマノ「アルデバランBFS」
シマノのフラッグシップモデルである「アルデバランBFS」。
ライトリグやシャッドなど、軽量なルアーのキャスト感をより向上させたシマノのフラッグシップベイトフィネス機。
自重130gがもたらす軽快な使用感は特筆もので、ライトリグを使った際の疲労も少ない。
だいたい4g~10gくらいのルアーが使いやすく、4インチワームのノーシンカーやネコリグ、ヘビダン、2~5gのスモラバなど、ライトリグと呼ばれるルアーはほぼパーフェクトに扱うことが可能。
ちなみに、ラインキャパが「フロロ8ポンドー45m」となっているが、フロロ12ポンドでも30mくらい巻ける。
ソリッドティップが搭載されたMH~Hパワーのロッドと組み合わせて、「吊るし、カバーベイトフィネス」の釣りにも対応してくれる。
使い方次第でさまざまな釣りを楽しませてくれる名機だと思う。
●シマノのフラッグシップ機が欲しい人
●シマノの最軽量ベイトフィネスリールを使ってみたい人
●ベイトフィネスリールに軽さを求める人。
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シマノ「スコーピオンBFS 」
シマノ伝統のスコーピオンブランドから発売された、スコーピオンBFS。
4インチカットテールのネコリグ、5インチストレートワームを使ったジグヘッドワッキーやノーシンカー、5g前後のシャッドや小型クランクなど、オカッパリのベイトフィネスで必要不可欠なルアーは一通りこなせるリールだ。
●魚とのファイトを楽しむことができるエキサイティングドラグサウンド
●165gという軽量さ
などなど、たくさんの魅力がつまったベイトフィネス機である。
ギア比が6.3と8.2の2種類がラインナップされており、シャッド・スモールクランク用に6.3、フィネスリグ用に8.2…と使い分けできるのも嬉しいポイント。
●コスパ優先の人
●オカッパリでベイトフィネスをやってみたい人
●スコーピオンブランドが好きな人
シマノ「SLX MGL」
シマノ「SLX MGL」は、「オカッパリで巻物もやりたいけど、ワーミングもやりたい」といった人におすすめのバーサタイルリールだ。
SLXシリーズは日米問わず人気が高く、初心者からエキスパートまで気持ちよく使える作りになっているのが特徴。
ルアーの守備範囲はだいたい7~56gくらいで、”ガチ”なベイトフィネス機というよりも、「やや軽量ルアーも扱える汎用機」としておすすめしたい。
フロロ12~14ポンドをセットしておけば、7g前後のスモールクランクや小型トップ、バイブレーションプラグ、スピナーベイト、やや重めのベイトフィネスリグなどに対応する。
●7~56gのルアーを幅広く扱いたい人
●やや強めのベイトフィネスをやりたい人(カバーベイトフィネスなど)
●軽量ルアーを使ったプラッキング(やや重いシャッドや小型クランク、ミノーやトップなど)をやりたい人
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シマノ「メタニウム(シャロースプール搭載)」
「メタニウム」はシマノ社に古くからラインナップされている名作シリーズで、軽量ルアーから重量級ルアーまで幅広く使えるのが特徴。
2020年モデルには軽量ルアーを扱いやすい「マグナムライトスプールIII」が搭載され、よりベイトフィネスリグを扱いやすくなった。
ルアーの守備範囲はだいたい7~56gといったところで、純正スプール状態だとシャッドプラグなどはややキツい。
しかし、別売の”シャロースプール”を搭載することで軽量ルアーのキャスト感がアップ!
カスタム次第で、ライトリグから小型ハードルアーまで幅広く扱えるマシンに変貌するのも見逃せないポイント。
メタニウムは「巻物から撃ち物、ちょい強めのベイトフィネスリグも使いたい!」というワガママなアングラーの希望にも応えてくれる優秀なリールだ。
●シマノの最新技術を体感したい人
●オカッパリで巻物からワーミングまでバーサタイルに釣りをしたい人
●ベイトフィネス特化リールに抵抗はあるが、軽量ルアーは使いたい…という人
●ビッグベイト、ラバージグやテキサスなどの打ち物の釣り、その他の釣りにもリールを使い回ししたい人
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ダイワ「アルファスCT SV」
小型ルアーに対応したダイワの中級モデル。
30mmの小径スプールが搭載されており、小型ハードルアーからベイトフィネスの釣りまでライトバーサタイルに使えるのがウリ。
4~5インチ前後のワームを使ったネコリグ、ヘビダンやスモラバなど、オカッパリで使われる頻度の高いライトリグを快適に扱うことができる仕様。
純正スプールはラインキャパが「ナイロン14ポンドー30〜60m」となっているので、糸巻き量を少なめにして軽量ルアー の扱いを重視したり、「今日はベイトフィネスじゃなくて普通に巻物とか打ち物やりたい」というときは60m巻いてカッ飛ばす釣りを…みたいに使いまわしできるのもGood。
●巻物からベイトフィネスまで楽しみたい人
●小型ハードルアーメインの人
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ダイワ「SSエア」
ダイワのフラッグシップモデルである「スティーズ」のクラッチ感やサイズ感などを元に作られたベイトフィネスリール。
超軽量のG1ジュラルミン製AIRスプールが搭載されており、5g以下の軽量ルアーを快適に扱えるのが特徴。
発売されてからずいぶん経つが、今でもなお多くのアングラーに愛用され続けている名機で、現在でも川村光大郎氏などが愛用し続けていることで知られる。
5g前後のルアーならどんなものでも快適にキャストができる作りになっており、小型ハードルアーからベイトフィネスまで幅広く使える。
ただ、キャスト感がややピーキーなので、慣れるまではバックラッシュが多い。
しかし、慣れてしまえば手首を軽く振っただけで5gのライトリグが快適にピッチングできてしまう。
SSエアは、オカッパリでベイトフィネス専用機種として扱いたい人にのみおすすめできる「The・レーシングマシン」とも言えるリールだ。
●ダイワの名機(ロングセラー商品)が使いたい人
●川村光大郎氏のファン
●オカッパリでベイトフィネス特化した釣りを楽しみたい人
ダイワ「20タトゥーラSV TW」
オカッパリ・ボート問わず多くのアングラーから絶大な支持を集める人気ベイトリール。
純正状態では6~7gくらいのルアーに対応するが、別売りのシャロースプールを搭載することでベイトフィネスの釣りも行えるようになる。
小型のシャッドなどのハードプラグから、5g前後のライトリグ、10g前後のハードルアーなど、オカッパリのベイトフィネスタックルに求められる要素を全てクリアしているアイテムである。
一番の驚きは、これらの機能が1万円台というリーズナブルな価格のモデルに詰まっている、ということだ。
巻物からビッグベイト、撃ち物の釣りまで幅広く対応するリールなので、「1台でなんでもこなせるベイトリールが欲しい!」という人におすすめ!
●オカッパリでバーサタイルな釣りをしたい人
●ビッグベイトからベイトフィネスまでこなせる汎用機を探している人(シャロースプールは必須
●軽量ルアーは使いたいけど、ベイトフィネス特化機には抵抗がある人
●コスパ重視の人
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ダイワ「ジリオンSV TW」
トラブルの少ないSVスプール、タフネスな作り、豊富なギア比のラインナップ、どんな釣りでも器用にこなせる優等生…それがジリオンSV TW。
ジリオンというと「パワーフィッシング」というイメージを持つ人が多いかもしれないが、当機は汎用性が高い作りになっており、巻物からやや重めのベイトフィネスまで対応する。
フロロ8ポンドくらいのラインをスプールのハーフラインまで巻くと軽量ルアーへのレスポンスがアップするが、別売のシャロースプールを載せるとほとんどベイトフィネス機と言っても過言ではないようなリールに変貌する。
もし4〜5インチ程度のワームを使ったネコリグなどを安定・快適にピッチングしたいのなら、別売のシャロースプールを購入することをおすすめする。
●ダイワのミドルクラスの万能機種が欲しい人
●ベイトフィネスもビッグベイトも1台で全てこなしたい人(替えスプール必須)
●シャロースプールを買う予算を出せる人
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ダイワ「スティーズSV TW」
ダイワの最新鋭の技術の結晶がふんだんに詰まった最高級機種。川村光大郎氏が”究極のバーサタイルロッド”に搭載しているリールとしても知られている。
バーサタイル系リールではあるが、細いラインを少なく巻く(ハーフライン)設定にすることでベイトフィネスの釣りも可能。
ただ、純正スプールだと実戦において快適に使えるのは6g程度なので、5g前後のルアーをストレスなく扱うなら別売りのシャロースプールはぜひ用意したい。
シャロースプールにフロロ12ポンド程度を40m巻いておけば、ベイトフィネスから巻きモノまでを幅広い釣りに対応するリールに変貌する。
スティーズSV TWは、オカッパリアングラーの夢でもある「1タックルでパーフェクトな立ち回り」を可能にする究極のバーサタイルリールだ。
●ダイワのフラッグシップモデルを使いたい人
●バーサタイルにベイトフィネスから巻物までやりたい人(シャロースプール必須)。
ダイワ「スティーズCT SV TW」
「スティーズ」の名を冠した軽量ルアー用リール。
30mmの小径スプールが搭載されており、ベイトフィネスから巻物まで幅広く使えるバーサタイルリールだ。
フロロ8~12ポンドを巻いておけばベイトフィネスリールとしても使うことができる作りなので、オカッパリのベイトフィネスリールとして重宝するリールだと言える。
10〜14ポンドラインを巻いてオカッパリで巻きも打ちも…という使い方もできるので、「ベイトフィネスも巻きモノもやりたい!」という人におすすめだ。
スティーズSV TWとの使い分けとしては、軽量なルアーの扱いを重視するならスティーズCT SV TW、オカッパリで万能機種として使いたいならスティーズSV TW…というように使い分けると良いカンジ。
●ダイワのフラッグシップモデルが使いたい人
●軽量ルアー全般を幅広く扱う「ライトバーサタイル」な釣りをしたい人
アブガルシア「ロキサーニBF8」
アブガルシアの低価格ベイトフィネスリール。
ジャッカルプロスタッフの”マーモ”こと加木屋 守氏が使用していることでも有名で、通販サイト”アマゾン”でも売れ行きが良いリール(評価数100超え)だ。
主な特徴としては、
●ロキサーニ8・ロキサーニ7とスプール互換がある
●デザイン性の良いカーボンハンドル
などなど、コスパに見合わないハイスペックさも魅力。
ベイトフィネスリールではあるが、ラインキャパが10ポンドー80mなので、オカッパリでベイトフィネスから巻物まで幅広く使っていけるのもおすすめポイント。
メーカー希望価格は¥19,000となっているが、アマゾンなら¥13,000程度とお買い得な価格なので、ベイトフィネス入門にもおすすめなリールだ。
●シマノ・ダイワ以外のべイトフィネスリールを使いたい人
●アブガルシアのファン
●ベイトフィネスも可能なバーサタイル機を探している人
アブガルシア「レボ ディーズ8」
バスプロの青木大介氏がプロデュースしたアブのベイトフィネスリール。
「これ1台でベイトフィネスからビッグベイトまで対応できるようにデザインしました」とは青木氏の言葉だが、まさに”バーサタイル”な作りになっている。
14ポンドー100mというラインキャパだが、付属品のシャロースプールをつけると軽量ルアーの使用感が上がる。
シャロースプールは8ポンドー100mというキャパであるため、ベイトフィネスから巻物まで色々な釣りに対応できる万能機として使用できるのが嬉しい。
シャロースプールが別売でなく付属品である点はコスパ的にGOOD!
自重も137gと非常に軽いため、ライトリグなどの操作性が大切になる繊細な釣りにも使いやすい作りだ。
ノーマルスプールは巻物やビッグベイト、シャロースプールではフィネスなライトリグを…と使い分けることが可能なお得リールである。
●青木大介氏のファンの人
●シャロースプールを別途購入するのが面倒な人
●超軽量のリールを使いたい人
●アブガルシアのフラッグシップモデルを使いたい人
アブガルシア「レボ LTX-BF8」
ベーシックなベイトフィネスリールをお探しなら、アブの「レボ LTX-BF8」などいかがだろうか。
レボ史上 最軽量の129g、好みに応じてセッティングを変えられるマグトラックスIIIブレーキシステム、ライトリグの回収に効率的な「ギア比8:0:1」など、ベイトフィネス機として使いやすい要素が詰まっているモデル。
日本のトップトーナメンターである青木大介氏や小森嗣彦氏が使用していることでも有名。
自重が129gと軽量で、手首に負担がかかりやすいベイトフィネスの釣りの疲労を軽減してくれる作りになっている。
内部のブレーキ調整をユーザー自身でカスタムできるため、より細かいセッティングができる点もGOOD!
5g前後のライトリグの扱いはもちろん、小型のシャッドやクランクなどにも使えるため、オカッパリでベイトフィネスの釣りを極めたいと思っているならおすすめできるリールだ。
●オカッパリでベイトフィネスを楽しみたい人
●オーソドックスなベイトフィネスリールが欲しい人
●トップトーナメンター愛用のベイトフィネスリールを使いたい人
アブガルシア「レボ ALC-BF7」
内部のマグネット数を自在に調整できるマグトラックスIIIブレーキシステム、剛性の高いアルミフレーム、ソルト対応なのが魅力のレボ ALC-BF7。
ユーザーの使用用途によって好きにカスタムできる「マグトラックスIIIブレーキ」が特徴で、3g以下の軽量ルアー用セッティングから、重いルアー対応のセッティングまで幅広くカバーする。
自分だけのオリジナルセッティングを見つけ出し、より快適にオカッパリのベイトフィネスの釣りを行うことができるのは、マグトラックスIIIブレーキの大きなアドバンテージと言えるだろう。
先述した「レボ LTX-BF8」もオーソドックスなベイトフィネス機だが、ALC-BF7もアブガルシアのラインナップの中ではベイトフィネスの王道的なポジションにあるリールだと言える。
●アブの王道のベイトフィネスリールを使いたい人。
●ソルトのベイトフィネスも楽しみたい人。
●オリジナルのブレーキ設定のカスタマイズを楽しみたい人。
ピシファン「SAEX ELITE」
最後に紹介するのは、あまり知られていない”ニッチ”なベイトフィネスリール。
ピシファン「SAEX ELITE」はアマゾンでの口コミ評価がべらぼうに高く、僕自身もソレに釣られて買ってしまったが、実際かなり良い。
ピシファン「SAEX ELITE」が最も優れているのはスペック面ではなく、その『圧倒的なコストパフォーマンス』にある。
別売りのシャロースプールを使用することが前提になってしまうが、3.5~5gのスモラバ、1.8gのネコリグなど、ベイトフィネスの釣りであるなら問題なく使えてしまう。
ネット通販サイト「アマゾン」でアンダー¥10,000という破格だが、別売のシャロースプールも安く、セットで買っても¥12,000弱で購入できてしまう。
ただ、サイドブレーキやメカニカルブレーキ周辺の作り込みが安っぽいのは価格相応だと言える。
細かなパーツの作り込みは日本リールには劣る。
が、ベイトフィネス機に求められる「軽量ルアーへのレスポンスの良さ、自重の軽さ」は十分クリアしていると思う。
「オカッパリでベイトフィネスをやってみたいけど、専用リールはちょっと高くて手が出ない…」というお悩みを抱えているなら、ぜひピシファン『SAEX ELITE』を使ってみて欲しい。
●ベイトフィネス専用機は高くて手が出せないと感じている人
●「とりあえず・コスパよく」ベイトフィネスの釣りを体験してみたい人
●国産の高級リールの使用感に飽きてしまった人
●べイトフィネスタックルを増やしたいけど、予算に悩んでいる人
■シャロースプール
●トラブルレス、安すぎ、使いやすくて感動。ピシファン『SAEX ELITE』のインプレ記事↓
ベイトフィネスリールの選び方、3つのコツ
ここからは、筆者の体験談をもとにした「失敗しないベイトフィネスリール選びのコツ」を紹介。
ベイトフィネスリールで何を選べばいいか迷っている人は参考にしてみてください。
バス釣りにおけるベイトフィネスリールの選び方の基本3つ
ベイトフィネスリールの選び方のコツは、以下の3点。
2:自重
3:用途
1:ラインキャパ
ベイトフィネスリールを選ぶときに気をつけたいのは「ラインキャパ」。
フロロラインを45m程度巻けるものを選ぶのが基本ですが、使うルアーによってはもう少しあったほうが良いことあります。
たとえば、シャッドやスモールクランクなどの小型ハードルアーをメインに使用する場合、もし中距離・遠距離のキャストを行うのであれば、キャパは豊富であるほうが便利です。
スモールクランクなどをちょい遠投してブレイクを探るような場合、フロロ45mだと心許ない。50mくらいは欲しいところです。
しかし、ライトリグを使って足元を探ったり、アシや杭、消波ブロックを撃っていくような使い方がメインであれば、キャパはフロロ45mでも事足ります。
ベイトフィネスリールのラインキャパは、釣り場の環境や使うルアーなどによってベストなセッティングが違うため、購入前は「どんな釣りをしたいのか、どこで釣りをするのか」を明確にしておくと失敗しにくくなります。
2:自重
ベイトフィネスリールを選ぶにあたって気をつけたいのは「自重」です。
前述しましたが、シマノ「カルカッタコンクエストBFS」などの重いリールは、ライトリグなどをシェイクし続けるには重すぎます。
また、130g前後の超軽量なベイトフィネスリールは、巻物専用リールとしてはやや軽すぎる。手元が不安定・リーリング時にブレやすくなってしまうと、穂先(ロッドティップ)がブレてしまい、ルアーが水中で変な動くになりがち。
シャッドやスモールクランクなど小型ハードルアー専用タックルを組むのであれば、160~200g程度のベイトフィネスリールが扱いやすいです。
ライトリグの場合、シェイク時・ピッチング時の疲労を減らすという意味でも、リールの自重は軽いほうが快適。
ベイトフィネスリールを選ぶ際は、使うルアー・ロッド・用途に合わせた”自重選ぶ”を行うと失敗しにくくなります。
3:用途
「ベイトフィネスリールなんだから用途はフィネスだろ」と思われがちですが、実はちょっと違ったりします。
10g以下のルアーに対応するベイトフィネスリールには、ライトクラスの範囲内での”用途”というものがあります。
たとえば、シマノ「カルカッタコンクエストBFS」は、スモールクランクやシャッドなどの小型ハードルアーに向いている作りになっていて、ライトリグなどを細かく操作するには不向き。
対して、シマノ「アルデバランBFS」は、ライトリグの扱いに関しては最高ですが、シャッドやスモールクランクなど巻物の釣りにはやや不向き(個人差はあります)。
ベイトフィネスリールを選ぶ際は、「ラインキャパ、自重、用途」のトータルバランスを加味した選択を行うと失敗しにくくなります。
まとめ:バス釣りのオカッパリでおすすめのベイトフィネスリール&選び方のコツ3つ
僕の体験談をもとにしつつ、「バス釣りにおすすめのベイトフィネスリール&選び方」を紹介しました。
「ラインキャパ、自重、用途」を明確にしつつ、当記事で紹介しているリールを選べば良い買い物ができるハズ!
●ベイトフィネスタックルの選び方の基本を紹介
「ベイトフィネスタックルの選び方のコツをもっと知りたい!」という人のために、以下の記事にて基本的な解説をしています。良かったらコチラも参考にしてみてください↓
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