【釣行記】6月の野池で46cm。デカワームがハイプレ野池を切り開く!?「あえて大きく」という選択肢はアリ。学んだこと3つ、釣ったルアー、タックルセッティングについて。

野池のオカッパリ。

6インチのホッグワームを使い、46cmのバスを釣ってきました。

今回の釣行で学んだこと、気づいたことを記録的に書いてみます。

【釣行記】6月の野池で46cm釣ったときに学んだこと3つ。

今回の釣行で学んだこと、気づいたことは以下の3つでした。

1:あえてワームをデカくする」という選択肢を持っておいたほうがいい

2:バスにヤル気さえあれば、ワームは小さくしなくてもいい

3:”着水音”の意識は絶対持つべし

今回は、スピニングタックルでライトリグを使用していたアングラーの後にエントリーしました。

…などというと自慢っぽくなってしまいますが、叩かれたあとでも6インチホッグで釣れたのはシンプルに嬉しい。

「6インチホッグワーム+5gフリーリグ」という強気なセッティングだったので、釣るのはムリっぽいと思っていたのですが、46cmのバスを釣ることができました。

最初は7gシンカーを使っていて、もう少しソフトに誘おうと5gに変更したのがよかったのかもしれません。

あと、着水音とキャストにめっちゃ気を遣いました。老人介護を行う看護師レベルで気を遣った(詳しくは後述にて)。

キワキワに落として、しばらく放置し、いきなり動かす…みたいなアプローチでパクっと。

1:「あえてワームをデカくする」という選択肢を持っておいたほうがいいと知る

「あえてワームをデカくする」とか、「他のアングラーが行なっていないであろうアプローチをとる」という意識は大切なのだと実感。

たとえば、他のアングラーがライトリグを使っているなら、あえてワームを大きくする…とか。

逆張り(天邪鬼)っぽいアプローチすりゃ釣れるというワケでもありませんが、他の人がやっていないであろう釣り方を取り入れようというマインドは大切かなと。

ポイントに先行者がいたとしても、たとえライトリグで攻められたあとだとしても、釣り人側のアプローチ次第でバスは口を使ってくれる。諦めちゃダメやぞ!

このマインドは大事。

僕が今回釣った魚は、単なるマグレかもしれない。ただ単にタイミングがよかっただけなのかもしれない。何投げたって釣れたバスだったかもしれない。

でも、事実としてあるのは「スレた魚であっても、食い気さえあれば6インチホッグワームだってパックリ行っちゃいますよ」ということ。これだけは揺らぎようがありません。僕の中ではこれが真実です。

「あえてワームをデカくする」という手札は、持っておいて損はない。

【関連記事】某プロが通過したあとでも釣れたので、少し自信が持てた…というお話↓

そのためには、自分の武器を持つことが大事だと知った…っていうお話↓

2:バスにヤル気さえあれば、ワームは小さくしなくてもいい

「バスに”食い気”さえあれば、ワームは小さくしなくても食う」という事実。これはもう完全に確信しました。気づくの遅すぎ?

バスにそれなりの食い気さえあれば、ルアーサイズは小さくしなくてもOKでした。

今まで3インチとかの小型ホッグじゃなきゃスレバスに対応できねぇ…とか思ってたんですけど、バス側のテンション次第だったみたいです。当然と言えば当然か。

たとえば、食欲がないお客さんにジャンクフードを売りつけても、「いや、ちょっとソレ重いんで…」ってなりますよね。

でも、「今日はどうしても二郎系ラーメンが食いたい!」と食い気マンマンな人になら、たとえラーメンでなくても唐揚げや牛丼でも食っちゃう可能性がある。

魚類系ベイト(ラーメン二郎)を食う気マンマンだったとしても、目の前にオイシそうなザリガニ(その他のジャンクフード)がいれば食べちゃう。

必ずしも”マッチ・ザ・ベイト”でなくても、ヤル気のあるバスの目の前にルアーを届けてやれば、食う。

バス側に「食い気」があれば、ジャンキーなパワーフードでも食っちゃう

一般的には、「ハイプレッシャーでスレた釣り場ほど、ワームは小さくするべし」とされていますよね。

しかし、それはあくまでバス側に”食い気”がないときの話。

バスがフィーディング(捕食態勢、捕食活動)に入っているなら、必ずしもワームサイズを下げる必要はないのだと痛感しました。

●ワームを小さくすりゃ釣れるかというと、そうでもない

釣れないときほど、ワームサイズを下げよう下げようとしてしまいがちです。

ただ、ワームサイズを下げると、テンションが高いバスにルアーを気づかせられる確率も減ってしまうんですよね。発見されにくくなるので。

弱い釣りばかりやっていると、「テンションが高いバスが潜んでいるスポット(一等地)」を学べずに終わっちゃうんですよねぇ。ここがムズカシイ。

個人的に思ったことがあります。

それは、将来的に、もし自分の好きなスタイルでデカバスを釣る釣り人になりたいのであれば、

「その瞬間の、バスにとっての1級・1等地を見極め、少しでもテンションが高まっているであろう魚と出会う」

上記のマインドを築いておかなければ、いつまで経っても前に進めないのかもしれない、ということ。

そうはいっても、現実は「8割の時間はバスのヤル気がない」じゃん

ただ、前述したマインドは、あくまでバス側に食い気があれば…の話です。

現実は、8~15時くらいの釣れない時間を過ごすことのほうが多いワケですよね。

実質、8割くらいの時間は”ヤル気がないときのバス君”を相手にしなければならないので、どうしたってフィネスに走らないとバイトを得られないときだってある。これが現実。

週末アングラーは、アングラー側が不利な状態で釣りをしなければならないのがほとんどだし…。

「お金と時間をかけてわざわざ遠くまで来たのだから、さすがに1本くらいは釣って帰りたい」と考える人も少なくないハズ。僕を含め。

●「釣れない…フィネス出して数本で終了」の無限ループを繰り返さないためには?

ただ、「上手くなりたいけど、どうしてもボウズは嫌だ!」というスタンスをとり続けていると、どうしても自分の釣りが小さくなるということもわかってきました。

というか、「結局フィネスで数本釣ってオワタ\(^o^)/」みたいな日々を繰り返しちゃうので、いつまで経っても【好きなスタイルで、狙ってデカバスを釣るドリームアングラー】に到達できないと気付いたのです。

では、どうすればいいのか。

「釣れない→フィネスで数本釣って終了→ずっとこの調子→オレ、成長してるのか?と疑問に思い始める→でもボウズは嫌だ→以下ループ」

このループから脱出するためには、なにができるのか。

いろいろと考えてみたのですが、釣れないときにアングラー側がとれる選択肢は、ほぼ2択なのかもしれません。

1:食い気・元気がない魚にたいして、無理やり口を使わせるアプローチをとる
→フィネス的(技巧的)なアプローチで口を使わせる。超絶技巧を身につける。

2:「鳴くまで待とうホトトギス」スタンスをとる
→「釣れないときゃ釣れんわ。まぁ楽しんでルアー投げて道具を愛でるべ」という娯楽的スタンスをとる。
ゼロワンゲーム、運ゲー、ギャンブル、交通事故、ロマン、夢、〇〇のタックルに入魂したい…などの個人的な目的でとりくむ

僕はフィネスの釣り否定派ではないので、釣れなくて苦しいときは素直に出します。

が、「今日はコレで釣りたい!」なんていう趣向性を持ちこむときは、『〇〇縛り』ゲームとかもやります。

ただ、将来的に後者のスタンスでバス釣りを楽しみたいのなら、食い気がある魚を狙うアプローチを学んだほうがいいとも感じています。

いずれにせよ、自分の釣りの幅やルアーサイズを小さくしたくないのなら、「今この瞬間、食い気があるバスはどんなスポットにいるんやろな」という思考の癖をつけておいたほうがいいっぽい。

●補足

そういえば、超ウマイ人って、1も2も織り交ぜてやってますよね(キーパー狙いと”ドリーム”の両刀)。

フィネスの時間はフィネスに切り替えて、一発を狙うときは一発を…みたいな感じで。

僕はそこまで器用に切り替えられないので(今のところ)、1も2も混ぜて取り組んでみるのも面白いのかもしれませんなぁ。

「どっちか」じゃなくて、『両方』できたほうが楽しいかもしれない。

【関連記事】「まぁ口を使うまで待ちましょうよ(鳴くまで待とうホトトギス)」スタンスについて↓

3:”着水音”の意識は絶対持つべし

「着水音」の意識は持っておいたほうがいい!

絶対持っておかなきゃならんなぁと実感しました。

着水音のコントロールができるようになってから、釣れる魚が倍増した…という経験があるので、もしカバー撃ちや底物の釣りをやり込むなら、着水音のコントロールは必須科目だなと。

●スレた釣り場ほど”音”には気を遣ったほうがいい

たとえば、マズメ時は周囲が静寂につつまれているので、ハデな音をたてるとバスを警戒させてしまうというリスクも生まれやすいです。

また、不必要にカバーを揺らしすぎてもいけないと感じます。

着水時の衝撃がデカいと、細い枝やアシなどが結構揺れるので、それだけでプレッシャーを与えてしまいがち。

着水音のコントロールは、ワームの釣りだけでなく、ルアーフィッシング全般に通ずるマインドだと思います。

また、あえて木々に引っ掛けてガサガサ音を出したり、ミスキャストをしたら一旦放置するとか、ルアーの弾道が外れたら着水させないで手前に引っ張る…みたいなフォロー技術もあげたほうがいいなとも感じました。

ただ、音量は相対的なものでもあるので、雨風があるときはそこまで気にする必要もなかったりします。

雨や風がある日に釣れやすいのは、人の気配が消えるのも理由の1つかと思われます。

【関連記事】

6月の野池釣行。釣ったルアーとセッティング記録

僕個人の記録的な意味で、釣ったルアーとタックルセッティングを書いておきます。

釣ったルアー、リグ記録

釣ったルアーは、6インチホッグワームのフリーリグ5gです。

ズーム「ブラッシュホッグ(6インチホッグワーム)」

名作中の名作。コレを使わずしてホッグワームは語れない。

(写真上が6インチ、下が4インチ)

6インチなのでかなりボリューミーです。

やや使い所を選ぶワームですが、「周囲のアングラーみんなライトリグやん。ハイプレッシャーすぎやろ」みたいなシーンであえて使うと、デカいのが釣れたりするんですよね。

今回は、5gのフリーリグで使いました。

このセッティングだとワームが水中で艶かしくも大きなアクションを起こすします。コレがいいんだなぁ。

●ズボラリグ

フリーリグにシンカーストッパーを使用する「ズボラリグ」をご存知でしょうか。

「カスブラ」というユーチューバーが発祥らしく、かなり便利なので愛用中です。

以下、ズボラリグを開発した「カスブラ」の動画です↓

ストッパーを手前にするとカバー撃ちにも対応し、シンカーとストッパーを離せばオープンエリアでも使える…という”ズボラ”なシステム。

使った当初は「ほぼテキサスリグやんけ」とか思っていましたが、コレ、結構良さげです。

●シンカー

フィッシュアロー 「フリリグシンカー タングステン」

フィッシュアロー「フリリングシンカー タングステン 」
created by Rinker
フィッシュアロー(Fish Arrow)

フリーリグ用シンカーの先駆者的なアイテムで、ズボラリグに使ってもイイカンジです。

コレ、めっちゃスリ抜けよくて根がかりしにくいんですよね。

ボトムカバーが多い野池でも安心して使えるからお気に入り。

【関連記事】以下の記事で「フリリグシンカー」を紹介しています

●フック

リューギ「インフィニ #5/0」

フッ素コーティングされた、どえらいフッキング率をもたらすオフセットフック。

近距離から遠距離までフッキングが決まりやすいワイドゲイプ仕様なので、ワーミング初心者でも使い勝手がいいです。

「とりあえずカバー撃ち・底物の釣りにおすすめのフック教えてくれ」という人には、まずコレを勧めたい。

【関連記事】

タックルセッティング

今回釣ったタックルはこんなカンジです。

ロッド:シマノ「ゾディアス 1610H」

リール:シマノ「20メタニウム HG」

ライン:ダイワ「UVF フロッグデュラセンサー×8+Si2」53lb

リーダー:フロロマイスター16lb

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最近はカバー撃ちPEラインを試しており、フロッグ用ラインをそのまま流用しています。

●PEラインでカバー撃ち・底物スタイル

ダイワ「フロッグデュラセンサー」は、ラインマーカーが施されているので視認性がよく、バスの走るようなバイトもしっかり確認できるんですよね。これが便利!

今回もラインマーカーのおかげでバイトに気づくことができました。ありがたや。

このセッティングだと、ビックリフッキングでもしっかり掛けることができ、15~20mくらい離れた場所であってもバッチリでした。

ただ、ボトムカバー周りでの細かな操作性は落ちると感じます。感度もニブい。

感度で感じてノセて…というよりは、目で見てガッチリ掛ける!みたいなセッティングだといえます。

【関連記事】

●【釣行記】野池で42cm。「6.6MH+PEラインでカバー撃ち」の可能性。学んだこと、釣り方、タックルセッティングについて。

●ゾディアスのロッドの中でカバー撃ちをするなら1610Hがおすすめ。その理由。

●【1年使用インプレ】3オンスまでイケる怪力!シマノ「ゾディアス1610H」がヘビーバーサタイルに使いやすくてマジおすすめ

●カバー打ち・底物に最高。20メタニウムと打ち物ロッドのバランスが良くて泣ける

●【5ヶ月使用インプレ】ハイクオリティ!「世界のシマノ」の威信、20メタニウムは”間違いないリール”だ。

●【インプレ】コスパ良し!大容量!なのに強い!シーガー「フロロマイスター」がマジでおすすめすぎる。

【釣行記】野池で46cm。スレた釣り場ほど「あえてデカいワームを使う」という選択肢は…大アリ|まとめ

今回の釣行で学んだことは、以下の3つです。

1:スレた釣り場ほど、ワームサイズには気を使うべし
→「あえてデカいワームをブン投げる」という選択肢は、持っておいたほうがいい。

2:ヤル気のある魚がいれば、ワームは大きくてもヨシ!
→その瞬間、ハイテンションな魚はどんなポイントにいるのか…みたいなマインドを持つべし。
このマインドを強固にしてくれる方法は、「ハイアピールなルアーを使い続ける」かも。

3:着水音はコントロールできたほうがいい
→音量の大・小をコントロールできるようになると、釣れる魚が増える。

ズーム「ブラッシュホッグ」は6インチクラスの大きなワームですが、ライトリグで叩かれた後であっても、アプローチやタイミングさえ合えば釣れるのだ…と学びました。

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