スレまくりのマジで釣れない野池に20年通っている。
その経験のなかから、「コレやっちゃうと釣れないんだよね」っていう行動を10個ピックアップしました。
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もくじ
野池のバス釣りで「コレやっちゃうと釣れない」って行動ランキング10選
1位:いきなり岸際に近づく
2位:足音を立てる
3位:「巻物でサーチ」にこだわる
4位:キャストしすぎる
5位:釣れない場所で粘る
6位:釣れない時間(タイミング)に釣りをする
7位:フィネス投げれば釣れる…のマインドを持ち続ける
8位:風の動きを読まない
9位:障害物ばかり狙う
10位:ランディングネットを持たない
1位:いきなり岸際に近づく
いきなり岸際に近づいてキャスト!
オカッパリでもっともNGともいえる行動。
アングラーの影を落としたりするのもよろしくない。
「まずは手前の岸際にルアーを撃つ」が基本。
バスからはアングラーの姿は丸見え…くらいの心持ちで立ち回ること。
バスからは見えないが、釣り人側は見えるというポジションでルアーを投げるのが理想です。
2位:足音を立てる
「ドカドカと足音を立ててポイントにエントリー」
マジでよろしくない。
魚という動物はほかの生物の存在に敏感に反応する。
魚を飼ったことがある人ならわかるのですが、なにかにコツンと当たっただけで魚は敏感に反応する。
ポイントまで入るときに小枝などをポキン!と折ってしまうのもよろしくない。
できれば無音でエントリーする!くらいの意気込みで。
オカッパリのプリンスこと川村光大郎氏は、車のドアを閉じる音を立てないために「半ドア」で釣り場にエントリーするらしいです。
3位:「巻物でサーチ」にこだわる
野池の規模によっては、「巻物でサーチ」が役に立たないこともある。
とくに小規模の野池の場合、すでに目の前のどこかしらにバスが潜んでいるのが確定なので、わざわざ「サーチ」する必要がない。
目の前にいる魚を、どう食わすか…のゲーム。
「秋は巻物!」や「まずは広範囲をサーチ!」みたいなテンプレ行動に縛られすぎるのもよろしくない。
スピナベなどを巻くならサーチとして使うのではなく、「そのあたりに居るであろうバスを一発で食わす!」くらいの心持ちでいきたいです。
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4位:キャストしすぎる
キャストのしすぎでバスに余計なプレッシャーを与えてしまうこともある。
とくに、スピナーベイトやビッグベイトなど、アピール力が高いルアーを何度も投げると、バスをスレさせてしまいかねない。
ハイアピールなルアーを投げるなら、数投でキメる!くらいのイメージで。
同じポイントで粘るなら、数投したら場を休ませることも大切です。
5位:釣れない場所で粘る
小・中規模クラスの野池の場合、バスが積極的にルアーを追いかけるピンポイントが決まっていることが多い。
そういうエリアを「フィーディングスポット」などと呼ぶ。
野池の場合、フィーディングスポット巡りをするのが基本となる。
補助として、バスが避難するであろうスポットを撃っていく…というイメージで立ち回りたい。
野池のおかっぱりは、釣れる場所とそうでない場所がハッキリしている。
釣れない場所で粘るのは時間がもったいない。
釣れる確率が高いポイント、通いこむことでわかってくる。
上手い人に教えてもらうのが最短ルートではあります。
6位:釣れない時間(タイミング)に釣りをする
バス釣りは、8~14時くらいがもっとも釣れない時間だといわれている。
それは野池も同じ。
釣れる時間は、だいたい朝マズメと夕マズメ。
ただ、天候の変化は釣れるタイミングになる。
強い風が吹いた場合、たとえ12時だろうと14時だろうと、野池のバスはいきなりスイッチが入る。
止水域だから水の動きにビンカンなのです。
「釣れる時間」とは、マズメ時だけのことを指すのではない。
バスがルアーを食う「タイミング」のことを指す。
7位:フィネス投げれば釣れる…のマインドを持ち続ける
小型ワームを投げればかならず釣れるかというと、そうでもない。
というのが難しいところ。
~30cmくらいまでの小バスは釣れるかもしれないが、デカバスを狙って釣ろうとするなら、必ずしもフィネスリグは必須アイテムともいえない。
むしろ、スピナーベイトやラバージグ、テキサスリグなどのスタンダードな釣りのほうが釣れる。
野池のオカッパリでタックル1本を持ち込むなら、バーサタイルなM~MHタックルのほうが実は使い勝手がいい。
野池で釣りたい!とマジで考えているのなら、カバー撃ちが行えるタックルを持ちこむことが大切です。
8位:風の動きを読まない
多くの野池は水の動きが極端にすくない「止水域」的な作り。
大雨などで増水すれば排出されるが、普段はほぼ水が動かない。
そのため、風の動きを読むことが大切。
風の影響で水が動いたタイミング。
ここを狙うべし。
9位:障害物ばかり狙う
「ブラックバスは障害物に着く」
これはセオリー中のセオリー。
ブラックバスは「ストラクチャー・オリエンテッド・フィッシュ」と呼ばれ、障害物に執着する傾向がある。
しかし、野池のバスは、状況によっては大きく移動するし、回遊性も強くなる。
釣り人や散歩客の足音などを察知すると、バスは大きく移動する…なんてことも珍しくない。
「ブラックバスは障害物に着くから、とにかくソコを狙いまくれ!」と執着するのもよろしくない。
障害物を撃って反応がないなら、回遊してくるのを待つか、数を投げる。
一箇所で粘るなら、休ませては投げ、休ませては投げる。
ワームなら、投げてから5分くらい放置するのもアリ。放置プレイは有効です。
10位:ランディングネットを持たない
足場がある野池でバス釣りをする場合、ランディングネットは必須。
「せっかく掛けたけど、足元にカバーがあったからキャッチできなかった」という言葉を多くのアングラーから耳にした。
スピニングタックル1本で釣りをしている人をたくさん見かける。
足元に障害物があるポイントで釣りをするなら、NOランディングネットは自殺行為でございます。
野池のバス釣りで「コレやっちゃうと釣れない」って行動ランキング10選|まとめ
20年以上くらい野池に通っているので、体験談を書いてみました。
ここに書いてあることをやっちゃうと、だいたい釣れない。
逆にいうと、ここに書いてあることをしなければ釣れる確率がグンとアップ!…ともいえます。