釣具は”アート”作品である。
ロッドとリールのコーディネートを考えるのは楽しい!
ブログやSNSなどに”映え”を意識して撮影するのは面白い!
そこで今回は、「タックルコーディネートの面白さ」と、僕の体験談をもとにした「タックルコーディネートの基本(のようなもの)」を紹介したいと思います。
もくじ
ロッドとリールのビジュアルバランスは大事。コーディネートが楽しい。
タックルコーディネートは、「いかにカッコ良い組み合わせを見つけるか。あるいは作り出すか」の旅。
”映え”を意識するのはもちろん、個人的な所有感を満たすための手段としても楽しめるので、マンネリ・飽きを感じている人におすすめのアソビとも言えます。
例えば僕の場合、以下のような感じでタックルコーデを楽しんじゃってます。
●リールにアクセントカラーを追加しようかな!
●〇〇のロッドに合わせるリールはどれがいいかな?
●”映える”タックルで楽しみたい!
上記はあくまで一例ですが、さまざまな目的・手段で魅力的な作品(タックル)を作り出すというアソビこそが、『タックルコーデ』なのだと僕は考えます。
タックルのコーディネートやデザインバランスを考えるのはとっても楽しいので、持ってる釣具にマンネリを感じている人などに是非やってみてほしいデス。
ロッドの配色にリールを合わせると最高のデザインになるのが楽しい
タックル全体の雰囲気に統一感を与えるには、カラーデザインを合わせるのが基本だと考えます。
ロッドカラーにブラック・ゴールドが採用されているなら、リールも同系色に寄せていく。
コルクグリップが採用されたロッドなら、ハンドルノブもコルク系を使うといい感じになるんですよね。
(↑最近のマイブーム。このバランスがマジでお気に入り!メタDCのドラグもゴールドにすると、もっと”アガる”かなとか思ったり…)
レイドジャパン「グラディエーターアンチ」シリーズには、ブラックベースにアクセントとしてゴールドカラーが配色されています。
リールにゴールドカラーを追加すると”映え”やすいんですよねぇ。
シマノ「ゾディアス」シリーズは、ブラックベースにアクセントとしてレッドカラーが配色されていますよね。
なので、リールにレッドカラーを追加したり、ブラック系でまとめたリールを載せると”映える”カンジ?
こんな感じで、ロッドとリールのカラーやデザインをコーディネートするのが面白いのだ。
リールカスタムでデザインのバランスが変わるのが面白い
前述しましたが、ハンドルノブを変えたりすることで全体の雰囲気がガラっと変わります。
ダイワのIシェイプハンドルノブ(コルク)は暖色系カラーなので、パッと見の印象が明るくなるような感じがあります。
ロッドのゴールドカラーとのマッチングも良い感じ。
アクセント的にノブカラーを変えるだけでも、けっこう見た目の印象が違うんですよね。
自分の個性を主張するための派手カラーを採用したり。
他人と差別化するために、オリジナリティを求めるためにカスタムしたり。
「好きだから。かっこいいから」というシンプルな気持ちを大切にしたり。
リールカスタムを含め、タックルコーディネートを変えるのが楽しいです。
”映え”を意識した撮影が楽しい
僕は写真撮影が趣味なので、”映え”を意識した撮影をするのが好きです。
ブログ記事を書いているということもあり、余計に”映え”を意識しちゃいますね。
腕前はともかく、これがまた面白いんだな。
「今日はこんな組み合わせのタックルで楽しもうかな」
「この組み合わせで撮ったらイイ感じに”映える”かな?w」
なんて風に遊ぶのが楽しい。
自室に置いておくときも、”映え”を意識してセットしておけば、ふと目に入ったときにウットリ…みたいな風にも楽しめる。
なんかショっぱいタックルだなぁと感じながら撮影するのと、「いいよイイヨ〜君かっこいいね!パシャ!」っと撮影するのではモチベーションも変わりますよね。
タックル選びは、実釣以外の要素でもバランスを意識することが大事だったり。
タックルコーディネートの基本みたいなモノ
タックルコーデは「配色・コントラスト」がキモ
僕の弟は某有名高級ブランドの社員なのですが、彼のアドバイスによると「反対色、同系統のカラーを組み合わせる・コントラストを意識する」というのがデザイン業界の基本とのこと。
タックルコーデにも使えるテクニックだと思ったので実際に実行してみところ、応用できるワザだと学びました。
(引用:色カラー)
上記の図を参考にするとわかりやすいです。
黒(寒色)系がベースのロッドには、赤やゴールドなどの明るい色(暖色)を。
例えば、ノリーズ「ロードランナー」はグリーンがベースですが、レッドやピンク、パープルなどがハマります。
「ハードベイトスペシャル」に採用されているカラーデザインも、グリーンとその反対色であるパープルが採用されてますよね。
(引用:みんロゴ)
ツタヤのロゴマーク(青と黄色)とか、社会で出回っている多くのデザインはカラーコントラストの理論が採用されているらしく、配色表を見てみると、なるほどそういうことかと納得。
カラーコントラストを意識するだけで、”映える”タックルを作り出せるのが面白いところですよね。
「なんとなく私のタックルって”映え”ないんだよな」と感じる場合は、カラーコントラストが偏っているか、意識できていないだけだったりします。
全体的に寒色(ブラックなど)が多すぎると重たい雰囲気になるので、リールカスタムで暖色(明るいカラー)を追加してやるとイイカンジになることがほとんどです。
●オシャレさんは「カラーコントラスト」を意識したコーデを採用する
いろいろとカラーコーデの勉強をしてみたところ、カラーコントラストを上手に使っている人は”オシャレさん”に見える、ということに気がつきました。
まって、きんに君カッコよすぎるでしょ。
やっぱりマッチョは白Tだけで最高にキマる。https://t.co/hgiH2EylAf pic.twitter.com/QVgW92V42T— ミズノ@筋トレ×女ウケファッション (@mizuno_qreep) July 9, 2018
上記の引用はなかやまきんに君のファッションですが、白と黒だけしか使ってないのにオシャレな雰囲気がありますよね。
ブラックベースの服装なら、反対色であるホワイトとかレッド(暖色)をアクセントとして入れることで、ソレっぽく洒落っ気を出せる。
そしてそれらの考え方は、タックルコーディネートにも応用できるのだということにも気づきました。
なんか話が脱線しましたが、「なんかオレの服装ダサいんだよなぁ」と思っている人は、カラーコントラストを意識するだけでファッションの印象がガラっと変わるので試してみてはいかがでしょうか。
「迷ったらブラックかグレー選べば無難」とは弟の意見です。
メーカーを統一させるか、混ぜるか
「メーカーを統一させるのか」という問題はなかなか難しいテーマですよね。
シマノ×ダイワ
シマノ×ダイワ
別にメーカーミックスでも構わないかと思いますが、心理的な統一感を求めるのならば、やはりメーカーは揃えたほうが”映える”ような気もします。
シマノ×シマノ
メーカーは自社製品に合わせた際のコーディネートを想定して作っていると思うので、ロッドとリールのメーカーを合わせたほうが違和感が出にくい印象です。
個人的には、ベースカラーやボディ形状などによっても全体の雰囲気は変わってくるため、必ずしもメーカー統一にこだわる必要はないかと思ってます。
ハンドルノブやメカニカルノブを変えると途端に”映え”るようになったりすることもあるので。
●3大メーカー以外のロッドを使うとコーデの幅が広がる
タックルコーデに迷ったときは、「シマノ・ダイワ・アブガルシアのロッドを使わない」という手もあります。
ロッドをシマノとダイワに限定しないほうが、実は載せるリールを選びやすい。
レイドジャパン×シマノ
ロッドがシマノだと「シマノ×ダイワ」みたいなミックス系になりやすいですが、ロッドがシマノ・ダイワ・アブガルシア以外だと、リール選びが自由になります。
メーカーミックスのコーデに不満を感じたときは、ノリーズやエバグリやレイド、アメリカンロッドなどを選んでみると、よりコーデを楽しめるかと思います。
とりあえず「ジョイクロ」載せとけばオシャレ
”映え”で迷ったときは、とりあえずガンクラフト「ジョインテッドクロー178(ジョイクロ)」を載せとけ!…みたいな節があります。
ビッグベイト系はとにかく”映える度”がめちゃくちゃ高い。
手っ取り早く「オレってイケてるアングラーじゃね?」的な雰囲気を醸し出したいなら、とりあえずジョイクロいっとけ!みたいな感じです。
”映え要員”としてジョイクロを用意しておくと、ボウズだったときの切ない雰囲気と、「ストロングを貫いた感」的なドラマ性を醸し出すことが可能になるのだ。
まとめ:【タックルコーディネートの基本】ロッドとリールのビジュアルバランスは大事。コーディネートが楽しい。
ロッドとリールのデザインバランスは、”映え”には大事な要素。
美しい雰囲気を醸し出したタックルを使うのは気分が良いので、「なんか私のタックル…ダサすぎ!?」と感じている人は参考にしてみてください。
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