ちょっと前まで、フットボールジグを使うときにゾディアス1610Hを使っていたのだが、フットボールの操作がやや雑になりがちだと感じたのでゾディアス166MHを購入してみた。
シマノ「ゾディアス166MH」を買ってからしばらく使ってみたので、実際の使用感について、僕の体験談・失敗談を含めたインプレしてみようと思う。
・ややヘビーバーサタイルな釣りに使いやすい。
・10〜30gのルアーなら、どんなものでも不足なく扱える。
・10〜14gのフットボールジグ、5〜10gくらいのジグ、テキサスが超使いやすい。
・やや重いハードルアーが使いやすい。
■シマノ「ゾディアス166MH」のここが残念
・やや遠投性能に欠ける。
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もくじ
【インプレ】オカッパリのカバー撃ちロッド・バーサタイルに良い、シマノ「ゾディアス166MH」
これが今回インプレする、シマノのゾディアス166MH。
取り回しのしやすい6.6フィートという長さ、汎用性の高いややストロングなバーサタイルロッドとして非常に使いやすいのが特徴。
価格も12,000円前後とリーズナブルなのが嬉しい。
実際に使ってみた超おおざっぱな印象を表現すると、
「汎用性が高い。166Mがそのまま強くなった感じ」といったもので、10g〜30g程度のややヘビーなルアーや、ややヘビーなカバーを狙うのに最適なロッド」
といった感じ。
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操作性が抜群なゾディアス166MH
シマノ「ゾディアス166MH」は、6.6フィートという取り回しがしやすい長さ。
フットボールジグのボトムバンプ、アーキーヘッドジグを使ったカバー打ち、テキサスリグなど打ち物系の釣りとの相性が抜群に良く、操作がしやすいのが魅力だ。
周囲に障害物が生い茂っているようなオカッパリフィールドや、房総リザーバーなどでも取り回しがしやすく、しゃがんでピッチングしたりするのも快適。
ルアーを遠投するにはやや短めであるため遠投性能は控えめだが、実際に使用してみて気になるほどではない。
最初は硬い印象があったが、使っていくうちに慣れてきて、ブランクを曲げられるようになった。
ゾディアス166MHは6.6フィートなので、キャスト精度が高いのも良い。
リールを載せたときのバランス感が6.10フィートのゾディアス1610Hより良い。
ゾディアス166MHの感度
感度レベルは並、といったところ。
フロロライン、ナイロンラインどちらのラインを使っても感度はしっかり手元に伝わってくる。
「感度抜群ではないが、感度が悪いわけでもない。むしろそこそこ良い」といった印象。
高弾性の高級ロッドに比べると感度は劣っているが、実際の使用に感して障害になるような感度レベルではないと思う。
ボトムをズル引きしたときの底質の把握、カバーの有無、木々を乗り越える感覚、バイト感覚などなど、底物ルアーを使ったときに最低限あってほしい感度は有している。
ルアーの使用感
適合ルアー表記は10〜30gとなっているが、その範囲内のルアーならどんなものでも使いやすい。
・7〜10gくらいのアーキーヘッドのラバージグ
・10〜14gくらいのフットボールジグ
・5〜10gくらいのテキサスリグ
・1/2〜3/4オンスくらいのスピナーベイトやチャターベイト
・1オンス程度のハードプラグ
などなど、こういったルアーの使い心地が良い。
ゾディアス166MHは、Mパワーで使うライトテキサスやライトジグ、10g前後の軽量ルアーの扱い心地は良くない。オーバーパワー。
2オンス程度のビッグベイトは投げれることは投げれるが、よっこらせっというキャストになるため快適ではない。
オカッパリのややヘビーバーサタイルロッドに使いやすい
野池などの釣りにはロッドを何本も持って行きたくない、というのはオカッパリバサーに多い悩みであるが、そういったときに役に立つのが「ややヘビーなバーサタイルロッド」の存在。
例えば、ゾディアス166MHの他に、ゾディアス166M(またはベイトフィネス やスピニングタックル)などの2セット持っていけば、ほぼどんな状況にも対応できてしまう。
レングス的にもおかっぱりで使いやすく、どんなシーンでもややヘビーなロッドとして活用できてしまう器用さがあるので、ゾディアス166MHは1本持っていると非常に便利なアイテムである。
野池や霞ヶ浦のオカッパリでは、ヘビーロッドを1本タックルに入れてしまうと、使用が限定的になって様々な状況に対応する力が薄れてしまいがち。
そんなときにゾディアス166MHのような汎用性の高い「ややヘビーなロッド」があると、色んなシーンで応用が効くため、よりオカッパリのバスフィッシングを楽しむことができる。
ロッドにそこそこパワーがあるため、写真のようなやや濃い目のカバーに打っても不安感が無いため、7〜10gくらいのジグ・テキサスを使ったカバーフィッシングも可能。
しかも1/2〜3/4ozくらいのスピナーベイトやチャターベイト、トップウォーターも問題なくこなせるため、オカッパリでも使い回ししやすいのが嬉しい。
ゾディアス166MHで10〜30gくらいのカバー絡みの釣りをし、その他はお好みでベイトフィネス やスピニングタックルなどをもう1本持ち込む…という使い方をすれば、どんな釣りでも一通りこなせてしまうのがオカッパリバサーとしては非常にありがたい。
僕個人としても、最近はゾディアス166MHと、スピニングタックルや166Mなどの計2本のタックルを持ち運んで釣りをするようなスタイルを楽しんでいる。
ゾディアス166MHと、もう1本好きなタックルを組み合わせれば、オカッパリでバラエティに富んだフィッシングスタイルを楽しむことができるようになる。
好きなルアーをどんな状況でも投げ切れるため精神的なストレスも無く、オカッパリの釣りには166MHがあると快適であると感じた。
【インプレ】オカッパリのカバー撃ちロッド・バーサタイルに良い、シマノ「ゾディアス166MH」|まとめ
今回は僕個人の体験談を含め、シマノ「ゾディアス166MH」をインプレしてみた。
・7〜10gのジグ・テキサスリグ
・10〜14gのフットボールジグ
・1/2〜3/4オンス程度のハードルアー
・10~20gのフロッグ
・1オンス程度のハードルアー
こういったルアーを快適に扱うことができる。
レングスが6.6フィートなので、特に操作感が必要とされるフットボールジグやテキサスリグなどの釣りに使いやすいと感じた。
「あんまりヘビーなカバーは打たないけど、そこそこ重いルアーを扱いたい」
「オカッパリでジグやテキサスリグ を快適に使いたい」
ゾディアス166MHは、こういった人にもおすすめできる良作ロッドであると思った。
・オカッパリでややヘビーバーサタイルな釣りをしたい人。
・レンタルボートでフットボール ジグやテキサスリグ など、操作系の釣りを快適に行いたい人。
・ショートディスタンスでジグ・テキサスをテンポ良く打ち込んでいく釣りが好きな人。

もしこういった用途でこのロッドが気になっているのであれば、チェックしてみてはいかがだろうか。
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