好きなルアーじゃないと釣れない…というよりも、「集中できない」から結果的に釣れなくなる。
集中できないと、キャストが決まらないし、操作もアバウトになりがちだから。
自分のリズムで気持ちよく釣りを続けるためには、「コンフィデンスルアー(信頼できるルアー)」を使うことが大事だなと。
巷で人気の品薄な〇〇ルアーを疑いながら使うよりも、不人気だったとしても自分のなかで信頼できるルアーを使ったほうが釣れると感じる。
【釣行記】好きなルアーを使わないと釣れない?コンフィデンスルアーの重要性
(わかる人な一発でわかる、某有名ホッグワーム)
野池に行ったときの話。
名作ワームを投げ倒すべ!と意気込んでみたものの、ぶっちゃけ気持ちが入らずに飽きてしまい、釣りのリズムはグズグズに…。
そこで大好きなホッグワームで楽しんでいたら、グッドなバスを釣ることができた。
(GOODなバス様。やっぱこのルアー最高だわ!な瞬間)
(あまり使用者を見かけない、レイドジャパン「バトルホッグ3.8」。好きです。)
信頼できるルアーを使って高精度な釣りをしていたほうが、結果は出やすいんだなぁと。
エリアやタイミング選びが合っていても、釣り自体の精度が低いのでは釣れるものも釣れないよ…というわけですな。
釣れないときほど、あえて好きなルアーを使うべし
【好きなルアー・信頼できるルアー】
いわゆる「コンフィデンスルアー」と呼ばれるもの。
自分のなかで信頼できるルアーや、好きなルアーを使い続けることで釣れる率があがると感じる。
confidenceとは信用(すること)、信任、信頼、信用、(議員投票による)信任、自信、大胆さ、あつかましさ、ずうずうしさ、確信(引用:Weblio英和辞書)
このルアーのことだったら知り尽くしている
とか、
こんなふうに動かすと〇〇な効果がうまれる
とか、
◯gのシンカーをセットするのがベスト
とか、
〇〇な状況にめっぽう強い!
とかとか。
使い込んでいくうちに、そのルアーの熟練度があがり、結果的に釣れるようになる…というワケだ。
ルアーの自重や空気抵抗感などのキャスト感がカラダに染み込んでくるので、キャストが決まりやすい。
タックル選びも一発でわかるし、いい事づくめである。
そういえば、ヒロ内藤氏も
「バス釣りを上達させるには、コンフィデンスルアーを持つことが大事です」
といっていた。
「自分のなかに1つだけでいいから絶対的に信頼できるルアーを作ってください」と。
また、どの号だったかは忘れたが、ルアーマガジンで菊元俊文氏は
「釣れないときは、好きなルアーを使うことも大事です。好きなルアーを使うほうが釣りにリズムがうまれ、結果的に釣果につながりやすいです」
といっていた。
なにをやってもダメだ…というときこそ、あえてコンフィデンスルアーを使うべし。
好きなスタイル・好きなルアーで釣りに集中したほうが、釣れるっちゅーワケですな。
釣りに集中できるようになると、キャストが決まり、操作もしっかり行えるし、投げ続けられる。結果的に釣れる率があがる、と。
実際、僕の体験においても、「この状況だから〇〇のルアーを使わなきゃダメだ!」と頭でルアーを選んだときよりも、「ちょっと息抜きでコレ使うべwうは〜めっちゃGOODフィーリングですわ!やっぱ楽しいな!」という前向きなメンタリティのときのほうが釣れる率が高い。
メディアなどで人気のルアーを使っても、キモチが入らないのでは意味がなし。
「本当にコレ釣れるのかよ…」というメンタリティで使うと、釣りがグズグズになり、集中できない。
釣れると評判のルアーでも、使い手のメンタル次第では豚に真珠…というワケだ。
たとえば、僕自身、これまでにたくさんのホッグワームを試してきたが、「これは信頼できるやつだな」と感じられるのは20個中1個くらいだったりする。
メディアで謳われている”釣れると評判のルアー”を選んだところで、個人的なキモチが入らないようなルアーはダメダメ。そもそも投げる気にならない。投げられたとしても操作のクオリティが低い。
なので、釣り具店では、自分自身か「コレ釣れそう!」と思うものを選ぶことが大事である。
「みんながオススメしているから買ってみたけど…なんか釣れる気がしないんだよね」と感じるルアーを使うのは、やっぱりNGだな…と痛感中だ。
好きなルアーを使っていたほうが、バスフィッシングは楽しいしね。
「このルアーのこのカラー、マジで釣れそうだわ!」なんてふうに、楽しみながら取り組んだほうが結果的に釣れる。楽しいから継続できるし。
小難しいことは一旦放っておいて、楽しんで取り組みたいものですな。
好きなルアーを見つけて、使い込んでいけば、いつか釣れる。
自分のなかにある「この釣り楽しい!このルアーおもしれぇ!」っていう内的モチベーションを探るべし!ですな。
好きなルアーを使わないと釣れない。コンフィデンスルアーの重要性|まとめ
(う〜ん、ひさびさのバスはGOODなスメルでしたわ)
乱暴な言いかたをすると、
「釣れないなら、とりあえず好きなルアー投げておきんさい。そうすればいつか釣れるよ」になる。
あながち間違った表現でもなかったり…。
どうしても釣れないとき、タフコンディション!っていうときは、あえて好きなルアーを使って高精度な釣りを続けたほうが、結果的に釣れやすい。
近年はさまざまなルアーやテクニックが開発されているけれど、あまり情報を鵜呑みにしすぎずに。
自分のキモチを大切に釣りをしたほうが、内的なモチベーションを得られやすいと痛感した。
とりあえず楽しんだほうがいいね。
釣行データメモ
ロッド:レイドジャパン「マキシマム 7.2MH+”バルトロヒート2”」
リール:シマノ「20メタニウム HG」
ライン:フロロマイスター 12LB
ルアー:レイドジャパン「バトルホッグ3.8(グリパン)」+デコイ「キロフックハイパー#3/0」
状況:ややクリア。水温25℃程度。微風後に無風。
ライトカバーにて着底後ズル引き、スタックさせてシェイクしたらギルのようなバイト。とりあえずフッキングしたらバスだった。
1スポットで粘り読みが当たる。