僕はおもにバスフィッシングを行うアングラーだ。
いわゆる「バスアングラー」という人種である。
しかし、最近は不況of不況っちゅーことで、個人的な経済状況もよろしくない…。
バス釣りはとにかくお金がかかるため、お財布にはキビシイ。
そこで、なにかほかに楽しめる釣りはないかと模索していたところ、釣具屋の店員に「ショアジギや太刀魚ワインドが熱いですよ!」とすすめられた。
ということで、関東の某所にてタチウオのルアーフィッシングを楽しんできたので、備忘録として『バスアングラーが「はじめての太刀魚ワインド」で感じた本音』を書いていく。
正直、メリットだらけ。
もくじ
【釣行記】バスアングラーが「はじめての太刀魚ワインド」で感じた本音
はじめての1匹を釣るまでに2回ボウズをくらう
僕は太刀魚釣りのガチ初心者だ。
当然のごとく、最初の2回はボウズだった。
バイトこそあるものの、ラインごとルアーを噛み切られてしまったりするなどのトラブルが頻発した。
ワイヤーリーダーが必要だということに、3回目の釣行でようやくわかった…というレベルだ。
「こりゃ半年から1年くらいはボウズのままか?」などと思っていたが…
3回目の釣行でようやく初フィッシュを手にすることができた。
釣ったときの状況
釣れたときの状況は、満潮からの下げはじめだった。
いわゆる「下げ3分」というやつ。
水温はわからない。
もちろん僕だけでなく、ほかのアングラーも釣りあげていた。
同じタイミングでほかのアングラーにも釣れるというのは興味深い。
釣ったルアー
釣れたルアーは、メジャークラフト「てんやスタートキット」10g。
正直、狙うレンジをボトムに近づけると根掛かりの多いルアーだ。
下向きにフックがセットしてあるので当然ではあるが、中層より下のレンジを狙うのはとても怖い…。
レンジキープ力や、レンジへの意識をしっかり持たないとあっという間にロスト祭りである。
使う前に、かならずポイントの水深をチェックするパイロットルアーを投げたほうがいい。
しかし、バイト数は多いルアーのようだ。
ほかのアングラーもこれで釣っていたようで、アマゾンで売れている理由もうかがえる。
ちなみに、1本釣れるまえに、違う個体にテールを食いちぎられてしまった。
「ピンテール系でも釣れるらしいし、テールは関係ないっしょ」などと考え、そのまま続行したところ、釣れた。
バス釣りと同じく、テールの効果などそれほど関係ないようだ。個体差はあると思うけど。
蛍光カラーめっちゃ大切
ワインドではルアーカラーは結構大切だと思った。
とくに、日が落ちた夕マズメ以降の釣行では、「蛍光カラー」がめっちゃ重要なんだなぁと。
実は、「蛍光カラーなんて関係ないんじゃないの」と思っていたのだが、釣果のあるアングラーの使っているルアーを見ると、多くの場合、蛍光カラーを使っているようだった。
そこで、3回目の釣行では蛍光カラーを取りいれたところ、バイト数がかなり変わったという驚きの結果に…。
太刀魚ワインドにおいて、蛍光カラーは重要なポイントだと思う。
バス釣りのレンタルボートよりメンタル的に楽
太刀魚ワインドのおかっぱりをしていて感じたのは、「バス釣りのレンタルボートより精神的に楽だ」というもの。
ブラックバス釣りは、エリアだのベイトだの、魚探、ポイントへのアプローチなどなど、いろいろ考えてバスを追いかけなきゃらならない(回遊待ち狙いでない場合)
一方、ソルトルアーでは、人気の釣り場の場合、そもそも「ポイントを移動する」という概念がない
あるにはあるけれど、バスよりはエリアに依存した立ち回りにはなりにくい印象?
とくに、釣り公園などでのルアーフィッシングなら、基本的には「回遊待ち」のスタンスになる
ソルトはバス釣りのように「必死こいて魚を探す」というシンドイ工程がないぶん、精神的にまぁまぁ楽だと思った。
魚が入ってこなけりゃ釣れない。魚が入れば確変。
ソルトはこんなスタンスだから、バス釣りより精神的に気楽だと思った。
ソルトはバス釣りよりカジュアル度が高め。でも考えるべきことはある
ソルトルアーはバスよりも運要素(というかギャンブル要素)が大きいと感じる。
気楽に構えて好きなようにブン投げていればいい…というのも疲れにくい要因かもしれない。
もちろん、何も考えずに釣れるほどソルトルアーは甘くない。
レンジ・スピード・アクション・カラー・ルアーの種類くらいは意識しなければならないし、なにも考えない人とそうでない人では釣果も変わってくるようだ。
とはいえ、バス釣りよりも気楽ではある。
上記した最低限のことさえ意識していれば、あとは気ままに魚が回ってくるまでのんびり構えていればいいじゃないか、というスタンスで楽しめるから。
心が疲れているときはソルトやったほうがいい場合もある
さらに、オカッパリで太刀魚ワインドをしていて気づいたことがある。
それは、メンタルが疲れているときにバスフィッシングは微妙なのかもしれないな、というものだ。
ソルトに比べ、バス釣りはスポーツ要素が高いため、心を病んでいるときには向かないと知った。
精神を回復させたいときは、ソルトルアーが最適かもしれない。
とはいえ、ソルトは魚が回ってこないとかぎりなく”無”ではある。
バスよりは釣れる魚の数が少ないという印象。
ただ、バスとの一番の違いは、「釣ったあとにも楽しめる」という要素だ。
太刀魚、めっちゃ美味
バス釣りとソルト、もっとも違う点は「釣ったあとに楽しめるかどうか」という部分。
今回、運良くタチオウを釣ることができたので、実際に食べてみることにした。
なんとまぁイカツい外見をしているが、その味やいかに?
調理中、異様に反応する我が家のネコちゃん。
一口だけあげたら美味しそうに食べていた。
とりあえず、ムニエルで調理することにした。
塩コショウをまぶし、片栗粉にブチ込み、オリーブオイルで焼くだけ。
完成。
はじめてタチオウを食べたのだが、非常に美味だと知る。
グロテスクな外見からは想像できないほど身がやわらかくて驚いた。ほっくほくな噛み心地。
今まで僕が食べたサカナのなかで、トップ5にランクインするかもしれない。
白米にもマッチするので、オカズとして狙うのにもちょうど良い。
【釣行記】バスアングラーが「はじめての太刀魚ワインド」で感じた本音|まとめ
『バスアングラーが「はじめての太刀魚ワインド」で感じた本音』を書いた。
釣って楽しい、食べてオイシイ。
太刀魚ワインド、ハマってしまった…。
バス・シーバスタックルでもできるというカジュアルさも魅力だと思う。
「バス以外の釣りをやってみたい」というバスマンは、太刀魚ワインドにチャレンジしてみては…?