【インプレ】シマノ「ナスキー4000XG」。村田基氏が絶賛した、今もっとも売れているコスパ最強スピニングリール使ってみた

サーフルアー釣りに復帰するために、シマノ「ナスキー4000XG」を購入しました。

アンダー1万円で購入できるというハイコスパなリールですが、実際に使ってみたのでインプレを紹介します。

【インプレ】シマノ「ナスキー4000XG」。村田基氏も絶賛するコスパ最強リール!?

「ナスキー4000XG」は、シマノ社から発売されているスピニングリールです。

当機は、サイズが4000番、ギア比はXG(エキストラハイギア)…という構成になっており、おもにソルトルアーフィッシングで使われます。

前作「16ナスキー」よりも軽量化され、ガタつきや遊びなどが軽減されるなど、より進化した作り。

また、通販サイトなどでは価格がアンダー1万円になることも多く、コスパ最強スピニングリールという呼び名をつけられるほど人気があります。

村田基氏も絶賛!ナスキーは「コスパ最強スピニングリール」

ナスキーシリーズは、シマノのプロインストラクター・村田基氏が絶賛したことでも知られています。

通販サイトの口コミを見ると、村田基氏に影響を受けて購入したアングラーも見受けられます。
僕自身も、村田氏のコメントに影響されて、とりあえず買ってみました(笑)(^ ^;)

【外観インプレ】シマノ「ナスキー4000XG」

この項目では、シマノ「ナスキー4000XG」の外観インプレッションを紹介します。

全体の印象

全体の印象はこんな感じです。
全体はシールバーカラーで統一され、シックで落ち着いた印象ですね。

以前に発売された「ストラディック」と雰囲気が似ているような…?

ボディには強化プラスチックが採用(プラボディ)

21ナスキーには「強化樹脂製プラスチックボディ」が採用…とのこと。

シマノの中級モデルに採用されている『Ci4+』素材より重くなるのがネックではあるものの、堅牢性にはなんら問題はありません。

使っていても歪みやガタは感じないです。

【フィールドレビュー】シマノ「ナスキー4000XG」を実際に使ってみた感想・インプレ

この項目では、実際にフィールドで21ナスキー4000XGを使ってみたインプレを紹介します。

といっても、まだデカい魚を掛けたわけではないので、おもに使用面・体感面においてのインプレッションになります。

実際に21ナスキー4000XGを使った印象は、以下のとおりです。

「ナスキー4000XG」を使った感想

●なめらかな巻き心地!

●デザイン性◎

●ベイルアームがスムーズに開閉する

●重心がやや前寄り。持ち疲れしやすいかも

●自重がやや重い

●ちょっと前の中級モデルくらいのクオリティ

正直、「価格以上のクオリティ」

シマノ「21ナスキー4000XG」をサーフで使ってみました。
アンダー1万円で購入できるリールとしては破格の作りだと感じます。

体感的には、ちょっと前の中級モデルくらいのクオリティじゃないでしょうか。

村田基氏が某動画で「コレ、ちょっと前のツインパワーでしょ!ヤバくない!?」と言っていましたが、たしかにその通りだなと。

なめらかな巻き心地!

一般的に、エントリーモデルのリールは巻き心地が良くないとされています。
しかし、ナスキー4000XGは低価格ながらも滑らかな巻き心地が特徴です。

16ナスキーには折りたたみ式のハンドルが採用されていましたが、本機にはねじ込み式が採用。
より滑らかでガタつきの少ない巻き心地を得られるように進化しているのがわかります。

●巻き抵抗の強いルアーはやや苦手かも…

シンキンペンシルやメタルジグなどをはじめとする巻き抵抗の弱いルアーを巻いていると、まるでハンドルが宙に浮いているかのような上質な巻き心地を体感できます。
¥10,000前後のスピニングリールとしては破格の巻き心地といえるでしょう。

とはいえ、さすがに最新モデルの中・上位機種には敵いません。
しかし、アンダー1万円で変えるリールのなかではトップクラスの巻き心地ではあります。

その一方で、テンションを掛けて巻いてくると、やや雑なフィーリングが出てくるのが気になりました。

たとえば、自重のあるスピンテールジグやヘビーバイブレーションなど、巻き抵抗のあるルアーをアグレッシブに巻いていると、巻きとりフィーリングに荒さが出始るんですよね。

ナスキーシリーズは、バス釣りやシーバス、エギング、ライトソルトなどなど、巻き抵抗の弱いルアーの出番が多い釣りにはおすすめです。

しかし、ジギングなどのアグレッシブな釣りには向かないのかな、といった印象です。もしかしたら個体差かもしれません。

高品質!ベイルアームのスムーズ感◎

カチッとした精巧な作りが魅力のシマノリール。ナスキーにもその特徴はしっかりと反映されています。

たとえば、ベイルアームを開閉したときの上質なフィーリングは、まるで中級モデルさながら。エントリーモデルだとは感じさせない作りです。

また、一般的な安物リールはベイルアームの開閉が雑になったり、キャスト中に戻ってしまうなどのトラブルも起きやすいのがネック。
しかし、ナスキー4000XGはハイクオリティな開閉感でありながら、キャスト中に戻るなどのトラブルは一切起きませんでした。

エントリーモデルだからといって気を抜かないぞ!という意気込みが伝わってきます。

デザイン性◎

スプールのデザインがカッコ良い!穴あけがほどこされたスタイリッシュな外観です。
個人的には、ここが購入の決め手になりました(^ ^)
「安物リールは低品質でダサい」という定説は、セオリーの登場によって覆されてしまった感…。

自重がやや重い

上質な巻き心地とデザイン性にすぐれるナスキー400XGですが、やや自重があるのがネックです。

1つ上のグレードである「21アルテグラ4000XG」が270gであるのに対し、ナスキー4000XGは285gとやや重め。

釣行するときに少しでも疲労を減らしたいという人は、ナスキーではなくアルテグラのほうが合いやすいといえるでしょう。

重心がやや前寄り。持ち疲れしやすい?

ロッドにセットせず、素の状態で持ってみると、やや前側に傾くバランスになっています。
そのため、使用しているとやや手首に負担がかかるのがネックです。

先重り感のあるロッドと組みあわせると、結構シンドいセッティングになってしまうんですよね。

とはいえ、タックルの先重り感はあとから微調整できる部分ではあるので、あまり気にする部分ではないのかなと。

タックルの先重り感の調整法は、以下の記事で紹介しています。

【関連記事】

「ロッドの先重りを調節するテクニック」がこちらで読むことができます↓

シマノ「ナスキー4000XG」はどんな人におすすめ?

シマノ「ナスキー4000XG」は、以下のような人にピッタリなリールだと感じます。

☆こんな人におすすめ!

●コスパ最高のスピニングリールを探している人
●シマノ社の人気スピニングリールを使いたい人
●今、もっとも売れているスピニングリールを使いたい人
●「コスパは大事。使用感もそこそこ大切にしたい」という人

その一方で、以下のような人にはおすすめできません。

☆おすすめできない人

●エントリーモデルはちょっと…という人
●シマノの中級モデル以上のリールを求めている人
●人気のリールを使いたくないと考える個性派アングラー

【インプレ】シマノ「ナスキー4000XG」。1万円で購入できる最強ソルトルアー用スピニングリールかもしれない|まとめ

ソルトルアー用に購入した、シマノ「ナスキー4000XG」のインプレを紹介しました。

アンダー1万円で購入できるということもあり、とても人気のあるリールです。

重さやバランスなどの面も気になるものの、リーズナブルリールのなかではトップクラスの作りといった印象です。

ナスキーシリーズが気になっている人はチェックしてみては…?

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