インプレ|SHINWA(伸和)「ホリデーランド 17リットル」。安いクーラーボックスを2年使ってわかった『長年使える理由』

SHINWA「ホリデーランド 17リットル」を購入してから、いつの間にか2年も経っていました。

”とりあえず”の間に合わせで購入したのですが、物持ちの悪い僕がなぜこんなにも使い込んでいるのか。

じっくりコトコト使い込んでみたので、使用感や感想をインプレします。

SHINWA「ホリデーランド 17リットル」。もっとも無難、コスパも良しな日本製おすすめクーラーボックス

SHINWA「ホリデーランド 17H」とは

今回インプレする「ホリデーランド」は、SHINWA社から発売されているクーラーボックスです。

SHINWAはおもに日用品やアウトドア用品をあつかうメーカーとして知られ、クーラーボックスは釣り人にも支持されています。

リーズナブルなアイテムが多く、通販サイトでも人気があります。
個人的にもコスパ重視で購入させてもらいました。

その実力やいかに。
くわしくは後述のインプレにて!

おもなスペック

以下、通販サイト「アマゾン」より、ホリデーランド17リットルについての解説文の引用です。

 

インプレ|SHINWA「ホリデーランド 17リットル」を実際に使った感想

この項目では、実際にSHINWA「ホリデーランド 17H」を2年ほど使った感想をインプレします。

まずはじめにおおまかなインプレをお伝えすると、以下のとおりです。

「ホリデーランド17H」を使って感じた印象

●使い勝手◎ バランス良し

●保冷力は並。不満はないレベル

●一人アソビ用として使いやすい収納量(17リットル)

●魚の持ち帰り用としては微妙かも…

●ソロキャンには良し。が、容量的にファミリー用には微妙かも

●バス釣りのレンタルボート用に最高。イス代わりにGOOD

トータルバランスのいい良作クーラーボックス

SHINWA「ホリデーランド 17リットル」を購入てから、はや2年。

釣りやキャンプ、ツーリングやドライブなどなど、さまざまなシチュエーションで使い込んでみました。

全体的な印象としては、「とにかく使い勝手のいいサイズ感と性能」といったカンジでした。

サイズ的にも大きすぎず・小さすぎずな絶妙な容量。
シチュエーションとわず、どんな用途にも対応してくれるので、使い勝手のよさが気に入っています。

非常に汎用性がいいので、ボロボロになるまで使い込んでしまった…。

「ホリデーランド 17リットル」の収納量はこんな感じ

2リットルペットボトルは4本入ります。

1~2人のキャンプで飲料や食材のみを持ちはこびたいときは、17リットルでも十分だといえるでしょう。

500mlペットボトルは14本入ります。

正直、「500mlペットを2~3本だけ入れたいんだよね」という人には完全にオーバースペックだと感じました。

僕は一人行動が多いので、飲料だけ持ちはこびたいときはやや大きすぎる感…。

500mlペット3本、2リットルペット2本、保冷板を入れるとこんな感じになります。

ファミリーキャンプ、ソロキャンプ程度なら17リットルでも十分ですね。

また、夏場のレンタルボートフィッシングでは飲料と食材を保冷しなければなりませんが、そういうシーンではちょうどいいサイズ感でした。

「2リットルペット1~2本と、お弁当とデザート」を入れるには、ほどよいサイズ感です。

個人的に好きなコンビネーションは、2リットルペット1本、500ml1~2本、弁当、おやつ、保冷板1枚。
ソロ釣行なら満足のいくサイズ感!という印象です。

ただ、釣った魚を持ち帰るならもう少しおおきいサイズのほうがいいと思いました。

「2リットルペット1本、500ml1~2本、弁当、おやつ、保冷板1枚」を入れてしまうと、スズキやブリサイズの魚体は絶対に入りません。

シロギスならまったく問題ありません。チヌ(クロダイ)1~2枚くらいなら入るでしょう。

弁当2人分入れると、「2リットルペット1本、500ml1本、保冷板1枚」が限界かも…。

2人以上の釣行で、なおかつ釣った魚を持ち帰る予定があるのなら、魚の保存用に別のクーラーを用意したほうが後悔しないはずです。
あるいは、えらぶサイズを上げることで解決するでしょう。

使い勝手のよい絶妙なサイズ感。実際のサイズ感はこんな感じ

バッカン界の名作(?)として人気のアブガルシア「バッカン40」と並べると、こんな感じです。

SHINWA「ホリデーランド 17H」は、バス釣りのレンタルボートに載せるとちょうどいいサイズですね。

ボート上を占領することなくセットできるので、とにかく使い勝手がいい。
また、運搬するとき、車の助手席のうえに乗せても運転の邪魔になることはありません。

17リットルというサイズ感は、大きすぎず、かといって小さすぎずなボリューム感で使い勝手◎

保冷力はそこそこ

クーラーボックスを選ぶうえで気になるポイントは、なんといっても「保冷力」。

実際に当クーラーを2年使いましたが、保冷力は『可もなく不可もなく』といった印象です。

「常にキンキンに冷えています!」という状態を100点とするなら、だいたい60~70点くらいのイメージでしょうか。

不満を感じるほど温くなることはないけれど、感動的な保冷力を感じられるかというと、そうでもない…みたいな。

あくまで個人的な体感にはなりますが、一般的な使用ならストレスを感じにくいレベルだと思いました。

具体的な用途例として

使用したシチュエーションは、たとえば外気温30~35℃のなかでのアウトドアシーンなどです。

バス釣りのレンタルボートや、堤防でのサビキ釣り、フカセ釣り、シロギス釣り、ソロキャンプ、ソロツーリングなどなど。

直射日光のあたる場所におきっぱなし状態で使いました。

中身は保冷板(板氷)を1枚だけ入れ、2リットルのペットボトルとお弁当をブチ込む…というものでしたが、夕方まで”そこそこ冷えたまま”でした。
夕方になると保冷板はすべて溶けている感じです。(板1枚のみの場合)。

朝4時に保冷板1枚とペットボトルと弁当を入れて、その日の夕方くらいまでは持つ、といった感じです。
保冷剤をもう少し多く入れると、さらに保つでしょう。

一般的な使用ならコレ1個で十分だと思いました。

バスアングラー向け:レンタルボーターとしてのクーラーボックス豆テク

当クーラーボックスの蓋のうえにアブガルシアのシートを敷くといい感じにピタっとハマるのでお気に入りです。

脚立を積まなくて済みますし、喉が乾いたらすぐにペットボトルに手がとどくのでストレスも少なめ。

小型クーラーをボートデッキの前に置いてもいいけれど、スペースをとるので嫌なんですよね。
しかし、イス代わりとして使っていれば、スペースを取らないのでボート上でのストレスを減らすことができるのです。

ただ、シートはガタガタ動いてしまうのがネック…。
なにかしらの方法を使って蓋に固定したいんだよなぁ。

蓋のうえにゲル座布団などを敷くとイスとしても使いやすいでしょう。
バスアングラーのみならず、堤防釣りなどでもイス代わりに使えるサイズ感なので助かっています。

まとめ|SHINWA「ホリデーランド 17リットル」。もっとも無難、コスパも良しな日本製おすすめクーラーボックスの感想

SHINWA「ホリデーランド 17リットル」のインプレを紹介しました。

かれこれ数年ほど愛用しているクーラーボックスですが、今のところコレという不満もないので、今後も使っていく予定です。

長年使えるコスパのいいクーラーを探している人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

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