バス釣り専門アングラーにおすすめの他魚種の釣り&使用タックル例 まとめ

ひとくちに「釣り」といえども多種多様。

当サイトを訪れる人のなかには、バスフィッシングを専門でおこなっているという人も少なくないでしょう。

ということで、当記事では「バス釣り専門アングラーにおすすめの他魚種の釣り&使用タックル例」について書いていきます。

バス釣り専門アングラーにおすすめの他魚種の釣りまとめ

■参考:おもな基準

参考:おもな基準・おすすめする理由

●ルアーフィッシングの感覚を応用できるジャンルであること

●ゲーム性の高い釣りであること

●道具への趣向性、価値など、マインド面がバス釣りに近いものであること

●培った経験をバスフィッシングに生かしやすいものであること

トラウトフィッシング(管釣り)

バスフィッシャーマンにも人気の釣りが「管釣り(トラウトフィッシング)」です。

管釣りにおいてのターゲットは、おもにニジマス。
場所によってはブラウントラウトなども狙えるのがうれしいですね。

トラウトフィッシングはスプーンや小型ハードルアーなどを使うため、バスアングラーにもとっつきやすい印象。

とくに管釣りは狙ったレンジを外すとバイトが遠のくので、バス釣りのフィネスフィッシングのようにシビアな判断をもとめられることも…。

50cm違うとまったく食ってこない、なんていうことは珍しくありません。

管釣りはレンジの概念を身につけるには最適だといえるでしょう。

また、スピニングタックルでのファイトの練習にもなります

個人的に、管釣りでピニングタックルのファイト技術がかなりあがったという経験があり、バスフィッシングの技術向上に役立ってくれました。

管釣りのメリットについては、以下の記事でくわしく紹介しています↓

使用タックル

トラウトの管釣りに使われる一般的なタックルは、以下のようなもの。

使用タックル例

ロッド:6フィート前後のXUL~ULパワーのスピニングロッド

リール:スピニングリール2000番

ライン:ナイロンライン4ポンド

シーバスフィッシング

シーバスフィッシングもバスアングラーに人気の釣りジャンルですね。

バス釣りと同じように、トップウォータープラグやミノー、バイブレーション、ジグヘッドなどを操作してターゲットを狙います。

そのため、バス専門アングラーにとっては敷居が低い釣りジャンルともいえるでしょう。

とはいえ、慣れないうちは本当に釣れないので、潮や回遊、海系ベイトなどのソルトならではの読み合いはもとめられます。

一般的に、シーバスはそこそこ遊泳力の高い魚だといわれています。

場所によっては居着きもいるけれど、基本的には回遊をとらえる釣りになりやすい。

シーバスを釣るためには、潮位にあわせた魚の動くタイミングや、魚の回遊ルートやベイトの種類の把握などを学ばなければなりません。

学んだ技術をバス釣りにも生かすことができるため、「ルアーで魚を釣るためのマインド」を身につけることができるというわけですな。

使用タックル

シーバスフィッシングに使われる一般的なタックルは、以下のようなもの。

使用タックル例

ロッド:7~9フィート、ミディアムパワーのバス・シーバス用ロッド 

リール:スピニングリール3000番クラス

ライン:PE1号前後×フロロカーボンリーダー16ポンド前後

サーフフィッシング

大海原に向かってルアーをブン投げる、サーフフィッシング。

ヒラメやマゴチ、青物、シーバスなどなど、さまざまな魚種を狙えるのが魅力です。

近年は使うルアーも多様化しており、いろんな遊び方のできる懐の深い釣りになっています。

トップウォーターやウエイクベイト系、i字系、ミノー、バイブレーション、メタルジグなどなど、バス釣りで使うルアーを扱うため、バスアングラーならすぐに馴染むはず。

サーフフィッシングでは、波を読んで地形を把握したり、ルアー毎の水深の狙い方や潮位のタイミングなどを学ぶことができます。

学んだ経験をバス釣りのオカッパリでも応用できるのがうれしいですね。

使用タックル

サーフフィッシングに使われる一般的なタックルは、以下のようなもの。

使用タックル例

ロッド:9フィート前後のスピニングロッド、M~MHパワー

リール:4000番のスピニングリール

ライン:PE1~1.5号×フロロリーダー16ポンド前後

フカセ釣り(ウキ釣り)

フカセ釣り・ウキ釣りも楽しいのでおすすめです。

フカセ釣りというと、チヌ(クロダイ)やグレなどのイメージがありますが、実際にやってみると五目釣りのような感覚だったりする。
さまざまな魚を釣ることができて面白いです(^ ^)

バス釣りでいうところの「レンジ(水深・タナ)」や「カレント(潮流)」などの概念を身につけることができるので、ルアーフィッシングの勉強にもなるのがGOOD。

レンジを外すと本当に食いませんが、コマセの沈下速度と狙ったレンジを合わせるのが難しくて面白いんですよね。

ウキ釣りは退屈なイメージがあるかもしれませんが、実はめっちゃ忙しいし、アグレッシブな釣りだったりします。

案外、ぼーっとしている暇は少ない釣りです。

使用タックル

フカセ釣りに使われる一般的なタックルは、以下のようなもの。

使用タックル例

ロッド:磯竿 1.5~2号クラス 4~5m

リール:スピニングリール3000番前後

ライン:ナイロンライン3号(12ポンド)前後

僕はバスフィッシングで使うスピニングリール2500~3000番をそのまま使っています。

とくに問題なく釣りをすることができるので、バス専門の方は普段お使いのスピニングリールを使いまわしてもOK。
 

個人的におすすめの磯竿はこちらです↓
●シマノ「ホリデー磯 1.5号-400」

シマノ社から発売されている磯竿です。

アンダー1万円というリーズナブルな価格でありながらも、高品質なのがウリです。

フカセ釣り、サビキ釣り、シロギス釣り…などなど、さまざまな釣りに使いまわせるので愛用中(^ ^)

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シロギス釣り

(画像:wikipedia

天秤とエサを遠くにブン投げてズル引きするシロギス釣り。個人的にはこちらもおすすめです。

シロギスは食い気の高まるタイミングと、そうでないときの差がある釣り。

バス釣りでも釣れる瞬間のことを「時合い・タイミング」などといいます。シロギス釣りではそれが顕著にあらわれるのでオモシロイ。

適当にブン投げるだけでたくさん釣れていたのに、急に食わなくなった…なんていう現象はよくある。

おなじように、ルアーフィッシングでも、釣れないときはなにをやっても釣れません。
釣れないときは潔く「釣れない釣りをしながら次の時合いに繋げる」みたいなことをすることがあります。

釣れないときに死ぬ気で頑張っても釣果は出ないという点は、ルアー・エサ釣りともに変わらないポイントだといえるでしょう。

個人的に、シロギス釣りは「気を抜くときは抜く、集中するときはする」というメリハリを学ぶことのできる釣りだと感じています。

使用タックル

シロギス釣りに使われる一般的なタックルは、以下のようなもの。

使用タックル例

ロッド:7~9フィート、ML~Mパワーのバス・シーバス用ロッド。ちょい投げなら6.5フィートのバス用スピニングロッドでも可

リール:スピニングリール2500~3000番クラス

ライン:14ポンド前後のナイロン・フロロ、PE1号前後など

エサ:イソメ、ゴカイなど。パワーイソメでも可

普段お使いのバスタックルでちょい投げするだけでも成立します。

前述したシマノ「ホリデー磯」や、6.5フィートクラスのバス用スピニングロッド、シーバス用ロッドなどをそのまま使いまわせます。

シロギスはサーフで超遠投しなくてもOK。

お近くの堤防から数十メートル投げるだけでも、十分楽しめるのがありがたいですね。しかも美味。

まとめ:バス釣り専門アングラーにおすすめの他魚種の釣り&使用タックル例まとめ

バス釣り専門アングラーにおすすめの他魚種の釣り&使用タックル例」を紹介しました。

ここ最近は、『バスフィッシング専門でやっていたけど、ほかの釣りもやってみたい」と考える人も増えているようです。

個人的にも、バス以外にさまざまな釣りを楽しんでいます。

他魚種の釣りをすることで学ぶこともあるので、あらたな刺激をもとめているなら他ジャンルの釣りもチェックしてみてはいかがでしょうか。

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