【タックルセッティング】ダイワ「ピーナッツ」用ロッドの硬さ選びのコツ /小型クランク用ロッド選定のキモ

言わずと知れた名作クランクベイト、ダイワ「ピーナッツ」

低価格でありながらも小粒な作りということもあり、ルアーにスレた釣り場でも釣らせてくれる頼もしい味方。個人的にも20年ほど愛用しています(^ ^)

しかし、ややウエイトがやや軽いため、ロッドの硬さ選びに悩むアングラーも少なくないはず。

そこで当記事では、ダイワ「ピーナッツ2」を快適にキャストするためのタックルセッティングを紹介します。

【関連記事】

オカッパリ用の巻物ロッドの硬さえらびのコツ」はこちらで読むことができます↓

【タックルセッティング】ダイワ「ピーナッツ2」用ロッドの硬さ選びのコツ

小型クランクベイト用タックルセッティングのキモ

ダイワ「ピーナッツ」のような小型クランクベイトをストレスなく扱うには、ロッド選びに気を使いたいところ。

とくに、『ロッドの硬さ』を意識することで、より快適にキャストすることができます。

小型クランクベイト用ロッドえらびのコツは、以下のとおりです。

小型クランク用タックル選びのコツ

●キャストを決めやすい「硬さ」を選ぶ
→L~MLパワーが◎

●「適度にしなやか」なロッドがGOOD

使用環境・ラインポンド数から逆算するとわかりやすい

ピーナッツを超快適に使うなら、ロッドの硬さは「ML(ミディアムライト)」

ダイワ「ピーナッツ」をはじめとする『小型クランクベイト』を快適にキャストするなら、やや柔らかめのロッドが合いやすいです。

5~8gくらいのスモールクランクなら、フロロ8~10ポンドを組んだベイトフィネスタックルでもOK。
ただ、カバークランキングをするなら、ロッドの硬さは最低でもMLはあったほうが良さげ。

ラインを12ポンド以上にするなら、ML(ミディアムライト)のほうがバランス◎

たとえば、人気のロッドでいうなら、シマノ「ゾディアス166ML」などがおすすめです。
インプレ記事は、以下で読むことができます。

「適度にしなやか」なロッドがGOOD

小型クランクベイトには、やや小さな3本針(トレブルフック)が搭載されています。

そのため、ロッドに張りがありすぎたり、硬すぎるものを選んでしまうとトラブルがうまれやすくなるので注意したいところ。

●小型クランクに「硬すぎるロッド」のデメリット

小型クランクベイトに硬すぎるロッドを合わせることでうまれるトラブルは、たとえば以下のとおりです。

「硬すぎるロッド×小型クランク」のデメリット

●ファイト中にバラシやすくなる
→ロッドに”アソビ(クッション性)”がなくなるため

●バイトを弾きやすくなる
→ロッドの反発力がありすぎると、バスがクランクを吸い込んだときの「アソビ」がなくなる

小型クランクは「6.6~6.10フィート×ミディアムパワー」だとやや扱いにくい

ダイワ「ピーナッツ(8g)」を快適に扱うなら、ロッドの硬さはL(ライト)~ML(ミディアムライト)が快適です。

ピーナッツは自重8.6g程度のライトウエイトなルアー。
そのため、一般的な6.10フィートのM(ミディアム)パワーロッドだとやや扱いにくさがあります。

キャストに慣れている人なら問題なく投げられますが、初心者さんだと投げにくさに悩まされがち。

M(ミディアム)パワーで小型クランクを投げるためのコツ

小型クランクベイトは、一応6.6~6.10フィートのミディアムパワータックルでも投げられなくはありません。

ただ、気持ちよくビシバシとキャストを決めるには、ロッドのスイングスピードを速めてあげる必要があったり、リリース(サミングしている親指から指を離すタイミング)をやや速めにしてあげなければなりません。

しかし、MパワーからMLパワーに弱めてあげることで、軽いルアーを投げるときにロッドを曲げやすくなり、リリースのタイミングも広くなるため、キャストを決めやすくなります。

ピーナッツ専用ロッドの硬さをえらぶときは、MパワーよりもMLパワーのほうがマッチするといえるでしょう。

ちなみに、MとMLパワーロッドを比較した記事は、以下で読むことができます↓

【関連記事】

166ML/166Mパワーを比較した記事」はこちらで読むことができます↓

「環境・ラインポンド数」から逆算するのが手っ取り早い

ロッドパワー(硬さ)を決めるときは、「環境」と「ラインポンド数」から逆算するとわかりやすいです。

使いたいルアーが決まっているときは、「どこで投げるか」を意識し、さらにロッドパワーとラインポンド数を決める…というステップを踏むことで、トラブルを避けることが可能です。

たとえば、障害物・カバーのないオープンな皿池で小型クランクベイトを投げるなら、ロッドパワーはやや柔らかめで構いませんし、ラインポンド数も細くてOKです。

バスがヒットしたあとに障害物に巻かれるリスクがないなら、タックルパワーはそれほど強くする必要がないからです。

一方、カバーが多いスポットでクランキングをおこなうなら、ロッドはやや強めのほうが◎

また、ラインポンド数も1段階ほど太いものをえらんであげると、ラインブレイクや”巻かれる”リスクも回避しやすくなります。

「シチュエーション逆算法」は以下も記事で紹介しているので、こちらもお役立てください。

【タックルセッティング】ダイワ「ピーナッツ2」用ロッドの硬さ選びのコツ|まとめ

ダイワ「ピーナッツ」をはじめとする小型クランクベイトは、近年のハイプレッシャー化したフィールドでは欠かすことのできないルアー。

ただ、やや張りのある硬めなミディアムパワーロッドだとオーバーパワーになりやすいのがネックです。

しかし、ロッドパワーをML(ミディアムライト)に落とすことで、かなり快適なスモールクランクゲームを楽しむことが可能です。

以下の記事に人気のMLパワーロッドをまとめておきましたので、よかったらコチラも参考にしてみてください↓

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