テキサスリグとは違う?リーダーレスダウンショットに使うタックル考察

リーダーレスダウンショットリグを結構やり込んでるので、マッチするタックルセッティングについて書いていきます。

リーダーレスダウンショットに使うタックル考察

リーダーレスダウンショットリグに合うロッドは?

リーダーレスダウンショットリグ用のロッドについて書いていきます。

【リーダーレスダウンショットリグをカバーに入れ込んで、確実にフッキングでき、バスを引きずり出せるパワーを備えたロッドを選ぶ】

…というのが基本となります。

基本的にはテキサスリグ用ロッドと同じ考え方でいいかと思いますが、大雑把に言うと以下のようなものになります。

テーパー:エキストラファースト〜ファースト

レングス(長さ):6.6~7.6フィート。
→環境に合わせて選ぶ。迷ったら7フィート前後。

パワー:ヘビーカバーならH、ライト・ミッドカバーならM~MH

基本はコレをベースに、ルアーウエイトカバーの濃さポイントまでの距離感などによって調整していくのが良いです。

●ヘビーカバーの”奥の奥”は、そもそもリーダーレスダウンショットリグを使わない

個人的には、ヘビーカバーの奥の奥を狙うときはリーダーレスダウンショットリグではなくテキサスリグを使います。

その際、ロッドは「Hパワー/フロロ16~20lb」といったごく一般的なテキサスタックルでやっていく。

僕の場合はよっぽどのことがない限り、「Mパワー/フロロ12~14lb」「MHパワー/フロロ16lb」でヘビーカバーの奥の奥は狙いません。

「よっぽどのこと」とは、たとえば『オカッパリでバーサタイルロッド1本しか持ち歩いていないようなとき』とか。

リーダーレスダウンショットリグ用ロッドの「ティップの硬さ」

リーダーレスダウンショットリグは、ラバージグのようにガードがないため、ティップはそれほど硬くある必要もありません。

テーパーでいうなら、エキストラファーストからファーストがベストで、硬すぎるティップはNGです。

やや”入る”ティップのほうが意図的にカバーにスタックさせてシェイク…といった小技も行え、リグがハングオフした際にもポイントから離れすぎません。

かといって、入りすぎるティップだとNGです。

リーダーレスダウンショットリグ用ロッドのティップは、硬すぎるよりも柔らかい方がいいし、柔らかすぎるよりも硬いほうが良い。

一般的な「テキサスリグに適したロッド」などと記載されるワーミングロッドであれば、どんなものでも普通に使えます。

いずれにせよ、ティップには「ソフトベイトを食わせ込ませるだけの”遊び”」が備わっているものを選ぶのがベストだと僕は思ってます。

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リーダーレスダウンショットリグに合わせるリールは?

リーダーレスダウンショットリグ用タックルを組むなら、ギア比は最低でもハイギアを選びたいところです。

カバーの手前や、護岸などの足元を撃つならノーマルギアでも構いませんが、ルアー回収効率とカバーから引っ張り出す効率においては、やはりハイギアのほうが優れていると感じます。

最低でもハイギア。

リーダーレスダウンショットリグ専用タックルを組むなら、エキストラハイギアを選ぶのがベスト。

ハンドルの向きは好みです。

「即アワセしちゃってスッポ抜けが多いんだよね」っていう人は、右ハンドルのほうが持ち替える際の”間”が食わせる間になるので便利。

僕はリーダーレスダウンショットリグにはほぼ右ハンドルしか使いません。今のところは。

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リーダーレスダウンショットリグに使う「ラインの太さ」

リーダーレスダウンショットリグに合わせるラインの太さは、カバーの濃さやロッドパワーなどによって違ってきます。

大雑把に書くと、リーダーレスダウンショットリグに使うラインの太さは以下のようなもの。

【ライト・ミッドカバー】

ML~Mパワー:フロロ10~14lb
MH:フロロ14~16lb
H:フロロ16lb~20lb
  

【ヘビーカバー】

ML~Mパワー:フロロ12~14lb
MH:フロロ16lb
H:フロロ16~20lb

素材はフロロカーボン一択。

今のところナイロンを使用するメリットを感じられていないので、フロロラインばかり使ってます。

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