「レンタルボートに乗ってみたいけど、どこでデビューすればいいのか迷っている」
「レンタルボートに乗ってみたいけど、なんか敷居が高そうで不安…」
上記のようなことでお悩みなら、当記事がお役に立つかもしれません。
当記事では「レンタルボートデビューにおすすめの釣り場(関東)』を紹介します。
筆者が実際に釣りをしてみて、「ここは初心者向けだな」という釣り場をピックアップ!
もくじ
- 1 レンタルボートデビューするのにおすすめの釣り場(関東)【初心者向け】
- 2 片倉ダム
- 3 戸面原ダム(要免許)
- 4 三島ダム
- 5 レンタルボート初心者におすすめできない釣り場(難易度が高いフィールド)
- 6 亀山ダム(フットコンレンタル廃止されます)
- 7 豊英ダム
- 8 相模湖
- 9 津久井湖
- 10 レンタルボート初心者がデビューするまでに行うことは?
- 11 ステップ1:予約
- 12 ステップ2:ボート店にチェックインする
- 13 3:セッティング
- 14 さぁ出発!…で、まず何をすればよい?レンタルボート初心者がやるべきステップ
- 15 初心者は、まずは操船、操船…とにかく操船の練習をしましょう
- 16 オカッパリとレンタルボート、釣り方がかなり違う
- 17 最低限のルール・マナーは知っておこう
- 18 釣りに慣れてきたら、便利なグッズを持ち込んで楽しく遊ぼう!
- 19 まとめ:レンタルボート初心者は、「人が少なくて魚影が濃い釣り場」で修行しよう
レンタルボートデビューするのにおすすめの釣り場(関東)【初心者向け】
具体的には、以下のようなフィールドが初心者におすすめです。
●戸面原ダム(要免許)
●三島ダム
上記3つ。
上記3つの釣り場は、アベレージサイズが数多く釣れるフィールドとして有名で、バスもそこまでスレてはいません。
魚影も濃いため、レンタルボートの釣りの基礎を学んだり、面白さを知るにはもってこい!
片倉ダム
千葉県にある「片倉ダム」は、バス釣り初心者にもっともおすすめのフィールドです。
小・中型サイズのバスが数多く釣れるフィールドとして有名で、「とにかく1匹を釣りたい!」というビギナーにピッタリ。
ただ、サイズを出すのは難しい印象も…。40cmオーバーを釣るにはそれ相応のウデがもとめられるため、デカバスを釣りたいアングラーにはおすすめできません。
とにかくバイト数が多いので、数釣りを楽しみたい人や、レンタルボート初心者の人向けのフィールドだと感じました。
片倉ダムは、バスの平均サイズが小さいながらも、数が釣れるフィールドです。
バスに触れることができる確率が高い釣り場なので、片倉ダムはレンタルボート初心者に真っ先におすすめしたい。
片倉ダムは小バスが多いフィールドなので、40cmオーバーを釣るのがなかなか難しい…。
その反面、釣り上げたときの喜びも一入。
●電動カートがあるのでセッティングが楽チン!
片倉のボート店(2箇所)には、タックル運搬用の電動カートが設けられています。
そのため、ボート乗り場までタックルを一度に運ぶことができ、セッティングが楽チン!
店員さんに「電動カート使ったことがありますか?私がやりましょうか?」と言ってもらえるので、不慣れな人は頼みましょう(笹川ボートさんの場合)。
●片倉ダム釣行に役立つ関連動画
戸面原ダム(要免許)
野池がそのまま大きくなったかのような雰囲気の「戸面原ダム」は、バス釣り初心者におすすめです。
レンタルボートでの釣りが基本となります。手漕ぎでの乗船なら無免許でもOKです。
また、エレキを使用するには船舶免許が必要なので、やや敷居が高いのがデメリットではあります。
その一方で、釣れる魚の数も多く、ビギナーであっても魚に触れる確率も高め!
戸面原ダムは、数が釣れる釣り場としてメジャーです。
比較的バイト数も多く、フッキングの練習などにも最適です。
ただ、数が釣れる反面、大きなバスを釣るのが難しいです。
猫ちゃんもいます(^ ^)
戸面原ダムに通う人たちはルール・マナーを守る優良アングラーが多い印象ですね。
メジャーフィールドの釣り人たちはギラギラしたオーラを放っていることも多いですが、戸面原で釣りをする人たちはリラックスした雰囲気。
ボート店の店員さんご夫婦もめっちゃ良い人なので、僕のような人見知りアングラーにも超オススメです(笑)
戸面原ダムは、「船舶免許を取得するつもりだ」「手漕ぎでもいいから、とにかくレンタルボートで釣りがしたい!」という人におすすめしたい釣り場です。
●戸面原ダムの関連動画
三島ダム
千葉県にある「三島ダム」は、近年バスアングラー向けに開放された釣り場です。
バス自体は古くから入っているようで、おもにフローターなどトッパー系アングラーに愛されている釣り場として有名。
わりと適当に巻いていても釣れちゃう三島ダム。
「関東のメジャーフィールドで釣りをすることに疲れてしまった…」というアングラーにもピッタリです。
しかし、最近は釣り人が多くなっており、プレッシャーも高くなりつつあります。
ただ、今のところはそこまでスレまくっているわけではないので、ボート初心者にもおすすめの釣り場です。
●三島アングラーはマナーが悪い…?
先日、「三島ダムで釣りをするアングラーはマナーが悪い!」という意見を目にしました。
僕自身もこれには同意見です。
三島ダムの各ボート店には、「免許不要ボート(免許不要艇)」が設けられています。
そのため、ルール・マナーに疎い人たちの迷惑行為が目立ちやすいのかもしれません。
たとえば、僕の近くを高速で横切ったり(あぶない!)、ルアーを通しているコースに一言もなく横切ってきたり(ラインがエレキに巻き込まれてあぶない!)…。
不要なトラブルに巻き込まれないためにも、後述するルール・マナーを守りつつ、免許不要艇には近づかないなどの対策をとって楽しみましょう。
※減水期は他のアングラーとバッティングしまくるのであまりおすすめできません。釣れるけど、個人的には減水期の三島ダムには絶対足を運ばないようにしています※
●三島ダムの関連動画
レンタルボート初心者におすすめできない釣り場(難易度が高いフィールド)
この項目では、「レンタルボート初心者にはおすすめしたくない高難易度な釣り場」を紹介します。
バス釣り初心者さんにあまりおすすめできない釣り場は、以下のフィールドです。
●豊英ダム(要免許)
●相模湖
●津久井湖
上記4つのフィールドは人が多いためプレッシャーも高く、しかもバイトを得るのが難しいです。
難易度が高いため、「ちょっとバス釣りを楽しんでみたいんだよね〜」という甘い感じで釣りをすると痛い目に遭うでしょう(^ ^;)
亀山ダム(フットコンレンタル廃止されます)
関東の超メジャーフィールド「亀山ダム」。
数は釣れるものの、あまりにも人が多すぎて自由に立ち回ることができません。
週末ともなると各ポイントで渋滞することも珍しくなく、思うように釣りを楽しみにくいことも…。
レンタルボート初心者にとって、亀山ダムは釣りの面白さを体感しにくいかもしれません。
ただ、魚影自体は濃く、50.60オーバーが頻繁にあがっています。が、プレッシャーが高いため、デカいのは簡単には口を使わないようです。
小バス・アベレージ狙いならよく釣れます。
スピニングタックルでライトリグをやっている人が多めですね。
達成感を味わいたい人にはおすすめですが、イージーにバスを釣りたい人にはおすすめできません。
●亀山ダムの関連動画
豊英ダム
千葉県にある「豊英ダム」。
元々はヘラ釣りフィールドとして有名でしたが、近年バスアングラーにも開放された新しい釣り場です。
開放時は50オーバーが連発だったようです。
しかし、ここ最近はかなり落ち着いたようで、あまりいい釣果を聞きません。
また、免許不要艇がないため、無免許で釣りをすることができません。
ビギナーにとっては敷居が高いフィールドだといえるでしょう。
ただ、釣れる魚のコンディションが良く、魚体も美しいです。
バスの数自体はそれほど多くなく、ポイント選びやタイミング、立ち回りがシビアかも?
個人的に、豊房ダムは初心者の人にはおすすめしたくないフィールドの1つです。
エレキの操船に慣れてきた人や、ポイントの選び方のコツがわかってきた人なら問題ないかと思います。
●豊房ダムの関連動画
相模湖
関東のハイプレッシャーレイクの代表格とも言える、神奈川県「相模湖」。
都心からのアクセスがいいため、プレッシャーはかなり高め。
ひと昔前よりもバスの数が増えているようで、一応それなりには釣りを楽しめます。
近年では、50.60オーバーの釣果報告が絶えないビックバスフィールドとして賑わっています。
バス自体の魚影はそこそこ濃い印象ですが、前述した「戸面原ダム」や「片倉ダム」より魚の数は多くはないようです。
スレているため簡単には口を使いません。
また、それぞれのポイントでほかのアングラーとバッティングしやすく、エレキに不慣れな初心者にとってはメンタル的にキツいかも?
ただ、釣れる魚のサイズは大きめなので、デカいのを狙う人にはピッタリだといえるでしょう。
ハイプレッシャーな相模湖で釣りをするメリットは、「相模湖のブラックバスを釣ったぞ」というステータスにあります。
ということもあり、レンタルボート初心者向けではなく、どちらかというと中級者〜上級者向けのフィールドだといえるでしょう。
↑相模湖で釣りをする田辺哲男氏。
相模湖はプロもよく訪れる釣り場です。
O.S.Pの本社が近くにあるので、プロスタッフ系アングラーも頻繁に訪れる釣り場としても有名です。
津久井湖
神奈川県「津久井湖」は、釣れないハイプレッシャーレイクとして有名です。
近年は少しずつ魚が増えてはいるものの、魚がスレているので簡単には釣れません。難易度高し!
津久井湖は筆者のホームフィールドです。
「綺麗な空気と静けさ、人の少なさ、適度な難しさ」の3拍子が揃っていますし、家からのアクセスもいいんですよね。
ただ、簡単ではありません。
とはいえ、しっかりと釣りをすればアベレージサイズも釣ることが可能です。
前述した「相模湖」や「亀山ダム」よりもアングラーが少ないので、のんびりと釣りを楽しむことができますぞ。
エレキの操船練習には津久井湖がおすすめ!
津久井湖のバスは体高があってハイクオリティ。
ほかのフィールドほどイジめられていないため魚体が美しく、引きも強いです。
津久井湖は釣りそのものの難易度が高めなので、個人的にはボート初心者にはあまりおすすめしたくないですね(^^;)
レンタルボート初心者がデビューするまでに行うことは?
この項目では、「レンタルボート初心者が実際にデビューするまでのステップ」について解説します。
ビギナーがレンタルボートに乗るまでにやるべきことは、以下のとおりです。
2:店頭で受付し、ボートへ
3:セッティング
電話などで予約し、ボートへ乗り込む。これだけです!
ステップ1:予約
まずは予約をしましょう。
予約時に人数とボートの大きさ、エレキの有無などを聞かれます。
免許とエレキを持っていない人は、あらかじめその旨を伝えておくとスムーズ。
電話かネット上で申し込むのが基本ですが、平日であれば予約せずに行っても大丈夫かと思います。
不安な人は電話で予約するのが安心。
予約当日に「大会が開かれないかどうか」も絶対にチェックしておきましょう。
ヘラブナ釣り師たちの大会やローカル大会などがあると、快適に釣りができなくなるので注意!
レンタルボートデビューするなら、大会がない日を選ぶのがおすすめです。
ステップ2:ボート店にチェックインする
当日を迎えたら、まずはボート店で受付を済ませましょう。
乗船に免許が必要に場合、受付で船舶免許の提示をもとめられます。
●受付後、タックルを運ぶ
受付後、荷物を持って桟橋へ向かいます。
亀山ダム、片倉ダムではタックル運搬用のカートが用意されているので、それに荷物を載せてボートサイドまで運びます。
電動カートが設けられてないフィールドでは、電動リフトなどを使用するか、人力で運ぶしかありません。
人力が辛いときは、以下のようなカートを使うと便利です↓
3:セッティング
ボートサイドまで荷物を運んだあとは、セッティングを行いましょう。
積み込みの基本は、自分から遠い方から順番にセットするになります。
遠い方から先にセットすると、運搬・セッティングがスムーズに行えます。
後ろ着けのボートの場合は、「バウデッキ→エレキ→タックルなどの荷物→バッテリー」の順番で。
前着けのボートの場合は、「バッテリー→タックル→エレキ→バウデッキ」の順番で。
かならず「遠い方から先」に載せていく。
よくエレキマウントを下げたままエレキ本体をセットする人がいますが、初心者の場合は危険です。
水中に落下させてしまうリスクが高くなるからです。
エレキを締め込む際にボルトを水中に落としてしまう人もいるので、エレキのセットは必ず上げた状態でセットしましょう。
上げた状態でセットすれば、たとえボルトが落下してしまったとしてもボート内に落ちる可能性が高いからです。
ボルト落下・落水・釣り続行不可…みたいなトラブルが起きるので、マウントは上げた状態でセットしましょう。
※脱落防止機能がついているボルトであれば、下げたままセッティングでも大丈夫です※
●ボートへの乗り方、荷物の積み方については以下の記事が参考になります↓
【関連記事】
ボートのセッティング・乗る際の注意点について↓
●シマノ公式「フットコンバス:ボートに乗る際の注意点(伊藤巧氏が解説)」
●シマノ公式「フットコンバス:荷物の積み方(伊藤巧氏が解説)」
●シマノ公式「フットコンバス:荷物の積み方 2(伊藤巧氏が解説)」
さぁ出発!…で、まず何をすればよい?レンタルボート初心者がやるべきステップ
レンタルボート初心者の人が最初にやるべきことは、以下のことです。
2:操船に慣れる
この2点に慣れてから、ようやくまともに釣りが出来るようになります。
セッティングの流れと操船に慣れてきたら、立ち回りを学びつつ、オカッパリとボートの釣り方の違いを知ることが大切かと思います。
初心者は、まずは操船、操船…とにかく操船の練習をしましょう
ボートに荷物を積み込んで出発したら、まずはエレキ操作の練習をしましょう。
具体的には、以下のようなトレーニングを行います。
●船首・後部からの発着の練習
●エレキを操作しながらの釣り方
●「どっちに踏んだら、どっちに進むのか」を体感で覚える(最終的にエレキの矢印は見ない)
オカッパリとレンタルボート、釣り方がかなり違う
レンタルボートの釣りを楽しむうえで大切になるのは、「数多く釣ること」です。
小バスでもなんでもいいので、とにかく「アタリをとってキャッチする」を繰り返しつつ、モチベーションを高めていきたいところ。
レンタルボートとオカッパリでは、バイトの取り方が違ったりするんですよね。
ボートは常に足場が動くので、ラインが勝手に引っ張られたりして、それをバイトだと勘違いしちゃうこともあります。
セッティングと操船に慣れてきたら、オカッパリとボートの釣り方の違いも学んでいくとスムーズに上達できるかと思います。
【関連記事】
最低限のルール・マナーは知っておこう
気持ちよくレンタルボートフィッシングを楽しむためにも、最低限のルール・マナーは知っておきましょう。
NOマナーで立ち回るとトラブルが起きたりするので、まずは基本的なことを知っておきたいトコロ。
他のボートの近くを高速で横切ったり、ノーライフジャケットで釣りをしたり…やめましょう。
レンタルボートのマナー・ルールについては、釣りブロガーのイカヒメさんが紹介してくれているので参考にしてみてください↓
→[免許不要艇][初心者向け]レンタルボートフィッシングのルールとマナー(クリックするとイカヒメさんのサイトに飛びます)。
釣りに慣れてきたら、便利なグッズを持ち込んで楽しく遊ぼう!
ボートのセッティング、エレキ操作に慣れてきてからが本番。
レンタルボートフィッシングの楽しさはココから始まります。
●道具フェチにはたまらないレンタルボートフィッシング
いろんなタックルを使って遊び倒すのもよし!
レンタルボートは好きなだけタックルを持ち込めるので、道具好きならハマること間違いなしです。
「新しい道具を買ったから試したい!新製品で遊びたい!」
「使ったことがない道具で楽しみたい!」
こんな人なら楽しめるハズ!
●好きなスタイルで楽しむ
自分の好きなスタイルを徹底的にやり込むのもよし!
レンタルボートレイクはどんなスタイルでも受け入れてくれる、懐の深い存在。
ハードベイト縛り、打ち物系ルアー縛り、デカバス狙い、小バスの数釣り、トップ専門…などなど、人の数だけ楽しみ方があるのです。
【関連記事】
まとめ:レンタルボート初心者は、「人が少なくて魚影が濃い釣り場」で修行しよう
レンタルボートデビューをしたい人に向けて、「デビューにおすすめの初心者向けフィールド&始めるまでのステップ」について紹介してみました。
レンタルボートに乗ると新しい発見がたくさんあるので楽しいですよ( ^ω^ )
ボートフィッシングに興味がある人は、まずは難易度の低い釣り場で楽しんでみてほしいです。