「誰でも投げるような場所に居るバスが、スレきってるやつが食っちゃう」
こう語るのは「フカベイト」の製作者でありノリーズ代表・田辺哲男氏。
ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」は、ビッグボディの真ん中にブレードを搭載し、”縦波動”を出す…という、近年のルアーの中ではかなり異彩を放つアイテムだ。
最近の田辺さん。相模湖。新作フカベイトで、45.44.そして50‼️凄すぎる笑笑💦
フカベイトの顔が凄すぎて笑えるのは僕だけか笑笑#ノリーズ #伊藤巧 #フカベイト #田辺哲男 pic.twitter.com/j115ObzeIs— Takumi Ito 伊藤巧 (@takumi_no_oheya) July 16, 2018
メディアの映像などで、
「フカフカ…と円を描くような波動を生み出し、スレ切ったデカバスがバイト!」
…という映像を目にした人も多いんじゃないだろうか。
近年の超人気・品薄ルアーとしても有名な「フカベイト」。
今回は、ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」のインプレを書いていこうと思う。
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関連動画:フカベイトについて語る田辺哲男氏↓
もくじ
- 1 斬新で最新!i字系”縦波動”ルアー「フカベイト」の潜在能力が衝撃的すぎる【インプレ】
- 2 ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」のスペック
- 3 ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」のデザイン・外観インプレ
- 4 パッケージデザイン
- 5 全体の印象
- 6 ブレード部分
- 7 補足:フカブレードは、スピナーベイトには使い回しできない
- 8 ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」の重量
- 9 ライバルルアーと比較
- 10 新ジャンル”縦揺れ系トップ”のフカベイトには、様々なギミックが搭載!
- 11 スレ切ったバスを狂わせる「縦波動」
- 12 縦波動を生み出すキモは”ブレードの揺れ”
- 13 フカベイトの力を最大限に発揮させるための5つのポイント
- 14 1:ヘビータックルを使用する
- 15 2:無風状態で使用する
- 16 3:ステイン〜クリアウォーターで使用する
- 17 4:カバー付近で使用する
- 18 5:スローリトリーブで使用する
- 19 斬新で最新!i字系”縦波動”ルアー「フカベイト」の潜在能力が衝撃的すぎる【インプレ】|まとめ
斬新で最新!i字系”縦波動”ルアー「フカベイト」の潜在能力が衝撃的すぎる【インプレ】
これが今回インプレする、ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」。
専用のコロラドブレードが搭載された、i字系”縦波動”の大型トップウォータールアー。
縦にフカフカと揺れて、円形状の波紋を生み出すアクションが話題となり、現在(2020年12月時点)では超品薄・超人気・転売ヤー続出!…といった状況である。
僕は運良くネットショップで定価で入手できた。
どうしてもフカベイトが欲しいという人は、こまめにネットショップをチェックしておくことをおすすめする↓
ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」のスペック
【ノリーズ×アカシブランド「FUKA BAIT(フカベイト)】
タイプ:フローティング
全長:122mm
自重:35gクラス(フック、ブレード込みで約42g)
カラーラインナップ:3種(リアルブラック、ザリパイソン、テナガバイソン)
フロントリング:#4
リアリング:#3
フロントフックサイズ:#2
リアフックサイズ:#2
価格:¥6,800
メーカー説明文は以下のようなもの。
水面に意識を向けるが、ルアーを見破ってしまうような学習を積んだビッグバスを水面まで引きつけ、食わせてしまう能力を持った驚くべきトップウォータープラグが「フカベイト」です。
実釣テストを重ねて選び抜かれたウッド素材、そしてフカベイト専用のフカブレード。
究極のタテ波動を生み出すためのバランスを重視して作り上げられた特殊デザインボディ。
もちろん、吸い込むようなおとなしいバイトでもしっかりとフッキングするためのフックポジションからフックサイズに至るまで実釣を通して作り上げられた最高の出来に仕上がっています。
今までにないタテ波動I字系というカテゴリーの代表作品となるべく圧倒的な集魚力と釣果で新たなる世界観を作り上げていきます。
(引用:ノリーズ公式)
ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」のデザイン・外観インプレ
この項目では、ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」の外観・デザインのインプレをしていく。
パッケージデザイン
パッケージはこんな感じで、ハンドメイド製ウッドプラグの定番とも言える箱パッケージ。
購入した際の所有感、達成感がハンパない。
まるで、ショーケースに飾られていた憧れのオモチャを手に入れた少年のようなトキメキ感を得られる(笑)
全体の印象
全体の印象はこんな感じで、デザイン自体はシンプル。
がしかし、その正体は「山なりになっているボディ形状とコロラドブレードが、絶妙な”縦揺れ”アクションを生み出す」という次世代的な要素が含まれているルアーである。
ブレード部分
フカベイトのボディにはコロラドブレードが搭載されていて、ゆっくりリトリーブ中すると横揺れを起こす。
横揺れと連動するような感じでボディが縦揺れを起こし、円形の波紋を作る…といった仕組み。
補足:フカブレードは、スピナーベイトには使い回しできない
フカベイトに搭載されているブレードは、スピナーベイトには使えないようだ。
「ちなみに、専用設計のフカブレードをスピナーベイトにつけても回らないよ。バスボートのエンジンペラが1枚欠けているようなもので、振動に特化させてあるからね」
(引用:つり人社「田辺哲男 NEXT STAGE」37頁より)
ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」の重量
フカベイトの重さは、約42g。
フックとブレード込みで40gオーバーという重さなので、投げるためにはヘビーロッドが必須となる。
ライバルルアーと比較
ビッグボディ系トップルアーと比較してみる。
…といっても縦波動系ルアーは僕が知っているかぎりフカベイトしか思いつかないため、同じくトップ系人気・品薄ビッグボティルアーとして、レイドジャパン「ダッジ」「デカダッジ」と比較してみる。
写真上から、レイドジャパン「ダッジ」、「デカダッジ」、「フカベイト」。
真上からの撮影でないため、やや遠近感がおかしくなっている点に注意。
アクションの質や方向性が違うため、比較対象としては微妙かもしれないが、一応参考として…。
●ダッジと比較
レイドジャパン「ダッジ」と比較するとこんな感じ。
全体的なボリューム感は、少しだけフカベイトの方が大きめ…?
●デカダッジと比較
デカダッジと比較するとこんな感じ。
だいたい同じようなボリューム感だが、水押し・波動はデカダッジの方が全然デカい。
デカダッジはマッディからクリアまで幅広く扱え、フカベイトはステイン〜クリアウォーターが主戦場。
同じ大型トップ系ルアーでも、活躍する場や用途がまるで違うのが面白いところだ。
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新ジャンル”縦揺れ系トップ”のフカベイトには、様々なギミックが搭載!
ここからは、僕が実際に使ってみて感じたことなどについてインプレしていこうかと思う。
スレ切ったバスを狂わせる「縦波動」
すでに何度も前述しているが、ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」は”縦波動”を生み出す作りになっている。
山なりになっているボディ形状と、フロント部に備わっているコロラドブレードがゆらゆらと水面で”縦”に揺れることで、水面に円形状の波紋を描く…という斬新なアクションをとる。
スローリトリーブすることで艶かしい波紋を作り出すため、どちらかというと食わせ要素が強いタイプのルアーなんじゃないかという印象。
縦波動、円形波紋に関して、製作者の田辺哲男氏は以下のように語っている。
「簡単に言っちゃえばボディーを上下に動かすってこと。トップウォーター専門ブランドの中にはでっかいプロップをフロントにつけたラウンド形状のスイッシャーとかがあって、それも縦波動型にカテゴライズされる。
ビッグプロップが一回転する振動を利用してボディーが上下に揺れるタイプだよね。
あの手のスイッシャーはブルブル引くのではなく、ゆっくり引いて上下にバウバウさせるんだけど、これが縦波動のヒントになった」
「チェイスしてくるバスをどうにか食わせられないかな、ってやっていくうちにブレードが左右に反復運動することによって発生する動きが効くことに気づいたんだよ。
風には弱いし、うきゴミが引っかかったら動かないし速巻きにも向かないし、決して器用なルアーではないんだけど、状況によっては最強トップウォーターになる。」
(引用:つり人社「田辺哲男 NEXT STAGE」37頁より)
●円形波紋はスレた魚を狂わせる
フカベイト以外の”縦波動、円形波紋”を作り出すためのテクニックとして一般的なのは、スモラバや虫系ルアーを”吊し”状態にして水面でちょんちょんとやる…といった吊しテクが有名。
(画像:site B)
しかし、それらのテクニックは障害物が存在しないオープンウォーターでは再現できないというデメリットがつきものだった。
しかしフカベイトは、吊し状態にしなくても”縦波動”を描き出せるというミラクルな仕様なので、
障害物が何もないオープンな場所でも「縦波動、円形波紋」を生み出すことが可能!
…という、かなり画期的なルアーである。
僕個人の体験談としても、円形波紋がキッカケでスレたバスが狂ったようにバイトしてきた、という経験もあるため、”縦揺れ、縦波動、円形波紋”はかなり大切な要素だと思っている。
やや古臭い表現になってしまうが、フカベイトには「これまでにない!」という言葉がピッタリと当てはまるような印象。
縦波動を生み出すキモは”ブレードの揺れ”
ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」には、コロラドブレードが搭載されている。
このブレードが進行方向に対して横揺れを起こすことで、ボディが縦に沈み、円形波紋を生み出す…というような動きをする。
その名の通り「フカフカ、ふかふか…」といった感じで、スローにふわふわと縦揺れを起こし、丸い波紋を描き出す。
以下、メーカーの公式解説文。
【フカフカシステム】
ボディからスイベルを介して取り付けているブレードが特長。
一般的なボディに接触させるためのブレードと異なり、リトリーブすると回転せずに左右へ大きくスイングし、ブレードの重さと慣性によってボディを水中へ沈ませようとするチカラが生まれ、“フカフカ”アクションを発生させます。
(引用:ノリーズ公式)
フカフカアクション!
なんとも可愛らしいネーミングに心がときめくが、「フカフカアクション」はオープンなエリアからカバー周辺までどんな場所でも縦揺れ・円形波紋を作り出せるという優れたアクションだ。
これまでは”吊し”状態でしか描き出せなかった円形波紋を、誰でも簡単に作り出すことが可能となっている。
僕の体験においても、ステイン〜クリアウォーターの釣り場で使用すると、チェイスが発生するようなことが何度もあった。
他の大型トップ系ルアーよりもチェイスの数は多い気がする。
無風時・マズメ時に使っていると、釣れる気配ムンムン!
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フカベイトの力を最大限に発揮させるための5つのポイント
ノリーズ×アカシブランド「フカベイト」の力を最大限に発揮させるためには、以下の要素をチェックしておきたい。
1:ヘビータックルを使用する
2:無風状態で使用する
3:ステイン〜クリアウォーターで使用する
4:カバー付近で使用する
5:スローリトリーブで使用する
1:ヘビータックルを使用する
フカベイトは自重が約42gあるため、快適に使用するためにはH(ヘビー)パワータックルを選びたい。
M~MH程度の弱いロッドだとフッキングが決まりにくかったり、甘くなってバラシが多くなる…といったトラブルも起こりかねない。
使われているフックとボディサイズが大きいため、しっかりキャストしてフッキングを決めるためにも、最低でもヘビーパワークラスのロッドを選ぼう。
テーパーはレギュラー(モデレイト)〜レギュラーファーストくらいが扱いやすいかと思うが、田辺哲男は6.9フィートのパラボリックテーパーを使用しているようだ。
以下、田辺哲男がフカベイトを使用する際のタックル↓
(引用:釣りビジョン「Go for it!GAME165 6月のリザーバー・兵庫県 生野銀山湖」https://www.fishing-v.jp/program/program_data.php?pcd=8419949 )
その他、個人的におすすめなのは、例えばノリーズ「ロードランナー」シリーズで言うなら、以下のようなロッドを勧めたい。
●ロードランナーヴォイスLTT 680H
●ロードランナーヴォイスLTT 6100H
●ロードランナーハードベイトスペシャル HB680XH
この辺のロッドがマッチするかと思う。
シマノやダイワ系なら、6.8~7.2フィートくらいのバーサタイルなヘビーロッドを使えば快適にフカベイトを楽しめる。
以下の記事にヘビーバーサタイルに使いやすいおすすめロッドをまとめておいたので、よかったらコチラも参考にしてみてほしい↓
2:無風状態で使用する
フカベイトは、水面で縦波動・円形波紋を作り出すことに特化されたトップ系ルアー。
ベタ凪(完全無風)〜ほぼ無風くらいの状況で使用するのが主となるため、風が強い日に使用するのではなく、風速0~2mくらいのときに使っていくと良いだろう。
風が吹いているときや雨天時には使いにくいため、感覚的にはペンシルベイトを快適に扱えるような天候(風裏も含む)で使うのがベストだと思っている。
3:ステイン〜クリアウォーターで使用する
フカベイトは波紋とボディサイズでバスにアピールするルアー。
そのため、濁っている水域よりもクリアな水域の方が活躍するタイプのアイテムだと言える。
以下、「フカベイトはクリアウォーターに強い」と語る田辺哲男氏↓
再生するとクリアで強いと語っている部分から観ることが出来ます。
水が澄んでいた方が、ボディサイズと円形波紋を利用してバスにアピールできる。
フカベイトの力を最も引き出すには、最低でもステインくらいの水質のエリアで使用したい。
4:カバー付近で使用する
フカベイトは水を押す力はそれほど強くない。
「ガンガン波動を作ってアピール!」というよりかは、どちらかといと「ナチュラルな波紋&ビッグシルエットで惹き寄せる」みたいな方向性。
なので、闇雲にオープンエリアでブン投げるよりかは、障害物(カバー含む)があるようなスポット周辺に投げ込んでいくと良いだろう。
クリアウォーターで立木などが絡んでいたら、絶好のフカベイトスポット。
立木、レイダウン(倒木)、杭、消波ブロック、護岸際…などなど障害物がある場所で使用していきたい。
5:スローリトリーブで使用する
フカベイトはデッドスロー〜スローリトリーブで使用することを前提に作られている。
そのため、出来るだけゆっくりとリールを巻いて、フワフワ…と綺麗な波紋を作ってあげるような意識があるといいかと思う。
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斬新で最新!i字系”縦波動”ルアー「フカベイト」の潜在能力が衝撃的すぎる【インプレ】|まとめ
今回は「フカベイト」について、インプレなどを交えつつ書いてみた。
「i字系”縦揺れ円形波紋”ビッグルアー」という新ジャンルの立役者ともいえるフカベイトは、今後のスレバス戦国時代を切り開くためのヒントになるかもしれない。
まだ多くの人の手に行き渡っていないため、フカベイトのアクションに慣れていないスレバスを狙うなら今がチャンス!
…が、残念なことにフカベイトは現在も入手困難となっているため、フカベイトが気になっている人はこまめにネットショップなどを覗いてみることをおすすめする。
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