【初心者向け】バス釣りにおける「ラバージグ(フルサイズ)」の使い方・基本概念。1つのルーティンだけ覚えれば釣れます。

「こんなルアーで釣れる気がしない」

ラバージグは見た目が”エサ”っぽくないため、上記のように感じるアングラーは少なくないかと思います。

僕自身、ラバージグが苦手だった頃は釣れる気がしなくて苦労した経験がありますが、使い込んでいくにつれ、ラバージグは「釣れるルアー」だと気づきました。

そこで今回は、僕の体験談に基づいた「ラバージグの使い方の基本」を紹介してみます。

「ラバージグが苦手なんだよね」という人のお役に立つと幸いです。

ラバージグの使い方に関する基礎知識

バス釣りにおける「ラバージグ」の基本概念

ラバージグを使いこなす上で基本となるのは、

「ラバージグは何かの餌を模した(イミテートした)ルアーではない」

という部分。

イミテート(餌に寄せた使い方)として使ってもいいし、「バスに口を使わせるナゾの物体」として使っても構いません。

要するにラバージグは、アングラー次第とも言えるMT(マニュアル)車系ルアーなのです。

もじゃっとした造形もあって、「コレって何をイメージしたルアーなんだろう」と考えがちですが、ラバージグの苦手意識を克服するためには、『ジグ=擬似餌』の先入観を捨てたほうが取っ付きやすくなります。

ラバージグは”化ける”ルアーである

前述しましたが、ラバージグは何かしらの”エサ・生き餌”をイミテートしたルアーではありません。

操作次第でザリガニから小魚までさまざまなベイトに”化ける”能力を秘めているルアーです。

しかし多くの場合、ラバージグにはトレーラーワームをセットするため、基本的な使い方は「使用するフィールドのベイト(餌)に合わせたアプローチ」から始めるのがわかりやすいかと思います。

いずれにせよ、ラバージグを使いこなすためには「自分の中でどんな存在として扱うか」を意識するのが大切。

最初のうちはアレコレと難しいことを考えずに、「ザリガニっぽく。小魚っぽく。ナゾの物体(攻撃対象)っぽく」とシンプルなイメージを持って使うと迷いにくくなるハズです。

ラバージグはトレーラー次第で化ける

ラバージグはセットするワームによって色々なベイトに化けます。

たとえば、エビ・ザリガニに模したホッグワーム系をセットしたり、小魚っぽく使いたいときはシャッドテール系ワームをセットしたり、威嚇対象として扱うならデカいワームをセットしても良い。

しかし基本的には、使用するフィールドのベイトに合わせてトレーラーを選ぶのが最もわかりやすい考え方だと思います。

●「ホッグワーム=ザリガニっぽく動かす」でもない

しかし、ホッグワームだからといってエビ・ザリに寄せたアクションをする必要はありません。

スイミングさせることで中層を泳ぐ小魚っぽくも扱えたり、シェイクし続けることで「テリトリーを荒らす攻撃対象」として演出…などなど、アングラーの操作次第でいろいろなアプローチができる。

ラバージグは様々なベイト(というか口を使う対象者)に”化ける”ルアーです。

なので、一概にも「ホッグワームをセットしたからザリガニっぽく使わなきゃいけない!」ということでもない点には注意しておきたいところです。

近年はスモラバやネコリグ、フリーリグなどの影に隠れがちなルアーですが、ラバージグには無限の可能性が秘めているのだ!

ラバージグの使い方の基本は、たった1つだけです

まずはコレだけ!「投げてフォールさせて誘う」だけを覚える

基本は投げてボトムまで落とす→軽く誘って回収する

これが基本。

最初のうちは、リフト&フォールとかジグストみたいな難しいテクニックを行う必要はありません。

ラバージグの使い方がよくわからないって人は、「ポイントに投げ入れて、ボトムまで着底。その後1~3回アクションさせて回収」だけやるべし!

【徹底して”撃つ”べし!とにかくキャスト数を刻め!】

コレが”撃ち物”と呼ばれるルアーの基本です。

これで釣れないなら、場所選びとタイミングとアプローチを間違っていると考えるのが建設的です。

どれだけスレてるフィールドでも、場所選びとタイミングが合っていればラバージグで釣れるので、ジグで釣れないとお悩みなら、ルアー以外の要素を”外している”と考えたほうが良いと僕は考えます。

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ラバージグのバイトが出るタイミング

ラバージグでバイトが多いタイミングは、主に以下のようなとき。

●着水直後
●フォール中
●着底直後から1アクション目

1アクション目からのスイミングやリフト&フォール…に派生させると食ってくることもありますが、だいたいは上記のときにバイトが多い印象です。

「着水直後・フォール中・着底後」はもっともバイトが出やすいので、ラバージグを使う際は上記のタイミングを逃さないように気をつけましょう。

↑上記の50オーバーは着水直後にバイトしてきた魚。

シャローでジグ撃ちをする際は「着水直後・落ちパク」をすることも多いです。

特に6~9月のハイシーズンは”落ちパク”もあるので注意!

着底後からパターンに派生させる

「撃って・落として・誘って回収」のルーティンが身に付いてきたら、次は着底後からさまざまな誘い方に派生させるテクニックを覚えましょう。

たとえば以下のような感じです。

●ボトムまで着底させずにスイミングさせる
●ズル引き

●リフト&フォール
●スイミング 
●本当は教えたくない「ジャーキング」

ボトムまで着底させず、表層・中層スイミングで誘う

ラバージグのテクニックの1つに「ボトムまで着底させず、スイミングさせる」というものがあります。

狙うポイントの水深が深いリザーバーなどで使えるテクニックですね。

「バスが表層〜中層に浮いていて、バスがボトムまでジグを追いきれない」みたいな状況で使うイメージ。

ポイントの水深が7m以上あって、中層にボーっと浮いているようなときに使うと効果的なアプローチだと言えます。

一時「ジグスト」といった名で流行ったテクニックですが、ラバージグはスイミングでも優れたアクションをするルアーなので覚えておいて損はないワザです。

●ラバージグのスイミングの操作方法

具体的には、以下のような操作で使っていきます。

●タダ巻き

●ティップでふぁっふぁっとアクションさせる
→ロッドティップを3回くらい上にホップさせてテンションフォール…など

水深があるリザーバーなどでは、ボトムまで到達させずに、狙ったレンジまでカウンドダウンさせてからスイム…みたいな使い方をすることもあります。

ラバージグのズル引き

非常にシンプルなテクニックですが、「ズル引き」が効くときもあります。

バスがゴリやハゼなどの底モノ系ベイトを食っているとき(バスの意識がボトムに向いているとき)などは、ボトムをズルズルと引いてくるのも有効。

ラバージグのズル引きはあまり使われないテクニックなので、スレたバスが多いフィールドでは有効なアプローチの1つ。

ラバージグのリフト&フォール

ロッドティップをツンツンツン…と3段階あげてテンションフォール…みたいな感じでも良いですね。

いわゆる「リフト&フォール」というテクニックになります。

ロッドワークでジグを上にチョンチョンっと跳ね上げてフォールさせる。

フォールは完全フリーフォールでも良いし、ラインを張った状態のままにする「テンションフォール・カーブフォール」でも良いです。

個人的には、バスがザリガニなどを捕食しているシーンではカーブフォールを使うことが多いですね。

ザリガニがバスに驚いてピピっと逃げ(リフト)、ススーっと隠れていく(カーブフォール)…みたいなイメージで使うとわかりやすいかと思います。

本当は教えたくない、「ラバージグのジャーキング」

ラバージグの「ジャーキング」は非常に優秀なテクニックです。

これは本当は教えたくないテクニックなのですが…釣ってもらいたいので公開しちゃいます。

特に雨が降っている日など、ザリガニが動いているであろうタイミングで有効なアプローチです。

ミノーのジャーキングのように、ロッドワークでピッピッと強くジャークさせて、ザリガニがバスに驚いて急速に逃げるようなイメージで使う。

「コレちょっとやりすぎじゃね?」くらいのレベルで、超強いジャークを2~3発入れるとドカンと食ってくるので、『ラバージグのジャーキング』は困ったときにこそぜひ使ってみてもらいたいテクニックです。

まとめ:【苦手克服】バス釣りにおける「ラバージグ」の使い方・基本概念

僕の体験談に基づいて、「ラバージグの使い方&基本概念」について書いてみました。

ラバージグはビジュアルが餌っぽくないので敬遠されがちだし、バイト数もそれほど多くないため取っ付きにくいジャンルのルアーだと思いますが、出たらデカいのが魅力。

ラバージグは、

「サイズアップに伸び悩んでいる」

「ストロングな釣りをやってみたい」

「ライトリグのワーム以外の”強いワーミング”をやってみたい」

っていう人におすすめしたい、とても面白いルアーです。

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