「秋は低水温になっていく時期だから、朝マズメよりも夕マズメのほうがいい」
「秋のチャンスタイムは水温があがった夕方!」
上記のような言葉を目にしたアングラーは少なくないはず。
しかし、個人的な体験では、秋の朝マズメはめちゃくちゃ釣れると感じています。秋の朝マズメを捨てるのはもったいない!
そこで今回は「秋のバス釣り、朝マズメに投げるべきおすすめルアー」を紹介します。
もくじ
秋のバス釣りの「朝マズメ」に投げるべきおすすめルアー
秋のバス釣り、朝マズメにおすすめしたいルアーは以下のとおりです。
●スピナーベイト
●バイブレーションプラグ
●シャッドテールワーム(スイムベイト)
●リーダーレスダウンショットリグ
補足:秋の朝マズメ、トップウォータールアーってどうなの?
晩秋においては、トップ系ルアーよりも中層をサーチできるものがメインになるような印象です。
トップウォータープラグは、朝マズメよりも夕マズメのほうがチャンスがあります。
夕方になるにつれて水温が上昇し、バスがトップに浮いてくる確率があがるからです。
とはいえ、まったく可能性がないわけでもないので、楽しみつつ投げてみてもいいかもしれません。
初秋〜晩秋手前くらいまではトップもイケる。でも晩秋以降(11月以降)はややツラいかも。
個人的には、11月以降の秋の朝マズメでは、羽根モノなどのトップはほぼ投げません(^ ^;)
スピナーベイト
「バスのコンディションや状況がまったくわからず、どんなルアーを選べばいいのかもわからない」
「”とりあえず”のパイロット的ルアーで様子見をしよう」
「フィールドが広大だから、ハイアピールなルアーで様子見」
「水が濁っている」
上記のようなときは、「スピナーベイト」がおすすめです。
秋はバスがさまざまなポイントへ散っているため、ハイアピールなルアーで効率よく探っていくのがセオリーです。
しかし、最近は魚がスレているため、水がクリアなときはスピナーベイトのようなハイアピールなルアーは嫌われがち。
そのため、水がステイン〜マッディくらいのときに投入したい。
水がステイン、水温もそこそこ、バスの活性の普通くらい…というビミョーな状況でも、スピナベは「とりあえずのルアー」として◎
バイブレーションプラグ
「水がクリアアップしてきた(透明になっている)」
「ハイアピールなルアーだと追わなそうだ」
「それぞれのポイントをスピーディにチェックしていきたい」
「遠投して沖もサーチしていきたい」
上記のようなときは、「バイブレーションプラグ」が活躍します。
秋(晩秋以降)は水がクリアーになりやすいため、ハイアピールなルアーでは食わないこともあります。
そういうときは、バイブレーションの微波動さを活用したい。
バイブレーションはアピール力が控えめなので(ノンラトルの場合)、食わせ系ルアーとしても使えます。
また、スピナベよりもスピーディに使えるので、遠投しながらサーチするのにも向いています。
カウントダウンすれば広大なダムでも使いやすい。
秋はバスが散りやすい季節。そんなときこそバイブレーションの出番です。
シャッドテールワーム(スイムベイト)
「水がクリアだけど、ハードルアーだと食わなさそうな雰囲気だ(バスの活性が低そうだ)」
「バスがおもに魚類を狙っている」
「ハードルアーだと速すぎるからバスが追えていないっぽい」
「ビジュアルで騙したほうがよさそうだ」
上記のようなときは、「シャッドテールワーム(スイムベイト)」もおすすめです。
ハードルアーはスピード感があってテンポよく探れるのがメリットですが、その反面、食わせ能力とナチュラルさには欠けます。
「ハードルアーに追うほど活性が高くなさそうだ」という状況では、シャッドテールワームのナチュラルさ・スロースピードが◎
また、秋がバスのメインベイトが魚類に偏りやすいシーズンでもあるため、シャッドテールの魚っぽいビジュアルも有効になります。
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リーダーレスダウンショットリグ(直リグ)
「狙うべきピンポイントがわかっている」
「このポイントにはバスがいると思うけど、ハードルアーだと食わせきれない」
「バスの活性が低い」
「じっくり時間をかけてやらないと食わなさそうだ」
「ピンポイント爆撃で、着底1発で食わせたい(リアクションで食わせたい)」
上記のようなときは、「リーダーレスダウンショットリグ(直リグ)」がおすすめです。
秋の朝マズメの場合、水温がやや下がっているシチュエーションからのスタートになるため、いきなりワーミングからはじめるのも大ありです。
ただし、ある程度バスの付き場がわかっているときや、ピンスポット狙いという条件つきではあります。
広大なフィールドで朝マズメからネチネチと時間をかけるのは非効率。
そのため、「このポイントにバスがいることはわかっている」だとか「このカバーには絶対バスがいるでしょ!」というときには、リーダーレスダウンショットリグを投入したい。
テキサスリグよりもリアクション要素がある(と僕は思っている)ので、ターンオーバーしていてバスが低活性なときにもGOODです。
フリーリグだとリアクション要素が弱いので、直リグがおすすめ。
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秋のバス釣りの「朝マズメ」に投げるべきおすすめルアー|まとめ
秋のバス釣り、朝マズメに投げたいおすすめルアーを紹介しました。
全体的には「中層・スロー・広範囲」といったイメージを持ちつつ、手早くサーチしていくようなイメージ。
要所でワームを使ってピンポイントを撃ちつつも、基本的には「巻き」で。
晩秋になるにつれてルアーへの追いが悪くなるため、ルアーえらびはTPOで!
晩秋のバス釣り攻略は「晩秋におけるバス釣りのパターン戦略・ブラックバスの動き、サイズ別の釣りわけかた & おすすめルアー」で紹介しています。