「がんばって有酸素運動するのがダイエット成功の秘訣!」
「毎日のランニングがダイエットには欠かせない」
「痩せないのは有酸素運動が足りないから」
上記のようなセオリーを鵜呑みにし、必死になって有酸素したことがあるのですが、失敗しました。
「ランニングやウォーキングなどの有酸素運動をやりすぎてしまうと、ダイエットは失敗しやすいのだ」と学んだ失敗談について書いていきます。
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もくじ
がんばって有酸素運動したけどダイエットが失敗したときの話
一時期、ランニングやウォーキングなどの有酸素運動をがんばっていた時期があるのですが、思ったほどカラダが絞れず、ダイエット効果も得られにくかったです。
「有酸素運動はやりすぎるくらいが良い!」と盲信していたころのメニューは、以下のようなものになります。
期間:約6ヶ月
頻度:週5~6日
【メニュー】
●筋トレ後、30~60分のウォーキング(傾斜・負荷あり)
●20~30分のランニング
※毎日30分は必ず有酸素運動を行うように心がけた
体重的には、2~3kgくらい落ちたのですが、体脂肪がほとんど変わらなかったのが印象的です。
週5~6回、”マジ”の筋トレにくわえ、有酸素運動もかなりやってみたところ、結果的にはビミョーな身体に仕上がりになってしまいました。
「有酸素運動は痩せない」と断言することはできません。しかし、行う頻度やとりくみ方を間違えると『諸刃の剣』ともなりかねないんですよね。
体重と体脂肪を減らすだけなら、以下の記事で書いたような取り組みかたでもフツーに痩せていくのだと痛感…。
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有酸素のやりすぎは慢性疲労になりやすい(オーバートレーニング)
有酸素運動を毎日やっていたのですが、高頻度でやるとカラダの疲れがとれにくいため、トレーニングの効率も悪くなりました。
筋トレで疲れているにも関わらず、さらに有酸素運動をメニューにくわえてしまうと、カラダがず〜っと疲れたままなので、翌日の筋トレにハリが出ない。
重量もあがらないし、「もう歩きたくない、走りたくない」といった感じでモチベもダウン。
今思うと「オーバートレーニング」に似た症状だったので、ガンバりすぎだったのかもしれませんね。
厚生労働省は「オーバートレーニング」について、以下のように説明しています。
【オーバートレーニング症候群 / 慢性疲労症候群】
スポーツなどによって生じた生理的な疲労が十分に回復しないまま積み重なって引き起こされる慢性疲労状態。
スポーツの実施などによって生じる生理的な疲労が、十分に回復しないまま積み重なって起こる慢性疲労状態のことを指します。
有酸素運動をやりすぎてしまうと、6~8時間寝たくらいでは体力が回復しきらないため、負のループにも陥りがち。
また、毎日がんばってやりこんでしまうと慢性的に疲れがたまりやすく、ダイエットのモチベーション低下にもつながりやすい。
有酸素運動のやりすぎは、「頻度、身体能力(回復能力)、取り組み方」をしっかり定めたうえで行わないとリスクもあるのだと感じます。
有酸素のやりすぎ(毎日)は、メンタル・モチベーションの悪化につながる
毎日のように中・高負荷の有酸素運動をしていると、カラダが回復しきらないため、メンタリティも悪くなりやすかったです。
「有酸素運動やればかならず痩せる!」と信じていたにも関わらず、なぜか体重も体脂肪もおちなかったので、かなり凹みました(笑)
「こんなに頑張っているのに結果が出ない…」と落ちこみ続けながらのダイエットだったので、モチベーションがガクンと低下してしまったのです。
必死になって毎日のように有酸素運動をやり込んでしまうと、カラダが回復せずにオーバートレーニング気味になりやすく、メンタルへの負担も強くなってしまいます。
心とカラダを休ませるためにも、週に1~2回くらいは「カラダを休める日」を設けたいところです。
スポーツマンの真似をしても再現性は低いのかもしれない
僕のようなごく一般的な30代男性が、筋トレユーチューバーやボディビルダーの取り組みかたを真似しても、実は再現性がひくいのではないか…と思っています。
以下の記事でも書いていますが、「成功者の体験やテクニックを真似る」という取り組みは、一見効率的なように見えますが、かならずしも自分自身にマッチするマインドではないんですよね。
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他の人の成功体験談が、自分の”ダイエット道”にハマるとは限らない。
もちろん、部分〃では参考になるところもあります。
しかし、結局のところは「自分自身にあったダイエット法を見つけだす、作り出す」のが、遠回りでありながらも近道なのかもしれないなと僕は考えます。
必死に有酸素運動しても結果が出ないなら、それは自分にとって「間違った取り組み」といえる|まとめ
上記はダイエットにおけるセオリーではありますが、過度にやるとオーバートレーニングっぽくなったり、体力が回復しきらずにモチベーション低下などのデメリットもあると痛感…。
運動をがんばるよりも、食事内容を見直したほうがダイエットは成功しやすいのかもしれないと学んだ失敗談でした。
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