安くてそこそこ使えるリールが欲しい。
でもショボいリールを使うのは嫌だ。
あわよくば「とりあえずコレ持っとけ」みたいな便利なリールが良い!
上記のことで悩んでいたとき出会った、ダイワ『17タトゥーラSV TW』。
剛性感や汎用性の高さ、コスパの良さが魅力の17タトゥーラSVTWだが、めちゃくちゃ使いやすくて溺愛している。
今から2年ほど前に発売されたリールだが、実際に2年間使い込んでみたので、僕の体験談を含めてインプレしていきたい。
もくじ
- 1 【インプレ】13,800円で超快適な釣りができる!ダイワ「17タトゥーラSV TW」が名作リールである理由。
- 2 ダイワ「17タトゥーラSV TW」スペック
- 3 17タトゥーラSV TWの大まかな印象インプレ
- 4 コスパがいいのに高性能なダイワ『17タトゥーラSV TW』
- 5 使い手を選ばない”どスタンダード”なボディサイズ。汎用性が高い17タトゥーラSV TW
- 6 重量バランスが良く、タックルも選ばない17タトゥーラSV TW
- 7 様々なスタイルに適合するバーサタイル性が魅力
- 8 僕がダイワ「17タトゥーラSV TW」を溺愛している3つの理由。体験談インプレ
- 9 1:トラブルが少なく、ストレスフリーな17タトゥーラSVTW
- 10 17タトゥーラSV TWのブレーキ設定は?
- 11 2:汎用性が高い17タトゥーラSV TW
- 12 3:剛性感が高い17タトゥーラSV TW
- 13 ツヤツヤ塗装が綺麗な「光輝塗装」が最高
- 14 17タトゥーラSV TWの唯一残念なところ
- 15 ●ベイトフィネスの釣りはできない
- 16 ダイワ「17タトゥーラSV TW」はどんな人におすすめ?
- 17 【インプレ】13,800円で超快適な釣りができる!ダイワ「17タトゥーラSV TW」が名作リールである理由|まとめ
【インプレ】13,800円で超快適な釣りができる!ダイワ「17タトゥーラSV TW」が名作リールである理由。
ダイワ「17タトゥーラSV TW」は軽量ルアーから重量級ルアーまで何でも扱えるバーサタイル機。
タックルを選ばない汎用性の高さから、多くの釣り人から支持を集める名作リールだ。
まずはスペックや外観など、ハード面からインプレしていく。
ダイワ「17タトゥーラSV TW」スペック
品名 |
ギア比 |
最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | ナイロン糸巻き量(lb-m) | ハンドル長(mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 価格 |
TATULA SV TW 7.3R | 7.3 | 5.0 | 200 |
14-90 16-80 |
80 | 6/1 | ¥15,000前後(アマゾン 2021年1月時点) |
17タトゥーラSV TWの大まかな印象インプレ
これが今回インプレする、ダイワ「17タトゥーラSV TW」。
今となっては旧型モデルのベイトリールではあるが、発売当時は『マジでストレスフリーな使い心地』が話題となって売れまくった。
僕はこのリールをかれこれ2年以上使い込んでいるが、そのストレスフリーな使い心地は今だに色あせない。
コスパがいいのに高性能なダイワ『17タトゥーラSV TW』
買ってから2年ほどハードに使い込んだ、ダイワの『タトゥーラSVTW』。
手荒に扱っても壊れず、極端なフィネスでなければ何にでも使用できる。
10g〜2オンス近くのビッグベイト、巻物や打ち物などなど、用途が非常に広いのが便利で気に入っている。
使い手を選ばない”どスタンダード”なボディサイズ。汎用性が高い17タトゥーラSV TW
パーミング感は至って普通。
小さい子供や手が小さい女性には少し大きく感じるかもしれない。
どこかに強くぶつけると塗装が剥げてしまうこともあるが、コスパ的なご愛敬ということで多めに見てあげられる(笑)
僕的にはカラーリングも大好き。
重量バランスが良く、タックルも選ばない17タトゥーラSV TW
17タトゥーラsv twは自重が200gと、重すぎず軽すぎずといった絶妙な重量。
近年では重めだと受け取られてしまいがちな重さだが、個人的には非常にバランスがとれた重量だと感じる。
ショートロッドに合わせても違和感がないし、7フィートを超えるロングロッドに合わせてもバランスが良い。
様々なスタイルに適合するバーサタイル性が魅力
ダイワ「17タトゥーラSV TW」は、スピナベやクランクといった巻物から、テキサスリグやジグといったワーミングまで幅広く対応する。
200gという程よい重量感は、グラスコンポジットロッドや7フィート前後のロッドなど、少し長め・重めのロッドに合わせることで、最高に気持ち良いキャスティングを奏でる。
近年主流になりつつある6.10フィートのバーサタイルロッドに載せても気持ちよく投げれる。
また、フリッピング、ピッチングなどを多用するカバー打ちの釣りにおいては、バランスのよい重量感と剛性がメリットとして機能する。
ジグやテキサスでヘビーカバーを狙う釣りや、ビッグベイトなどの大きめのプラグを扱う釣りにもジャストな重さ。
大体10g~56gくらいのルアーを不満なく扱えるため、非常にバーサタイル性が高いリールだと感じた。
旧型なので販売価格が安め。今がチャンス!
価格的には28,500円と比較的高い部類に入るベイトリールだが、楽天や実店舗だと1万円代後半の価格なのに対し、アマゾンでは13,800円という破格で販売されいている(2019年12月17日時点での価格)。
最近20タトゥーラSVTWが発売されたばかりなので、今後、新品状態で入手しにくくなることが予想される。
ネットショップに在庫が残っているうちに格安で入手したい。
投げ売りされている今がチャンス。
僕がダイワ「17タトゥーラSV TW」を溺愛している3つの理由。体験談インプレ
この項目では、17タトゥーラSV TWの「良い部分、悪い」を、実際に使ってみて感じた体験談を元に解説してみる。
僕がこのリールを今も愛用する理由は、以下の通り。
1
:トラブルが少ない2:汎用性が高い
3:剛性感がある
逆に、微妙だなと感じる部分は、以下のようなもの。
●軽量ルアー(~8gくらい)が苦手
「軽量ルアーに対するレスポンスの悪さ」をのみ別にするれば、極めて弱点が少なく、汎用性に長けているリールだという印象。
1:トラブルが少なく、ストレスフリーな17タトゥーラSVTW
ダイワ『17タトゥーラSV TW』は、サイドプレートにあるメモリを調整するだけで、簡単にブレーキ調整が可能。
ブレーキの効き具合も癖がなくて扱いやすいので、バス釣り初心者の方からエキスパートの方まで、どんな人にも使いやすい作りになっている。
「SV(ストレスフリーバーサタイル)スプール」という汎用性に長けたスプールが搭載されているので、キャスティングを失敗してもバックラッシュが少ない。
したとしても軽症で済むため、安心してルアーを投げることができる。
ブレーキをやや強めることで、プロのようなスキッピングも簡単に出来てしまうのだから驚きだ。
僕はスキッピングが全く出来なかったが、17タトゥーラSV TWを手にしたことによって習得できた。ありがたや。
「SVスプール+マグネットブレーキ」という万能感たっぷりの仕様になっているため、正に”ストレスフリー”な釣りをすることができる優れたベイトリールなのだ。
17タトゥーラSV TWのブレーキ設定は?
17タトゥーラSV TWのブレーキ設定は、僕の場合、ダイヤルメモリは6〜8の辺りを使うことがほとんど。
晴天無風なら7、スキッピングなら8、重い物や打ち物をする際は6…というような使い方をしている。
逆風時には8。どれだけ強くても10以上使うことはまず無い。
ブレーキを弱めてもバックラッシュしにくいリールなので、飛距離で伸び悩むことが少ない点もおすすめポイントである。
一度、自分の好みのセッティングを見つけてしまえば、ほぼ永久的にそのメモリ付近固定でいいのが楽。
●バックラッシュ自体が起こりにくい
●セッティングが出たら、あとは微調整するだけでよい
こんな感じで、とにかく快適・安心・安全・ストレスフリーな使い心地なので、今もなお溺愛しているのだ。
最新の20タトゥーラには32mmという小径スプールが採用されている。
そのため軽量ルアーに対するレスポンスは向上されているが、その反面”ラインの巻き癖”がハンパないようだ。
17タトゥーラSV TWには34mmという一般的なサイズのスプールが搭載されているため、巻き癖に悩まされるようなことはない。
僕が20タトゥーラSV TWではなく、あえて17タトゥーラを愛用する理由は、そういった部分も影響している。
巻き癖からくるトラブルの少なさも、17タトゥーラを愛用する理由の1つである。
2:汎用性が高い17タトゥーラSV TW
『タトゥーラSVTW』は、超軽量のルアー以外であればどんなルアーでも投げることができる。
投げられるルアーに関する印象は、以下のような感じ。
【17タトゥーラsv tw 使い心地一覧】
-快適-
●3/8~1ozのスピナーベイト、バズベイト、クランクベイト、トップ、バイブレーション、ミノー、フロッグ
●2oz前後のビッグベイト
●5~14gのテキサスリグ、ラバージグ
-普通-
●1/4~3/8ozのクランクベイト、ミノー、トップ、スピナーベイト
●1.8~3.3gシンカー+5.5~7インチワームのネコリグ
●3.5gのライトテキサス
-不快-
●7g以下のフィネスリグ、ワームリグ
使えるルアーに関しては上記のような感じで、どのようなタイプのものでも不足なく扱える。
1〜7gくらいのルアーは苦手だが、8g〜2オンス、あるいはそれ以上の超重量級のルアーも扱うことが可能。
よく使われる10g〜20gくらいのルアーは快適に投げられる。巻き感も悪く無い。
7.3のハイギアのリールでも、ロングハンドルに変えることによって巻き抵抗が減り、巻物も快適にこなせるようになる。1つ持っておくと便利。
【関連記事】17タトゥーラsvtwのハンドルカスタムについて書いた記事↓
飛距離は伸びるわ、バックラッシュも減るわ、簡単にベアリングを交換できるわで良いことしかない。
まだベアリングのカスタムをやったことがない人でも簡単に交換できるので、ぜひ試してみてほしい。
3:剛性感が高い17タトゥーラSV TW
2年以上ラフに扱い続けているのだが、壊れる気配など皆無なのがお気に入り。
ストレスフリーで誰にでも扱いやすく、それでいて壊れにくいということで、”控えめに言って最高”な作りである。
おかっぱり・レンタルボート問わず、ガシャンガシャンと手荒に扱ってもビクともしない。
「高級リールは取り扱いに気を遣うから面倒だ」という人にもおすすめしたいリールである。
ツヤツヤ塗装が綺麗な「光輝塗装」が最高
それと個人的にタトゥーラSVTWの大好きなポイントに、塗装(触感)がある。
ボディにちょっとしたこだわりの塗装が施されているので、それも気に入っている。
補足■光輝塗装
コンパクトボディを纏う光輝塗装は、高級機と同等の塗装技術を採用するほどのこだわり。
(ダイワ公式より引用)
この塗装、とてもスベスベ・サラサラしていて握っていて気持ちがいいのだ。
全体的にガッシリとした印象でありながらも、ボディの光輝塗装が美しいのもお気に入り。
17タトゥーラSV TWの唯一残念なところ
本機唯一のネガティブポイントとして挙げられるのは、
「軽量ルアーに対するレスポンスの悪さ」
である。
軽量ルアー(7gくらい)は投げにくくて扱い辛いリールだ。
●ベイトフィネスの釣りはできない
3.5~5g程度のスモラバ、ネコリグやヘビダン…といったベイトフィネス系リグは、正直扱いにくい。
細いラインをハーフラインまで巻いて投げた場合でも、軽量ルアーは投げにくい。
「オカッパリでベイトフィネスの釣りから巻物まで色々やりたい!」という人にはおすすめできないリールだ。
もし6g~28gくらいのルアーを完璧に扱いたいのなら、17タトゥーラSV TWではなく16ジリオンsvtwをおすすめする。
【関連記事】
ダイワ「17タトゥーラSV TW」はどんな人におすすめ?
17タトゥーラSV TWは、以下のような人におすすめなリールである。
「おかっぱりで2本持ち歩く。軽量ルアーはスピニングタックルかベイトフィネスタックルを使う」
「レンタルボート用に、色んなロッドに合わせられる器用なリールが欲しい」
「バス釣り初心者で、バックラッシュが怖い」
「激安リールは嫌だけど、高級リールを買う余裕はない」
上記のような人におすすめ。
…というか、上記は僕自身の体験談でもあるのだが、1台持っているといろんな釣りに使いまわせるため、マジで溺愛してます(笑)
新型が出ても「手放したくない!」と思わせてくれるカワイイ奴なのだ。
【インプレ】13,800円で超快適な釣りができる!ダイワ「17タトゥーラSV TW」が名作リールである理由|まとめ
今回はダイワ『17タトゥーラSV TW』を、僕個人の体験談を含めてインプレしてみた。
買ってから2年ぐらい使い込んでみたが、ラフに扱ってもまるで壊れないし、どんな釣りにも使いまわせるから、今では手放せないベイトリールだ。
●バス釣り初心者、バス釣りに復帰する人
●追加購入(タックル増設)で安くて良いリール探してる人
●色んなギア比を試したい人
などなど、いろんな人にオススメできる名作リールだと感じた。
すでに前述したが、ここだけのお得な情報をシェアしておきたい。
旧型なので販売価格が安め。今がチャンス!
価格的には28,500円と比較的高い部類に入るベイトリールだが、楽天や実店舗だと1万円代後半の価格なのに対し、アマゾンでは13,800円という破格で販売されいている(2019年12月17日時点での価格)。
最近20タトゥーラSVTWが発売されたばかりなので、今後、新品状態で入手しにくくなることが予想される。
ネットショップに在庫が残っているうちに格安で入手したい。
投げ売りされている今がチャンス。
●リール比較