【釣り】サーフフィッシングに必要な装備まとめ&選びかたのコツ

大海原に向かってルアーを大遠投し、デカい魚を釣りあげることを楽しめる「サーフフィッシング」。

しかし、始めるためにどんな装備を揃えればいいのか迷ってしまう人も少なくないはず…。

そこで当記事では、『サーフフィッシングに必要な装備まとめ&選びかたのコツ』を紹介します。

当記事に書かれている装備品を揃えるだけで、サーフルアー釣りをすぐにはじめることができます(^ ^)

【釣り】サーフフィッシングに必要な装備

サーフフィッシングにおいて、装備品えらびは大切なポイントです。

サーフ釣りにおいて必要な道具は、以下のとおりです。

サーフ釣りをするなら持っていたい装備

●ウェーダー(胴長靴)

●ライフジャケット

●レインジャケット

●グローブ

●フィッシュグリップ

●サングラス

サーフ釣り|持っておきたい装備1:ウェーダー

サーフフィッシングにおいて「ウェーダー(胴長靴)」は必須アイテムのひとつです。

ウエーダーの必要性・メリット

サーフフィッシングをする際、ウェーダーを着用することでいくつかのメリットを得ることができます。

メリットは以下のとおり。

ウェーダー着用のメリット

●体力の消耗を抑えることができる
→集中力をキープすることができる

●皮膚のふやけを防ぐことができる
→裂傷・すり傷を防ぐ

●防寒性を得ることができる
→インナー次第で体温調節することが可能

●素肌でのウェーディング・立ち込みはデメリットも多い

素肌のままでウェーディングすると体力の消耗が激しくなります。
しかし、ウェーダーを着用することで体力と集中力をキープしやすくなり、結果、釣れやすくなる…というメリットを得ることができるのです。

また、素肌では裂傷・すり傷をおこすリスクもあがりますが、ウェーダーを着ることで素肌を守ることもできます。

さらに、防寒性もアップするので、アウターとして着用することができるのもメリットです。

ウェーダーの種類

サーフフィッシングに使われるウェーダーの種類は、以下のとおり。

サーフフィッシング:ウェーダーの種類

●チェストハイ(胸まで)

●ヒップウェーダー(お尻まで)

●ストッキングウェーダー

●UVパンツ×サーフシューズ(夏のみ)

チェストハイ(胸まで)

ウェーダーの定番ともいえる「チェストハイ」タイプ。
胸までを覆うウェーダーで、防水性においてはチェストハイがもっともすぐれています。

しかし、デメリットも存在します。
チェストハイのデメリットは、『脱着のしにくさ』です。

胸まであげて着用するタイプであるため、一度履くと脱着に苦労する…というのがネックです。

たとえば、朝イチに緑茶やコーヒーなどの利尿作用のあるものを飲んでしまい、時合いなのにトイレにいきたくなる…なんていうトラブルは珍しくありません。

また、ウェーダーの素材によっては、夏場の釣りで”蒸れ”を感じやすいこともあります。

チェストハイのウェーダーを選ぶときは、以下のポイントに注意しましょう。

ウェーダー選び:気をつけたいポイント

●どの時期に履くか?
→晩秋〜冬、春なら防寒性が得られるものを…など考慮する

●脱着しやすい作りのものを選ぶ

ヒップウェーダー(お尻まで)

(画像:amazon

ウェーダーのなかには「ヒップウェーダー」というものもあります。

ヒップウェーダーはお尻までを包み込むタイプで、脱着のしやすさと足の可動域の広さ(動かしやすさ)がメリットです。
サーフフィッシングの掟でもある『入水は膝下まで!』を守ることもできるのが嬉しいポイント。

ただ、大波をかぶってしまうとカラダ全体がビショビショに濡れてしまう…というのが辛い。
ヒップウェーダーは、「防水性はそこそこでいい。釣行時間は短め。脱着は楽なものがいい」という人にピッタリだといえるでしょう。

ストッキングタイプ

(画像:amazon

「ウェーダー」×「シューズ」という組み合わせを実現してくれる、「ストッキングウェーダー」。

一般的なウェーダーにはシューズが搭載されていますが、ストッキングウェーダーにはシューズが搭載されていません。
そのため、シューズを別途用意しなければならないのですが、実はここにメリットがあるのです。

●好きなシューズを選べるストッキングウェーダー

アングラーの好みのシューズを選ぶことができる」という点は、ストッキングウェーダーを着用するうえで大きなメリットになります。

一般的なウェーダーは、ソールが薄かったり、滑りやすくて脆いなどのデメリットがうまれがち。

しかし、専用シューズを別に用意することで、ウェーダーのネックでもある『疲労を感じやすい・歩きにくい(滑りやすい)・つま先が痛い』というストレスから解放されます。

ストッキングウェーダーは、シューズを別途購入しなければならないため費用もかさみますが、サーフフィッシングにおいてメリット大!

 

UVパンツ×サーフシューズ(夏のみ)

(画像:amazon

これはウェーダーの種類というよりも、ウェーディングの方法になります。

夏場のサーフフィッシングにおいて、「UVパンツ(加圧パンツ)×サーフシューズ」という組み合わせで釣りをするアングラーもいます。

加圧機能があるUVパンツを着用することで疲労をやわらげることができ、それでいてサーフシューズで通気性・開放感も得られるのがメリット。

ただ、大波をかぶってしまうと上半身がビショ濡れになってしまうのがネックではあります。
とはいえ、夏場なら上着はすぐに乾燥してしまうため、気にしないアングラーも少なくないです。

Q:サーフフィッシングで「ウェーダーなし」でも平気?

ビギナーのなかには「ウェーダーなしでも平気なんじゃないの?」と思われる人も少なくないはず。
平気といえば平気ではあります。実際、夏場のサーフにおいてUVカットパンツとサーフシューズのみで釣行をするアングラーもいます。

しかし、前述したように、素肌のままだと裂傷・すり傷などを防ぐことができず、体力を消耗しやすいというのがネック…。

『ウェーダーなしスタイル』については、後述する【UVカットパンツ×サーフシューズ】の項目にて紹介しています。

疲労軽減に役立つ「細身シルエット」をえらぼう

(画像:amazon

細いシルエットのウェーダーを選ぶ、というのもウェーダー選びで失敗しないためのコツです。

安価なぶかぶかウェーダーだと、水の中で歩いたときに水の抵抗をうけやすく、移動するときに疲労を感じやすいのがデメリット。
しかし、細身シェイプのウェーダーなら水の抵抗をうけにくいため、疲労を減らすことができます。

ただ、細身=最高!というわけでもありません。
インナーに防寒着を着るなら、1サイズ大きめを選びたいところです。

サーフ釣り|持っておきたい装備2:ライフジャケット(フロートベスト)

サーフ釣りの最優先アイテムは「ライフジャケット」

サーフフィッシングを行うにあたって、「ライフジャケット(ベスト)」は必須アイテムのひとつ。

サーフの引き波は強烈です。
とくに『離岸流』と呼ばれる強いひき波に乗ってしまうと、あっという間に沖へ流されています。
たとえ膝下までの波だとしても、油断するとカラダを持っていかれるので注意が必要です。

不測の事態におちいらないためにも、ライフジャケットはかならず着用しましょう。

ライフジャケットのメリットは「収納・デザイン・快適性」にあり!

近年、各メーカーからさまざまなライフジャケットが発売されています。
「収納・デザイン・快適性」の3拍子が揃っているものも増えており、えらぶ楽しみもグンとあがりました。

また、選ぶよろこびだけでなく、「機能面」においてもいくつかのメリットを得ることが可能です。

たとえば、サーフの釣りではタックルバッグを背負うよりも、ライフジャケットにルアーなどを収納したほうが疲れにくいです。
最近では、大型ボックスを収納できるライフジャケットも発売されています。

サーフフィッシングは体力を消耗しやすいジャンルの釣りです。
しかし、ライフジャケットにルアーなどを収納して持ち運ぶと、釣行するときの疲労感やストレスを減らすことができるというワケです。

通販サイトで人気のあるライフジャケットを以下の記事にまとめておいたので、よかったらコチラも参考にしてみてください↓

サーフ釣り|持っておきたい装備3:ウェア類

サーフフィッシングにおいて「高性能なウェアをえらぶ」ことは大切なポイントとなります。
サーフ釣りをより快適におこなうなら、できるだけ高品質なウェアを選びたいところです。

そのためには、以下のポイントをチェックしましょう。

サーフフィッシング:ウェア選びのコツ3つ

●軽量なウェアをえらぶ

●保温・速乾性にすぐれたものをえらぶ

●防水性・透湿性にすぐれたものをえらぶ

ウェア選びのキホンは「軽さ・速乾・透湿性

サーフフィッシングは意外と汗をかきます。

たとえば、駐車場からポイントまでの移動や、直射日光に長く照らされ続けることで、ウェアのなかが蒸れてしまいやすいのです。

ウェアのなかが蒸れると、釣りへの集中力が低下してしまい、モチベーションもダウンしがち。

より快適にサーフフィッシングを楽しむためにも、「軽さ・速乾・透湿性」の3つはしっかりと保持したいところです。

レインジャケット

サーフフィッシングでは波をかぶることも多いです。
そのため、レインジャケットがあると快適な釣りを楽しむことができます。
また、レインジャケットは防水性のみならず、防寒着としても使えるのが便利です。

選びかたのポイントとしては、「透湿性にすぐれるものを選ぶ」というもの。
サーフフィッシングは太陽光との戦い。
日差しを浴び続けながらのキャスティングゲームは汗をかきやすいので、ウェアのなかが蒸れにくいものを選ぶとストレスをやわらげることが可能です。

サーフフィッシング:ぜひ持っておきたい便利グッズ3つ

ここからの項目は、必須アイテムではありません。
どちらかというと「便利グッズ」ではあるものの、サーフで釣りをするならぜひ持っておきたい装備です。

サーフフィッシングをするときにあると便利なグッズは、以下の3つです。

サーフフィッシング:ウェア選びのコツ3つ

●フィッシンググローブ

●フィッシュグリップ

●サングラス

便利グッズ1:フィッシンググローブ

サーフフィッシングをするときにあると便利な装備のひとつに「フィッシンググローブ」があげられます。

たとえば、40gを超えるメタルジグを投げ続けていると、ラインを指先に引っかける部分に痛みがうまれやすい。

しかし、保護機能のあるフィッシンググローブを使うことで、重いジグを遠投するときの痛みや疲労感をやわらげてくれるのです。

また、グリップ力にすぐれたグローブを着用することで、ルアーをキャスティングするときに力を入れやすくなります、
さらに、魚とファイトするときにロッドが滑りにくくなるため、ファイト中の安定感を得ることも。

サーフフィッシングにおいて、「フィッシンググローブ」は大切な装備品のひとつです。

便利グッズ2:フィッシュグリップ

魚を釣りあげたとき、手で口を掴むのはキケンです。
魚類によっては鋭い歯を持っていることもあるため、できれば「フィッシュグリップ」を使いたいところです。

フィッシュグリップのおもな役割は「魚の口に器具を挟みこんで魚体をもちあげる」というもの。
グリップを使うことで魚体に傷をつけることなく運ぶことができます。アングラーに手の保護だけでなく、魚体の保護にも役立ってくれるのです。

サーフフィッシングを行うなら「フィッシュグリップ」はぜひ持っておきたい。

筆者のオススメはコレです↓

便利グッズ3:サングラス

サーフの釣りは太陽光を浴び続けるため、紫外線から目をガードすることのできる「サングラス(偏光グラス)」を使いたいところ。

偏光グラスは紫外線だけでなく、ルアーが飛んできたときに目を保護してくれるという役目も。

たとえば、ファイト中にルアーが外れてしまったときや、急な向かい風でルアーが押し戻されてきたときなど、ルアーがアングラーに向かって飛んでくることもあります。

しかし、偏光グラスをかけることで目をガードすることができるため、安全面において◎

伊達メガネや100均などに売っている安価なもので構わないので、サングラス(偏光グラス)はぜひ装備したい。

【関連記事】

「人気の偏光グラスまとめ」はこちらで読むことができます↓

【釣り】サーフフィッシングに必要な装備まとめ&選びかたのコツ|まとめ

サーフルアーフィッシングの装備品と選びかたのコツを紹介しました。
大海原に向かってルアーを遠投するサーフの釣りはストレス解消になります。
しかし、一歩間違えると悲惨なトラブルに巻き込まれてしまうので、装備はしっかりとおこないたいところ。

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