最近、エスケープツインのチューニングにハマっています。
「エスケープツインを〇〇チューニングしたら、アベレージもデカいのも両方釣れるんじゃない?」と思いつく。
そこで、実際に春の戸面原ダムで”チューニングツイン”をひたすら投げ込んできたので紹介します。
もくじ
ノリーズ「エスケープツイン」のマル秘チューニングについて。やり方・チューニングバリエーションいろいろ
ノリーズ「エスケープツイン」は、言わずと知れた名作ホッグワーム。
一時は品薄になるほどブームになり、個人的にもホイホイ釣られて買いだめしたエスケがたくさん残っています。
が、現在は流行が落ち着いたようで、いつでも買えるようになりました。え、手元にすげぇ残っているんだけど…どうしよう、コレ。
そこで思い付いたのが、『カットチューニング』です。
エスケープツインの「3秒カットチューニング」
その方法は、ヘッド部分を2~3節ほどカットする…という驚くほどシンプルなテクニック。3秒でできます。これがなかなか良さげなんですよね。
もともとは、ノリーズプロスタッフの城ノ上巧氏がビッグエスケープツインにおこなっているチューニング方法の応用版。
城ノ上氏のテクニックをエスケープツインでも試したら良いんじゃないの、と思い立ったのです。
リスペクト&オマージュです。パクらせて参考にさせてもらいました。
3秒でできる「ヘッドカットチューン」
写真上から、エスケープツイン(オリジナルサイズ)、カット済みエスケープツイン。
ヘッド部をカットするだけで、ボディサイズを#3/0から#1/0までコンパクト化できるのだ。
ボディは小さいけれども、パドルはデカい。これ、ええやん。
写真上から、エスケープリトルツイン、カット済みエスケープツイン。
頭をカットするだけでリトルツインくらいの大きさになります。
現場で瞬時にカットできるので、タフったときのアクセントや気分転換として使いやすいのだ。
また、「エスケープツインだと強すぎて食わないんじゃないか…フィネス入れた方がいいんじゃないか…」というどっちつかずなメンタリティのときの保養にも◎
エスケープツインを”リトル化”する方法
(写真上から、エスケープツイン、エスケープリトルツイン、”リトル化”したエスケープツイン)
余談ですが、ここ最近はエスケープツインを”イジる”のがマイブームです。
パドルをカットして貼り付けてコンパクト化したり、ヘッド部分だけカットしたり。
うん、まぁ「これさぁ、エスケープリトルツインじゃね?リトルツイン買ったほうが早くね?」っていう…。
いやいや、あえてエスケープツインを”チューニング”するという所にロマンがあるんじゃないか!などと自分を納得させつつ。
ただ、エスケープツインとリトルツインはパドルの大きさが違うので、うまれる波動の大きさがうんぬん…
あと、わざわざリトルツインを別途購入する手間も省けるのがGOODですね。
(赤丸で囲ったところをカット&再接続する)
エスケープツインをリトル化させるときは、足パーツの下1節と、パドルを1cmほどカットします。
そのあとに「ワームグルー」で綺麗に貼り付け。
綺麗にカットチューニングをするなら、ワームグルーは必須ですね。
ライターなどで溶かして繋げることもできますが、ワームグルーを使ったほうが美しく仕上がります( ^ω^ )
…結果的にワームグルーを追加購入するなら、リトルツイン買ったほうが早くない?いや、ボディ全体の印象のバルキーさに違いがうんぬん…
小さいものを大きくすることはできないが、大きいものを小さくすることは可能。そのほうがコスパもいい。
●グローデザインワークス「ワームグルー」
エスケープツインを「チビ化」する方法
ちなみに、エスケープツインを「エスケープチビツイン」くらいまでダウンサイジングさせることもできます。
さすがにココまではやりすぎな印象もありますが、一応、備忘録として。
ヘッド部2節と、パドル中間を1cmほどカットし、ワームグルーで接続。
こうすることで、エスケープツインを”ちびツイン化”することが可能。
写真上から、チビツイン、”チビツイン化”したエスケープツイン。
ただ、”チビツイン化”はコスパが悪いのがネック…。
チビツインに寄せてコンパクト化すればするほど費用がかさむので、やるならせめてリトルツインサイズまでにしたほうがいい…ということにも気付きました(笑)
エスケープツインとリトルツイン、どちらも入り数が5個。
一方、チビツインは8個も入っているので、エスケープツインをチビ化させると無駄金かかっちゃう。
エスケープツインのカットチューニングは、やるならせめてリトルツインサイズまでにしておいたほうが良さげ。
【釣行記】戸面原ダム。エスケープツインのマル秘チューニングを試した結果…
普通にアベレージが釣れました
前置きが長くなりましたが、エスケープツインのカットチューニングを戸面原ダムで試してきました。
結果的にはアベレージサイズ2本が反応。2バイト1フィッシュです。
全体釣果を見たところ、ライトリグで5本…というなかなかタフな状況だったようです。
とりあえずカットチューニングツインでも釣れたので満足(╹◡╹)
セッティング:シンカーが軽けりゃ食う、というわけでもない
ちなみに、リグは10gシンカーをセットしたリーダーレスダウンショットリグ(直リグ)。
スプリットリングとスイベルをつけるのが面倒くさかったので、スナップで作成。
ニシネさんも行っているテクニックを真似させてもらいましたが、普通に使いやすかったです。
シンカーウエイトは10g。近年ではやや重めといわれるウエイト。
最近、シンカーウエイトは軽くするほど良い、ということに疑問を持ちつつあります。10~14gでも普通に釣れるようなので。
そういえば、前日読んだ「僕たちのバスフィッシングにセオリーは必要ない」にて、北大祐氏が以下のように語っていました。
「ルアーの標準ウエイトは「3/8oz」って本当?」
-釣り具店に並んでいるハードルアーやラバージグなどを見ると、3/8オンス(約10・5グラム)のラインナップがもっとも豊富です。
まずはこのウエイトを揃えればOK、ということなのでしょうか。北:いやいや、むしろ軽すぎる。基本は”ハーフオンス”ですよ。
-1/2オンス?約14グラムですよね。重すぎません?
北:重くて何かデメリットがありますか。
-それは…。
木村:僕もハーフオンスかな。
(僕たちのバスフィッシングに、セオリーは必要ない「ルアーの標準ウエイトは「3/8oz」って本当?」43頁より)
たしかにそうかもなと。
シンカーを軽くしたほうが食いがいい、ワームはナチュラルに動かしたほうが食う…という洗脳。
この理論がただしいのなら、一生ノーシンカーリグを投げ続けたほうが釣れるはず。でも釣れていない。フィネスを投げ続けても釣れないことだってある。
この日、顔見知りがノーシンカーリグで1匹釣っていました。
一方、10gシンカーの直リグ×エスケープツインで釣った僕。
ルアーが軽けりゃすげぇ釣れるかというと、そうでもないようですね。
僕はバス釣り業界のプロパガンダに洗脳されていたのかもしれません。なんか切ないなぁ。
誰が本当のことを言っているのかわからん。だからこそ、好きなルアー使ってバス探しを楽しめばいいじゃない。
まとめ:エスケープツインの3秒カットチューニングはアベレージも釣れる
数年前、エスケープツインが品薄になったときに買いだめしたんですけど、すげぇ在庫があったのでカットチューニングして遊んでみました。
今回の釣行で、30cmくらいのアベレージも取れるサイズ感だということが実証されたといえるでしょうw
●手元にエスケープツインが有り余っている
●普通のワームに飽きたからチューニングして遊びたい
上記のような人は、エスケープツインの”3秒カットチューニング”を試してみてはいかがでしょうか。
●ノリーズ「エスケープツイン」
●グローデザインワークス「ワームグルー」