ポッパーやペンシルベイトなど、トップウォータールアーが釣れ始める時期はいつか?
状況次第では一年中チャンスがあるが、トップ系ルアーが有効になり始めるのは3〜11月頃。
特に野池などの山間部にあるフィールドでは、春頃からカエルの産卵が始まることと、バスの餌がクモなどの虫になりやすいということもあり、晩秋ぐらいまではバスの意識が表層(トップ)に向く。
トップウォータールアーは、夏場以外でも普通に使えるルアーなのだ。
【関連記事】
もくじ
バス釣りで、ポッパー(トップウォーター)で釣れやすい時期はいつ?|
一般的に、ポッパーやペンシルベイトなどのトップウォータープラグの最盛期は、「水温が上がる初夏〜初秋くらいまで」と言われている。
…が、実は初春くらいからトップに反応するバスが増えてくる。
大体3〜5月くらいまでは、スポーニングを意識したメスのデカバスは表層にいる傾向が高く、浅場にポケ〜っと浮いているようなバスを、ポッパーなどで時間をかけて釣る…というテクニックも存在する。
●初春はカエル食いを狙う
また初春は、カエル(ウシガエル、アカガエルなど)などが産卵する時期でもある。
野池などでカエルを捕食しているバスは、自ずとトップを意識するようになるため、ポッパーなどでストップをかけつつ、丁寧にアプローチするのは有効な手段となる。
フロッグを使ったり、ラバージグにデカめのポークをセットしたり、羽モノ系ルアーでデッドスローリトリーブ…などといった面白い釣りが楽しめるのも、初春ならではの楽しみである。
●産卵後のバスは、浮き気味になるからトップで!
産卵を終えたアフターのバスは、産卵場所から少し沖にある障害物などに浮きやすくなる。
スポーニングエリア周辺の、表層の障害物に浮いていたりする。
アフター(5月以降)になると、オスメス共に、ポッパーやペンシルベイトなどのトップウォーターを活発に追うようになる。
…が、体力が回復しきっていないメスのデカバスは、活発に追うという感じではないため、羽モノやポッパーなどを使って、ストップをかけたりしながら、時間をかけてネチネチと誘いたい。
春はトップウォータールアーのイメージが薄いかもしれないが、実はかなり有効なアプローチなのである。
一度騙されたと思って、3〜5月にトップウォータールアーのみで釣行してみると、驚くような結果に繋がるかも…?
【関連記事】5月の相模湖で、ポッパーを使って釣ってきた話↓↓
トップの最盛期の夏は、最高に楽しめる時期
6〜9月くらいの初夏から初秋にかけては、ポッパーやペンシルベイト、羽モノなどのトップウォータープラグが全盛期を迎える。トップ好きにとっては「待ってました!」といった時期である。
夏場は、水温上昇につれて浅場(シャロー)に入ってくる魚が増えるため、そういったバスをトップウォーターで狙うのが有効になる時期。
木々が覆いかぶさったオーバーハングが作る「影・シェード」にトップルアーを投げれば、好反応が返ってきやすい時期。
木々からポトっと落ちてくる虫などを、トップウォータープラグで演出してあげるようなイメージで使っていくと良い感じだ。
【関連記事】
初秋〜晩秋はどうなの?
10月から11月の秋から晩秋にかけては、トップウォーターはまだまだイケる時期。
特に野池の場合、季節問わず虫を捕食しているバスが多いため、虫系ルアーを筆頭に、ポッパーや小型ペンシルベイトなどは結構イケちゃう。
秋というと巻物のイメージが強いが、もし通うフィールドのバスが虫などを捕食しているのなら、ポッパーなどのトップウォータープラグは年末くらいまで有効になる。
この時期は水温低下に伴い、魚が深場に移動しやすくなる時期。水質が悪化する「ターンオーバー」などの問題も絡んでくるため、トップ系ルアーに対する反応は徐々にシブくなってくる。
もしこの時期にトップで釣るなら、水温が上昇しきった14時〜18時の時間帯に狙いを絞るのがおすすめだ。
バス釣りで、ポッパー(トップウォーター)で釣れやすい時期はいつ?|まとめ
こんな感じで、ポッパーやペンシルベイト、羽モノなどのトップウォータールアーは、ほぼ一年中を通してチャンスがある。
12〜2月の厳寒期はややキツいが、真冬にトップウォーターで釣る猛者もいるため、使いこなせば他のアングラーに釣ることができないようなバスを釣り上げることができるだろう。
トップウォータールアー全般の解説と、それぞれの使い方などについて紹介した記事はこちら↓
●ライトリグ・ワーム
●テキサスリグ、カバー撃ち、底物
●カバー撃ち用アイテムまとめ