【初心者向け】バスロッドのml(ミディアムライト)の用途

バス釣りのロッドには様々なパワー設定が用意されているが、その中でも「ミディアムライト(ml)」というパワーのロッドに馴染みがない人もいるんじゃないだろうか。

結論から言ってしまうと、mlロッドは以下のようなルアーに向いているとされるパワーバンドだ。

【バスロッドのmlパワーの用途】

●軽量ハードルアー
→~10g程度の小型ハードルアーなど。

●軽〜中重量のソフトルアー
→ワーム単体重量が5g前後、リグの総重量が~10gくらいまでのもの。

●パワーが必要になるベイトフィネスな釣りなど
→スナッグレスネコリグ、4~6インチワームなどの気持ち軽めのワームを使ったワーミング。

オカッパリでこういったルアーをメインに立ち回るアングラーが少ないからなのか、バスロッドのmlパワーはやや不人気であると感じる。

そこで今回は「バスロッドのmlパワーの用途って何なの?」ということをテーマに、僕個人の主観も含めて書いていこうと思う。

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バスロッドのml(ミディアムライト)の基礎知識

バスロッドのmlパワーとはどんなもの?

バスロッドのml(ミディアムライト)は、

L(ライト)パワーより強く、M(ミディアム)パワーより弱い

といった感じで、LとMの間に位置するロッドパワーである。

LとMは多くの人に愛用されるパワー帯だが、MLは扱いがやや限定的な印象があり、「mlって実は使ったことがない」という人もいるんじゃないだろうか。

確かに、mlパワーは使い方が限定的(専門的)になりがちなパワーだ。

しかし、用途を明確にすれば無くてはならない存在だと気づくはず。

MLパワーは”ライトルアーバーサタイル”なロッド

一般的に、バスロッドのml(ミディアムライト)パワーのロッドは、~10g程度の軽量ハードルアーの扱いに長けていると言われている。

その他、リグの総重量が7〜12gくらいのワームの釣りなどにも使われる。

大まかに言うと、

ルアーの総重量が5〜10gくらいのルアーを快適に扱いたい!

…といったときは、ML(ミディアムライト)パワーのロッドの出番である。

補足:陸っぱりバーサタイルなロッドはM(ミディアム)パワー

それ以上のルアー(例えば3/8~1/2ozのスピナベやクランク、チャター。1/4ozのテキサスやジグなど)になると、Mパワーのロッドを使う。

オカッパリで使用頻度が高いと言われているルアーを一通り扱えるのがMパワー。

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バスロッドのmlパワーの用途

バスロッドのmlパワーの用途としては、以下のようなものである。

■バスロッドのmlパワーの用途

・軽量ハードルアー。
→~10g程度の小型ハードルアーなど。

・軽〜中重量のソフトルアー。
→ワーム単体重量が5g前後、リグの総重量が~10gくらいまでのもの。

・パワーが必要になるベイトフィネス。
→スナッグレスネコリグ、4~6インチワームなどの気持ち軽めのワームを使ったワーミング。

バスロッドのMLロッドは軽量ハードルアー(~10gくらい)に向いている

バスロッドのmlパワーは、

●小型スピナーベイト

●小型クランクベイト

●小型ペンシルベイト・ポッパー

といった、~10gくらいまでの軽量ハードルアーの扱いに長けたロッドパワー。

シャッドなども投げられなくはないが、近年ではベイトフィネスタックル(Lパワーのロッド)でシャッドを扱うのが一般的になってきた。

MLパワーは、

「ベイトフィネスロッドだとパワーが足りないんだけど、かといってMパワーだと硬すぎて投げにくい」

みたいな時に出番が回ってくるロッドだと言える。

小型クランクベイトが快適に扱える

「ベイトフィネスロッドだと扱いにくいけど、Mパワーロッドだと投げにくい」の筆頭としては、小型クランクベイトが挙げられる。

〜8gくらいの小型クランクをガシガシ巻くなら、ベイトフィネスタックルでもなくMパワーロッドでもなく、MLクラスのロッドがハマる。

10〜16gくらいまでのクランクベイトは、(人にもよるが)ミディアムパワーのロッドが選ばれることが多いが、それ以下の小型クランクならmlパワーが合う。

●小型クランクの使用例

ラッキークラフトのRTO1.5や2.5、エバーグリーンのゼルクやシャローホグ、デュオのレアリスクランクなどのノーマルサイズのクランクにはM。

ディスタイルのクロールアップ、メガバスのグリフォン、ダイワのピーナッツ2などの小型クランクベイトにはML。

…といった具合に、クランクの重さによってMとMLを使い分けている人が多い。

僕個人としても10~17gくらいのクランクベイトはミディアムパワーを選ぶし、小型クランクはミディアムライトを使って投げることが多い。

また、RTO1.5などを使うときに、意図的にMLクラスの柔らかいロッドを使ってカバーを舐めるようにガンガンぶつけていきたい…といった狙いがあるときにも、mlのようなやや柔らかいロッドを選んだりすることもある。

アングラーの好みや意図によっても、ベストなロッドパワーは変わってくる。

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8cmクラスの小型ミノーにベストマッチ

8〜10cm程度のミノー(ジャークベイト)をジャーキングするようなときにも、mlが選ばれることが多い。

ボーマーのロングA14Aや、スミスウィックのラトリンログ、メガバスのX-80など、8cmクラスのミノーを使うときはml

メガバスのワンテン、ボーマーのロングA15A、ジャッカルのリレンジ110SPなど11cmくらいのミノーを使うときはM。

MLでも上記のようなミノーをジャークすることには問題ないが、MLだとジャークさせる際に余計な力が必要になるため、身体的な負担も大きくなりがち。

小型のミノーをミディアムパワーでジャークすると、ロッドの張りが強すぎてしまい、移動距離が大きくなってしまうこともある。

そのため、「8cmサイズのミノーをジャークしたいときにはMLパワーでないとダメ!」というこだわりを持っている人もいる(僕です)。

ルアーの重量が10gを切るようなものを使うときはMLの出番。

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小型トップウォーターを快適に扱うならMLパワー

ロッドワークが重要とされる軽量トップウォータープラグには、5.6〜6.3フィートクラスのmlパワーのロッドがベストマッチ。

メガバスのドッグx Jrコアユやドッグx、ポップxなどの小型トップはML。

ヘドンのザラスプークやクレイジークローラー、ジャッカルのポンパドールJrなどやや大きめのトップを投げるときはM。

ボディサイズが小さいトップをMパワーで扱うと、移動距離が大きくなったりしてアクションが過剰になりやすい。

逆に、ボディが大きなトップをMLで扱おうとすると、ダルンダルンになってアクションさせにくい。

このように、扱うトップウォタープラグのボディサイズや重量に合わせて、ロッドパワーを選択していくのが基本である。

僕個人の体感的にも、

5〜14gくらいまでのトップはML、14〜23gくらいまでのトップはM

…といったようにパワーを使い分けるのが快適に釣りをするコツだと思っている。

やや重量のあるワームリグにもMLパワーが合う

6インチ以上のやや大きいストレートワームを使ったネコリグや、ヘビーダウンショットなどの釣りにもmlパワーが使いやすい。

4.5〜5.5インチのネコリグなどを使うならベイトフィネスロッドでも構わないが、ワームが5インチを超えた辺りからがL~MLの境目だったりする。

しかし、6インチ以上バルキーなワームを使うなら、投げやすさとフッキングの面から見て、mlパワーが向いている。

ライトリグ(リグの総重量が5g前後)ワーミングの場合は、Lパワーロッドが使いやすい。

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●スナッグレスネコリグをLパワーで行うとフッキングしにくい

スナッグレスネコリグを使用する場合でも、MLパワーのロッドが活躍する。

1/0くらいまでのフックなら、一応はベイトフィネスロッドでもフッキングが可能。

がしかし、2/0くらいの太いマスバリになると、ベイトフィネスロッドではバスの硬い上顎を貫通させるのには頼りない。

スナッグレスネコリグはカバーに絡めて使用するのが前提のリグなので、

●カバー越しでのフッキングパワー

●埋め込まれた針先をバスの口にフッキングさせるパワー

●やや太いライン(フロロ8~12ポンド程度など)とのバランス

これらの要素を考慮していくと、必然的にMLクラスのロッドを選ばざるを得ないのだ。

「6インチ以上のストレートワーム+1.8g~3gくらいのネイルシンカーをセットしたネコリグ」みたいな大きめのリグを使うときはML。

場合によってはM。

「Mパワーだとちょっと強すぎるけど、ベイトフィネスロッドだとフッキングパワーが弱すぎる…」

といった悩みを解決するときには、mlパワーを選ぶ。

バスロッドのMLパワーは、ワーミングをやり込んでいく過程においては、絶対的に必要なパワーバンドである。

もしカバーベイトフィネスを本格的にやり込むなら、例えば以下のようなロッドを使用することでスキルを格段にアップさせることが可能だ。

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【初心者向け】バスロッドのml(ミディアムライト)の用途|まとめ

今回は、バスロッドのmlパワーの用途について、一般論と共に個人的な体験談も含めて書いてみた。

この記事で書かれていることをまとめると、以下のようになる。

【バスロッドのmlパワーの用途】

●軽量ハードルアー
→~10g程度の小型ハードルアーなど。
(例:~7g程度の小型クランク、コンパクトスピナーベイト、8cmジャークベイト、小型トップなど)

●軽〜中重量のソフトルアー
→ワーム単体重量が5g前後、リグの総重量が~10gくらいまでのもの。
(例:ゲーリーヤマモト「5~6.5インチカットテール」のネコリグ、ゲーリーヤマモト「レッグワーム2.9」のヘビダンなど)

●パワーが必要になるベイトフィネスな釣りなど
→スナッグレスネコリグ、4~6インチワームなどの気持ち軽めのワームを使ったワーミング。
(例:O.S.P「ドライブクローラー4.5」のスナッグレスネコリグ、3.5~4.5gのスモラバを使ったカバーベイトフィネスなど)

mlパワーはやや専門的な釣りに使われることが多いため敬遠されがちのパワー。

しかし、1度使ってみると手放せなくなるくらい面白いパワーバンドである。

バスロッドのmlパワーの用途はわりと限定的なので、イマイチ使いどころがわからないという人も多いかもしれないが…(笑)

もし、上記のまとめ内容にあるような釣りを快適に行いたいなら、バスロッドのmlパワーは持っていて損はパワーバンドだ。

ちなみに、「ミディアムライトのロッドが気になっているんだけど、どれを選べばいいかわかならない」という人のために、以下の記事におすすめmlロッドをまとめておいたので、よかったらチェックしてみてほしい↓

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