【購入で失敗しないコツ】ハーレーを買うか迷っているなら、まずは「ハーレーの現実」を知ることが大事

高級バイクとして名高い「ハーレーダビットソン」。

価格がべらぼうに高いので、購入するかどうか迷う人もいるかと思います。

そこで今回は、ハーレーに4台乗り継いで(失敗しまくってきた)僕が、「ハーレーの購入で失敗しないコツ」を紹介。

ハーレーは「誰にも注目されないけど、それでもハーレーに乗りたい!」という覚悟がないと乗り続けられないバイクだと感じます。

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筆者のハーレー乗り換え遍歴

ハーレー「2012年式ワイドグライド(ダイナ)」→「2013年式XL883R」→「2010年式ローライダー(ダイナ)」→「2003年式XLH883 スポーツスター(リジットマウント エボスポ)」

「誰でもカンタンに乗れるバイク」になりつつあるハーレーダビットソン

近年は中古車市場におおくのハーレーが並び、リーズナブルな価格で手に入りやすくなりました。

今やそこかしこに走り回っているハーレーダビットソンですが、「ハーレー=憧れの的、夢のバイク」と考える人もいるんじゃないでしょうか。

僕自身もそう考えていたことがあり、「ハーレーを所有したら人生がハッピーになる!」と信じて疑わなかったこともあります。

しかしここで、残酷なお知らせをしなければなりません。

それは、「ハーレー=誰もが憧れるブランドのバイク」という方程式は終わっている、ということです。

大学生でもハーレーに乗る時代。高級ブランド感の崩壊。それでも乗る?

まずは「今の時代、ハーレーは注目の的にはならない」という現実と向き合うことが大事。

ハーレーは中古価格も含め、カジュアルに乗れるバイクになり、大学生でも乗れるようになってきています。

「誰でもカンタンに乗れるバイク」
「あちこちで見かけるバイク」
「承認欲求はほとんど満たせない(ブランド感の崩壊)」

上記は僕が体験した”ハーレーダビットソンの現実”の一例ですが、もしハーレーを買うか迷っているなら、「それでも乗りたいか」と自分に問い続けることが大切だと僕は考えます。

「ハーレー=金持ちが乗るバイク、夢のバイク、ライダーの終着点」みたいなイメージは、現在ではほぼ崩壊していると言ってもいいでしょう。

僕はこれまでに4台のハーレーに乗り継いできましたが、もし憧れや衝動だけでハーレーに乗ろうとしているなら、まずは”リアル”を知ることが大切だと身を持って痛感しました。

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ハーレーは「認められたい、褒められたい、”いいね”が欲しい」だけでは乗り続けられないバイク

ハーレーダビッドソンは「ブランド感」が魅力でもあります。

ほかにも鼓動感やカスタムの面白さなどありますが、「ブランド感」に惹かれて購入するか迷っている人も少なくないハズ。

僕自身、「ハーレーダビットソン」という高級ブランドネームに惹かれたのが乗り始めたキッカケで、『ハーレーに乗ったら、自分はイケている人間になれるのではないか』と考えていました。

が、ハーレーは”一時的な高揚感”だけでは乗り続けられるバイクではない、と痛感させられたのです。

もし「認められたい、褒められたい、憧れの的になりたい、”いいね”が欲しい」という目的でハーレーを検討しているなら、ちょっと待った!です。

実はほとんど注目されない?

今の時代、よっぽどのカスタムを施した車両を別にすれば、ハーレーは注目の的になりにくいと感じます。

ハーレーダビットソンは今やアチコチに走り回っており、街ゆく人はハーレーの存在に”慣れ・飽き”を感じているという印象も。

また、中古車のタマ数が豊富ということもあり、以前よりもリーズナブルな価格で入手しやすくなったという点も、注目されなくなってきた原因のひとつかもしれません。

希少性が薄れている、とも言えます。


僕はカスタムしたホンダ「グロム」も所有していますが、グロムのほうが(良くも悪くも)目立ちますし、声をかけてもらうこともハーレーより多いです。

ハーレーの場合も、派手なカスタムを施さなければあまり注目されないのかもしれませんね。悲しい現実…。

新車購入にこだわらなくてもOK

僕は「ワイドグライド」と「XL883R」は新車で購入しましたが、『オレは新車で買ったんだぜ』というステータスは得られたものの、その高揚感は半年から1年たったら萎んだ…という経験があります。

新車で買った車体も、数年たてば”中古”です。

あえて新車で購入する理由を見いだせないなら、ムリをして新車を買う必要もない…と学びました。

僕が今乗っているHXL883は70~80万くらいで購入し、ローライダーも中古120万くらいで購入したので、新車で買うよりかなりリーズナブルな印象ですよね。

そういえば、仲の良いディーラースタッフによると、「今や大学生でもローンを組んで購入する」とのことで、さらに「最近はハーレーが本当に売れなくなった」と嘆いておられました。

そりゃそうだ。

よっぽどの金持ちならまだしも、あえて新車を購入する理由が見つからないですもの。

状態がいいピカピカの中古車がいっぱい並んでいるのだから、安いほうに行っちゃいますよね。

ハーレーを買うか迷っているなら、中古車も検討したほうが良さげです。

「世界に自分一人しかいなくても、自分はハーレーを選ぶのだろうか」と問い続けること

もし一時の憧れや衝動、承認欲求でハーレーダビットソンを選ぼうとしているなら、まずは冷静になりたいところ。

そして、ハーレーの現実としっかり向き合うことが大切だと感じています。

【筆者が体験した”ハーレーダビッドソン”の現実】
●誰にも注目されない
●信号待ちでも見向きもされなくなってきた(ビッグツイン、スポどちらも)

この現実を受け入れる覚悟があるのか、自問自答してみてほしいです。

あるなら乗りましょう。失敗しないハズです。GO!です。きっと楽しめるハズ。

無いならやめておいたほうが賢明かと思います。

また、以下のように考えることも大事です。

「もし世界に自分しか存在しないとしたら、それでも私はハーレーに乗りたいと思うのだろうか」

さらに、以下のようなイメージするのも良いですね。

「自分はハーレーに乗っているが、すべての人に無視されている。そのときの自分はどんな表情をしているか?」

上記のイメージをしたとき、心の底から楽しんでいる・満足しているような気持ちを得られるなら、GO!です。乗りましょう。

しかし、なんだか浮かない顔をしているなら、やめておいたほうが賢明かもしれません。

心からハーレーダビットソンを愛していないと、「誰にも興味をもたれない…やーめた」ってなっちゃうので注意したいところです(「ワイドグライド」のときに体験)。

まとめ:ハーレーダビットソンの「現実」を知れば、購入で失敗しにくくなる

ハーレーダビットソンは素敵なオートバイですが、近年はあちこちで見かけるようになり、希少価値も薄れつつあります。

外的なモチベーション(社会的地位、承認欲求、権力アピールなど)を目的にハーレーを選んでも、それほど満足できない時代とも言えるため、一時的な衝動だけで選ぶと失敗しやすいです。

まずはハーレーの現実を知ったうえで、「それでも乗りたいのか」と問い続けることが失敗しないコツだと学びました。

ハーレーの購入で迷ったときは、以下のようなキラーワードを自分に問うことで何か見えてくるハズ…!

「世界に自分しか存在しなかったとしたら、自分はハーレーを選ぶのだろうか」

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