ハーレーのフォワードコントロール車両(ダイナのフォアコン)で腰痛が悪化したときの体験談

以前、ハーレーダビットソン「2012年式FXDWG  ワイドグライド(ダイナ)」というバイクに乗っていました。

足を前に投げ出すフォワードコントロール車両だったのですが、腰痛が悪化してしまい手放した…というお話をします。

ハーレーのフォワードコントロール車両(フォアコン)で腰痛が悪化したときの話

ハーレーのダイナ「ワイグラ(フォワードコントロール車)」で腰痛が悪化

ハーレーダビッドソン「ダイナ ワイドグライド(通称:ワイグラ)」。

チョッパーテイストのファクトリーカスタムが特徴のビッグツインで、今はなきダイナモデルです。

「フォワードコントロール車はダサい」という意見があるものの、僕としては足を投げ出す『ザ・ハーレーダビットソン感』がカッコいいと思って購入し、1年くらい乗りました。

(画像:ユーチューブチャンネル「DSYOUKO」より

ワイグラはフォワードコントロール車両(フォアコン)なのですが、身体を”くの字”にしてライディングしなければならず、腰にピンポイントに負荷がかかる…というデメリットも。

フォワコン車の独特なライディングポジションがキッカケとなり、腰痛が悪化してしまったのです。

ポジション探しの旅を続けた結果、手放すことに…

前述しましたが、フォワコン車は足を前に投げ出すスタイルなので、乗車姿勢が「海老、くの字」になり腰に負担がかかりやすいです。

とくに、ダイナ「ワイドグライド」はハーレーの中ではステップが遠くにあるモデルとのことで、身長175cmの僕ではかなりシンドい思いをしました。

体感的には、フォーティーエイトやフォーティーエイトスペシャルの1.25倍…くらいな印象です。

乗車姿勢がキツかったので、必死になってポジションを探す旅にも出ました。

(↑「リデュースリーチソロシート」)

K&Hの「キング&クイーンシート」や、ポジションが前に来る「リデュースリーチソロシート」を試したり。

ハンドルやシート、コルセットやクッションなどを試行錯誤してみたり。

ハンドルは純正や16インチエイプハンドル(腰を立たせてはどうかと)試したり。

すべてダメでした。

にわかファッションライダーである僕には、とてもじゃないが乗りこなせなかったです。

ワイドグライドはビジュアルがめちゃくちゃ格好良いだけに、かなり悔しいです。

なんとか頑張って乗りこなそうとしたけれど、力及ばず…。

某ディーラーの店長がワイドグライドを乗りこなしていたので、感心せざるを得ません。

フォワコン車を華麗に乗りこなす人は尊敬に値する!

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ハーレーのフォアコンは慣れないと乗りにくい

ハーレー(ダイナ)のフォアコンは、慣れないと乗りこなすのに苦労します。

「曲がりにくい・止まらない」という特性はもちろんのこと、さらにフォワコン車の場合は「ニーグリップしにくい」というデメリットも生まれやすいんですよね。

また、フォワコンは街乗りだと取り回しに苦労するとも感じました。

車重が300kg以上あるし、信号での「ストップ&発進」のときに足を投げ出し、下ろし…のアクションがとても苦しい。ももの付け根を痛めたこともあります。渋滞にハマれば地獄!

「高速道路だと楽なのでは」と試したものの、風がダイレクトに足裏にあたるので、踏ん張りがきかなくて怖かったです。

「ハーレーならではの、足を前に投げ出すポジションに憧れる!」という気持ちで購入したワイドグライドでしたが、街乗りが多いにわかライダーの僕にとっては、扱いきれませんでした。ワイグラに対する申し訳なさでいっぱいです。

フォワードコントロールは曲がりにくい

フォワードコントロール車は曲がりにくい、とも感じました。

一応エアクリーナー部とタンクでニーグリップはできるのですが、足元が前にあるので踏ん張りがきかず曲がりにくかったです。

ハーレーのワイドグライドは「直進安定性、まっすぐの道を延々と走る」という用途に向いているモデルなので、曲がりにくいと感じたのは当然かもしれませんね。

「そもそも用途が違っている」と言われたら、ぐうの音も出ません。

試乗は必須!

(画像:ローライダー

「足を前に投げ出すスタイルに憧れる」
「チョッパースタイルに憧れるから、フォワードコントロール車にしようかな」

上記のようなことを考えているなら、まずは試乗することをオススメしたいです。

あるいは、もしバイクレンタル店に置いてあるなら、1日かけて付き合ってみて”現実”を知ってみる…という手も安全策の1つです。

腰痛持ちなら、フォワコンよりも「ミッドコン+ハイウェイペグ」のセッティングのほうが合うかもしれません。

いずれにせよ、もし試乗やレンタルできるなら、まずは乗ってみたほうがいいと思います。

【関連記事】

「ハイウェイペグ」でも足を前に投げ出せる

ただ単に足を前に投げ出したいのなら、フォワードコントロールではなく、『ハイウェイペグ』を選ぶ…という手があるので、フォワコン車を検討している人は参考にしてみてほしいです。

●ハイウェイペグはこんな感じのアイテムです↓

ハーレーのフォアードコントロール車両(フォアコン)で腰痛が悪化したときの話|まとめ

ハーレーダビットソンのフォワードコントロール車、「2012年式FXDWG  ワイドグライド(ダイナ)」に乗っていたときのお話をしました。

足を前に投げ出してワイルドなポジションを楽しめるフォワコン車ですが、腰痛持ちの僕には乗りこなせない代物でした。

しかし、近年はリーズナブルな価格でポジションを変更できるようです。僕の時代は13万くらいかかりましたが、現在は8万くらいとのこと。

以前よりもポジション変更のリスクは少ないとも言えます。羨ましいぞ!

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