日米問わず多くのアングラーから人気が高いメガバス製ルアー。
2021年、メガバスからファインアートフィニッシュが施された「ワンテン」「ワンテン ジュニア」「X-80」「X-80ジュニア」が発売されます。
もくじ
日本の職人による匠ペイント!メガバスからファインアートフィニッシュが発売
生き餌と見紛うペイント、「ファインアートフィニッシュ」
メガバスから超リアルなペイントを施した「ファインアートフィニッシュ」が発売されます。
「ファインアートフィニッシュ」とは、メガバス社の”匠”ペインターが手がける塗装法。まるで本物の魚のようなリアルペイントが施されているのが特徴です。
今回は「ワンテン」「ワンテン ジュニア」「X-80」「X-80ジュニア」にファインアートフィニッシュが採用されており、春のスポーニングシーズンにもピッタリなアイテムですね。
カラーラインナップ
カラーラインナップは全5種。
春のプリスポーンバスの捕食対象になりやすいベイトフィッシュカラーが採用されている印象です。
●FA ワカサギ
ワカサギがベイトフィッシュのフィールドでは必須となる、「ど定番」カラーをファインアートフィニッシュにより、「生感」をさらに追及したスペシャルカラー。
その生感はワカサギが居ないフィールドにおいても威力を発揮するでしょう。
●FA ゴーストワカサギ
ハイランドレイクや、リザーバーにおいて通年のベイトフィッシュとなるワカサギを艶めかしい透け感をファインアートフィニッシュによりスペシャルペイント。
その透明感は日中の太陽光を取り込み乱反射させ、遠くの魚までアピールする、ナチュラルとアピール力を併せ持つカラー。
●FA ギル
あらゆるフィールドに生息しているギルをファインアートフィニッシュにより スペシャルペイント。
そのリアリティ溢れるカラーはクリアウォーターからマッディ ウォーターまで水質問わず安定した釣獲力を誇る。
●FA 紀州アユ
日本のバスフィッシングにおける定番中の定番のベイトフィッシュである鮎を メガバス独自のファインアートフィニッシュによりスペシャルペイント。
ベイトフィッシュに特化したパターンだけでなく、フィールド、水質などのシチュエーション問わず、安定した釣果を叩き出す王道のベイトフィッシュカラー。
●FA オイカワ♂
多くのリザーバーやハイランドレイクのインレットパターン及び、リバーフィールドのシャローエリアでは無くてはならないベイトフィッシュカラー。
古くからメガバスルアーのベイトフィッシュカラーの代表格となっていたオイカワ♂カラーをファインアートフィニッシュによりブラッシュアップ。
よりリアルでナチュラルカラ-としてだけではなく、特徴的な婚姻色のアピールカラーとしての側面も併せもつカラー。
●「X-80 トリックダーター ファインアートフィニッシュ」
●「X-80ジュニア ファインアートフィニッシュ」
●メガバス「ワンテン ファインアートフィニッシュ」
●メガバス「ワンテン ジュニア ファインアートフィニッシュ」
”リアル”だからこそ釣れる!?ファインアートフィニッシュの重要性
超リアルなペイントが施された”ファインアートフィニッシュ”ですが、「誰にでも塗れるものではなく大量生産に向かない」というデメリットも存在します。
また、ペイントには多大な労力と経費がかかるため、決してコストパフォーマンスも良いとは言えません。
しかし、それでも社長・伊東由樹氏が”リアル”にこだわるのには、以下のような理由があるからです。
“リアル”の威力を知った日
伊東さんの“その日”は、今から約30年前、メガバス創業当時に遡る。
「芦ノ湖でトラウトを釣ったときのことです。私はラパラのフローティングでさまざまなテクニックを駆使してどうにか5、6尾、当時としてはかなり苦戦した一日を終えて戻ったら、桟橋にいた方が『あっちのアングラーが50尾釣ったよ』って言うんです。
その方は、後にウッドベイトを作ることになる遠藤龍美さんで、使っているルアーを見せていただいたら、それはもう本物と見紛うばかりにリアルなウッドカービングのワカサギでした。
ヘッドにラインアイが付いていて、お尻のアイにシングルフックがひとつ付いている、リップレスミノーというか、今風にいえばI字系というか……。
ただ、そのときのルアーは、リップレスミノーやI字系として作っていないから、引けば横倒しになってスーッと手前にくる。昔のことなのでお許し願いたいのですが、失礼ながらそれは、ただひたすらリアルなだけのウッドカービング・ワカサギでした。けれど、だからこそ、です。
釣れる要素が“本物と似ているだけ”だったからこそ、リアルであることの威力を思い知らされた。ラパラのフローティングでまさに桁違いで釣り負けたあの日は、私の転機のひとつです」
「”本物と似ている”という要素も釣れる理由になる。リアルだからこそ得られる釣果もある」と伊東氏は語っています。
メガバスは”リアルデザイン”で有名ですが、そこに「超リアルペイント」が加わったら、怖いものナシ…!?
”リアル”は釣り人のモチベーションをアップさせる
この度発売される「ファインアートフィニッシュ」は、釣り人のモチベーションをアップさせる効果もあるのでは?と私は考えます。
私自身の体験においても、同形状・同サイズのルアーを投げたとき、メガバスと他のメーカーでは釣果に違いが出たことも。
もちろん状況やタイミングによって結果は変わりますが、「リアルなデザイン」のルアーは使っていると釣れる気が高まりやすく、アングラー側のモチベーションも続きやすいんですよね。
リアルデザインは「集中力・モチベアップ→釣果アップ」という好循環を生み出してくれやすいため、バス釣りにおいて大きなメリットになるのだ!
まとめ:メガバスの”熟練マイスター”による「ファインアートフィニッシュ」は、釣り人のモチベアップに貢献する
メガバスから新発売される「ファインアートフィニッシュ」は、熟練マイスターによる”匠”の技術の結晶ともいえるアート作品。
超リアルなペイントを眺めているだけでもウットリしちゃいますが、釣り人のモチベーションを上げることができるという点はメリットになるハズ!
「今年の春は『ワンテン』と『X-80』のファインアートフィニッシュを使ってデカバスを釣りたい!」と思わせてくれるナイスなアイテムだと感じます。
●「X-80 トリックダーター ファインアートフィニッシュ」
●「X-80ジュニア ファインアートフィニッシュ」
●メガバス「ワンテン ファインアートフィニッシュ」
●メガバス「ワンテン ジュニア ファインアートフィニッシュ」
●参考文献
メガバス公式「感性を研ぎ澄ます、匠のペイント。FINE ART FINISH」
【こちらもお役に立つかもしれません】