【1年使用インプレ】13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」が、なぜ日本で広まってないのか理解できない。

なぜこのロッドが日本で広まらないのか不思議でならない。

アメリカンロッド、13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」。

購入してから1年経ったので、実際に使ってみた体験談を元にインプレしてみる。

もっと早く出会いたかった…。

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【1年使用】13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」インプレ

バーサタイルに最高!オーメンブラック OB2C71M 7’1″

13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」。

アメリカで人気沸騰中のメーカー『13フィッシング』からリリースされているアメリカンロッド。

(画像:タックルウェアハウス「オーメンブラック3」より

現在は『オーメンブラック3』にモデルチェンジされており、僕は運良く「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」を安く購入することができました。

13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」スペック

【13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」】

パワー:M(ミディアム)

自重:約142g

アクション:ファースト

長さ:7フィート1インチ

適合ルアーウエイト:1/4〜5/8oz

適合ライン:10~17lb

ブランクのトン数やガイド素材など、その他の細かい仕様などについては、以下の記事で詳しく書いています↓

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●曲げるとこんな感じです

500mlペットボトルを5~10cmほどリフトさせると、こんな感じに曲がります。

ファーストテーパーですが、急激な負荷がかかるとレギュラー〜レギュラーファーストっぽく曲がるような印象ですね。

「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」の大まかな魅力

13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」の魅力は、『曲がる・トルク・タフ』といったアメリカンロッドらしいパワフルな使用感です。

魅力を大まかに挙げると、以下のような感じ。

●バーサタイルに最高

●心地よいキャストフィール

●繊細なワーミング(カバーベイトフィネス)にも対応

●デカバスにも負けないトルク

ハードベイトメインのロッドかと思いきや、意外にもカバーベイトフィネスなどのワーミングにも適性があるロッドです。

オカッパリで使用頻度が高いとされる3/8~3/4oz程度のハードルアー・ソフトルアー全般をカバーしてくれるので、いわゆる「おかっぱりバーサタイルロッド」としても使いやすいですね。

【体験談】13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」を1年使ってみたのでインプレする

ここからは、13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」を実際に1年ほど使ってみて感じたこと、インプレを書いていきます。

アメリカンロッドに興味があるけど、どれを使えばいいかわからない」

「アメリカンロッドって、ぶっちゃけどうなの?」

上記のようなことでお悩みの方の参考になると幸いです。

「巻き」も「撃ち」も!バーサタイルに使いやすいロッド

オーメンブラック OB2C71M 7’1″は、巻物からワーミングまで幅広く使えるロッドです。

32mm径スプールを搭載したバーサタイル機にフロロ12〜14ポンドを組み合わせれば、オカッパリ・ボート問わずバーサタイルな釣りを楽しむことが可能です。

●扱えるルアーは以下のようなものです。

ピーナッツ2、R.T.O1.5、ゼルク、マグナムポップR、ザラスプーク、ワンテン

3/8oz~5/8ozスピナーベイト、3/8~1/2ozバズベイト、1/4~1/2ozチャターベイト、3/8ozスイムジグ

5~7gテキサスリグ・ラバージグ、5~6.5インチワームのネコリグ(カバーネコ)、ヘビダン

ルアーウエイトで言うと、だいたい10~25gくらいまでを守備範囲とし、ハード・ソフト問わず様々な釣りに対応してくれるマルチなロッドだという印象で、「とりあえずの一本」としてもおすすめなロッド。

投げていて気持ち良いのは、1/2ozのスピナーベイトやチャターベイト、1/2~5/8ozのクランクベイト、7gリーダーレスダウンショットリグなど、15~20gのルアー。

7.1フィートとやや長めなので取り回しが悪さが気になるものの、霞ヶ浦や中規模河川、オープンな野池、レンタルボートなど広い場所で扱うなら問題ありません。

13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」は、オカッパリ・ボート共に汎用性の高い『バーサタイルロッド』として使えるロッドです。

カバーベイトフィネスに良い

ティップが程よくソフトなのでワーミングにも使いやすく、食わせ系リグにも対応するロッドです。

ややソフトなファーストテーパーなので、バスのバイトにティップが追従してくれるんですよね。フッキングが遅れてもバレにくい。

5~7g程度のテキサスリグはもちろん、3.5〜5gのスモラバ、5〜6インチワームのスナッグレスネコ、ヘビダンなどのベイトフィネスリグも使いやすいロッドです。

適合フックサイズとしては、だいたい~#1/0,#2/0(オフセット)くらいまで。

一昔前、川村光大郎氏がブラックレーベル PF701MFBでやってた釣りをそのまんま出来る…的なロッドです。

ダイワ「20タトゥーラSV TW」や、シマノ「SLX MGL」など、軽量ルアーも扱えるバーサタイル機と相性が良いロッドですね。

食い渋ったときにハードルアーからワーミングに切り替えられるため、おかっぱりバーサタイルに使いやすいロッド。めちゃくちゃ器用。

載せるリールを選ばないスタイリッシュなデザイン性

ほぼデザイン性に一目惚れして購入したということもあり、スタイリッシュな見た目がお気に入りです。

アメリカンロッドというと、「ド派手なビジュアルで重くてダルい」みたいな印象があったのですが、見た目がスタイリッシュということもあり、所有感も得られます。

パッと見、ノリーズ「ロードランナーストラクチャーNXS」に似ているような…

(画像:ノリーズ

「コルクグリップ+ショートフォアグリップ」の組み合わせが好きなので、所有満足度が高め!

一生ルアーを投げ続けたくなる、心地よいキャストフィール!

オーメンブラック OB2C71M 7’1″は、自重が約142gと決して軽くありませし、感度も高いほうではありません。

しかし、キャストのテイクバック時によく曲がり、ルアーの重さを感じながら気持ちよくポイントに投げ込むことができるため、気持ち良さを感じやすいロッドです。

近年の日本製ロッドには「軽いくて振り抜けが良い、高感度、硬い」などという傾向が見られますが、オーメンブラック OB2C71M 7’1″は真逆を行くような作りだと言えます。

「よく曲がり、トルクフル、壊れにくい」というアメリカンロッドらしい特性があるため、使っていて面白みを感じるんですよね。

日本のロッドで例えるなら、「旧ブラックレーベルを少しマイルドにした」みないなイメージでしょうか。

作りの傾向的にはロードランナーに近いものがありますが、ブランクスはそこまで厚巻きでもないような印象です。

50オーバーにも負けないトルクフルさ!

カバーで50オーバーを掛けたが、問題なく引き抜けたことには驚かされました。

フロロ12ポンドを使ったライトテキサスでも、カバーからデカバスを問題なく抜いてこれるトルクがあり、魚に主導権を握られにくい。

トルク感はGルーミスやキスラーよりもやや劣る印象もありますが、アメリカの高級ロッドに負けず劣らずのいい感じなトルク感。

少なくとも、現在の日本のバスロッドとは作りの方向性が違う。

13フィッシング『オーメンブラック OB2C71M 7’1″』は、「投げて楽しい、掛けて楽しい」といったバスフィッシングならではの面白みを感じさせてくれる良作だと感じました。

13Fishing 「Omen Black 7’1” M」
created by Rinker

→オーメン71Mの販売店「トリッキーワールド OSAKA」でチェックしてみる(楽天市場の販売ページに飛びます)

まとめ:13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」の体験談・インプレ

13フィッシング「オーメンブラック OB2C71M 7’1″」を1年ほど使ったので、僕の体験談を含めてインプレしてみました。

当ロッドは軽量でもなければ超高感度もないロッドです。

しかし、「投げて楽しい、掛けて面白い、所有して満足」といったバスフィッシングの喜びを堪能させてくれるロッドでもあります。

オーメンブラック OB2C71M 7’1″は、「プラスチック製のルアーを気持ちよく投げて、バスとのやりとりを楽しむ」というバス釣りの本質を思い出させてくれる、この世になくてはならない良作ロッドです。

控えめに言って、最高です。

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