バス釣りに使用するML(ミディアムライト)パワーのおすすめロッドを紹介します。
記事後半では、「失敗しない!MLパワーのロッドを購入するコツ」について、僕個人の体験談を基にしつつ解説。
僕の失敗体験談も書いておくので、mlロッドの購入で失敗しないためにお役立てください。
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もくじ
- 1 【11選】バスロッドのmlパワーのおすすめロッドまとめ
- 2 シマノ「バスワンxt 156ML-2 / 166ML-2」
- 3 バスワンXT 156ML-2
- 4 バスワンXT 166ML-2
- 5 シマノ「ゾディアス 158ML-2」
- 6 シマノ「ゾディアス 166ML」
- 7 ダイワ「リベリオン 661M/MLFB」
- 8 アブガルシア「ホーネットスティンガープラス HSPC-651ML-BF MGS/HSPC-652ML-BF MGS」
- 9 エクスプライド 165ML+
- 10 シマノ「エクスプライド 166ML」
- 11 シマノ「ポイズンアドレナ 163ML」
- 12 シマノ「スコーピオン 1631FF-2」
- 13 シマノ「ワールドシャウラ 1651FF-3」
- 14 ノリーズ「ロードランナーヴォイス LTT650M」
- 15 失敗しない!バスロッドのMLパワーのロッドを購入するコツの解説
- 16 mlパワーロッドに何を求めるか?用途を明確にしておく
- 17 ジャークベイト、トップ系ルアーを重視する場合は、長さ選びが重要
- 18 バーサタイルな使い方をするなら、6.6フィート前後がおすすめ
- 19 mlパワーロッドの購入で失敗した筆者の失敗談
- 20 失敗談その1:バーサタイルに使いたいのに、専用ロッドを購入してしまった
- 21 失敗談その2:クランキングロッドとして購入したのに…
- 22 失敗談その3:ベイトフィネスロッドに使うために購入したのに…
- 23 まとめ:バスロッドのmlパワーのロッド選びで失敗しないコツ&筆者の失敗談
【11選】バスロッドのmlパワーのおすすめロッドまとめ
シマノ「バスワンxt 156ML-2 / 166ML-2」
古くからシマノ社のラインナップとして存在する、バスワンシリーズ。
シマノの伝統的なシリーズですが、未だ多くのアングラーに愛されているベストセラーロッドです。
中でも「156ML-2 」と「166ML-2」は、使い手を選ばないシンプルな作りになっており、mlパワーを使った釣りにもベストマッチする仕様。
バスワンXT 156ML-2
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
バスワンXT 156ML-2 | 1.68m | 2 | 87.0cm | 102g | 5~14g |
8~16lb(ナイロン) |
210mm | R | ¥9,000 |
「コスパに優れたショートロッドが欲しい」
こんな人におすすめなのが、156ML-2です。
5.6フィートという短めのレングスは、ジャークベイトやトップ系ルアーを操作するのに快適な仕様です。
適合ルアーウエイトも5g~14gとそこそこ幅広いため、
●7g~14gの小・中型トップウォータープラグ
…などなど、操作系の釣りにベストマッチ。
「ショートロッドを使ってみたいんだけど、なるべくお金はかけたくない。まずはお試しで!」という人には、バスワン156ML-2がおすすめです。
●出来るだけ低価格でショートロッドを買いたい人。
●小さなお子様や女性など、体格の小さい人。
バスワンXT 166ML-2
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
バスワンXT 166ML-2 | 1.98m | 2 | 102cm | 117g | 5~14g | 8~16lb(ナイロン) | 230mm | R | ¥9,800 |
「7~10gくらいの軽量ルアーを快適に扱いたい」
「M(ミディアム)だと強くて投げにくいけど、スピニングだと投げれない…みたいな微妙なウエイトのルアーを快適に投げたい」
「ジャーキングもトップルアーもやりたいけど、バーサタイル性はあったほうがいい」
こんな人におすすめなのが、バスワンXT 166MLです。
8~10cmクラスのミノーのジャーキング、10g前後のクランクベイトやスピナーベイトなどにおすすめ。
6.6フィートという汎用性の高い長さは、オカッパリで遠投するにも良く、ジャーキングなどの操作をするのにも(体格によっては)邪魔になりにくいレングス。
霞ヶ浦の護岸など、水面よりも高い位置でのジャーキングやトップ系操作にも使いやすいです。
6.6フィートのMLパワーは、遠投からピンポイントキャスト、巻物からジャーキングまで幅広く扱えるので非常に便利。
●コスパ重視で軽量ルアーバーサタイルなロッドが欲しい人。
●バス釣り”ガチ初心者”の人。
●ロッドの”曲げ方”を学びたい人。
シマノ「ゾディアス 158ML-2」
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
ゾディアス158ML-2 | 1.73m | 2 | 130cm | 100g | 5~18g | 8~16lb(ナイロン・フロロ) | 219mm | F | ¥17,000 |
「スタンダード・王道のジャークベイトロッドを使ってみたい」
「ショートロッドを使ってみたい」
「コスパは大切だけど、低スペックなアイテムはちょっと…」
こんな人におすすめなのが、シマノ「ゾディアス 158ML」。
人気のゾディアスシリーズの中では5.8フィートとかなり短い部類ですが、コレが非常にジャーキングロッドに使いやすいです。
8~11cmクラスのミノーを使ったジャーキングはもちろん、3/8oz前後のトップウォーター全般にもベストマッチ!
無茶をすれば2ozくらまで背負えます(使用は自己責任でお願いします)。
シングルハンドキャストでピンスポットにビシバシ決まるので、まるで自分が上手くなったかのような錯覚を感じさせてくれるロッドでもあります。
キャスト感、操作感を楽しむにはマジでおすすめ!
●王道のショートロッドを使ってみたい人。
●コスパは大切だけど、低スペックなロッドは嫌だという人。
●シマノの超人気シリーズを使ってみたい人。
●キャスト練習をしたい人。
※注意!
2020年で廃盤になってしまったモデルなので、メーカー在庫がなくなり次第、入手しにくくなります。新品で購入したい人はお早めに!
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シマノ「ゾディアス 166ML」
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
ゾディアス166ML | 1.98m | 2 | 169.7cm | 95g | 5~15g | 7~17lb(ナイロン・フロロ) | 229mm | F | ¥18,500 |
本場アメリカでもテストが繰り返された、超人気シリーズ「ゾディアス」。
ゾティアスの中でおすすめのMLロッドは、166MLです。
ジャーキングやトップ専用というよりも、どちらかというとバーサタイル系な部類のロッドと言えます。
●幅広く使える、ライトバーサタイルなロッドです
ゾディアス166MLは、 7~9gくらいのスモールクランクベイト 1/4~3/8ozのスピナーベイト 1/4~3/8ozのチャターベイト、小型バズベイト、バイブレーション、クランク といった、小・中型ハードルアーにマッチ。
ハードルアーだけでなく、3.5~5gシンカーを使ったライトテキサス、ネコリグ、ヘビダンといったワーミングにも対応してくれるため、使い勝手が良いのが魅力です。
2020年モデルは、カーボンモノコックグリップが採用され感度が向上されたので、ハードルアーだけでなくワームの釣りにも使いやすくなりました。
MLながらもダルすぎず程よい張り具合は、霞ヶ浦や野池のおかっぱりで遠投するのにも使いやすい仕様だと言えます。
個人的には、レンタルボートで3/8ozのスピナーベイトやクランクベイトの使い方をするのベストマッチするといった印象です。
●軽量ルアーを満遍なく使いたい人(バーサタイル性を求める人)。
●「MLロッド選びで絶対に失敗したくない」という人。
●コスパに優れた人気ロッドを使いたい人。
●1ピースはコチラ
●2ピースはコチラ
ダイワ「リベリオン 661M/MLFB」
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
リベリオン661M/MLFB | 1.98m | 1 | 198cm | 100g | 4~18g | 6~14lb | メーカー無記載 | メーカー無記載 | ¥25,600 |
ブラックカラーにダイワオレンジが印象的な、リベリオン。
2020年に発表された新しいシリーズですが、しなやかなブランクスなのでとても扱いやすい印象のロッドです。
6.6フィートのMLロッドですが、ティップがM(ミディアム)、バットはML(ミディアムライト)という一風変わった仕様。
キャスティング時はMLロッドらしく気持ちよく曲がってくれながらも、ティップにやや張りが持たされているため、ジャークベイトやトップ系ルアーの操作が扱いやすいロッドとなっています。
レングスが6.6フィートと使い勝手も良いため、ジャーキングなどの操作系だけでなく、スピナーベイトやチャターベイトといった巻物系ルアーにも対応。
霞ヶ浦や野池オカッパリ、レンタルボートで便利に使えるmlロッドをお探しの人におすすめのロッドです。
●人とは違ったロッドを使いたい個性派アングラー。
●「個性的、変わったモノが好き、人と違う」という言葉に反応してしまう人。
●汎用性の高いロッド(バーサタイル性)を大切にしたい人。
アブガルシア「ホーネットスティンガープラス HSPC-651ML-BF MGS/HSPC-652ML-BF MGS」
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
651ML-BF MGS | 1.96m | 2 | 101cm | 118g | 1.8~7g | 6~12lb | メーカー無記載 | F | ¥16,500 |
リグの総重量が5~10g程度のライトリグ、シャッドプラグやスモールクランクベイトといった小型ハードルアーをメインに使うのにおすすめ。
ベイトフィネスロッドなのでジャーキングやトップ系ルアーには不向きですが、小型ルアーを一通り扱うことができる仕様のため、「ベイトフィネスバーサタイル」な使い方にもベストマッチします。
ベイトフィネスリールを載せれば、シャッドから小型クランク、ライトリグなどをマルチに扱えるので、霞ヶ浦や野池のおかっぱりなどでも重宝すると言えるでしょう。
●アマゾンの売れ筋・人気シリーズを使いたい人。
●やや強めのベイトフィネスをやりたい人。
●シマノ、ダイワ以外のメーカーを選びたい人。
エクスプライド 165ML+
(画像:maniac’s)
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
エクスプライド165ML+ | 1.96m | 1 | 196cm | 105g | 5~21 | 7~14lb(ナイロン・フロロ) | 215mm | RF | ¥26,500 |
「MLだと10~12cmクラスのジャークベイトにはダルいんだよね」
「かといってMパワーだとジャーキング時にミノーが動きすぎちゃう」
「足場が高いフィールドで、10~12cmクラスのミノーのジャーキングをしたい」
こんな人におすすめなのが、エクスプライド「165ML+」。
ややレングスが長いため、足場が高い場所やデッキ使用のレンタルボートで釣りをする人におすすめ。
中型のトップ系ルアーにも向いている仕様です。
例えば、
●ヘドン「ザラスプーク」「クレイジークローラー」
●メガバス「ジャイアント DOG-X」
といった、「ミディアムだと投げやすいけど、操作が雑になりがちなんだよなぁ」といった微妙なラインのルアー達もしっかりと扱える。
ML+という絶妙なパワーバランスは、「痒い所に手が届く系のロッド」とも言えます。
●デッキを使用したレンタルボート、バスボートで使うジャーキングロッドを探している人。
●鋭いジャーキングをするのが好きな人。
●ML+パワーを使ったことがない人。
シマノ「エクスプライド 166ML」
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
エクスプライド166ML | 1.98m | 1 | 198cm | 107g | 5~15g | 7~14lb(ナイロン・フロロ) | 230mm | RF | ¥26,500 |
ベーシックなMLパワーロッドをお探しなら、エクスプライド「166ML」も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
エクスプライド166MLは、おかっぱり・ボート問わず便利に使えるmlロッドとして開発されました。
適合ルアーウエイトが5g~15gということで、まさに「どスタンダードなmlパワーロッド」な仕様と言えます。
ルアー的には、8~11cmクラスのジャークベイト、トップ系ルアー、1/4~3/8ozスピナーベイトやチャターベイトなどなど。
小型のハードルアーだけでなく、1.8~5g程度のシンカーを仕様したライトテキサスやネコリグ、ヘビダンといったワーミングにもおすすめ。
ゾディアスよりもシャッキリ系、高感度系な印象なので、ワームの使用頻度が高いアングラーに向いているロッドだと言えます。
ベイトフィネスリールを載せて、カバーベイトフィネス・パワーベイトフィネスな釣りに使っても面白いロッドかと思います。
●「とりあえずコレ!っていうMLロッドを紹介して!」という人に。
●シャッキリした使用感、高感度、軽量なロッドをお求めの方に。
●シマノの人気シリーズを使いたい人。
●バーサタイル性を重視したい人。
●2ピースはコチラ
シマノ「ポイズンアドレナ 163ML」
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
ポイズンアドレナ163ML | 1.91m | 1 | 191cm | 92g | 5~15g | 7~14lb(ナイロン・フロロ) | 215mm | RF | ¥32,000 |
「ジャーキングやトップもやるけど、オカッパリで巻物とかワームもやりたいんだよね」
「ゾディアス・エクスプライドより、もう1ランク高いロッドが欲しい」
「シマノの人気シリーズが使いたい!」
こんな人におすすめなのが、シマノ「ポイズンアドレナ 163ML」。
6.3フィートというやや短めのレングスなので、ジャーキングなどの操作が行いやすいのが特徴。
また、ロッドワークを多用する系の釣りだけでなく、霞ヶ浦や野池のおかっぱりなどで近距離〜中距離を巻物で手返しよくビシバシ決めていく…といった使い方にもおすすめです。
レンタルボートなら、房総リザーバーや牛久沼といったショートディスタンスのピンポイントキャストが求められるようなフィールドにもマッチ。
【軽量ルアーをメインにしたショートディスタンススペシャル】
みたいなロッドです。
というようなmlロッドならではの釣りを追求していくなら、163MLはおすすめの選択肢。
エクスプライドよりもややしなやかなので、「エクスプライドは硬すぎて苦手」という人でも使いやすいロッドかと思います。
●「ゾディアス、エクスプライド以外の人気シマノロッド」を探している人。
●ハイスペックのショートロッドを探している人。
●カーボンモノコック、高感度なロッドが気になる人。
●ジャッカルのファン。
シマノ「スコーピオン 1631FF-2」
(画像:maniac’s)
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
スコーピオン1631FF-2 | 1.91m | 2 | 130cm | 115g | 4~16g | 8~14lb(ナイロン) | 197mm | FF | ¥34,000 |
シマノの伝統シリーズ、紅の蠍がロゴとなっている「スコーピオン」の中では、1631がmlロッドとしておすすめ。
FF(エキストラファーストテーパー)ということで、ベイトフィネス系の釣りにマッチしたロッドです。
が、ワームの釣りだけでなく、小型ハードルアーにも使える作りになっています。
軽量系ルアーならどんなものでも一通り扱えるため、バーサタイル性もそこそこ高い印象です。
例えば、
●8cm程度のミノーのジャーキング
●1.5~5g程度のライトテキサス、ネコリグ、ヘビダンなどのワーミング…などなど、軽量級ルアーならどんなものでも幅広く扱えるような作りになっています。
FFテーパーなので、どちらかというとワームの釣りにマッチする方向性ではあります。
ちなみに、適合ルアーウエイトが4~16gとなっていますが、上限を超えても問題なく使えます。
6.3フィートという操作性に優れたレングスなので、8cmクラスのミノーのジャーキングやトップ系ルアーの釣りにも使っていける作りです。
霞ヶ浦や野池のおかっぱりで軽量級バーサタイルな釣りを楽しみたいなら、スコーピオン1631FFも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
●オカッパリでベイトフィネスも軽量ハードルアーもやりたい人。
●持ち運びに便利な2ピースロッドを探している人。
●村田基氏(ミラクルジム)のファンの人。
シマノ「ワールドシャウラ 1651FF-3」
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
ワールドシャウラ1651FF-3 | 1.98m | 3 | 130cm | 115g | 4~16g | 8~16lb(ナイロン) | 243mm | FF | ¥69,500 |
個人的に「汎用性お化け・バーサタイルモンスター」と呼んでいる、ワールドシャウラシリーズ。
中でもスーパーレッド ワールドシャウラ1651FFは、軽量〜中重量ルアーならどんなものでも扱えてしまうため、まさに”バーサタイルモンスター”といった感じで非常におすすめです。
6~16gのハードルアー・ワーミングだけでなく、20g程度のやや重いトップ系、8~12cmクラスのジャークベイトも扱えるトルク感も持ち合わせているため、1本持っていると何かと重宝します。
ただ、ティップはそこまで繊細ではないので、ベイトフィネスリールを載せたフィネススタイルにはやや不向き。
ライトテキサスやヘビダン、重ネコ(重いシンカー+バルキーワームのネコリグ)などのワーミングなら問題なく使えます。
バットに猛烈なパワーがあるため、3.5~5gくらいのスモラバを使った「吊るし(カバーベイトフィネス)」にも使えます。カバーネコにもグッド!
快適なのは、
●8~11cmクラスのジャークベイト
●1/4~1/2ozのハードルアー全般
●5~6.5インチワームのネコリグ、重ネコ、カバーネコ(スナッグレスネコ)
●3.5~5gシンカーのライトテキサス
●3.5~7gくらいのヘビダン
こんな感じのルアーです。
全体的にしなやかな&トルクフルな作りになっているので、ハードルアー・ワーム問わずめちゃくちゃ使いやすいです。
mlロッドをメインにおかっぱりでバーサタイルな釣りを展開していくなら、ワールドシャウラ1651FFもおすすめ!
●7~20gくらいのルアーを、全て平均点以上の使い心地で釣りをしたい人。
●バーサタイル性を大切にしたい人。
●クランクベイトもスピナーベイトも1本のロッドで全て行いたい人。
●村田基氏のファン。
ノリーズ「ロードランナーヴォイス LTT650M」
全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | グリップ長 | テーパー | 価格 | |
LTT650M | 1.97m | 1 | 197cm | 170g | 3.5~14g | 8~14lb | 220mm | F | ¥50,000 |
表記的にはMパワーとなっていますが、個人的にはML+くらいだと感じる「気持ちいいロッド」。キャスト時に脳汁が溢れるロッドです。
8~11cmクラスのジャークベイトをジャークしたり、ロングビルタイプのミノーをちょい遠投して巻いてくるような釣りに使いやすいロッドです。
ティップの張り感が絶妙なロッド。
ラトリンログやモデルA14Aなどをジャークさせると、”入りすぎず、弾きすぎず”といったマイルドな反発をしてくれるため、ジャーキングが気持ち良いです。
ログが動きすぎず、跳ねすぎない。
また、トップ系ルアーなら大体23gくらいまでが使いやすく、ポッパーからペンシルベイト、羽根モノなども気持ちよく扱えます。
ザラスプークやポンパドールといった、ちょい大きめのトップが上限ですね。
その他、1/4~1/2ozくらいのスピナーベイトやチャターベイト、3/8~1/2ozくらいのクランクベイトやバイブレーションといったハードルアーも気持ちよく投げることが可能です。
軽量〜中重量ルアーのハードルアーをバーサタイルに使っていくには、マジでおすすめのロッドです。
●意外とワーミングもイケる
また、3.5~5gくらいのライトテキサスやネコリグ、ヘビダンといったワーミングもこなせるため、1本持っておくといろいろ使えて楽しめます。
軽量ルアーに対応したバーサタイルなリールを載せると、オカッパリで無双できます。
●キャスト感が最高のロッドです
霞ヶ浦や野池など近〜中距離をビシバシ決めていくような使い方をすると、脳汁が出ます。
レンタルボートでスピナベやクランクといった巻物を使って、近〜中距離でテンポよく撃っていくような使い方をすると、さらに脳汁が出ます。
MLクラスのパワーバンドのロッドを使って、7~20gくらいの軽・中重量ルアーを気持ちよく投げたいなら、LTT650Mはマジでおすすめです。
●よく曲がるロッドを使いたい人。
●汎用性の高いロッドを探している人。
●ジャーキングもトップも巻物も、色々とやりたい人。
●田辺哲男氏のファン。
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失敗しない!バスロッドのMLパワーのロッドを購入するコツの解説
ここからは、バスロッドのmlパワー(ミディアムライト)のロッド選びで失敗を避けるコツを書いていきます。
僕がこれまでにmlパワーロッドの購入で体験してきた失敗談などを基にしつつ、失敗しないコツについて書いてみます。
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mlパワーロッドに何を求めるか?用途を明確にしておく
バスロッドのmlパワーを購入する際に確認しておきたいのが、「用途(何に使うのか?)」といった部分。
どんなルアーを、どのようなシチュエーションで、どのように使うのか。
ロッドパワーを選ぶときは、用途を明確にしておくことで失敗を避けることができます。
ジャークベイト、トップ系ルアーを重視する場合は、長さ選びが重要
ジャークベイト(ミノー)やトップ系ルアーといった、ロッドワークを多用する釣りに使う場合は、長さ選びを重視して選びましょう。
ロッド操作を行う釣りの場合、ロッドが長すぎてしまうと、穂先(ティップ)が地面や水面に当たってしまい、快適に扱うことが出来ません。
個々人の身長や体格にもよりますが、ジャークベイトやトップ系の釣りを快適に行うなら、5.6~6.3フィートくらいのショートロッドを使用するのがおすすめです。
霞ヶ浦の護岸帯、デッキを使用したレンタルボートの釣りであるなら、6.6フィートくらいあっても問題ないケースもあります。
が、僕個人としてはやはり5.6~6.3フィートくらいのロッドをおすすめします。
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バーサタイルな使い方をするなら、6.6フィート前後がおすすめ
ジャークベイトやトップ系ルアーだけでなく、スピナーベイトや小型クランク、バイブレーションといった巻物ルアーやワームの釣りまで幅広く使いたい場合は、6.6フィート前後のmlロッドが使いやすいです。
6.6フィートあれば遠投性能も高いですし、巻物ルアーを使用した際にも巻いてくるコースを選びやすい。
6.6フィート前後であれば、ライトテキサスやスモールラバージグ、ネコリグといったワーミングも不足なく行えるため、使い勝手が良いです。
多くのmlロッドは、ベイトフィネスリールをセットすれば「パワーベイトフィネス、カバーベイトフィネス」にも対応してくれるのも嬉しいポイント。
オカッパリやレンタルボートでバーサタイルな使い方をしたい人には、6.6フィートくらいのmlロッドがおすすめです。
例えば、当記事で紹介しているロッドの中から挙げるとすると、以下のアイテムになります。
●シマノ「バスワンXT 166ML-2」
●シマノ「ゾディアス 166ML」
●シマノ「エクスプライド 166ML」
●シマノ「ワールドシャウラ 1651F」
●ノリーズ「ロードランナーヴォイスLTT650M」
この辺りがバーサタイル性に優れたアイテムです。
ちなみに、おすすめのバーサタイルロッドは以下の記事でも紹介しているので、よかったらこちらもチェックしてみてください↓
【関連記事】
mlパワーロッドの購入で失敗した筆者の失敗談
この項目では、僕がmlロッド選びで後悔した失敗体験談について書いていきます。
僕の体験を反面教師にして頂ければ幸いです。
失敗談その1:バーサタイルに使いたいのに、専用ロッドを購入してしまった
霞ヶ浦や野池で便利につかえるロッドとして購入した、とあるベイトフィネス用mlロッド。
知識がなかった僕は、ベイトフィネス用に開発されたロッドだと知らずに、バーサタイルに使えるmlロッドとして購入して大失敗。
5~10g程度のライトリグ・ワーミングには使いやすかったのですが、10g前後のクランクベイトやスピナーベイト、バイブレーションといったハードルアーが使いにくくて後悔しました。
近年はmlロッドはmlロッドでも、ベイトフィネス用ロッドとして販売されているアイテムも多いので、購入前はそのロッドの用途や特徴をしっかり理解しておくことをおすすめします。
失敗談その2:クランキングロッドとして購入したのに…
「少し長めのクランキングロッドが欲しい」という目的で購入した、6.8フィートのmlロッド。
mlパワーの用途は7~12g程度のクランクベイトにも合うハズでしたが…
僕にはあまりにも柔らかすぎると感じ、手放してしまった…という失敗談。
バスロッドには「弾性」というものがあることを理解せずに、「クランクベイト専用ロッドで評判がいいから、とりあえずコレ買っておこうかな!」と口コミを鵜呑みにしてしまったのが失敗した原因です。
mlロッドはmlロッドでも、「弾性」によって使い心地がまるで違う。
もしあなたが、ある程度の経験者であるなら、バスロッドの弾性・弾性率はしっかりと確認しておくことをおすすめします。
「弾性って何?」という人のために、以下の記事に詳しく書いたので、よかったらこちらも参考にしてみてください↓
【関連記事】
失敗談その3:ベイトフィネスロッドに使うために購入したのに…
やや重たいネコリグやヘビダン、カバーの奥にライトリグをブチ込む「カバーベイトフィネス」な釣りに使えるかと思って購入した、6.5フィートのmlロッド。
レギュラーテーパーの6.5フィートのmlロッドということで、バーサタイル性には優れていたロッドだったのですが…
ネコリグやヘビダン、カバーベイトフィネスといった繊細な操作が求められる釣りには使いにくくて後悔。
穂先(ティップ)に繊細さが欠けている作りだったので、ワームを繊細にシェイクしたりといった操作には合わなかったです。
バーサタイル性に優れたロッドは、一通りのルアーは使えるのが強みではあるものの、ある意味では”中途半端”な仕様だとも言えます。
特にカバーベイトフィネスといった専門性の高い釣りを行うには、ある程度の”専門性”がなければ、扱い辛い。
バーサタイルロッドは汎用性に優れた便利なロッドではありますが、ベイトフィネスに特化したスタイルに向いているかというと、必ずしもそうでなかったりするのです。
【関連記事】ベイトフィネスロッドをお探しの方は、以下の記事が参考になるかと思います。
まとめ:バスロッドのmlパワーのロッド選びで失敗しないコツ&筆者の失敗談
バスロッドのmlパワーロッド選びについて、僕の個人的な体験談や失敗談からきている解説を書いてみました。
僕の失敗体験を反面教師にしつつ、当記事で紹介しているロッドを選んでもらえれば、ロッド選びで大外ししないハズです。
気になったロッドがあったら、ぜひチェックしてみてくださいね。
【こちらもお役に立つかもしれません】