【インプレ】シマノ「スコーピオン 1703R(2019年モデル)」を使った感想。大口径ダブルフットガイド&レギュラーテーパーのメリット

ずいぶん前にヘビーバーサタイル用にシマノ「スコーピオン 1703R」を買いました。

ここ最近は1本でも多く釣らなきゃ!というガチ勢思考になっていたので、正直あまり使っていませんでした。

原点回帰ということで久々に使ってみたのですが、やっぱりすげぇ良いですね、スコーピオン。

ということで、当記事ではシマノ「スコーピオン 1703R」のインプレを紹介します。

もくじ

シマノ「スコーピオン 1703R(2019年モデル)」はヘビーバーサタイルに最高のロッド

「19スコーピオン 1703R」とは

「スコーピオン 1703R」はシマノから発売されているベイトロッド。

”フリースタイルのルアーロッド”がコンセプトで、バスフィッシングのみならずビッグベイトシーバスやロックフィッシュなどにも人気があるロッドです。

当記事でインプレするスコーピオン1703Rは、パワーが3番(ミディアムヘビー〜ヘビークラスに相当)、長さは7フィートという構成。

ビッグトップウォーターやスピナーベイト、スイムジグ、ビッグベイトなどの中・大型ハードルアーや、ラバージグ・テキサスリグなどのワーミングまで幅広く対応します。

いわゆる”ヘビーバーサタイル”と呼ばれるつくりです。

シマノ「スコーピオン 1703R」のスペック

2019年モデルのスコーピオン1703Rのスペックは、以下のとおりです。

品番:1703R-2

全長:7フィート(2.13m)

テーパー:R(レギュラー)

継数:2本

仕舞寸法:130cm

自重:147g

先径:2.1mm

ルアーウエイト:10~40g

適合ライン(ナイロン):14~30lb

グリップ長:278mm

カーボン含有率:99.1%

本体価格:39,000円

(引用元:シマノ公式サイトより

シマノ「スコーピオン 1703R」のおもな仕様・デザイン

ワン&ハーフ(2ピース仕様)

シマノ「スコーピオン1703R」は、ワンアンドハーフ仕様です。

いわゆる『2ピース』と呼ばれるつくりですが、タックルの運搬や郵送なども快適です。

一般的な2ピースロッドに比べると、分割される場所がややグリップ寄り。

「バット部分に強い素材と弾性を使うことで、よりパワフルで高感度なロッドに仕上がる」とは村田基氏談。

なるほど、たしかに実際に強い負荷をかけてロッドをブチ曲げてみると、バット部分にもの凄くパワーを感じます。

ワンアンドハーフという仕様は運搬性のみならず、実釣面においてもすぐれていることがわかります。

オールダブルフットガイド搭載

「スコーピオン1703R」はオールダブルフットガイドです

ダブルフットガイドは強度面にすぐれているのがメリット。そのため、2ozのビッグベイトをフルキャストしても折れる気配はありません。

一般的なバスロッドにくらべ、ガイド径もやや大きめ。遠投性も◎

ダブルフットとシングルフットの違いやデメリットは、後述にて紹介しています。

ストレートグリップ採用

シマノ「スコーピオン1703R」にはストレートグリップが採用されています。

近年はグリップ部が分割されたセパレートグリップを採用するメーカーが多く、ストレートグリップは希少種になりつつあります。

ストレートグリップとセパレートの違いやメリット・デメリットは、後述にて紹介しています。

【インプレ】シマノ「スコーピオン 1703R(2019年モデル)」を実際に使ってみた感想

この項目では、シマノ「スコーピオン1703R」を実際に使った体験談を紹介します。

実際にフィールドで使った印象は、以下のとおりです。

19スコーピオン 1703Rを使った感想

●ヘビーバーサタイルに最高のロッド

●キャスト性能◎

●遠投性◎

●やや重いかも…

●感度は結構良いかも

ヘビーバーサタイルに最高のロッド

スコーピオン1703Rはヘビーバーサタイルに使いやすいロッドです。

適合ルアーウエイトは10~40g。中・大型ハードルアーにピッタリなつくりですね。

快適に使えるルアーは、上写真のような感じです。

使っていて気持ちいいのは、だいたい14~40gのルアーでしょうか。

たとえば、1oz(28g)クラスの羽根モノや、1~2ozのビッグベイト、ビッグトップウォーター、1/2~1ozのスピナーベイトやクランクベイトなどなど。

ワーミングなら、7~14gのラバージグ・テキサスリグなど。キャロライナリグにも良さげ。

一般的なMH~Hパワーロッドで扱われるようなルアーなら、どんなものでも一通り扱うことができます。

おかっぱり・レンタルボート問わず、さまざまな釣りスタイルを幅広くこなせるので、融通のきく便利なロッドだと感じました。

2ozクラスのビッグベイトも使える

2oz(56g)なら問題なくフルキャストすることができます。

当ロッドのブランクスには青ワールドシャウラのものが採用されているとのこと。

「表記の倍は背負える」と定評のあるワールドシャウラですが、スコーピオンでもその特性は健在のようです。

たとえば、ジョイクロ178やデカダッジなど、2oz(56g)クラスのルアーなら問題なくフルキャストが可能です。

3ozは試したことがないのでわかりませんが、快適に使えるのは2ozまでだという印象ですね。

2~3ozをメインにするなら、1704のほうがいいかと思います。

シマノ「スコーピオン 1704R-2」
created by Rinker

底物・撃ち物にも良し

スコーピオン1703Rはオールダブルフットでありながらもレギュラーテーパー。
くわえて、お世辞にも軽快性がいいとはいえないストレートグリップが採用されています。

そのため、ワーミングへの適正が微妙かと思っていたのですが、なかなかいい感じです。

ラバージグやテキサスリグなどをはじめとする「撃ちモノ・底モノ系ルアー」にも対応してくれます。

たとえばテキサスリグやリーダーレスダウンショットリグ、フリーリグの場合、7~14gくらいが気持ちよく使えますね(ワームはエスケープツインやブラッシュホッグなど)。

5gだとオーバーパワーですが、ワームの自重によっては使える範囲内。
5gテキサスの場合、ワームの重さが10gを切るとやや辛め。

1/4~1/2ozのフルサイズラバージグにも◎
1/2ozジグ×ブラッシュホッグ(合計28gほど)というセッティングも快適そのものです。

ちなみに、1ozシンカーを使ったパンチングなら1704のほうがマッチするでしょう。

1ozシンカーで超ヘビーカバーへフリップするなら1704、それ以外はすべて1703…というように使い分けるとよろしいかと思います。

ややライトなワーミングは微妙

(レインズホッグ3.5インチ)

トーナメンターやガチ勢アングラーが多用するリグへの適正は、正直いって微妙です。

たとえば、「5gテキサスリグ×モコリークロー」は僕も愛用するセッティングですが、このようなガチ系リグはお世辞にも快適とはいえません。

ピッチングでビシっと入れていくこと自体は可能なものの、細かな操作をしようとするとややオーバースペックな印象です。

細かい操作をおこなうにはやや大雑把なロッドかなと。

トーナメンターが使うようなセッティングを快適に扱うには向かないロッドだといえるでしょう。

ライトなセッティングで食わせの釣りをおこなうなら、スコーピオンではなくゾディアスやエクスプライドのほうが合う。

どこからともなく、「このロッドでセコ釣りはやるんじゃねぇぞ。夢を追おうぜ」という声が聞こえてきます。

補足:底物・撃ち物にレギュラーテーパーってどうなの?

一般的に、撃ち物・底物系ルアーにはエキストラファースト〜ファーストテーパーが向くとされています。

その理由には、食いこみの良さやピッチング性能、瞬間的なフッキングパワー性能などがあげられます。

個人的にも、これまでジグ・テキサスなどのワーミングにはファーストテーパーを好んで使っていましたが、スコーピオン173Rを使うことで考えが変わりつつある。

●あえて「レギュラーテーパー」という選択肢

一般的には「ワーミングにはファーストテーパーでなければNG」だとか「繊細なティップでなければワーミングに向かない」といわれていますよね。

しかし、当ロッドを使うことで、上記はあくまで一般論であり、好みやアプローチ、使うルアー次第ではレギュラーテーパーが向くこともあるのだと痛感しています(^ ^;)

それが顕著にあらわれているのがジグ・テキサスを使ったボトムカバーまわりの釣りです。

レギュラーテーパーは操作するときに、ブランクス全体がボヨンボヨンと跳ねやすく、底物には不向きといわれています。

それはスコーピオン1703Rにもいえることなのですが、強めのレギュラーテーパーを使うことで、ハングオン・ハングオフを絡めるようにおこなえるということに気づきました。

やわらかいロッドのレギュラーテーパーはハングオン・オフさせるとダルめなのがネック。
しかし、当ロッドはやや強めのレギュラーテーパー。
ということもあり、ダルさを感じすぎることなく、リグをカバーへ絡めるように使えるのがお気に入りポイントです。

●ボトムカバーを舐めるようにハングオフさせるなら「レギュラーテーパー」は有効

高弾性ファーストテーパーの場合、ボトムカバーでリグをハングオフさせると、ストライクゾーンから離れてしまいやすい。

ハングオフさせるときに、ティップからベリーが強く反発してしまうため、ルアーを大きく移動させてしまうからです。

しかし、スコーピオン1703Rは、まるでボトムカバーを舐めるようにまとわりついて誘うことができます。

ハングオフ時にティップではなくブランクス全体でショックを吸収してくれるので、ボトムカバー周りを舐めるようにトレースできるというわけです。

キャスト性能◎

「スコーピオン 1703R」は、ルアーをキャストするときにブランクスが気持ちよく曲がってくれます。

そのため、とにかくキャスト精度にすぐれる印象です。

軽くテイクバックするだけでブランクス全体が曲がってくれるため、僕のような手首の弱いアングラーでもピンポイントへビシバシ決めることができます。

まるで自分が上手くなったかのような錯覚を味わうことができて楽しい(笑)

近年はレギュラーテーパーを採用するメーカーが減りつつあります。
おっさんアングラーの僕からすると、スコーピオンシリーズのレギュラーテーパーはありがたい存在だといえますね。

スコーピオンロッドは「もっとルアーを投げたいな♪」と思えるキモチイイロッド。

スコーピオンロッドはバス釣り初心者にもおすすめ

スコーピオン1703Rはかなり強いロッドなのですが、キャストしやすくてお気に入りです。

一般的なヘビーロッドはファーストテーパーのものが多いです。

ファーストテーパーのロッドはピッチングでは使いやすいものの、サイド・オーバーヘッドキャストを多用するブラインドの釣りではキャストを決めにくいのがネックになりがち。

ファーストテーパーで高精度キャストを決めるにはスイングスピードをもとめられるため、キャストに不慣れなバス釣りビギナーにはファーストテーパーは不向きです。

しかし、スコーピオン1703Rはレギュラーテーパーでありながら、もっちりとしたブランクス。

バス釣り初心者でもキャストしやすい作りなので、MH~Hパワーロッドのはじめての1本としてもピッタリだと感じます。

遠投性◎

「スコーピオン 1703R」は遠投性にもすぐれています。

その理由には、ガイド径の大きさが関係しているのだと思います。

写真左から、シマノ「ゾディアス1610H」と「スコーピオン1703R」の元ガイド。

バス専用につくられたゾディアス1610Hは小口径ですが、スコーピオン1703Rにはやや大きめのガイドが搭載。よく飛ぶのも納得です。

ただ、先径はほかのルアーロッドとそれほど変わらないようです。

スコーピオン1703Rの先径が2.1mm、ゾディアス172Hが2.2mm、エクスプライド172Hが2.3mm(参考資料はコチラ)。

同クラスのロッドと比較すると、先径そのものは至って普通…?

しかし、ほかのガイド径には大きな違いがみられます。あくまで体感ですが、遠投性には差があるような気がする。

やや重いかも…?

僕は普段、キスラーやGルーミス、ゾディアスなどのベイトロッドも使っています。

それらのロッドと比較した場合、スコーピオン1703Rはやや重さを感じることも…。

たとえば、同社のバス用ベイトロッドと比較すると、以下のようになります。
(スライドするとすべて見ることができます)

  スコーピオン1703R ゾディアス172H エクスプライド172H ポイズンアドレナ172H
重さ 147g 127g 120g 122g

参考資料:シマノ公式サイトより

スコーピオン1703Rは147g、ゾディアス172Hが127g、エクスプライド172Hが120g、ポイズンアドレナ172Hが122g(参考資料はコチラ)。

同社の同パワークラスのベイトロッドと比較したとき、スコーピオン1703Rは147gとやや重め。

とはいえ、スコーピオンシリーズのロッドコンセプトはあくまで「フリースタイル」。

オールダブルフットの大口径ガイド、ストレートグリップ…などの仕様を加味すると、147gはわりと普通の重さともいえるでしょう。

そういえば、ひと昔前のヘビーロッドは150~200gくらいが普通でした。
僕のようなオッサンアングラーからすると、スコーピオン1703Rの147gという重さは使っていれば慣れるレベルの重量でもあります。

ちなみに、ノリーズ「ロードランナーLTT6100H」は185gあります。

感度は結構いい

ジグ・テキサスを使っていて驚いたのですが、意外と感度がいいですね。
ミドルクラスのロッドとしてはごく平均的なくらいには感度があるようです。不満はありません。

ボトムカバーや地形変化はもちろん、捨てラインの存在や小バスやギルなどのついばみバイト程度なら問題なくキャッチすることができます。

とはいえ、上位モデルのワールドシャウラや、他メーカーのフラッグシップロッドに比べると、感度レベル自体は劣っているように思います。

スティーズやデジーノブランクスによくある「ボトムの質まで丸わかり!」とまではいかないようです。

感度レベルで例えるなら、ワールドシャウラが83、スティーズが90、キスラーヘリウム3が88、グラディエーターマキシマムが89、ロードランナーLTTが75、ロードランナーSTが85、ゾディアスが70、エクスプライドが80、スコーピオン1703Rが75…といったところでしょうか。あくまで個人的な体感です。

スコーピオン1703Rは、全体的に感度の伝わりかたがマイルドな印象です。

超高価な感度ビンビン系ロッドは情報のすべてをアングラーに伝えてくれますが、スコーピオン1703Rは不要な情報はカットし、必要な情報のみを伝えてくれる…といったイメージ。

なんでも伝達するという方向性ではなく、あくまでアングラーにとって最低限必要な情報をしっかり伝えてくれる。

ちなみに、ナイロン20~25ポンドでもそこそこ感度は良さげでした。

 

補足:セパレートよりストレートグリップのほうが”マイルド”な感度?

(写真上から、スコーピオン、ゾディアス)

スコーピオン1703Rには、時代錯誤と揶揄されることもあるフォアグリップとストレートグリップが搭載されています。

聞いた話によると、フォアグリップあり&ストレートグリップのほうが振動の内部反響がおこりやすく、グリップ全体に感度が伝わりやすいとのこと。

アングラーによってはセパレートよりもストレートのほうが高感度と考える人も少なくないようです。最近は僕自身もそう考えるようになってきました。

「セパレートグリップとストレート、マイクロガイドと大口径」の違いについて、興味深い資料があります。

以下、今江克隆氏のコラムより抜粋↓

「陸っぱりアングラーたちは、マイクロガイドがセットされたロッドを使うことで、丈夫さうんぬんだけでなく、もっと根本的な部分での違和感を感じていたんだ。

モニターになぜガイドがデカいほうが良いか理由を聞くと、振動が大きい気がするんです、と。

ほかにも、フォアグリップがあるほうが剛性が高いように思う、とか、ストレートグリップのほうが高感度じゃないですか、とか……あくまでも個人のフィーリングに基づいた操作感だから曖昧な部分は多い。

でもそれは、これまでずっと歴代カレイドを使ってきてくれたからこそ比較できたEGユーザーの率直な意見なんだ」

(引用:エバーグリーン公式サイトより

フォアグリップレス&セパレートグリップは感度の伝わりかたが直接的。

たいして、スコーピオン1703Rはグリップ全体で感度を広げつつ、必要な情報のみをアングラーに伝えているような印象があるのです。

底物ルアーでズル引きしていると、感度伝達がグリップ全体へマイルドに反響しているようなフィーリングがあるんですよね。

また、ボトム素材やゴミなど、なんでもかんでもアングラーに伝達するというわけでもなく、あくまでボトムカバーの存在やバスのアタリなど、必要な情報のみを伝えてくれるような感覚がある。

ネット上では「時代錯誤」だとか「古い、ダサい、今どきではない」などの批判の声がありますが、個人的にはストレートグリップも好きです。

高感度でキンキンなロッドは不必要な情報まで伝わってくるため、釣りをしていると疲れやすいのがネック。
しかし、スコーピオン1703Rは必要な情報のみを伝えてくれるので、使っていて疲れないという点もお気に入りポイントです。

スコーピオンシリーズは、「感度優先!すべての情報をキャッチしたい」と考えるアングラーには間違いなく不向きなロッドです。

しかし、もっともベーシックかつ王道なルアーロッドを求めているアングラーなら、スコーピオン1703Rは満足のいくアイテムだと思います。

 

補足:シングル・ダブルフットガイドのメリット・デメリット

スコーピオンやシャウラなど、村田基氏が監修するロッドにはダブルフットガイドが採用されることが多いです。

この項目では備忘録として、シングル・ダブルフットガイドの違いやメリット・デメリットについて記載しておきます。

シングルフット・ダブルフットの違い、メリット・デメリット

(写真上から、スコーピオン、ゾディアス)

ロッドのガイドを固定する方法には、シングルとダブルフットのふたつがあります。

前者はロッドの振り抜けにすぐれ、ロッドの自重もやや軽くなるといわれています。

さらに、マイクロガイドとシングルフットを組み合わせると、必然的にラインとガイドの接地面もふえ、感度がアップするという恩恵も得られます。

後者(ダブルフット)は、その名のとおり、ふたつのスレッドを巻いてガイドを固定するシステム。

おもに強度面においてメリットがあり、バスロッドの場合はMH(ミディアムヘビー)クラス以上のロッドに多く採用されるシステムです。

さらに、シングルフットよりも自重があるためブランクス全体が重くなりやすく、キャストフィールが粘るような印象になる。ダルくなりやすいともいえます。

スコーピオン1703Rはオールダブルフット。
ということもあり、剛性面とキャスト性能にすぐれたつくりだといえるでしょう。

大口径ダブルフットガイドのメリット

前述しましたが、スコーピオン1703Rにはダブルフットガイドが採用されています。
そのメリットは、なんといっても強度アップのひとことに尽きます。

ロッドが破損しにくくなるため、ブラックバスのみならず、ランカーシーバスやナマズなどの大型魚とのファイトにも対応してくれるつくりですね。

さらに、マイクロガイドと比べるとメンテナンス性にもすぐれるため、ソルトフィッシングを行ったあとのメンテナンスも快適です。ガシガシ拭いても絶対に破損しない。

遠投性にすぐれる

ガイド径が大きいほど、ガイドからライン放出がスムーズになり、ルアーの飛距離が伸びやすいともいわれています

くわえて、これは個人的な感想ですが、ダブルフットガイドを搭載したロッドはキャスティング時にブランクスに慣性がかかりやすく、マイクロガイド搭載ロッドよりも粘り、より曲がるというような印象があります。

ダブルフット×大口径はブランクスが重くなりがちなセッティングですが、キャスト精度があがりやすい。

とくに、スイングスピードが遅い人ほどキャスト精度の恩恵を受けやすい。

シングルフットとマイクロガイドという組み合わせは、シャープで高感度ではあるものの、キャスト時の粘りがあるかというと、そうでもない。

軽くて高感度、小口径ガイドをたくさんつけるセッティングは、キャストを決めるためには鋭く速いスイングをおこなわなければならず、ビギナーには向いていない。

ダブルフットガイドのデメリット

剛性面、キャスト精度、メンテナンス性などのメリットを得られるダブルフットガイド。

しかし、いくつかのデメリットもあります。

おもなデメリットとしては、「ロッドの重量が増える」「振り抜き感の悪さ(というかダルさ)」など。

しかし、たかが数グラム、数十グラム重くなるだけではあります。

軽くてシャープなロッドを使いたい人には、スコーピオンロッドは不向きだと思います。

スコーピオンロッドを使っていると、「軽くてキンキンの高感度なロッドを使いたいのなら、ウチのロッドは使ってもらわなくていいです」という声が聞こえてきそうだw

ルアーロッドえらびには正解はありません。

個人的に、スコーピオン1703Rのオールダブルフットは大好きです。タフネス感が魅力。

シマノ「18 スコーピオン 1703R」はどんな人におすすめ?

シマノ「スコーピオン1703R」は、以下のような人にピッタリだと感じました。

こんな人におすすめ!

●中・大型ハードルアー全般を幅広く扱いたい人
●便利に使える2ピース用ヘビーロッドを探している人
●ヘビーバーサタイルな釣りを楽しみたい人
●オーソドックスなヘビーロッドを探している人
●バスだけでなく、ビッグベイトシーバス用ロッドも検討している人
●村田基氏のファン、元ミラクルジムファンの人
●バス釣り復帰組の人

スコーピオン1703Rは、琵琶湖や霞ヶ浦、中・大規模河川などでヘビー級ルアーを遠投したいというアングラーなら、満足できるロッドだといえます。

一方、以下のような人は不満を感じるかもしれません。

こんな人には合わないかも…

●超繊細なワーミングゲームを行いたい人
●ルアーロッドに超高感度・軽量さをもとめる人
●特定のイメージのついたブランドロッドを使いたくない人
●トーナメントなどで”勝ちたい”人

繊細なリグを使ってトーナメントで競争したい!という人や、誰よりもたくさん釣ってサイズも出して”勝ちたい”というストイックなアングラーには不向きかなと思います。

【インプレ】シマノ「18 スコーピオン 1703R」を使った感想|まとめ

シマノ「18 スコーピオン 1703R」のインプレを紹介しました。

15~40gのルアーを幅広く扱えるので、おかっぱり・レンタルボート問わずヘビーバーサタイルロッドとして便利に使えるロッドです。

時代に合わない部分はあるかもしれませんが、それを含めて「夢とロマン」を求めたいアングラーにはピッタリなロッドだいえるでしょう。

マルチに使えるヘビーロッドをお探しなら、スコーピオン1703Rをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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