近年はサーフルアーフィッシングが人気です。
しかし、各メーカーからさまざまな”ロッド”が発売されているため、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も少なくないはず…。
そこで当記事では、「サーフ釣りに人気のおすすめロッド10選」をランキング形式で紹介します。
人気・定番ロッドを売れ行き順にピックアップしたので、サーフ用ロッド探しをしている人は要チェック!
もくじ
- 1 【サーフルアー初心者向け】サーフ用ロッド選びのコツ3つ
- 2 1:「ロッドパワー」を決める
- 3 サーフルアー釣りのロッドパワーのおもな分類
- 4 「使うルアーから逆算」してパワーを選ぶべし
- 5 ●シーバス狙いの場合
- 6 ●小・中型青物狙いの場合
- 7 ●ヒラメ狙いの場合
- 8 ●マゴチ狙いの場合
- 9 2:「長さ」を決める
- 10 サーフルアー釣りは「9.6~11フィート」が定番
- 11 ●マルチに使えるのは9.6フィート
- 12 ●遠投重視なら10~11フィート
- 13 3:「価格」で選ぶ
- 14 エントリーモデル(下位)
- 15 ミドルクラス(中位)
- 16 フラッグシップモデル(上位)
- 17 【ランキング10選】サーフの釣りにおすすめ!人気ルアーロッドまとめ
- 18 1位:メジャークラフト「ソルパラX」
- 19 2位:シマノ「20 コルトスナイパー XR」
- 20 3位:シマノ「21 コルトスナイパーBB」
- 21 4位:シマノ「18 ディアルーナ」
- 22 5位:シマノ「ネッサ BB」
- 23 6位:シマノ「19 ソルティーアドバンス」
- 24 7位:ダイワ「21 シーバスハンターX ・R」
- 25 8位:ダイワ「ラテオ・R」
- 26 9位:ヤマガブランクス「アーリー・フォーサーフ 105MH」
- 27 10位:シマノ「ワールドシャウラ BG」
- 28 【ランキング10選】サーフの釣りにおすすめ!人気ルアーロッドを紹介 & 選びかたのコツ|まとめ
【サーフルアー初心者向け】サーフ用ロッド選びのコツ3つ
サーフ(砂浜)から行うルアーフィッシングでは、ロッド選びにややコツがいります。
といっても難しい話ではなく、『パワー・長さ・価格』の3つのポイントをチェックするだけです。
サーフルアーロッド選びのコツは、以下のとおりです。
1:「ロッドパワー」を決める
2:「長さ」を決める
3:「価格」で選ぶ
まずはロッドの「パワー(硬さ)」を決めます。
つぎに、ロッドの「長さ(フィート・レングス)」を。
そして、自分の予算を目安にえらぶ。
…という簡単な3つのステップを踏むだけで、ベストなロッド選びをおこなうことができます。
1:「ロッドパワー」を決める
サーフ釣り用ロッドを選ぶうえで、もっとも大切なポイントは「ロッドパワー」です。
ルアー用ロッドにはさまざまなパワーが設定されています。
そのため、まずは大まかでかまわないので、『ロッドパワー』を絞り込むことからはじめましょう。
サーフルアー釣りのロッドパワーのおもな分類
ロッドパワーの目安となるのは、以下とおりです。
※上記画像はシマノ社の某サーフロッドの表記を参考にしました。
「使うルアーから逆算」してパワーを選ぶべし
サーフルアー釣りをおこなうときは、「狙う魚種」によって使うルアーも変わってきます。
メインとなるルアーが変わると、それに合わせてロッドの硬さ・パワーも変える必要があるため、ロッドえらびには注意しなければなりません。
しかし、「どんな魚種を狙うのか(どんなルアーを使うのか)」から逆算することで、実はえらぶべきロッドの選択肢は少ないということに気がつくはずです。
●シーバス狙いの場合
(画像:シマノ公式サイト)
サーフ(砂浜)からシーバスを狙うなら、M(ミディアムパワー)がおすすめです。
一般的にシーバス釣りは、シンキングペンシル、ミノー、バイブレーションなど、15~30g程度のルアーを使う頻度が高めだとされています。
そのため、サーフ釣りでシーバスを狙うときの適切なロッドパワーは「M(ミディアム)」だといえるでしょう。
※やや重めのシンキングペンシルやシンキングミノー、ジグヘッド×ワームなどを使う場合は、MMH~MHでも可。
あくまで、メインとなるルアーのウエイトから逆算してロッドパワーをえらぶのが失敗しないコツです。
迷ったら「強め・硬め」がおすすめ!
●小・中型青物狙いの場合
(画像:シマノ公式サイト)
ワカシやカツオ、サバなどの小・中型青物を狙った”ショアジギング”。
扱うジグのウエイトによって、選ぶべきロッドパワーが変わります。
~30gのジグならM(ミディアム)パワーでも可能です。
ただ、青物はパワーがある魚なので、MH(ミディアムヘビー)パワーを使ったほうがストレスなく魚とのやりとりをおこなえます。
扱うジグが30~40gの場合は、最低でもMH(ミディアムヘビー)はほしいところ。
「30gも40gも扱いたい!でもプラグも使いたい!」というときは、MMHパワーを選ぶと◎
サーフ釣りで小・中型青物を狙った”ショアジギング”をおこなうなら、適切なロッドパワーは「MMH~MH」だといえるでしょう。
●ヒラメ狙いの場合
(画像:シマノ公式サイト)
サーフ(砂浜)からヒラメを狙うなら、MHパワーがおすすめです。
一般的には、だいたい20~40g程度のルアーの使用頻度が高いとされています。
やや重ため・大きめのシンキングミノーやシンキングペンシル、「ジグヘッド×ワーム」のハイブリット系…など、30g前後のルアーがメインになりやすいです。
そのため、サーフ釣りでヒラメを狙うなら、ロッドパワーは「MH(ミディアムヘビー)」が適切だといえるでしょう。
●マゴチ狙いの場合
(画像:シマノ公式サイト)
マゴチは底で生活する魚。そのため、ルアー選びもやや重めのものがメインになりやすいです。
たとえば、ジグヘッド+ワームやメタルジグなど、30g前後のルアーが選ばれやすい傾向にあります。
マゴチの場合、ハードプラグよりも、やや重めのジグヘッド+ソフトルアーとジグがメインになりやすいため、ロッドにもそれ相応のパワーがもとめられます。
そのため、サーフ釣りでマゴチを狙うなら、ロッドパワーは「MH(ミディアムヘビー)」が適切だといえるでしょう。
2:「長さ」を決める
サーフ釣り用ルアーロッドをえらぶときは、「長さ」にも注目しましょう。
ルアーロッドの長さは、購入するときに迷いやすいポイントのひとつ。
しかし、選ぶときのコツに「シチュエーション(使用環境)から逆算する」というテクニックを使うことで、えらぶべき長さを絞ることができます。
サーフルアー釣りは「9.6~11フィート」が定番
砂浜からのルアー釣りで定番のロッド長は、「9.6~11フィート」です。
8フィート台では遠投性が足りず、かといって11フィートでは遠距離特化しすぎて使いどきがかぎられがち…ということで、一般的には9.6~10フィート程度が入門用ロッドとして人気です。
●マルチに使えるのは9.6フィート
サーフだけでなく、「やや足場の低い堤防などからシーバスも狙うんだよね」という人は9.6フィートで十分です。
9.6フィートなら湾奥シーバスやエギングなどにも使いまわせるので、1本持っておくと便利なレングスです。
※遠浅のサーフだと9.6フィートでは短いこともあります。
まずは通うフィールドの特徴なども考慮しつつロッド長を検討しましょう※
●遠投重視なら10~11フィート
サーフで遠投することのみをお考えなら、10~11フィートがおすすめです。
10~11フィートは遠投性にすぐれており、向かい風へのキャスト性能も◎
「用途はサーフのみ!とにかく遠投重視!」という人は、10~11フィートがピッタリです。
いずれにせよ、ロッドの長さを選ぶときは「使う環境から逆算する」というテクニックを使うと、ロッド選びで迷いにくくなるはず。
3:「価格」で選ぶ
「ロッドパワー」と「ロッド長」が絞れてきたら、最後は『価格(クラス)』をえらびましょう。
ロッドクラスの大まかな分類は、以下のとおりです。
●エントリーモデル(下位)
●ミドルクラス(中位)
●フラッグシップモデル(上位)
エントリーモデル(下位)
エントリーモデルは、価格が「~¥12,000」くらいに位置するロッドです。
下位グレードのパーツや素材が採用されており、ビギナー向けに作られているのが特徴。
とはいえ、感度やパワーは最低限ではあるものの、実釣面において不足のないものがほとんどです。
しかし、低価格ロッドのなかには劣悪なロッドも…。口コミなどを参考にしつつ検討していきたいところ。
「コスパ重視!とりあえず安い道具でスタートしたい!」という人には、エントリーモデルから入ることをおすすめします。
ミドルクラス(中位)
ミドルクラス(中級モデル)は、価格がだいたい「¥13,000~¥35,000」くらいのロッドです。
高級ロッドとはいえないものの、それに匹敵するほどのクオリティ。
ミドルクラスになると、エントリーモデルよりも感度・軽さにすぐれ、ガイドやグリップなどにも高級感が加わります。
「予算はそこそこある。でもどれを選んでいいのかわかんらない!」という場合は、とりあえずミドルクラスを選んでおけばまず失敗しません。
後述するランキングを見れば、1位意外はほぼミドルクラスのロッドが占めていることがわかります。
フラッグシップモデル(上位)
フラッグシップモデル(上位機種)は、価格がだいたい「¥35,000~」のロッドです。
上位モデルのロッドには、各メーカーの最新技術が結集され、なにもかもスペシャル&ゴージャスな作りになっています。
超高感度・軽さ・素材そのものの価格・使われているパーツのグレードの高さ…などなど、下位・中位モデルにはないブランド性が魅力です。
「予算は問わない。最高で最強の高級ロッドが欲しい」という人にはフラッグシップモデルがピッタリ。
【ランキング10選】サーフの釣りにおすすめ!人気ルアーロッドまとめ
この項目では、通販サイトで人気のあるサーフ釣り用ロッドをピックアップ。
売れている順でランキングにしたので、気になるロッドがあったらチェックしてみてください。
↓クリックするとその項目をすぐに読むことができます↓
1位:メジャークラフト「ソルパラX」
人気ロッドメーカー「メジャークラフト」社のエントリーモデル。
通販サイトで人気のショアジギングロッドです。
どこでも気軽に釣りができるように、持ち運びにすぐれた振り出しタイプになっているのが特徴です。
高密度で感度にすぐれた滑りにくいEVAグリップは、手を汚しやすいサーフに釣りにおいてメリット大。
価格もリーズナブルなので、サーフ釣りビギナーに◎
2位:シマノ「20 コルトスナイパー XR」
フィッシングメーカー大手の「シマノ」社の中級モデル。
ルアーフィッシングにもとめられる『遠投性・軽さ・シャープ・パワー』のバランスが突き詰められた、シマノテクノロジー満載の人気ロッドです。
キャストするときに捻れとパワーロスを軽減する「スパイラルXコア」が採用されており、向かい風でもパワフルなキャストが可能な作り。
「シマノのミドルクラスで人気のロッドが欲しい」という人にピッタリ。
3位:シマノ「21 コルトスナイパーBB」
シマノの人気シリーズ「コルトスナイパー」の廉価モデル。
一般的なロッドはキャストするときに”捻れ”がうまれやすく、狙ったポイントにルアーを投げにくのがネック。
当ロッドには捻れに強い「ハイパワーX」が搭載され、高いキャスタビリティーを実現します。
また、ガイドフレームにはステンレスフレームKガイドが採用。 PEラインを使ったときの糸絡みを軽減してくれる作りになっています。
コストパフォーマンスもGOOD!
4位:シマノ「18 ディアルーナ」
シマノ社のサーフロッドのなかで中級モデルに位置する「ディアルーナ」。
「より軽く・より強く」をコンセプトに、シマノの高度テクノロジーが採用されているのが特徴です。
旧ディアルーナよりも約14%(23g)の軽量化がほどこされているため、疲れやすいサーフの釣りにおいて有利な作りだといえるでしょう。
5位:シマノ「ネッサ BB」
シマノ社のサーフ専用シリーズ「ネッサ」の廉価モデル。
廉価モデルではあるものの、とにかく軽い作りになっているため、疲れにくい仕様になっているのが特徴です。
また、捻れに強いハイパワーXや、軽くてタフなCi4+リールシート、糸絡みしにくいステンレスフレームKガイド…などなど、中級モデルに匹敵するともいえるスペック。
「シマノのサーフ専用ロッドが欲しい!でもコスパは大切にしたい」というアングラーにピッタリなロッド。
6位:シマノ「19 ソルティーアドバンス」
ジギング・スーパーライトジギングにチャレンジしてみたいと考える人に向けて作られた、エントリーモデル。
エントリーモデルながらも、その高品質な作りはミドルクラスに迫る勢い。
一般的なロークラスのロッドは、重くてダルく、パワー不足になりがち…などがネックになりやすいですが、本アイテムは軽くてシャープな作り。
1本でさまざまな魚種に対応するようになっているので、サーフからマルチな釣りを楽しみたいアングラーに◎
7位:ダイワ「21 シーバスハンターX ・R」
ダイワの伝統シリーズ「バスハンター」は、その名のとおりシーバス用ロッドとして人気があります。
ネジレに強く、それでいて軽量さがウリの高品質カーボンが採用され、リーズナブルな価格ながらもキャスト性にすぐれた作りです。
くわえて、手にフィットしやすく疲れにくいリールシートと、糸絡みをおこしにくいKガイド…という組み合わせは、サーフでキャストを繰り返すタフなアングラーにピッタリ。
シーバスだけでなく、ヒラメやマゴチなどにも対応する作りなので、「サーフで便利に使えるエントリーモデルを探している」という人におすすめ。
8位:ダイワ「ラテオ・R」
ダイワ社のミドルクラスに位置する「ラテオ・R」は、ルアーフィッシングを楽しむアングラーに支持される人気シリーズ。
シーバス用ロッドではあるものの、そのマルチな使い勝手から、サーフ釣りにもGOOD。
ハイクオリティのブランク、軽量で感度にすぐれるシート…などなど、ハイエンドモデルに迫る軽快さが魅力の1本です。
高級感のあるネーミング部やリングデザインもカッコ良さげ。
9位:ヤマガブランクス「アーリー・フォーサーフ 105MH」
サーフで釣りをする中・上級者アングラーに人気の「アーリー・フォーサーフ」。
遠投性に長けた作りになっており、それでいて軽快性と快適なキャストフィールを重視して作られているロッドです。
サーフの釣りではヘビーウェイトのルアーを延々と投げ続けることになりますが、当ロッドはすべてのモデルがアンダー200gと軽量な作り。おかっぱりでの疲労軽減に貢献します。
また、サーフだけでなく磯やゴロタ浜などでのルアーフィッシングにも使えるので、1本でマルチに楽しみたいアングラーにもピッタリだといえるでしょう。
10位:シマノ「ワールドシャウラ BG」
シマノのプロアドバイザー・”ミラクルジム”こと村田基氏が監修したフラッグシップモデル。
ビッグフィッシュ対応の作りになっており、『妥協なき遠投性能&モアパワー』がコンセプトのロッドです。
仕舞い寸法130cmという構成はもちろん、どんな釣り場でも目を惹くスーパーレッドカラー塗装は、村田基氏ファンなら”堪らない”仕様だといえるでしょう。
世界中を飛び回った村田氏だからこそ作ることのできたミラクルなロッドをぜひ堪能してみては…?
【ランキング10選】サーフの釣りにおすすめ!人気ルアーロッドを紹介 & 選びかたのコツ|まとめ
サーフルアーフィッシングに人気のロッドをランキング形式で紹介しました。
人気・定番のサーフロッドを使うことで、よりルアーフィッシングを楽しめるようになるはず…!
気になるロッドがあったらチェックしてみてはいかがでしょうか。
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