ハーレーダビットソン「XLH883」という大型バイクに乗っていたのですが、ワケあって手放す決心をしました。
バイクを手放した理由や、決心した理由、学んだことについて書いていきます。
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もくじ
大型バイクを降りた。ハーレーを泣く泣く手放したときの話
バイクを手放す決心をした理由
ハーレーダビットソン「XLH883」。
かなり愛着のあったバイクでしたが、降りる決心をしました。
大型バイクを降りたワケは、以下のとおりです。
●家族を大切にしたいから
●バイクの”負の面”と向き合った末…
ハーレーショップのスタッフによると「経済的な理由で手放す人はおおい」とのことで、さらに「子供ができた、結婚した、引っ越しする…などの理由で手放す人もおおいですね」とも言っていました。
愛着のある大型バイクを降りるのは心苦しいものがありますが、僕と同じような理由でバイクを手放す人は少なくないのだと知り、なんだかホッとしたというのが本音です。
経済的な理由でバイクを手放すことにした
ハーレーダビットソン「XLH883(ハガー)」は、大型の外車バイクということもあり、維持費もやや高めでした。
…といってもべらぼうに高いワケではありませんが、ガソリンがハイオクであることと、燃費の悪さ、車検費用などを捻出するのがシンドくなってしまい、経済的な理由で維持ができなくなってしまったのです。
現在所有している、ホンダ「グロム」の維持費が激安ということもあり、「125ccだけで十分かも」と思った…というのも手放した理由の1つ。
●お金がないなら、別の楽しみ方をすればいい
また、歳をとるにつれ、「無いものねだりをするのではなく、”持っている、在るものを大切にする”」という考え方に変わってきたので、125ccでも十分だよなぁ…と。
「見栄を張らなくてもいいし、誰かと競う必要なんてないんじゃないか」
「排気量マウントとか、ブランド感とか…もういいかな」
上記のような考え方になっていったのも、大型バイクを手放した理由です。
バイクを降りた理由は「家族を大切にしたいから」
バイクに乗るのはリスクもあるため、守るべきヒトの存在を考えたら、ちょっと乗りづらいと感じることもありました。
「バイクで出かけてくる」と行ったときの家族の不安な顔が気になりはじめたし、僕自身もバイクに乗るのにビビっていたので、降りる決心をしたのです。
「子供ができた、結婚した」などの理由でバイクを降りる人もいるかと思いますが、僕自身もおなじ理由ですね。
数年前までは「家族<自分」という優先順位だったということにも気づきました。
しかし、歳をとるにつれて家族を大切におもう気持ちが高くなり、優先順位も変わっていき、お金をかけるべき対象が変わっていったのです。
たとえば、以下のようなことを考えはじめたら、もうバイクを降りるタイミングなのかな…と。
●車検費用で、家族に美味しいランチを食べさせてあげることができる
●事故ったときの家族への負担
僕は幼いころに父親を亡くしているので(バイク事故ではありません)、遺族のキモチが痛いほどわかります。
「もう自分だけが楽しければいい、という歳でもないのかもしれない」という現実と向き合った結果、バイクを降りる決意をしました。
「どうにかバイクを維持したい!どうにかバイクに乗りたい!」ではなく、「この金と時間があったら、〇〇ができる」と考えるようになったなら、バイクを降りるタイミングなのかもしれませんね。
125ccでちょいちょい近所を走って楽しみつつ、家族を大切にできたらいいなぁと思います。
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バイクの”負の面”と向き合った
バイクは楽しいですし、魅力もたくさんあります。
が、楽しさや魅力などのポジティブサイドだけしか見れていなかったと反省中。
バイクを手放すか迷っていたとき、デメリットやリスクについて、以下のようなことを考えました。
●ウン万分の一かもしれないが、事故をおこす(巻き込まれる)可能性がある…という現実と向き合っているか?
●ライダー側がどれだけ注意していても、事故に巻き込まれるリスクがある
●ただ”楽しい!”だけでなく、ちゃんとリスクやデメリットと向き合っているか?それでも乗りたいと思えるか?
上記のことを考えたときに思ったのは、「そこまでして乗りたいとは思えない」ということです。
自分の中での価値観が「リスク(デメリット)<リターン(メリット)」であるなら乗り続けばいいのですが、僕の中では逆だったことに気付いたのです。
●「自分は大丈夫」という気持ちが事故を招くかもしれない
「正常化バイアス」という言葉をご存知でしょうか。
正常化バイアスとは、端的にいうと「自分なら大丈夫、事故はしない」という脳内補正っぽい心理のことをいいます。
かなり気をつけて走行しているつもりでしたが、たまにTシャツにジーパンという軽装でカジュアルに乗ったりすることもあり、危機管理が甘かったと反省中。
心のどこかで「自分は事故に遭わない、軽装でも大丈夫!」など正常化バイアス心理が働いていたんだと思います。
バイクの魅力やメリットだけでなく、危険性やリスクとしっかり向き合ったうえで「それでも乗りたいか」と考えたところ、『そうでもない。ほかに大切にしたいことがある』と感じたため、手放すことにしました。
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大型バイクを降りた。ハーレーを泣く泣く手放したときの話|まとめ
かなり愛着があった大型バイク、ハーレーダビットソン「XLH883(ハガー)」を手放したときの体験談を書いてみました。
経済的な事情もあって、大好きなバイクを泣く泣く手放してしまいましたが、自分がいかに甘い考えでオートバイに乗っていたのかを学ぶことができたので、良い経験になったとも感じています。
バイクを手放す決心は「自分の中で、ものごとに対する優先順位がかわった時」なのかもしれないな、と感じた出来事でした。
●失敗しない選び方
●購入体験談・失敗談
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