シマノ「20ゾディアス 166ML」がお気に入り。
主に1/4~1/2ozのハードルルアーに使用しているのですが、とても使いやすいです。
今回は、20ゾディアス166MLの「ハードルアーにおいての使用感・インプレ」を書いていきます。
もくじ
- 1 【インプレ】20ゾディアス166MLは1/4〜3/8ozのハードルアーが最高に気持ちいい
- 2 シマノ「ゾディアス166ML」は”ライトプラッキングスペシャル”
- 3 1/4oz前後の小型ハードルアーに
- 4 感度伝達に優れる「カーボンモノコックグリップ」が搭載
- 5 【インプレ】ゾディアス「166ML」で1/4~1/2ozのハードルアーを投げてみた感想
- 6 1/4~1/2ozのクランキングに最高
- 7 近・中距離のカバークランキングが最高!
- 8 8~10cmサイズのジャークベイトにも良い
- 9 適度に柔らかいので、ルアーが”バイトゾーン”から離れすぎない
- 10 ジャークベイト専用ロッドには少し長いかも
- 11 キャストが決まる「軽くて曲がるブランクス」が搭載
- 12 遠投性能は低め〜そこそこ
- 13 ●3/8ozルアーの遠投性能を求めるなら166M
- 14 カーボンモノコックグリップを使ってみた感想
- 15 カーボンモノコックグリップは耐久性に難あり?
- 16 まとめ:【インプレ】20ゾディアス166MLは1/4〜3/8ozのハードルアーが最高に気持ちいい。”ライトプラッキングスペシャル”的なロッド。
【インプレ】20ゾディアス166MLは1/4〜3/8ozのハードルアーが最高に気持ちいい
シマノ「ゾディアス166ML」は”ライトプラッキングスペシャル”
【166ML】
適応範囲の広いミディアムライトモデル
繊細さとパワーを両立したライトバーサタイルモデル。喰わせ重視のワーミングから小~中型プラグまで対応。オカッパリはもちろん、ボートでもしっかりと活躍します。
シマノ「20ゾディアス166ML」は小・中型ルアーを快適に扱えるように作られており、だいたい1/4〜1/2ozのルアーを気持ちよくキャストすることが可能なロッド。
ノリーズロッドっぽいネーミングを付けるとするなら、「ライトプラッキングスペシャル」といったところでしょうか。
小型クランク、シャッドクランク、コンパクトスピナーベイトなどなど、小・中型ルアーを扱うことに長けたロッドとなっています。
1/4oz前後の小型ハードルアーに
20ゾディアス166MLは、だいたい7g~12gの小型ハードルアーを気持ちよく扱えます。
さすがにベイトフィネスロッドで扱うレベルの小型ルアー辛いですが、ルアー重量が7gを超えるものであれば気持ちよく投げることが可能です。
最近出回っている”シャッドクランク”を扱うときに感じられた「ミディアムパワーのロッドだと投げにくい。でもベイトフィネスだとパワー不足」といった悩みを解決してくれるロッドですね。
1/4~3/8ozの小さなスピナーベイトやスモールクランクベイトが快適。
野池のオカッパリ用ロッドとしても心強い武器となってくれる印象で、個人的に大好きなダイワ「ピーナッツ2」が気持ちよく扱える点もおすすめポイント。
”野池キラー”的なロッドとも言えるかもしれませんね。
感度伝達に優れる「カーボンモノコックグリップ」が搭載
20ゾディアスには「カーボンモノコックグリップ」が採用されています。
以下、シマノ公式によるカーボンモノコックの解説↓
リアグリップをカーボン一体成型の中空構造に仕上げ、水中からの振動を活き活きと伝えるシマノ独自のロッドテクノロジー「カーボンモノコックグリップ」を採用。
ブランクスを介して手元に伝わる水中の変化は、クリアかつ明確。従来比130%の高感度を実現する情報伝達能力に加え、かつてない軽さを身に付けた革新的な機構は、優れた機能とデザインを両立。
よりシビアなコンディションでその差を体感できます。
これまでカーボンモノコックは、シマノ社のハイエンドモデルのみに採用されていた技術でした。
しかし2020年からゾディアスシリーズにも搭載され、発売当時に話題となったことは記憶にも新しいです。
実際に使ってみたインプレは後述にて!
●「20ゾディアス166ML」の詳細はコチラでチェックできます↓
【インプレ】ゾディアス「166ML」で1/4~1/2ozのハードルアーを投げてみた感想
1/4~1/2ozのクランキングに最高
シマノ「20ゾディアス 166ML」は、近・中距離のクランキングゲームに最適です。
房総リザーバーやマッディシャローレイク、野池などでのクランキングに使いやすいロッド。
ラッキークラフト「R.T.O 1.5」やダイワ「ピーナッツ2」など、3/8ozのクランクベイトが快適に扱えます。
ゾディアス166Mだとこの辺のルアーが扱いにくいですが、166MLなら超快適!
スモールクランクを使った”カバークランキング”も快適で、ルアー重量が7gもあればキャストしやすく、細かなキャストもビシバシ決まってくれます。
ただ、7gあたりのルアーはダブルハンドだと決まりにくいと感じることも。
スモールクランクを扱う際はシングルハンドキャストのほうが決めやすいですね。
ゾディアス166MLは、だいたい1/4~1/2ozのクランクベイトが気持ちいいロッドだと感じます。
スモールクランクを投げられる低価格なクランキンロッドを探している人にもおすすめ!
近・中距離のカバークランキングが最高!
クランクベイトをカバーにぶち込んで使う「カバークランキング」も行いやすいです。
カバーにコンタクトした際にルアーがスタックしすぎないので、投げやすいけど根がかりしにくい。
ただ、カバーに対して舐めるようにトレースしたいならグラスコンポジットが有利かと思います。
勢いよくリールを巻きすぎてしまうと、ルアーがカバーにコンタクトした際にピンから離れてしまいやすいので、ストライクゾーンも短くなりやすいかな…とも感じます。
ゾディアス166MLは、
「根がかりを気にせず積極的に」
「ショートディスタンスで軽快にロッド振り抜く」
「クランキングをやりたい!でも専用ロッドではなく、小型ルアー全般を幅広く使いたい」
こんなロッドを探している人におすすめなロッドだと感じました。
クランキング専用!っていうよりは、クランク”も”扱いやすいMLロッドといった印象です。
●「20ゾディアス166ML」の詳細はコチラでチェックできます↓
8~10cmサイズのジャークベイトにも良い
ゾディアス166MLは3/8oz前後のジャークベイトにも良いカンジです。
ロングA 14Aやラトリンログなど、8~10cmクラスのジャークベイトが使いやすく、キャスト・ジャークともに気持ちよく扱うことが可能。
11~12cmクラスになるとダルいですが、「ジャーク時にルアーの移動距離を抑えたい」という意図なら良いかもしれません。
適度に柔らかいので、ルアーが”バイトゾーン”から離れすぎない
ジャーク時にロッドの柔らかさがクッションになってくれるため、ルアーが動きすぎないのもGOODなポイント。
狙っているバイトゾーンを維持しやすい印象で、ルアーが”ピン”から離れすぎない。
購入当初はやや柔軟すぎるとも思いましたが、使い込んでいくにつれ、166MLの柔らかさはジャークベイトを扱うための大切な”アソビ”として機能してくれるのだと感じました。
ジャークベイト専用ロッドには少し長いかも
ジャークベイトロッドとして優秀な166MLですが、長さが6.6フィートなのでジャーキング専用ロッドとして使うには不満を感じることも。
平地でのオカッパリ、デッキなしのレンタルボートだとティップが水面を叩くこともあるので、ロッドワークの快適指数はやや低め。
ただ、レンタルボートなどでミドル・ハイデッキを使用するなら問題ないレベルなので、個人の体格などによっても変わる意見だと思います。
横さばきのジャークをする人なら全く問題ありません。
【関連記事】ジャークベイトに使いやすいロッドをまとめた記事はコチラから読むことができます↓
キャストが決まる「軽くて曲がるブランクス」が搭載
ゾディアス166MLはよく曲がるブランクスが搭載されており、キャスト精度アップに貢献してくれます。
MLパワーなので当然とは言えますが、キャスト時にロッドがしなやかに曲がってくれるので、ピンポイントにビシバシ決まるんですよね。マジで気持ちいいロッドです。
長さも6.6フィートと取り回しに優れたレングスなので、バス釣り初心者にもぜひおすすめしたいロッドだと感じます。
また、20ゾディアス166MLは非常に軽量なのも注目ポイント。
ダブルハンド・シングルハンドともに快適に行えるのもお気に入りポイントです。
僕は手首に腱鞘炎をかかえていますが、1日中シングルハンドで投げていても疲労感を感じにくかったです。
20ゾディアス166MLは、筋力が低い人や、お子様や女性などにもおすすめしたい優秀なロッドですね。
遠投性能は低め〜そこそこ
近・中距離へのキャストアキュラシーに優れるゾディアス166MLですが、遠投性能はそこまで高くありません。
ロッド自体の柔らかさとレングスが関係しているためなのか、「巻物ルアーを大雑把に遠投してサーチ!」といった使い方には向かないロッドなのかなぁと感じています。
●3/8ozルアーの遠投性能を求めるなら166M
上記のような使い方であれば、166Mのほうが合っています。
166Mのほうが張りがあり反発力が高いため、遠投するなら166Mが合う感じですね。
カーボンモノコックグリップを使ってみた感想
正直なところ、ハードルアーにおけるカーボンモノコックグリップの恩恵は、今のところ感じられていません。
ルアーの巻き感度はリールのセッティングなどによっても変わってきますし、そもそも僕自身の”巻き”の熟練度もフツーなので、カーボンモノコックのメリットはイマイチわからない…というのが本音です。あくまでハードベイトにおいて、ではありますが。
カバークランキングをした際、障害物を感知する能力は…フツーです。
「カーボンモノコックすげぇ!」と感じることはほとんど無いですが、もう少し使い込んでみないとわからないので、またブログにてお知らせします。
底物・撃ち物、ライトリグなどを使用しないとカーボンモノコックの恩恵は感じられにくいのかもしれませんね。
まだワーミングを試していないので、今後ブログにて追記していきます。
カーボンモノコックグリップは耐久性に難あり?
先日、カーボングリップを破損させてしまいました。
某リザーバーのレンタルボート店にて、金属製の網目状の床にグリップエンドがスポっとハマってしまい、抜いたときに破損してしまったのです。破損というか、ゴリっと傷ついた感じですね。
僕は他にもカーボンモノコック採用ロッドも所有しているます(ワールドシャウラ2701FF)が、そちらは全く傷ついていないので、グリップ自体の耐久性が問題ではないと思います。完全に僕のミスです。
カーボンモノコックは通常使用ではそんなに傷つかないのですが、擦り傷には弱めなので、一応記録として記載しておきます。
●「20ゾディアス166ML」の詳細はコチラでチェックできます↓
まとめ:【インプレ】20ゾディアス166MLは1/4〜3/8ozのハードルアーが最高に気持ちいい。”ライトプラッキングスペシャル”的なロッド。
シマノ「20ゾディアス 166ML」を実際に使ってみたので、体験談をもとにしつつインプレを紹介してみました。
1/4~1/2ozのハードルアーならどんなものでも一通り扱えるので、オカッパリ・ボート問わず重宝しています。
ゾディアス166MLは、以下のような人に使ってみてもらいたいロッドですね。
●1/4~3/8ozの小・中型ハードルアーを幅広く扱いたい人
●近・中距離で、10g前後のクランクベイトやコンパクトスピナベを投げたい人
●野池で使いやすいベイトロッドを探している人
●バス釣り初心者の人
●「20ゾディアス166ML」の詳細はコチラでチェックできます↓
【こちらもお役に立つかもしれません】