mh〜hパワーのロッドと、汎用性の高いリールを組み合わせて釣りを展開する「ヘビーバーサタイル」。
ロッドとリールの組み方はわかりやすい部類ではあるが、ラインセッティングに関してはどう考えていけばいいのだろうか。
今回は「ヘビーバーサタイルタックルに合わせるライン」について考察していく。
もくじ
ヘビーバーサタイルタックルのライン考察。太さは?
ヘビーバーサタイルに使うラインは、フロロ16~20ポンドがベース
「ヘビーバーサタイル」
ロッドパワーにもよるが、ヘビーバーサタイルにはフロロカーボン16〜20ポンドを使うのが一般的だ。
プロアマ問わず、ヘビーバーサタイルな釣りに使うラインの太さは、概ねフロロ16~20ポンドが基本。
例えば、オカッパリで人気のアングラー・川村光大郎氏はヘビーバーサタイルタックルにはフロロ16ポンドを使用している。
ヘビーバーサタイル用
ロッド:スティーズSC6111HSBキングバイパー
リール:スティーズSV TW7.1
ライン:スティーズフロロ・タイプモンスター
オカッパリをメインに釣りをする川村氏の場合、Hパワーロッドにフロロ16ポンドを合わせることが多い。
僕自身の経験においても、ヘビーバーサタイル用のタックルにはフロロ16〜20ポンドを組んでおけばトラブルが起きにくいと感じる。
ヘビーカバーへのフリップや、2ozクラスのビッグベイトのみの使用であるならフロロ20ポンドまで上げる。
オカッパリでそこそこ軽量なリーダーレスダウンショットリグや〜3/8のコンパクトジグを扱うなら16ポンド。
いずれにせよ、釣りをする環境や使うルアーなどを考慮してラインの太さを決めるのが大事だ。
ヘビーバーサタイルのラインの太さを選ぶ目安
ヘビーバーサタイルに使うラインの太さを選び目安はどんなものがあるのか。
ラインの太さを決める基準となる要素は以下の通り。
使うルアーのサイズとフックサイズを目安にする
デカい・太いフックが搭載されたルアーをしっかりフッキングするためには、ロッドにそれ相応のパワーが必要。
太くてデカいフックを使うなら、強いパワーのロッドと太いラインを。
細いフックを使うなら、ロッドパワーは弱くてもよいし、ラインも細くてもよい。
1oz前後の少し大きなハードルアーなら、フロロ16ポンド、ナイロン20ポンドもあれば十分フッキングできる。
2ozのビッグベイトの場合も同様のポンド数で構わない。
コレをベースにして、釣り場の環境に合わせてラインの太さを絞り込んでいくとわかりやすい。
釣り場の環境を目安にラインの太さを選ぶ
ヘビーバーサタイル用タックルに使うラインの太さ選びは、釣り場の環境から逆算して選ぶこともできる。
例えば、カバー多い・濃いならラインは太く。
カバーがない皿池やダム、河川ならラインはそれほど太くなくても良い。
ヘビーバーサタイルの場合、前者はフロロ20ポンド、後者はフロロ16ポンド…というように使い分けていくとわかりやすい。
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まとめ ヘビーバーサタイルに使うラインの太さはフロロ16~20ポンド、ナイロン20ポンド前後が基本。
ヘビーバーサタイルに使うラインの太さは、
上記を基本とし、カバーの量や使うルアー(フックサイズ)などを考慮して選ぶと失敗しにくい。
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